国内小説作品一覧

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  • 家族物語(上)
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    男と女は、どのような深い縁で夫婦となるのか? ――京都の織物会社の社長・並木啓一郎は、自然の美しい嵯峨に穏やかな家庭をもっているが、取引先の女性・ゆかりに、秘かな愛情を感じていた。しかしゆかりは、婚約者の自殺で、心に深い傷を負っていた。啓一郎の妻・真穂は、夫への不信に苦しみ、脳溢血で倒れてしまう。夫婦の絆は危うく切れそうになるが……。<上下巻>
  • 過怠
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    満たされなくていいんだ。そんな想いの中で、出会ったり別れたりするのが、きっとこれから生きていくということ。日本と韓国のふたつの家族。その時どうしても子を欲しいと願い、切なる思いで飛びついた医療があった。衝撃的な結末に心が震え涙があふれる著者最高傑作!これは誰にも起きる物語。
  • 硬い爪、切り裂く指に明日
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    1巻1,650円 (税込)
    共に暮らす青年眞宙が実の父親ではないことを知りながら側に在り続ける事を望む平良。左腕に残る火傷の痕に隠された真実とは、そして眞宙は一体何者なのか。15歳の少年は真実を求め――。
  • 片岡義男 Boot up 1
    完結
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    花が嘘を誘うのだろうか。美しい女性から美しい嘘がひとつ、誕生する 小説を書かせようとするエディターがいて、小説を書こうとする女性がいて、その彼女の心と体のストーリーを「ぼく」が記述する。 一つ屋根の下、ドアのむこうとこちらで進行する長編「ドアの遠近法」に、短編4作品を加えてお届けする「Boot up」シリーズ第1弾。 【目次】 ドアの遠近法 信号を左折する 永久緑色 朝食を作るにあたって あの少年の妹 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 片岡義男 Boot up 2
    完結
    -
    花までの距離は限りなく遠く、同時に限りなく近い 「私を見てください」。そう言って彼女は身をよじり、彼は見つめる。けれどお互いの体に触れ合うのはたった一度、それも事故のように彼の指一本が彼女の肩に触れるだけ。 見せること、見ることのうちに極限まで高まるエロティシズムを描いた長編「花までの距離」に、短編4作品を加えてお届けする「Boot up」シリーズ第2弾。 【目次】 花までの距離 100%コットン コーヒー・ブレイク 恋物語のたどる道 400+400 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 2人のゆくえ[片岡義男ボックスセット01]
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    初めて読む人にも、再び読む人にも。「片岡義男.com」編集部がお届けするボックスセット。 偶然とは思えない強い出会いだが、それを運命と見なすほど不自由でも甘えてもいない。 島で、病院で、手紙で、2人の思いが交錯する。 1人の時間、自分自身の時間を十分に生きた1人と1人が接触して初めて奏でられるあたらしいハーモニーがそこにある。 【目次】 彼のオートバイ、彼女の島 さしむかいラブソング 愛してるなんてとても言えない 味噌汁は朝のブルース 九月の雨 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
  • 片想い中の幼なじみと契約結婚してみます。
    3.5
     三十歳にして突如住所不定無職となった朝香。途方に暮れる彼女が憧れの幼なじみ・佑紀から提案されたのは――、 「婚姻届を出して、ぼくの家に住むのはどうかな」   大地主の跡継ぎとして婚約相手を探していた彼との契約結婚だった!  幼い頃に両親を亡くし、大きな屋敷でぽつんと暮らしている佑紀は、地元でも謎多き存在。孤独な彼に笑ってほしくて“愉快な同居人”を目指す朝香だけど、恋心は膨らむ一方で……。  優しい海辺の町で紡がれる、契約夫婦物語!
  • 片想い白書
    -
    1巻990円 (税込)
    真実(まみ)は友達のユカリを紹介してほしいと幼なじみの健(けん)から頼み事を受ける。仕方なく真実はユカリの文化祭に健をつれていくと、二人は良い雰囲気に。ところが、ユカリには健に対してその気はなく、何故か真実が、ユカリの代わりに断りの手紙を健に出すことになってしまい……。(身代わりの恋人) 少しビターな5つの恋物語。
  • 敵
    NEW

    -
    1巻1,881円 (税込)
    宿命の一太刀が今、振り下ろされる 敬愛していた叔父に父が殺された。そして母は叔父と共に失踪する。 10歳で突然両親を失った又兵衛は仇討ちを期して若者となり、叔父と対峙する日を迎える。 止まった時間は再び動き始めるのか――。 覚悟を抱いた男たちを描く珠玉の小説集。

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  • 敵討
    4.3
    1巻440円 (税込)
    惨殺された父母の仇を討つ――しかし、ときは明治時代。美風として賞賛された敵討は、一転して殺人罪とされるようになっていた……新時代を迎えた日本人の複雑な心情を描く「最後の仇討」。父と伯父を殺した男は、権勢を誇る幕臣の手先として暗躍していた……幕末の政争が交錯する探索行を緊迫した筆致で綴る「敵討」。歴史の流れに翻弄された敵討の人間模様を丹念に描く二篇を収録。

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  • 片桐酒店の副業
    3.4
    1巻1,408円 (税込)
    「法に触れない限り、何でもお届けします」。冴えない酒店の片手間仕事のはずが、最近ワケあり注文が多い。「アイドルに手渡し」「上司に悪意を」等の難題に直面する無愛想な店主にも大きな遺失物があった……。ボイルドエッグズ新人賞作家が二作目でストーリーテラーの本領を発揮、ほろ苦く心温まる絶対オススメ長篇。

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  • 片桐酒店の副業
    3.3
    1巻748円 (税込)
    とある地方の商店街の一角に佇む古びた酒店。二代目店主の片桐章は、本業のかたわら、配達を副業としていた。片桐のもとには厄介な依頼が舞い込んでくる。アイドルに差し入れを、いじめる上司に悪意を、そして未来の自分に届け物を。無理難題にも真摯に対応していく片桐だったが、彼もまた心に大きな忘れ物を抱えていた。なぜ酒店の店主が毎日黒いスーツで黙々と働いているのか? その秘密は彼の隠された過去にあった――。
  • 肩ごしの恋人
    4.1
    欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。仕事も恋にものめりこめないクールな理屈屋「萌」。性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する“幸せ”のかたちとは――。女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに生きる姿が爽快。圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作。
  • かたしろ
    -
    中学三年の冬休み、恭子は部活顧問の先生と、二人きりで旅に出た。 行く先々の風景を、先生はカメラに収める。 恭子は懸命に、その手助けをした。 中学教師とその生徒の二人旅。 それを世間がなんというか考えもせず旅を続ける恭子に、現実という嵐が襲い掛かる。 少女、恭子の淡い思いを深く静かに綴る物語

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  • カタストロフ・マニア(新潮文庫)
    3.0
    治験のアルバイトに参加したミロク(26)が病院で目を覚ますと、地上から人の姿が消えていた――。コロナ質量放出が地球規模の大停電を引き起こし、ライフライン停止、原発危機、新型ウイルスによる感染症の蔓延が同時発生。あっというまに近代文明は失われ、人工知能が新世界の構築を推進している。人類はこのまま滅びゆくしかないのか? 前代未聞の大淘汰に、一人のゲーマーが立ち向かう。宮内悠介氏との刊行記念対談も収録。(解説・小島秀夫、どぶろっく 江口直人、ゴールデンボンバー 歌広場淳、吉川浩満)
  • 片隅寓話【HOPPAライブラリー】
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    ちょっと不思議でなぜか愛おしい物語。時に切なく、時にやさしい、現在、過去、未来、そして異世界を行き来する。どこかにありそうで、どこでもない場所にあなたを誘う、とっておきの14編。現代アーティストの竹本万亀の挿絵も独特の趣があり秀逸。

