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東大教授たちによる、最先端の未来予測! 人工知能、GAFA、宇宙開発、病気との闘い… テクノロジーの未来を解き明かす、日本最先端の知の巨人が集合!
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Posted by ブクログ
東大教授「未来予測10」 理科系視点発想が異質 技術革新期なおさら 日本は理系を特殊視 7割は文科系 東大法学部を頂点とするヒエラルキー 専門家を否定 1.ブレストより雑談に意義 2.コマンダー教育とソルジャー教育 日本は兵卒は優秀 将校は愚鈍 3.移民→多様性 セレンディピティ 4.複利の活用 元...続きを読む本 利率 運用期間 5.指数関数の恐さ 6.仮説ドリブン→データドリブン 7.一番大切な「想像力」
IT、宇宙、バイオ、そして、イーロンマスク。テクノロジーがここまで進んでたのか、という驚きと、そして楽しい、ということ。科学へのリスペクト、大事ですね。誰かを悪者にする風潮、これホント自分で自分の首を絞めてますよね。このシリーズ、是非、続編を読みたいです。いろんな学問の分野で。
知的好奇心が脳汁を刺戟 前原政之さんから。 雑談だからひとつのテーマに沿った内容ではなく、飛び出す話題も最尖端科学分野の多岐にわたる。一言では説明しづらいが、とにかく示唆に富む。そのおもしろいことおもしろいこと。 とにかく未来の発展に期待が持てるし、えっと思ふやうなこともたくさん。たとへば、宇...続きを読む宙やイーロン・マスク、コマンダー教育の話は必見である。 空中のテレビ電波からエネルギーを取りだして直流電流にする話を聞いて、昂奮しないわけがない。
やっぱり、最先端の技術の研究をしている人達の発送はすごい。こんなことが出来るようになるのか、とワクワクする。 日々目の前のことでいっぱいいっぱいになるけど、たまにはこういう新しい発想もインプットしたいな。 読み応えがあったけど、平易な言葉で解説してくれていて、比較的分かりやすかった!
巻末にQRコードがついていて、そこから本書の座談がYouTubeで見られる。私は先に動画で参加者の顔だけ確認して読み始めた。その方が臨場感が増すからだ。 内容は未来予測とあるように先端技術や最先端の研究に基づく未来感であり知的刺激に富んでいて面白い。知識や論理もさることながら頭が柔軟というか、発想...続きを読むの自由さに驚かされる。教授たちは学内での活動だけではなく、スタートアップにも関わっており、ビジネス界隈の話としても学びが多い。 ー 人間の脳にアルゴリズムを学習させるためのタスクを言語タスクと定義しているが、このタスクをうまく使うと徐々に学習されていくと言う構造が作れる。というのも、人間はある意味学習ベースのチューリングマシンだからだ。 ー 英語の発音をネイティブに修正する技術もベンチャーで開発されている。 ー 私たちの脳は大体20ワットの電力を消費すると言われる。 ー 国際宇宙ステーションは2030年で運用終了。作り替えに対しては民間企業がやることになっている。 ー 脳の中のゴミが溜まって、掃除をサボったような状態になる。そのゴミというのが、アミロイドβとタウ。アミロイドβは神経細胞が外に出しているタンパク質で、タウは神経細胞の中に存在するタンパク質。これが認知症の原因になる。 原理を解明し、テクノロジーに応用する事で、未来は今より自在性を増していく。それが幸せなのかは、チート状態のゲームがつまらないという経験からも、分からない。良くなれば良くなる程幸福、というものではないだろうという気がする。否応なく、世界は徐々に変わっていく。
さすがに東大教授が大勢集まると面白い.私のような高齢者から見ると「本当かな?」という部分もなくはないが,皆さん,とにかく新しい方向を探ろうという姿勢がすばらしいと思いました.書かれた方向そのままかどうかは別として,新しい未来が切り開かれることを期待します.
教授の皆さんがとても楽しそうに話されていて、 SFの映画や小説も出てくるので、とてもロマンもありました。 最先端のことに取り組むって、とてもワクワクするものだなーとあらためて思いました。 情報・通信の対談で話されていた、 無線で、というか、いつのまにか、空気によって充電できているっていうのは...続きを読むとても便利だなーと思いました。 宇宙のお話で話題になっていた、エントロピーの法則。 エントロピーの高まりに対抗するには、成長すること。 空間的に広げることでもあり、だからこそ、宇宙に出ていく必要があるともがなされていました。 時間的にもなのかな、最初の章で、PDCAを速く回すことで運用期間を大きくする取り組みがなされている、とありました。 広く、速く、の時代は終わったともいわれますが、科学的には必要なのかな。 *そしてもう*一つは、人間自身の認識、視点、視野を広げ深めることでもあるのではないかと思いました。物事は混ざり合っていく。でもそれを整える対抗軸となるのが、同物事をとらえ、理解していくか、という視点でもあるのかなーとか。 異なるものを混ぜるだけではなく、組み合わせてまた新しも物を作ることが、私たち人間にはできるのだろうと、思ったりしました。 部屋の片付けも、もう少し成長してうまくなりたい。 最も身近で興味深かったのは、細部に迫る最後の章、病気と生命についての対談でした。 腸内細菌がどれだけ私たちの心身、そして脳機能にも影響しているか。 「腸で吸収した栄養が血管を通って脳に行くわけですから、どこかひとつでもわるくなると、それぞれのところで病気になるということはあると思います」 230 記憶について解明されていない点が多いというお話。 認知症になると昔に記憶したことは脳のどこかに残っているけれども、最近の記憶がどんどんなくなっていくとのこと。 最近の記憶がなくなると古い記憶が取り出せる場合もあるようですが、 記憶の研究は、長らく、今見たものを覚えることについてだったようで、古い記憶がどこにあって、どう処理されているかは、まったくわかっていない、らしい。 235 そして意識も。麻酔によってなぜ意識がなくなるか、分かっていないらしい。怖い! igA抗体なんて聞いたことありませんでした。 腸だけではなく、全身の表面を覆っている、皮膚以外の粘膜に出ているらしい。ウィルスの侵入口である粘膜で、それを防ぐ役割を持つ粘膜抗体らしい。 ちょっと難しかったですが、 科学も芸術と一緒で、その発展にはその取り組みを支えるパトロンがとても大事だということはとても興味深い視点でした。 エリート、貴族のすること、と言ったらなんだか言い方が現代的には微妙ですが、 すぐに見える形で結果が出ない者に対して、あるいは定量的に結果を図れるものではなかったりする分野に対して、そこにどれだけ投資したり、サポートしたりする余力があるか、視点があるか、価値観があるか、なのでしょうか。
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