シリーズ「あいだで考える」 根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ

シリーズ「あいだで考える」 根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ

1,760円 (税込)

8pt

著者の映画作品『プリズン・サークル』は、日本で1か所だけ、刑務所の中で行われているTC(回復共同体)という対話による更生プログラムを、20代の受刑者4人を中心に2年間記録したドキュメンタリー。本書はこの映画を手がかりに、著者と10代の若者たちがサークル(円座になって自らを語りあう)を行った記録。映画に登場する元受刑者の2人や、犯罪被害の当事者をゲストに迎え「被害と加害のあいだ」をテーマに語りあう。

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シリーズ「あいだで考える」 根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月02日

    この本、とっても面白かったです!
    10代など若い子向けの本を、親世代の私が読んでも、非常に感銘を受けたので、若い子が読んだら、きっと世界が変わるんじゃないかなと思います。

    私も日頃から、悲しいニュースなどを見て、加害者の肩を持つわけじゃないけど、可哀想だな…こんな事件を起こす前に誰か気づいてあげら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月23日

    自分が今まで関わったことのない人の話を聞けることがかなり新鮮だった。そして対話している4人が悩みながらも自分の言葉で言語化していくのを見て、「わからない」の一言で済まさずに思ったことだけでも言葉にしていくことの大切さを感じた。修復的司法という考え方を初めて聞いたが、確かに大切な考え方だと思う。もう少...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    めちゃくちゃ良かった!
    色んな人がこのシリーズに興味を持って
    自分から手に取ることで、想像力が広がり
    それぞれの思っていることを言語化&話しやすく
    なるんじゃないかと思った。

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    Posted by ブクログ 2024年04月06日

    あまりの情報量というか、自分が触れてこなかった未知の状況・感情が多すぎてショックが大きかった。いかに自分が何も知らないか、何も考えていなかったかを痛感し、対話に参加した方々の言葉が思慮深くてもう感情がぐるぐるしてしまった。今ここにいるすべての人にバックグラウンドがあり、ヒストリーがあり、理由がある。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月04日

    #根っからの悪人っているの
    #坂上香
    #創元社
    気に入った #あいだで考える シリーズです。#プリズンサークル という映画を作成した映画作家がファシリテーターとなり、一般の若者と映画に出ていた少年犯罪の加害者(被害者でもある)と被害者が対話する。居場所と対話。誰にでも必要なものなのだ。

    0

    Posted by ブクログ 2024年04月19日

    自分の感情の筋肉を鍛えていくこと、それは自分もまだまだできていないと感じた。
    「自分が今この瞬間に何を感じているか?」という意識が無くなってしまうほど、日々の仕事に追われていたり。それを考えないように、周りに合わせるように半ば強制された学校という教育の場での過去があったり。筋肉を使わない癖が知らない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月16日

    映画「プリズン・サークル」を見てから、著者の本をいくつか読んでいますが、このタイトルにある、根っからの悪人っているの?という問いかけが常にあるような気がします。その答えは対話から導かれること、個別性があり、各人がその答えを考えるよう問われているように感じました。言葉は優しいですが、内容は決して優しく...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年12月30日

    映画プリズンサークルを見ました。
    映画に出てくる元受刑者と青少年との対話等が中心です。佐賀バスジャック被害者の方との対話もあります。
    心に響く、考えさせられる内容でした。
    大切な本になりました。

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    Posted by ブクログ 2023年11月13日

    受刑者が自らの生い立ちや犯罪について語り合う刑務所での更生プログラムを映したドキュメンタリー映画『プリズンサークル』。そのプロデューサーが10代の若者と、映画に出演した加害者、被害者たちを集めて行ったワークショップの記録である。
    万引きをやめられない青年。友人のために人を殺してしまった青年。中学生に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    著者がファシリテーターとなり、4人の学生とそれぞれ別の事件に関わった加害者(刑余者)、被害者を交え、対話していく。
    学生達の言葉が皆聡明で素晴らしいなと思った。計5回の対話の中で湧き上がる意見や感情はリアルで、学生達の最後の質問への返答からその交流の場がとても有意義なものだったと伺える。立場や考えの...続きを読む

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