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  • 片隅の人たち
    3.5
    翻訳者はみんな変っていて、それに貧乏だった――。直木賞受賞作『遠いアメリカ』と同時期を背景に、出版界の片隅でたくましく生きる個性豊かな面々を、憧れに満ちた青年のまなざしからとらえた自伝的連作集。巻末にエッセイ「二十代の終わりごろ」他一篇を付す。〈解説〉青山 南 【目次】 翻訳の名人/若葉町の夕/線路ぎわの住人/四月の雨/初夏のババロワ/黒眼鏡の先生/喫茶店の老人/新しい友人/夜明けの道/引越し/夏の一日  * 〔エッセイ〕昔のアパート/二十代の終わりごろ
  • 片隅の迷路
    値引きあり
    -
    1巻477円 (税込)
    これは、今なお無実を叫び続ける、“徳島ラジオ商殺人事件”をモデルとした作品。裁く側の人々も個々にみれば弱い一個の人間にすぎない。しかし、裁判という一つの機構の中に組み込まれ、組織となった時、それは全く「質的」に異った「権力」に変幻して個としての被告を押しつぶしてくる……。 温いヒューマニズムに包まれた力作。
  • かたちだけの愛
    4.0
    事故による大怪我で片足を失った女優と、その義足を作ることになったデザイナー。しだいに心を通わせていく二人の前に立ちはだかる絶望、誤解、嫉妬……。愛に傷ついた彼らが見つけた愛のかたちとは? 「分人」という概念で「愛」をとらえ直した、平野文学の結晶!
  • 寂兮寥兮
    3.4
    幼なじみの万有子と泊は、ごっこ遊びの延長の如き微妙な愛情関係にあったが、それぞれの夫と妻の裏切りの死を契機に……。ふたりを軸に三世代の織りなす人間模様は、過去と今、夢とうつつが混じり合い、愛も性もアモラルな自他の境なき幽明に帰してゆく。デビュー以来、西欧への違和を表現してきた著者が親炙する老子の思想に触発され、生と性の不可解さを前衛的手法で描いた谷崎潤一郎賞受賞作。
  • かたつむりがやってくる たまちゃんのおつかい便
    4.2
    「買い物弱者」に元気を届けたい! 心温まる感動作!!! いちばん優しい人生の冒険小説! 大学を辞めて移動販売!! 女の子と老人の癒しの物語――。高齢化が深刻な田舎町で、たまちゃんは「買い物弱者」を救うために移動販売をはじめる。しかし、悩みやトラブルは尽きない。フィリピン人義母とのいさかい、救いきれない独居老人、大切な人との別れ……。それでも、誰かを応援し、誰かに支えられ、笑顔でゆっくり今日も走っていく。心が晴れる、お仕事家族小説!(『たまちゃんのおつかい便』改題)
  • 片づきません!
    -
    夫が突然仕事を辞め、北大阪の義実家へ引っ越した珠希。 そこには超マイペースでくせ者の姑、夫と前妻の間のヤンキー娘、その彼氏で気弱なバンドマンとの珍妙な同居生活が待っていた。 おまけに謎の家財道具が家から溢れんばかり。 平穏に暮らしたい珠希は整理に乗り出すが──。 モノも人も全然片づけられない、未熟な大人たちの奮闘はいかに。 すきっと爽快エンターテインメント!
  • 片付けない作家と西の天狗
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    21世紀になっても居場所がなかった作家の終わりなき戦い。伊勢、京都、八王子、高尾、雑司が谷、佐賀、金沢、故郷を出て転々、拾った猫のため、郊外に定住。文学賞五つ、著書三十四冊、ローン長年…超レア作品をふくむ待望の短編集。
  • 刀語 第一話 絶刀・鉋
    3.5
    1~13巻1,078~1,210円 (税込)
    伝説の刀鍛冶・四季崎記紀(しきざききき)がその人生を賭けて鍛えた12本の"刀"を求め、無刀の剣士・鑢七花(やすりしちか)と美貌の奇策士とがめが征く! 刀語、第1話の対戦相手は真庭忍軍十二頭領が1人、真庭蝙蝠(まにわこうもり)!
  • 刀、伝承と継承
    -
    1巻1,056円 (税込)
    ⽣まれ、育ち、⽼いて、いつか別れがくる――。 これは1通の⼿紙が紐解く、とある⼀族と、代々受け継がれる無銘の⼑にまつわる物語。 医師として、製錬所として、ジャーナリストとして…… 形は違えど200年以上もの間、⼀族の繁栄に貢献してきた先代達。 変わり続ける時代の狭間を駆け抜けた彼らの、⽣きた証とは。 そして⽗から⼦へ受け継がれる⼑に、彼らが託した想いとは。 ⽣きることの切なさと喜びを綴る現代版『栄花物語』、ここに誕⽣。

