仮装集団

仮装集団

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作品内容

すぐれた企画力で大阪勤音(勤労者音楽同盟)を牛耳っているニヒルな敏腕家流郷正之は、勤音内部の政治的な傾斜を感じている。勤音組織は人民党とつながっているのではないだろうか? 党との関係を探るため、流郷は美貌の経理責任者江藤斎子と情事を重ねた。だが、すべてを知った時、流郷は……。政治の手で操られる集団の無気味なエネルギーを綿密な調査と豊かな筆力で描く長編。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2014年05月30日
コンテンツ形式
EPUB

Posted by ブクログ 2016年02月20日

昭和42年に発表された山崎豊子作品。安保闘争のはざまの時期、そして、いまだ労働組合の組織率が高く、労組運動も顕在化していたという時代背景もあっての作品。党や労組が、他の団体・集団にいかに入り込んでいくか、といった組織の怖さが描かれている。「オルグ」「フラクション活動」など、いまや死後と化している用語...続きを読む

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年10月17日

働く人のために安くいい音楽を聴ける勤音という文化団体が次第に人民党に浸食されていく様子と、それに翻弄されるノンポリの敏腕プランナーの姿を描いている小説。

私自身もかつて人民党のモデルになった政党が絡んでいる病院で働いていたことがあるので、この小説に漂う微妙な空気感さえもリアルすぎておもしろく読めま...続きを読む

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Posted by ブクログ 2011年11月10日

「労働者の音楽鑑賞団体」の内実は、左思想政党の支持者獲得装置。リアリティがすごくて、身近にこんな組織がごろごろしてそうでこわい。

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Posted by ブクログ 2011年10月27日

組織がイデオロギーに動かされて次第に冷静さを失っていく姿がフィクションとは思えないくらいの現実感をもって描かれている。こんなことって、身近な組織でも容易に起こりうるのではないのだろうか(例えば目先の収益見込みをコスト度外視で追う、など)。いつもながらに主人公はcool(この表現まさにぴったりだと思う...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年06月05日

1966年1月から翌年2月まで週刊朝日に連載された作品。
大阪勤音(勤労者音楽同盟)に所属し、すぐれた企画力で音楽会を成功させている流郷正之は、組織内部の不穏な動きに気づき始めた。労働者のための音楽鑑賞団体に音楽以外のものが持ちこまれている。

労働者と経営者の対立、労働者内部での政治的・思想的対立...続きを読む

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