風は山から吹いている――Why climb mountains with me?

風は山から吹いている――Why climb mountains with me?

小説・文芸
1,540円 (税込)

7pt

空が近い。雲も近い。
当たり前に自分を満たしていた日常が、何もかも遠い。

――登山の最中に受けた、恩人からの無言電話。その後、知らされた恩人の滑落死。

高校時代にスポーツクライミング部で名を馳せた主人公・岳。訳あって大学では競技を続けないと心に決めていたが。変人と噂される登山部部長の梓川穂高につかまり、幾度か一緒に山を登ったある日、岳のスマホを高校時代のコーチ宝田謙介からの着信があったのだが――

全国の書店員が絶賛!
青春小説の妙手、額賀澪がおくる山岳ミステリ!

新直子・装画

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    二見書房
  • タイトル
    :
    風は山から吹いている――Why climb mountains with me?
  • タイトルID
    :
    980937
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年08月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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風は山から吹いている――Why climb mountains with me? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    穂高のキズ〜
    岳のキズ〜
    キズ同士がそれぞれを引き合っていた❢
    岳は山から受けたキズを山で癒やした。
    宝剣岳で全てが明らかになる。
    感動しました。

    0
    2022年01月17日

    Posted by ブクログ

    それぞれが抱えている過去や現在は、酸素が薄くて苦しいのに、晴れやかで開放感のある読後感。まさに登山。
    山に登ったことはないのに、登ったことがあるような錯覚に陥った。
    答えは出ないままだけど、山に登るたび自問自答し、落とし所を見つけて日常に戻っていく2人が悲しいほどに愛おしい。

    0
    2026年06月13日

    Posted by ブクログ

    山は好きなので…。クライミングでインハイ出場歴を持ちながら、大学で辞めてしまった主人公と、幼い頃に山で遭難し、家族を失った先輩が、高校時代に世話になったコーチの山での滑落死が事故か自殺かを巡って展開していく。登山の景色が目に浮かんでくる話でした。

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    止まらない一気読み!共感どころ満載。お互いの事を必要とする穂高先輩と岳。宝田先輩にも生きてほしかったー。

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    筑波岳、梓川穂高、登場人物の名前、こりゃ私の好きな登山の話しかない。
    思った通りだった。
    大学生の登山部の二人なんだが、それぞれ、山に関係した秘密を抱えている。
    外界では話せないことを山の頂上でお互いに告白する。
    穂高の過去は重い、岳も自分が高校の時のコーチの死に心穏やかではない。
    大変な思いをして登った頂上での達成感は半端ではない。そんなところだからこそ心の中を素直に語れるのかもしれない。
    色んな思いを持って山を登る人々がいる。それを迎えてくれる大自然、登山はやっぱりいいね。

    0
    2023年08月04日

    Posted by ブクログ

    登山をしたことが無いけど、山に行きたくなる。

    筑波岳はスポーツクライミングでインターハイにも出たこともあるが、大学ではスポーツクライミングは続けないと決めていた。しかし、大学の部の勧誘がしつこくてウンザリしていたところ、今度は登山部から勧誘される。登山部は梓川穂高1人しか部員がいない。1回だけと誘われた岳は筑波山に登り、結局、登山部に入る。
    2人には人には言えない過去があった。物語が進むにつれて明かされていく秘密。2人とも辛く苦しい気持ちを抱えていたのだ。
    そんな苦しみを忘れさせてくれる登山、やってみたくなる。そこまで本格的なのではなくてもいいから。

    0
    2023年03月17日

    Posted by ブクログ

    色んな思いを抱えながら、人は山を登るんだなぁとしみじみと感じました。親戚のおじさんに小学生の頃に八ヶ岳に連れて行ってもらいました。それ以来、山らしい山には登ったことはなかったのですが、もうすぐ50歳。近場の低山に妻と一緒に行きたいなあって思いました。

    0
    2022年05月16日

    Posted by ブクログ

     クライミングと向き合う男たちを描いた山岳ヒューマンミステリー。全5章とプロローグおよびエピローグからなる。
              ◇
     高校でスポーツクライミングのインターハイ選手だった筑波だが、ある理由から大学入学後は競技活動はせず、先輩とともに趣味程度の登山でお茶を濁す日々を送っていた。
     ある日、高校時代のコーチだった宝田が登山中に滑落死したと連絡があった。
     だが、まさに宝田が滑落したと推測される時間に、筑波の携帯には宝田からの着信があったのだ。
     はたして宝田の死は事故なのか、それとも自殺なのか。

          * * * * *
     
     額賀澪さんにしては珍しく、プロローグからミステリーめいた展開。それがなければ、ただの山岳男子青春ストーリーと思って読み始めたと思います。

     けれど、筑波の携帯に滑落時のコーチから着信があったときの描写がミステリアスです。筑波が出たものの聞こえてきたのはコーチの声ではなく風の音だけ。なぜ無言電話だったのか?

     俄然、展開がおもしろくなりました。おまけにコーチの死に絡んで、筑波は屈託を抱えているらしい。それはいったい何なのか?

     重い設定ですが、額賀さん特有の淡々としたタッチのおかげで、スムーズに読み進めることができました。しかも決して浮ついた展開ではなく、緊迫感さえ感じるほどです。

     また、当初から用意されていた謎が終盤になって次々と明かされていくのですが、どれも物語を根底で支えられるほどのウエイトを持っており、期待以上の出来映えです。

     エンディングはさすが額賀さんらしく未来に希望を感じさせるもので、読後感が非常に爽やかでした。

    0
    2022年02月22日

    Posted by ブクログ

    さらさらと、とても読みやすかった。
    青春山岳小説といった感じ。
    アスリートの引退後のセカンドキャリアについてもテーマの一つになっていて、興味深い。
    個人的には、元フィギュアスケート選手の町田樹さんが講演されているセカンドキャリア問題の本質の話なども思い出して、考えさせられた。
    作品の中の岳と穂高が、それぞれの痛みを抱えながら、良い関係になっていくのが心地良い。

    やっぱり山岳小説は好きだなぁ。
    「日常から離れることで自分にこびりついている余計なものを引き剥がしていくのが登山」「下山するときに引き剥がした余計なものを全部拾い集めて帰る」「そうやってまた日常に帰って行くんだよ」
    この辺りが印象的でした。

    0
    2022年02月20日

    Posted by ブクログ

    サラっと一気読み。ちょうど先月筑波山に登ったばかりなので、1章目から光景を思い浮かべて読んだ。「険しい山を何時間もかけて登って、日常から離れることで自分にこびりついてる余計なものを引き剥がしていくのが登山」という言葉が心に残った。

    0
    2021年11月29日

風は山から吹いている――Why climb mountains with me? の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    二見書房
  • タイトル
    :
    風は山から吹いている――Why climb mountains with me?
  • タイトルID
    :
    980937
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年08月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    5MB

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