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  • 刀と算盤~馬律流青春雙六~
    5.0
    江戸の町に『馬律流』という武術を伝える道場があった。その主人・紗六新右衛門の長屋に『唯力舎』という変わった貼り紙がある。そこでは一瀬唯力という男が「黒字になった時から一年間、儲けの一割を報酬」として支払うことを条件に、経営指南をしてくれるという――。唯力と新右衛門をはじめとする仲間たちが知恵と勇気を振り絞る、青春時代小説!
  • カタナなでしこ
    3.7
    16歳女子高生が日本刀製作に挑む、青春小説!祖父の形見分けで蔵整理に駆り出された高校生の千鶴。そこで見つけたのは、一振りの刀身だけの日本刀だった。そして夏休み、千鶴は同級生の紗和子、鏡美、音々と一緒に、無くなってしまった「刀の拵え」を創作することになる。好きなことも嫌いなこともバラバラな四人の女子高生が"初めて"に挑戦する青春小説。
  • かたばみ
    4.6
    「家族に挫折したら、どうすればいいんですか?」 太平洋戦争の影響が色濃くなり始めた昭和十八年。故郷の岐阜から上京し、日本女子体育専門学校で槍投げ選手として活躍していた山岡悌子は、肩を壊したのをきっかけに引退し、国民学校の代用教員となった。西東京の小金井で教師生活を始めた悌子は、幼馴染みで早稲田大学野球部のエース神代清一と結婚するつもりでいたが、恋に破れ、下宿先の家族に見守られながら生徒と向き合っていく。一方、悌子の下宿先の家主の兄である権蔵はその日暮らしを送っていたが、やがて悌子とともに、戦争で亡くなった清一の息子・清太を育てることになった。よんどころない事情で家族となった、悌子、権蔵、清太の行く末は……。
  • カタブツ
    3.7
    まじめさゆえに窮地に陥ってしまう愛すべき隣人たち。どこかで身に覚えのある危うい心、共感せずにはいられないミステリー集ーー家庭がありながら運命的な出逢いをしてしまった二人、人の世話ばかり焼いてしまう癖を恋人に咎められる青年、息子が事故に遭遇しても足がすくんで助けられない夢にうなされる母親、隣室の女性がストーカーに殺されたのに何もしなかったと非難される男……。誠実な人々の窮地を描いて共感を呼ぶミステリー集。
  • かたみ歌(新潮文庫)
    3.9
    不思議なことが起きる、東京の下町アカシア商店街。殺人事件が起きたラーメン屋の様子を窺っていた若い男。その正体とは……「紫陽花のころ」。古本に挟んだ栞にメッセージを託した邦子の恋が、時空を超えた結末を迎える「栞の恋」など、昭和という時代が残した“かたみ”の歌が、慎ましやかな人生を優しく包む。7つの奇蹟を描いた連作短編集。(解説・諸田玲子)
  • 片見里、二代目坊主と草食男子の不器用リベンジ
    4.0
    徳弥は父の急逝で若くして住職となった合コン好きの不良坊主。彼の元に、小六のとき一瞬だけ同級生だったフリーターの一時が訪ねてきた。父の遺骨を引き取るためだ。再会した二人は、かつてのマドンナ・美和の自殺にある男が絡んでいたことを知り、仕返しを企てるが……。爽快でちょっと泣ける男の純情物語。(『片見里なまぐさグッジョブ』を改題)
  • 形見~名残の飯~
    -
    隅田川縁の「橋場の渡し」近くにある一膳飯屋『しん』。母娘が営むこの店には今日も訳ありな客たちが訪れる。才能を嫉妬され夫に子育てや家事を詰られる女職人、亡き妻の不貞を疑う酒問屋の隠居、借金苦のために愛犬を処分した男……。そして今巻では、『しん』に新しい働き手が加わる。だが、その人物のせいで店は大騒動に巻き込まれる――。好評の時代シリーズ、飛躍の第三弾。
  • 片翼だけの天使
    -
    「愛してるんよ。あんたはトクベチュな人よ」――40代半ばの独身中年作家が、ふと遊びに出かけたソープランドで出会った、天使のような明るい韓国人女性。作家は、彼女の舌足らずのしゃべり方や、全身で愛情を表現してためらうことのない一途な性格に魅せられていく。現代では稀有な「純愛」を描いて、熱い共感を呼ぶ大人のための「名昨」恋愛小説。ひたむきで純朴な女性とのめくるめく恋の熱い日々!
  • 片翼だけの天使(小学館文庫)
    4.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 四十代半ばの独身作家は、気晴らしのつもりで出かけたソープランドで、天使のような韓国人女性と知り合う。舌足らずで一途な彼女と作家の、国境や立場を超えた何ものにもとらわれない純粋な愛を描く恋愛小説の傑作。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 片翼のイカロス
    3.6
    1巻2,200円 (税込)
    上空500mでヘリと人間が衝突!? 島田荘司選第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作。相模湖畔に立つ豪邸に新人メイドとしてやってきた麻琴。その館に住む華麗なる一族の当主は、レジャー開発の成功で莫大な資産を築き上げた加州だったが、生まれつき足が不自由で、ギリシア神話のイカロスのように大空を飛び回ることを夢見ていた。館内で次々に起こる不審な事件……。麻琴は生まれ持ったある能力を使い奇怪な謎に挑む。
  • 語り手の事情
    -
    1巻495円 (税込)
    テーブルの脚すらも包み隠しほど性倫理に厳格なヴィクトリア時代の英国、性妄想を抱いた紳士だけが招かれる謎の屋敷があった。童貞喪失、女装、性奴隷の調教から果ては性の魔物まで、メイドの姿を借りた“語り手”の目前で繰り広げられる奇怪な性の饗宴の行方は。19世紀の好色文学に材を採った21世紀の奇書。 ●酒見賢一(さけみ・けんいち) 福岡県生まれ。愛知大学卒業。1989年『後宮小説』で第1回日本ファンタジーノベル大賞を受賞(「雲のように風のように」の題でアニメ化)しデビュー。1992年『墨攻』他で中島敦記念賞を、2000年『周公旦』で、新田次郎文学賞を受賞。その他、『陋巷に在り』『泣き虫弱虫諸葛孔明』など著書多数。
  • かたわらで泣いた
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    第1章と最終章、あとは会話で小説 作家と編集者が会う。原稿の受け渡しのためだ。 これまで共に仕事をしてきた時間も含め、深い信頼で結ばれた2人は 今、書かれつつある小説の今後の成り行きについて検討を重ねる。 そのあいだに、くだんの小説の第1章が挿入される。 そのあと、再び、検討の会話。そしてラストは・・・ 会話と書かれた小説の両方が合わさって、この1つの小説ができあがる、 という入れ子状の仕組みを持ちつつ、最後はまた一つ、 意外性のあるひねりを加えてあるところを堪能したい。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 傍らの人
    4.1
    1巻1,232円 (税込)
    2012年、『Junk』で吉川英治文学新人賞候補となった三羽省吾の感動連作短編集。ヒーローになんてなれるわけもなく、華やかなハッピーエンドが待っている気がしない自分の人生。教室の端っこで、社会の片隅で、不器用に生きる、どこにでもいる「わたしたち」に贈る物語。どんなに地味でもどれだけ辛いことがあっても……誰もが、自分の人生では、たった一人の主人公。
  • 肩をうしろから見る
    完結
    -
    全1巻275円 (税込)
    あまりにも観念的であることを突き詰めて行くと、それはやがて身体的なものになるのかもしれない 理屈っぽい会話。それこそ、ある意味で 片岡義男の小説の真骨頂である。 「理屈っぽい」と表現すれば悪口だが、妥協を許さず、 男女が一つの観念をめぐって会話を持続させていけば それはある地点から極めて身体的な実験となって現れる。 自分たちが望む状態を壊さないために もう一つの、やはり自分たちが切望する行為を断念する、 断念し続ける男女の姿は端から見れば滑稽なものだが その状態を生き切る切なさと強さが、繰り返すが片岡小説の真骨頂である。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
  • 片をつける
    3.9
    人生の最後に、向き合いたい思い出は何ですか。 自分に、本当に必要なものを探し出す「片付け」小説。 亜紗は、隣の部屋に住む老婆・八重を助けたことがきっかけで、彼女の部屋の片づけを手伝うことになる。片づけるうちに明らかになる八重の過去。そして阿紗も、幼少期の記憶が蘇ってくる。 自分に必要なもの、いらないもの、欲しかったもの、嫌だったもの。 思い出や物と向き合う中で、二人が選んだ道とは。
  • 片をつける
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    独身の阿紗は、ひょんなことから、隣に住む謎の老婆・八重の部屋の片づけを手伝うことになる。 過去の経験から得た掃除テクニックを八重に教えながら片づけを進める中で、明らかになる八重の過去。そして阿紗も、母子家庭で荒れ果てた部屋に閉じ込められていた幼少期の記憶が蘇ってきてーー。
  • かちかちやま外伝 うさぎの罪
    -
    1巻385円 (税込)
    うさぎはなぜ、たぬきを殺したのか?そして、うさぎには罪はあるのだろうか?誰もが一度は読んだことのある「かちかちやま」。その後日談を軽妙なタッチで描いた本作。うさぎの動機を探るうちに見えてくる、「真実」。動物たちが「正しさ」という唯一の尺度でうさぎの罪を真剣に議論していく。そこには、裁くということの根源的な危うさと意味が描かれている。 ■著者コメント 「かちかちやま」のうさぎには罪があったのか?動物裁判というユニークな切り口で、その罪を検証していく。新米のハリネズミ弁護士と共に、うさぎの罪を探り、弁護していく中で、改めて罪とは何か、正しさとは何か? 考え直すことのできる作品。
  • 家畜人ヤプーの館
    -
    1巻550円 (税込)
    もうひとつの家畜人ヤプーの世界!!日本初の高級SMクラブ『家畜人ヤプーの館』 1970年、家畜人ヤプー全権代理人・康芳夫の全面支援のもと、日本初、伝説の高級SMクラブ「家畜人ヤプーの館」がオープンしました。家畜人ヤプーの館で起こる、著名人達の宴をリアルに記録した、家畜人ヤプーの館 支配人(著者)だから残すことが出来た、もうひとつの家畜人ヤプーの世界『家畜人ヤプーの館』 著者:登口安吾(とぐち あんご) 本名、昆春夫。1946年生まれ 新潟県出身 明治大学法学部法律学科卒業 学生時代より飲食店を経営(バー、居酒屋、ショーパブ)。大学卒業後、本格的に飲食店経営を学ぶべく訪欧。帰国後、パブレストラン、ショーパブなど複数の店舗を企画・経営し成功を収める。その後、1970年日本初の高級SMクラブ「家畜人ヤプーの館」を家畜人ヤプー 全権代理人 康芳夫の全面支援のもと新宿にオープンする。客には、各界の著名人(作家・映画監督・役者・芸能人・マスコミ関係)が連日集まり独特の社交場となる。本書は、当時の「家畜人ヤプーの館」で起こった様々な光と闇の人間模様を綴ることによって先人へ向けた鎮魂歌を。そして現在を生きる人たちへのコンプレックスの源とは何か?との思いで記したノンフィクションである。 表紙モデル:フラワー・メグ 女優。スペース・カプセルでのショーをきっかけにスカウトされ、『平凡パンチ』などのグラビアを飾る。1971年、NETテレビ(現・テレビ朝日)『23時ショー』にカバーガールとしてセンセーショナルに登場。女優として新藤兼人監督の『鉄輪(かなわ)』など7本の映画に出演。アルバム『ささやき、ためいき、もだえ』をリリース。日本人離れしたセクシーな容姿で注目を集めたが、ちょうど1年間の活動の後、20歳で引退。近年再評価が進み、メディアに登場する機会が増えている。 ※本書は『家畜人ヤプーの館』(株式会社文芸社)を再編集して電子書籍化(独占配信)した作品です。なお本書(本文)に含まれる情報は、書籍刊行当時の内容になっております。
  • 課長の操
    -
    百貨店の花房宣伝課長が、部下の野川に囁きかけた。「相談にのってくれ。今晩、喫茶店で待っている」と。用件は、「ネクタイ売場の嵯峨景子君を紹介してくれ」。 善良で気の弱い課長でも浮気の虫が騒ぐらしい。だが野川と景子は婚約中である。困って、さて、結末は?(「課長の操」)。表題作のほかに会社員(サラリーマン)の喜怒哀楽を満載!
  • 課長の厄年
    -
    寺田喬氏は、紡績会社の東京支社で課長をつとめる普通のサラリーマン。彼が四十一歳のころから、この物語、迷いと苦しみの日々が始まった。……まず体調の不安、そして会社での上司と部下の板ばさみ、勉強嫌いの息子と老いた親。山積する問題に、もがきあえいだ末、寺田氏は起死回生の脱出法を思いついた。それは……? サクセスのためのノウハウを秘めた実用小説。
  • かっかどるどるどぅ
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    68万部を突破し、全国に感涙を与えた文藝賞・芥川賞受賞作『おらおらでひとりいぐも』から6年。「みんなで生きる」をテーマに据えた著者の新境地!
  • ガッキーとグッキー 不思議な木箱
    -
    1巻1,567円 (税込)
    地球の命運を握るのは、一人の青年と二匹のワンコ!? 20年以上前にとある星から地球にやってきた、翔太と犬のガッキー・グッキー。 平凡で幸せな毎日を送る彼らだったが、ある日、竜が彫られた奇妙な木箱を手に入れたことをきっかけに謎の生命体に追われることになる。のちにそれは地球侵略をたくらむ女王の物と分かるが、木箱に彫られた竜にはどうしても守りたい人がいた—— 三人は、地球を、大切な人たちを、侵略の危機から守ることができるのか。 ハラハラドキドキ時々ほろりの傑作SFファンタジー。

