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陽菜子は、中学受験をひかえた小学6年生。勉強も家の手伝いもするよういわれているが、いそがしい兄は家事をしなくていいらしい。
もやもやした気持ちをかかえてすごすある日、ふしぎな女の子と出会って……!?
あたらしいガール・ミーツ・ガール!
親は、自分が絶対に正しいと思いこんでいる。
自分の子どもだから、絶対にわかりあえると信じている。
でも、正しさはひとつじゃない。
わかりあえるのも、相手の気持ちを大事にしたときだけだ。それは他人同士のときと同じだ。
わたしは、親に支配されたくない。わたしは、わたしの道を行きたい。
(本文より)
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Posted by ブクログ
良かった。魚住さんの作品は、どれも小学校高学年くらいから読めそうなやさしい文体。でもこの本の内容は、大人の女性になってこそ分かるのではないかと思った。
特に、主人公の母親の気持ち。
主人公は中学受験のための塾が嫌になってきている。理由は友だちと遊べないから。また、女である自分だけ家事の手伝いがあるのに、中学生の兄はほとんど何も言われないこと。
それについてを母親に文句を言うと、きまって
「お母さんの子供のときはもっとたくさんの家事をやって、勉強もやってた。」と言われてしまう。
でもこのお母さんも、成績がよく一流の会社に入ったのに、夫の転勤についていくために泣く泣く退職した過去があった。
子供といる時間を優先するのか、仕事なのか、私も悩んだことがあるから分かる。
また、主人公の理不尽な気持ちも分かる。家事に関しては、最後母親が理解してくれて、兄にもやらせることになったけど。
手帳を開くと出てくるスージーという女の子。彼女に話を聞いてもらううちに、主人公は変わっていく。
塾をさぼったりもしたけど、最終的には自分がどうしたいか考えられるようになった。
よい読後感だった。
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