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  • カッコウ、この巣においで
    4.3
    京都で孤独に作陶を続ける高義は、土を採りに入った山中で、傷だらけの少年と出遭う。少年は駆と名付けられ、いつしか師匠と弟子として、寝食を共にするように。親から愛されずに育った駆にとって、初めて手にした安穏だった。しかし、高義の実の息子で、確執の末に家を出て七年間音信不通だった充が帰ってきたことで、状況は一変する。さらに駆の行方不明だった母の消息が判明し、自分の過去を知ることになる。居場所を失いたくない駆の心は、徐々に暴走し始め……。果たして三人が一つの巣で暮らすことは叶うのか? 濃密な家族小説。
  • かっこうの親 もずの子ども
    3.7
    迷いも哀しみも、きっと奇跡に変わる――。幼児向け雑誌の編集部で働く統子は、4歳の息子・智康を保育園に預けながら、仕事と育児に追われる日々を送っている。予定通りには進まない仕事、智康の突然の発熱、保育園からの呼び出し、孫に会いたいとやって来る実母とは気持ちがすれ違い、ママ友との人間関係にヒヤリとする。それでも、智康が見せる笑顔や成長の様子に癒され、親友の朝子と励まし合い、シッターの神田さんの力を借りながら、懸命に過ごす。そんなある日、統子は旅雑誌のグラビアページに智康とそっくりの、双子の少年が載っているのを見つけた。智康の出生には、親にも話していない秘密があった。元夫の阿川は子どもをほしがったが、精液所見で問題が見つかっていたのだ。統子は智康を連れ、写真の撮影地である五島列島・中通島へ向かうが――。日々を全力で生きる親子たちの姿を通し、命の尊さ、親子の絆、家族の奇跡を描く著者の渾身作。「おかあさん」とかつて子どもだったあなたに贈る感動小説!
  • 褐色の血(上) 混濁の愛
    -
    1~2巻880円 (税込)
    「褐色の世界にこそ私の求めているものがあるような気がします」 1975年、二人の男がブラジルへ向かうため空港にいた。ひとりは仲間に見送られ、もうひとりは孤独に。 児玉は、サンパウロでパウリスタ新聞の記者として働くことになっていた。ブラジル社会に呑み込まれつつも、日系人の変遷の取材にのめり込んでいく。人種の坩堝と言われるブラジルで、児玉は「ある答え」を、この国と日系人社会に求め始めていた。 一方、サンパウロのホンダの関連会社で整備士として働く小宮は、ブラジルで日本では味わうことのなかった安心感をおぼえていた。現地で出会う人々に支えられながら、次第にブラジル社会へと馴染んでいく。 国家、人種、民族、人は何を拠り所に生きるのか。 差別に翻弄された人々の50年にわたる流浪を描いた長編小説三部作の序章。
  • 渇水
    3.7
    1巻748円 (税込)
    市役所の水道部に勤め、水道を止める「停水執行」を担当する岩切は、3年間支払いが滞っている小出秀作の家で、秀作の娘・恵子と久美子姉妹に出会う。小出の妻は不在、秀作も長いあいだ家に戻っていなかった。姉妹との交流を重ねていく岩切だったが、停水執行の期限は刻々と迫っていた――。芥川賞候補にもなった表題作「渇水」を含めた3編を収録。厳しい日常を懸命に生きる人々を濃密に描き出す、絶望の底に希望の光がきらめく作品集。
  • KZ’ Deep File 青い真珠は知っている
    4.1
    1~4巻1,265円 (税込)
    胸を痛めながら足を進めていくと、海の上で突然、あの白い光がきらめいた。目を射られて和彦は声を上げそうになる。岬のすぐ近くだった。かつて二度ウォータージェットから見た時には、もっと遠くに感じた。それで沖の方だとばかり思っていたのだった。斜めから見ていたせいだろうか。あるいは光を発している何かが、波に乗って岬に近づいてきているのかもしれなかった。
  • 勝手にしゃべる女
    3.5
    なんとなくお見合いをしようとした直子の下へ、叔母からの紹介したい人がいると連絡があった。その相手は、毎週日曜の夜9時に、叔母の家へ来るらしい。直子がそこで目撃した光景とは……。
  • 勝手にふるえてろ
    3.6
    私には彼氏が二人いる──中学時代からの不毛な片思いの相手と、何とも思ってないのに突然告白してきた暑苦しい同期。26歳まで恋愛経験ゼロ、おたく系女子の良香は“脳内片思い”と“リアル恋愛”のふたつを同時進行中。当然アタマの中では結婚も意識する。しかし戸惑いと葛藤の連続で……悩み、傷つき、ついにはありえない嘘で大暴走!? 良香は現実の扉を開けることができるのか? 切なくキュートな等身大の恋愛小説。単行本未収録「仲良くしようか」も収録!
  • 葛登志岬の雁よ、雁たちよ
    3.3
    1巻1,870円 (税込)
    函館近郊で、ある家の主婦が殺された。捜査に来た舟見は、ジャン・ピエール青年と再会する。少し前に、近くで白骨死体が出ており、フランス人関係者の通訳として白羽の矢が立ったらしい。彼の推理力を再び頼りにできるのではないかという期待が胸をよぎる。しかし、犯人に繋がる糸口が見てこない。そして起こったもう一つの殺人。第一の殺人と同じ、額に十字の傷があるという――。
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)
    3.8
    芥川最晩年の諸作は死を覚悟し、予感しつつ書かれた病的な精神の風景画であり、芸術的完成への欲求と人を戦慄させる鬼気が漲っている。出産、恋愛、芸術、宗教など、自らの最も痛切な問題を珍しく饒舌に語る「河童」、自己の生涯の事件と心情を印象的に綴る「或阿呆の一生」、人生の暗澹さを描いて憂鬱な気魄に満ちた「玄鶴山房」、激しい強迫観念と神経の戦慄に満ちた「歯車」など6編。(解説・吉田精一)
  • 河童異聞記
    -
    1巻1,287円 (税込)
    あなたの隣にそっと寄り添う「河童」の知られざるお話、たっぷりご覧いただきましょう。えっ、河童なんて見たことない? そんなはずはありませんよ。テレビに出ているあの方も、歴史上の有名なあの方も、ほら、近所のオバちゃんも、じつは河童のお仲間、っていう話ですからね。それを知ったあなたも、きょうから立派な「キューリタン」ですよ。
  • 河童 首が落ちた話
    -
    1巻110円 (税込)
    「河童」芥川龍之介の晩年の代表作。当時の日本社会を風刺したと言われている。ある精神病院に入院している患者が、河童の国へ迷い込んだ話をする。奇妙な面白さの中にも考えさせられる河童の社会とは。「首が落ちた話」戦争で敵に遭遇し首を切られ、走馬燈のようにこれ迄の人生を振り返りひどく後悔する。もし助かったら罪を償いたいと誓う……のだが。
  • 河童堂奇譚――四月一日の客
    -
    1巻880円 (税込)
    ――不思議な話お聞かせください。 お聞かせください、奇譚、怪談、法螺話。 安い、早い、うまい、多い、がモットー。店休日は不定、今宵開店〝河童堂〟 いらっしゃいませ。空いている席へ。 訪れた客の奇談や怪談を買い取りお代をサービスする不思議な店『河童堂』。 全額割引きを目指す常連たちが、今日も不思議な話を語り出す――。 河童堂で繰り広げられる、選りすぐりの十のエピソード。 〈目次〉 ソノ壱 犬問答 ソノ弐 猿撫子 ソノ参 塗田八 ソノ肆 硯小島 ソノ伍 寒之助 ソノ陸 因果畑 ソノ漆 腕バランス ソノ捌 四月一日の客 ソノ玖 冷やし中華 ソノ拾 雪鶴戸 エピローグあるいはプロローグ 〈著者紹介〉 長﨑太一(ナガサキ・タイチ) 鹿児島県生まれ。散歩と昼寝を愛する田舎者。 女子高生に盗まれた自転車がクリスマスイヴに かえってきました。

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  • 河童の懸場帖(かけばちょう) 東京「物ノ怪(もののけ)」訪問録 ~夏の木立に雪が舞う~
    -
    さまざまな事情を抱えながら現代の都会で逞しく暮らす妖怪たちの悲しくも温かい物語 現代――。あやかし達だって、悩みながらも一生懸命、生きています。 初夏だと言うのにやたらと寒く、麻理の住む東京の田舎では雪が降るという異常気象にテレビは賑わっていた。 そんな中、麻理と河野は雪乃のところへ置き薬のチェックで訪問する。 寒くて喜ぶ雪乃と、彼女の家に遊びに来ていた椿。 山の麓では雪が積もっており、巨大な足跡のようなものがあった。 もののけたちが、その原因を探っていくと… 失われていく自然への畏敬と開発による環境破壊は、そこに住む人間だけでなく妖怪たちもまた犠牲者であることにかわりがない。 前作に続いて、容姿端麗で「ニワトコ薬局」の売り上げNo.1の配置薬販売員でありかつ正体が河童である河野遥河(かわのはるか)と同僚の麻理、ラジオ番組のDJを務める雪女の雪乃など、一風変わった人物(妖怪?)たちも登場。 さまざまな事情を抱えながら現代の都会で逞しく暮らす妖怪たちの悲しくも温かい物語。 ※懸場帖……かけばちょう。配置薬の販売員が持つ台帳のこと。薬を置いてもらっている顧客情報が書かれている。 <目次> 第一章 初夏に雪が降り、雪女は花粉症に苛まれる 第二章 カエル妖怪は雨がお嫌い 第三章 山神様と天狗様とOL様 第四章 泣き虫ぼうやの山童 エピローグ ◎著者 桔梗楓(ききょう・かえで) 娯楽小説を中心に物書きを営む。趣味はコンシューマーゲームと家庭菜園。ドライブ旅行は年数回のお楽しみ。2015年『コンカツ!』でアルファポリス第8回恋愛小説大賞にて大賞を受賞し、16年にデビュー。同年「ツアープランはサスペンス」で第2回お仕事小説コン優秀賞を受賞し、翌年受賞作を改題した『おいしい逃走(ツアー)! 東京発京都行~謎の箱と、SA(サービスエリア)グルメ食べ歩き~』を、続いて2017年に『河童の懸場帖(かけばちょう) 東京「物ノ怪(もののけ)」訪問録を出版。著書に『FROM BLACK』シリーズ、『逃げるオタク、恋するリア充』『はにとらマリッジ』他。 ◎カバーイラスト 冬臣(ふゆおみ)
  • 活版印刷三日月堂 星たちの栞
    4.2
    川越の街の片隅に佇む印刷所・三日月堂。店主が亡くなり、長らく空き家になっていた三日月堂だが、店主の孫娘・弓子が川越に帰ってきたことで営業を再開する。三日月堂が営むのは昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心が解きほぐされていくのだが、弓子もどうやら事情を抱えているようで――
  • カップルズ
    3.3
    男と女の噂の真相を、小説に仕立てた作品集 その街ではいくつもの噂話がささやかれている。 結婚から五年が経ち、すっかり冷えきった仲になった夫婦の噂(「好色」)。 酒と博打と女が原因で街から夜逃げした若い男の噂(「カップル」)。 不幸な事件で命をおとした夫と、未亡人となった女の噂(「アーガイルのセーターはお持ちですか?」)。 街のデパートに勤務する男と、街から上京して活躍している女優との噂(「輝く夜」)。 ある交通事故をきっかけに男が悔やむことになる冬場だけあらわれる娼婦の噂(「あなたの手袋を拾いました」)。 アーケード街で似顔絵を描いて街に住み着いた男の噂(「いまいくら持ってる?」)。 かつて街じゅうの男が群がったホステスとある男の噂(「グレープバイン」)。 そしてその街にはひとりの「小説家」が暮らしていた――。 噂はいつも事実よりひと回り大きい。ただ「小説家」にとってこれほど興味をひかれるものもない。噂の収集に余念のない語り手の「私」はその真相を探りつつ、実際に耳にした噂の数々を可笑しみと皮肉にみちた小説へと仕立てあげてゆく。 文壇屈指の小説巧者・佐藤正午が、その街に暮らす「小説家」の視点を借りて描いた、著者真骨頂とも言える作品集。全七篇を所収。

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  • かっぽん屋
    3.7
    1巻616円 (税込)
    15歳。頭の中にあることといったらただ一つ、かっぽん――。憧れと妄想に身を持て余す思春期の少年たちの、ひたすらな性への関心をユーモラスに描いて、もどかしい青春の痛みを鮮やかに蘇らせた表題作のほか、デビュー間もない時期に書き下ろされた奇想天外な物語など、全8編を収録。作家・重松清のバラエティと軌跡が存分に味わえる、著者初のオリジナル短編集を電子化!
  • 勝つ極意 生きる極意
    -
    絶対不敗の勇者はいかにしてつくられたか? 趣味尽きない歴史人物エッセイ。人生ここ一番の勝負で勝った男たち――絶対不敗の人間は、いかにしてつくられたか……。宮本武蔵、大石内蔵助、徳川吉宗、山岡鉄舟など、史上稀なる剣客、名将、大器量人の、厳しい自己鍛練。剣の奥義が処世の指針となる道理と、「勇」に尽きる必勝法。剣の実践者の著者にして初めて可能な、合理的で躍動感にみちた語り口の、興趣つきない歴史エッセイ集。
  • 葛飾物語
    4.0
    1巻770円 (税込)
    ここを子供らの故郷にしよう…戦前から東京の下町・葛飾で、肩寄せ合い助け合って暮らした春野家と三軒長屋の仲間たち。本家もなければ分家もない、いわば故郷を喪失した彼らが、敗戦―戦後復興―高度成長と時代が流れ、それぞれ人生の悲哀を乗り越えながら、今年もまた春野家当主の命日に集う――著者が自らの故郷・葛飾を舞台に、戦中・戦後・平成と時代の奔流の中で、たくましく生きた庶民の〈昭和〉を描く長編小説、ついに電子化。
  • 勝つために何をすべきか 新日鉄釜石の「やる気」ラグビー
    -
    常勝集団・新日鉄釜石の、勝利を生み出す知略と統率。ラグビーでは、人間を中心に考えるということが大事である。選手の自発的な気持ち、ゲームや練習に自分から進んで立ち向かう「やる気」が、重要なのである。もっとも人間くさく、男くさいスポーツであるラグビーで、勝ち続けてきた組織の、哲学と実践の記録。
  • 活動寫眞の女
    3.8
    昭和四十四年、京都。大学の新入生で、大の日本映画ファンの「僕」は友人の清家忠昭の紹介で、古き良き映画の都・太秦の撮影所でアルバイトをすることになった。そんなある日、清家は撮影現場で絶世の美女と出会い、激しい恋に落ちる。しかし、彼女は三十年も前に死んだ大部屋女優だった…。若さゆえの不安や切なさ、不器用な恋。失われた時代への郷愁に満ちた瑞々しい青春恋愛小説の傑作。
  • 活動寫眞の女<新装版>
    4.0
    京大生の<僕>は、古びた映画館で清家忠昭に出会い、彼のつてで映画撮影所のアルバイトをすることになった。ある日、清家は撮影所に現れた美しい女と恋に落ちる。しかし、彼女は三十年前に自殺したはずの女優だった――。清冽な叙情とたおやかな文章で綴る、青春恋愛小説の傑作。
  • カツラ美容室別室
    3.5
    こんな感じは、恋の始まりに似ている。しかし、きっと、実際は違う……引っ越し当日、破天荒な友人に誘われて、髪を切ることになった27歳の会社員のオレ。カツラをかぶる桂さんが店長をする美容室で、オレは同い年の長身の美容師エリと出会う。はたしてオレとエリの関係は、どこに向かうのか?恋と友情の微妙な放物線を描く話題作!
  • 家庭の主婦は昼間なにをしているのか 奥様358人 不倫白書
    -
    スポーツニッポンで連載の人気コラム「淑女のオアソビ」に人妻大衆の「人妻の不倫」に関するすべてデータベースを加えた既婚女性358人の不倫白書。女性の年代別に1不倫のきっかけ2不倫の場所3不倫に都合のよい男のタイプなどの他、「買い物カゴの中身でわかる主婦たちの不倫願望」、「不倫しやすい女性の服装、しぐさ」など、不倫経験のない奥様たちの不倫願望数値まで徹底的に検証。
  • 家庭の事情
    3.8
    定年になった三沢平太郎は退職金と貯金を合わせて300万円を5人の娘と自分で平等に6等分することにした。その金を元手に喫茶店を開いた長女、お金に困っているという恋人に貸した次女、旅行の資金にする三女、株式に投資する四女、会社で高利貸しを始めた五女、小料理屋の女に入れあげる父、平太郎。それぞれの50万円の使い道から三沢家にドタバタ劇が巻き起こる?!
  • 家庭用安心坑夫
    3.6
    1巻1,463円 (税込)
    日本橋三越の柱に、幼いころ実家に貼ったシールがあるのを見つけたところから物語は始まる。狂気と現実世界が互いに浸食し合い、新人らしからぬ圧倒的筆致とスピード感で我々を思わぬところへ運んでいく。 誌上発表後、新聞各紙絶賛、話題沸騰の受賞作を緊急刊行! 第65回群像新人文学賞受賞作(選評より) 語り手、そして読む人の立つ足下が揺るがされる――柴崎友香 絶望的成長小説である――町田康 最も文章の水準、小説技術の水準の高い作品だった――松浦理英子
  • 華天楼夢想奇譚~八月の海市の物語~
    -
    お姉さん、僕が守るよ。 遊郭街で起こる、猟奇的な連続殺人事件。 人工心臓の遊女ばかりが狙われる理由とは――? とある孤島の小さな都市「海封」に暮らす頼子は、学校の図書館でアンリ・ケイと名乗る少年と出会う。導かれるままに都市の守り神<八月>や遊郭街の女帝・九煉公主と知己になるなか、ある朝不思議な夢から目覚めると、ひどい筋肉痛に襲われ、所持品には血のような液体が付着していて…。まるで巷を騒がす連続殺人鬼は自分であると物語るかのような証拠に、接点のない人物を殺す動機などないと立ち向かう頼子だが!? 佳嶋・装画
  • カデナ
    -
    1968年の夏、私たちは4人だけで闘った――。沖縄カデナ基地から北ベトナムへ飛び、爆弾の雨を降らせる巨大爆撃機B-52。当時、沖縄はベトナム戦争の最前線にあった。そのB-52の攻撃目標を事前に察知し、空爆を無力化するため、カデナ基地の内と外を結ぶ小さなスパイ組織があった――。運命がつなげた、見ず知らずの4人の男と女。ベトナム戦争末期の沖縄を舞台に、戦争という抗いがたい現実に、それでも抗おうとするごく普通の人びとの果敢な姿を沖縄戦後史を通して描きだす。著者の沖縄在住十余年の思索と経験のすべてを注ぎ込んだ傑作長篇小説。
  • 花伝書(風姿花伝)
    4.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わが国の古典中、もっとも異色である作品で、申楽者・観阿弥が、その実力を養い発揮する方法を、人間の本性を会得した立場で考究した、稀有の体系的芸術論である。その洞察は、また人間論としても、現代に生きている。校注は、世阿弥研究の第一人者・川瀬一馬博士。平易な現代語訳の決定版。
  • 家傳の石 本能寺の変 つくられた謀反人 光秀
    -
    1巻1,408円 (税込)
    戦国ファンの魂を揺さぶる不朽の歴史小説 「光秀、ちょっとばかし耳を貸せぃ……」 「とうとう気が触れたか。実行したら京の都は地獄絵……!」 天正6年(1578年)に荒木村重が、その4年後に明智光秀が 信長に謀反を起こしたとされる戦国史。 2つの謀反の真実はどこにあったのか……。 今、400年以上の時を経て村重、光秀の「冤罪」が晴らされる。 戦後武将の末裔が書き下ろした渾身の一冊。

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  • 家電の神様
    3.6
    街の電器屋さんvs.大手家電量販店の戦い!大手家電メーカーで働く轟雷太は長引くデフレの影響で入社三年目にして突如リストラされてしまう。転職活動を諦めた彼は実家の母が経営する店を継ぐ決意をする。そこは昔ながらの地域密着型の「街の電器屋さん」。だがそこも近所の大手家電量販店に客を奪われ、経営は風前の灯火だった!<文庫書き下ろし>
  • 加藤清正(上)
    3.3
    十五歳で木下藤吉郎(のちの秀吉)に仕えた虎之助(清正)は、股肱と頼む肉親の少い秀吉の重用に応えて、 山崎、賤ヶ嶽はじめ数々の合戦に名を上げ、ついに肥後の太守となった。小田原城を陥した秀吉を出迎えて、 清正はともに故郷中村に錦を飾る。翌天正十九年、太閤となった秀吉は朝鮮出兵を決意し、清正と小西行長に先鋒を命じた。
  • 加藤茶・綾菜の夫婦日記 『加トちゃんといっしょ』
    4.6
    1巻1,320円 (税込)
    加藤茶&綾菜 結婚10周年記念出版! 妻・綾菜が初めてマンガに挑戦 『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ)でも話題となりましたが、結婚して10年間、毎日、夫婦日記をつけていたという妻・綾菜が、ふたりの日常や加藤家での生活を綴るマンガとエッセイに初挑戦! お寿司屋さんでの『出会い』から、別れも考えた『壮絶バッシング』、晴れた日の何気ない『プロポーズ』、これまで語られなかった『子どものこと』まで、赤裸々だけど、コミカルに、愛情たっぷりに描いています。 初公開となる国民的コメディアンとの夫婦生活は、なんでもないけど、たくさん笑えて、いっぱい泣けるほっこりする毎日。2人のやり取りが、コロナ禍での新たな夫婦のあり方も見せてくれます。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • カトク 過重労働撲滅特別対策班
    3.7
    1巻866円 (税込)
    「目標達成」と「働き方改革」の間で翻弄される日本のビジネスパーソンたち。 ブラック企業から人々を救え! 時代が待望した文庫書下ろし小説。 「カトク」とは、ブラック企業が社会問題化する中、大企業の違法な長時間労働を専門に取締る目的で、東京と大阪の労働局に作られた「過重労働撲滅特別対策班」の略称。 主人公は、カトクの最年少監督官・城木忠司。 ある過去の出来事がきっかけで、民間から労働基準監督官に転身した彼は、女性上司の村井真理班長の指導の下、今日もこの国の第一線で働く人々の苛酷な現実に誠実に向き合い、悩みながら奮闘します! 筆者は『狭小邸宅』はじめ、ブラック企業描写に定評のある新庄耕さん。 すべての働く人必読の、文庫書下ろし長篇小説です!
  • カトマンズ・イエティ・ハウス
    -
    1巻495円 (税込)
    十四の街角を曲がり……喧噪から瞑想へ、現実から幻想への旅  言いわすれたが、おれはケイ。齢は二十二。日本の情報は少しは入る。いま、やっているバイトのせいさ。バイトは、いうならばガイドだった。二、三年前にここにいた日本から来た放浪族が、どういうぐあいか、つけたコネを、つぎつぎいろんなやつが引き継いで、おれのところまでまわって来ていた。(「カトマンズ・イエティ・ハウス」より)  のっぺらぼうの人間などあり得ず、常ならぬ部分、ゆがんだ部分は誰にでもある。どこか「常ならぬ部分」をかかえこんだ人びとを描いた短篇集。 ・坂道 ・街角 ・草原 ・秋の日 ・広場 ・暴力 ・春の影 ・すばらしい冬の日 ・冬の日の鳩 ・サマータイム ・おれのバイオレンス ・炎のなか ・ラジャスタンの笛吹き ・カトマンズ・イエティ・ハウス ●河野典生(こうの・てんせい) 1935年1月高知県生まれ。詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。日本のハードボイルド小説の先駆者となる。幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。
  • 桜狼 鹿取警部補
    3.5
    1~4巻737~748円 (税込)
    警視庁捜査一課の鹿取信介。以前は公安部に属し、警察庁警備局長の直轄で「隠れ公安」として動いていた。鹿取は世田谷区宮坂で起きた発砲事件で、所轄の女性刑事・吉田裕美とタッグを組むことになる。うんざりしながらも捜査を進める中、この発砲事件の裏にきな臭いさまざまな影が見えてきた。一方で必要以上にやくざを憎み「心火の敵」とまで言い切る吉田の過去にはいったい何が──。「公安捜査」「隠れ公安」シリーズの鹿取刑事を主人公に描く、新シリーズ第一弾!!
  • カトリングガール~虫好きな女子って変ですか?~
    4.0
    新人・東京都職員の三好幸紀(みよしゆきのり)はかわいいもの好きで、虫嫌い。しかし、出向先で蚊の研究をする羽目に! 幸紀を指導するのは、美少女のような見た目だけれど、人付き合いが極端に苦手な昆虫学者・香取理緒(かとりりお)。ぎこちない2人が少しずつ距離を縮めるなか、殺傷力の高い「鳥マラリア」が大好きなペンギンを襲っているとの噂が。幸紀はペンギンを救うことができるのか!?
  • カトリーヌと囁き森
    -
    1巻1,320円 (税込)
    もし、宿命があるとしたら。 死でさえも引き裂くことのない絶対的な愛があるとすれば……。 この世の果てにある小さな島での物語。 この島の「囁き森」で明かされるカトリーヌの秘密。 カトリーヌが愛し、別れた人たちの秘密。 しかし、この「囁き森」は呪われた森だといわれている……。 〈目次〉 第一部 銀の画鋲 第二部 舞台の下手 第三部 カトリーヌと囁き森 〈著者紹介〉 智佳子サガン(ちかこ さがん) ピアニスト。 熊本市在住。熊本私立九州女子学院高等学校卒業。 熊本市の並木坂にあるライブミュージックのお店「太陽と北風」を営むかたわら、小説を執筆。

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  • 角川文庫 新・ぼくらシリーズ【4冊合本版】『新・ぼくらの円卓の戦士』『新・ぼくらの大魔術師』『新・ぼくらのサムライ魂』『新・ぼくらのいいじゃんか!』
    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    シリーズ累計2000万部突破。宗田理の大ヒット人気シリーズが4冊合本版となって登場! <収録作品>『新・ぼくらの円卓の戦士』『新・ぼくらの大魔術師』『新・ぼくらのサムライ魂』『新・ぼくらのいいじゃんか!』
  • 角川文庫 ぼくらシリーズ第1集【10冊合本版】『ぼくらの七日間戦争』~『ぼくらの秘島探険隊』
    -
    1~3巻5,500~5,940円 (税込)
    シリーズ累計2000万部突破。宗田理の大ヒット人気シリーズが10冊合本版となって登場! <収録作品>『ぼくらの七日間戦争』『ぼくらの天使ゲーム』『ぼくらの大冒険』『ぼくらのデスマッチ 殺人狂がやって来た』『ぼくらの(危)バイト作戦』『ぼくらのC計画』『ぼくらの修学旅行』『ぼくらの(秘)学園祭』『ぼくらと七人の盗賊たち』『ぼくらの秘島探険隊』
  • かな
    -
    1巻1,188円 (税込)
    空き缶拾いをして生計を立てている孤独な老人、宗太。彼は訳あって、朝一番の電車が通る時間に、毎日のように駅に通っている。そしてある朝、ホームから飛び降りようとしていた小学生の女の子「かな」を助けて……。命の重さ、学校の在り方、家庭の役割を、少女、老人、クラスメイト、担任教師それぞれの立場で見つめる、珠玉の1冊。心あたたまる、年齢を超えた友情物語。
  • 家内安全
    5.0
    誰かを好きになって、恋をして、一緒に暮らす。そこには、たくさん喜びや悲しみ、想いの襞が重なりあっている。夫と娘と初詣に行く日常を得るまでの、恋愛と仕事に戦う日々を描く表題作「家内安全」のほか、「ゆっくり進む船が行く」「鉄紺」「ぬるぬる」、平間至の写真から生まれた「ショートストーリーズ」など、いずれも、恋をする心と体を、まっすぐに見つめた小説集。
  • KANAU―叶う―
    -
    1巻990円 (税込)
    未来はきっと明るい。そして、夢は叶う。 それぞれの希望を叶えるため、前を向いて進んでいく高校生4人の物語。 中学生のころからバンドを組んでいる望風、優里、武士、大地は、高校生でデビューすることが決まるが――。 それぞれの恋心が複雑に絡み合い、物語は大きく動き出す。 繊細な心情を綴った歌によって展開していく、高校生男女の青春群像劇。 (著者紹介) 堀江麻希(ほりえまき) 1977年、熊本県出身。三児の母。26歳で結婚し、仕事と子育てに追われる生活の中で、引越しを機に主婦になる。主婦業の傍ら、初めて執筆する。書写の思い描く「青」を表現してみたかったとの思いから、「KANAU―叶う―}を執筆。高校生男女四人の三年間を書いた。「叶う」ということを信じて前へ進もうとすることを生きる醍醐味とした生き方の四人が、バンド活動を通して表現する曲の数々。この作品が、読者にとって心の糧になればと願う。現在、この四人のその後を執筆中。

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  • カナエトメイ 怪奇専門探偵事務所
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    3年前のクリスマスイブ。御燎(みりょう)かなえは最愛の夫と娘を失った。遺体はまるで破裂したかのように、血だまりで残骸として発見され、科捜研の調査でも犯行の手掛かりは一切見つからなかった。 刑事を辞めて怪奇事件専門の探偵事務所を立ち上げたかなえ。ある日、刑事時代からの知り合いである都庁特別対策室・御堂筋(みどうすじ)から、顔のない男に眼を取り替えられたという家出少女・早凪冥(さなぎめい)にまつわる相談を受ける。それは人にかけられた呪いが視える眼だった。冥の眼の力を使い、失踪した彼女の仲間の行方を捜すが…。 『夜行堂奇譚』嗣人が贈る、異色バディホラーシリーズ。
  • 神奈川宿 雷屋(いかずちや)
    3.0
    お実乃が奉公する神奈川宿の茶屋・雷屋は、二階でもぐりの旅籠もやっていて宿賃は割高。客もわけありで癖の強い連中ばかりで、お実乃はしょっちゅう振り回されている。ある日、それまで元気そうにしていた客の老婆が、突然、夕餉のあとで謎の死を遂げる。厄介事を嫌い、「病死だ」と言い張る主人の仁八に不信感を抱いたお実乃は、真相をさぐろうとするが……。
  • カナコと加奈子のやり直し
    3.5
    1巻748円 (税込)
    母校に赴任した教師、菅野京平31歳は生徒に慕われ保護者対策もぬかりない有能教師。しかし、内心は人生への虚しさを感じる毎日だった。新学期の1日目、菅野はイシイカナコの幽霊に遭遇する。彼女は高3の冬、受験に失敗して自殺した。驚きの余りベランダから落ちた菅野、しかしなぜか意識だけ高3の時間軸へ飛ばされてしまう。同じクラスには生きている石井加奈子、そして自分がいた。「イシイカナコの人生やり直し事業に参加させてあげる」そう話す幽霊の申し出を止む得ない事情で受けた菅野だったが、ノーコントロールの幽霊は京平の意識を誤送球をしまくり、友人たちの身体を転々とさせられる。菅野は人生を、そしてイシイカナコの人生を変えられるのか? 「人生は失敗が許されないわけじゃない」少しビターな青春物語。
  • 金沢あかり坂
    4.0
    古都・金沢を舞台に、恋と青春の残滓を描いた短編集。 「金沢あかり坂」 ――金沢の花街で生まれ育った凛は、別れた恋人の記憶を引きずったまま 芸妓になった。その心をいやしてくれたのは父の遺した笛だった・・・。 「浅の川暮色」 ――新聞社の事業部に務める森口は、十数年ぶりに記者時代の初任地、 金沢を訪れた。夜、浅野川を見つめる森口の意識に、それまで自分の内側に 押し込めていた女性の姿が浮かび上がる。 「聖者が街へやってきた」 ――北陸のK市にあるラジオ局に勤める魚谷と同僚、友人の新聞記者は、 古い城下町の秩序に挑もうとして、世界各国に打電された奇妙な事件を 作りだすが・・・。 「小立野刑務所裏」 ・・・いまから十数年前、私は金沢に住んでいた。金沢は誇り高く、そして 怖ろしい町だった。著者を思わせる男が回想する金沢で暮した日々。
  • 金沢浅野川雨情
    3.8
    1巻2,420円 (税込)
    金沢のひがし茶屋街で人気を誇った芸妓・なつ江が殺された。事件現場近くで目撃された水引細工店の女性や被害者と仲のよかった老舗料亭の料理人、贔屓にしていた和菓子店の店主、老人福祉施設の経営者……聞き込みを続ける金沢東署の小豆沢玲子は、誰もが抱える家族や後継者の問題、悩みにも寄り添いつつ、徐々に事件の核心に近づいていく。
  • 金沢あまやどり茶房 雨降る街で、会いたい人と不思議なひと時
    4.0
    石川県金沢市。雨がよく降るこの街で、ある噂が流れていた。雨の日にだけ現れる不思議な茶房があり、そこで雨宿りをすれば、会いたい人に会えるという。噂を耳にした男子高校生・陽元晴哉は、半信半疑で雨の茶屋街を歩き、その店――『あまやどり茶房』にたどり着く。店を営むのは、年齢不詳の美しい青年・アマヤと、幼い双子。晴哉が彼らに「離れ離れになった幼馴染み」に会わせて欲しいと頼むと、なんと、居所も知らないその少女が本当に現れて――。
  • 金沢加賀百万石モノノケ温泉郷 オキツネの宿を立て直します!
    4.5
    金沢にほど近いところにある加賀温泉郷─長い歴史を持つ温泉地に建つ小さな旅館『月結いの宿』の一人娘・神ノ木結月は、自分が大切にしている宿をいずれたたむつもりだと言い出した、女将である母親の言葉に反発して家を飛び出してしまう。そんな結月の前に突然現れたのは大きな黒い狐。それに連れられ、向こう側に白い霧が立ち込める鳥居を結月がくぐり抜けると、そこには狐のあやかしたちが営む『オキツネの宿』があった!ところがその宿は万年客不足なため極度の経営不振に悩んでおり、結月は宿の再建に力を貸す羽目に!? おもてなしの心あふれる、あやかし温泉ストーリー。
  • 金沢発特急「北陸」殺人連鎖
    -
    走行中に2つの殺人……最もあやしい人物は、列車の起点と終点にいた! ――寝台特急「北陸」の車内で男が毒殺され、同じ車中で、女がナイフで胸を刺され殺された。それぞれの犯行時刻に、第1の事件の容疑者は起点の金沢に、第2の事件の容疑者は終点の東京にいた。ニヒルな調査員、おなじみの鏑木(かぶらぎ)一行が、女を抱きながら事件を見事解決する、ハードボイルドなトラベル・ミステリー。
  • 金沢古妖具屋くらがり堂
    4.0
    金沢に転校してきた男子高校生・葛城汀一は、街を散策している際に店先にあった壺を壊してしまい、古道具屋でアルバイトすることになる。しかしそこは普通の古道具屋ではない、妖怪たちの道具“妖具”を扱うお店だった!店の主人をはじめ、そこで働くクラスメイトの美男子・時雨も妖怪で、人間たちにまじって生活をしているという。汀一はアルバイトをする中で、さまざまな妖怪や妖具に出会うことになり……。
  • 金沢 洋食屋ななかまど物語
    3.3
    「千夏がいるから、この店は安泰ね」亡き母の言葉を胸に、父の洋食屋を手伝う大学生の千夏には、好きな人がいた。しかし美術を学ぶ大学院生の彼は、卒業とともに東京に戻ってしまう。「この恋が叶うと、店は……」。恋心を抑え店に立つ娘をよそに、身体を悪くした父が「お前の婿に」と店の後継者として新しいコックを連れてきた。二人の男性の間で揺れる女心を古都・金沢を舞台に綴る純愛物語。「note」で大人気の切なすぎる恋愛小説、待望の書籍版を電子書籍化!
  • 悲しいだけ 欣求浄土
    4.7
    緊張した透明度の高い硬質な文体。鋭角的に切り抉られた精神の軌跡。人間の底深い生の根源を鋭く問い続ける藤枝静男の名篇「欣求浄土」「一家団欒」を含む『欣求浄土』、藤枝文学の極北と称賛された感動の名作、野間文芸賞受賞の『悲しいだけ』を併録。

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