本間洋平の作品一覧
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「本間洋平」の「家族ゲーム」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
茨城大学経済学部卒。『家族ゲーム』でデビュー。同作は第5回すばる文学賞を受賞し、何度も映像化されている。他に『カタルシス』を手がける。
Posted by ブクログ
ドラマは見ていません。
ただ、CMとか聞いた範囲で過激っぽかったので原作もそうなのかな?と思ったんですけど…ドラマのようじゃなかったです。
内容的には、私の家に近いものをだったのでいろいろ考えさせられました。
きっと子供視線では「そうそう、親ってこんなだよ」と共感し、親視線では「子供の為なんだ」「親だって…」とか思うのではないでしょうか。
親の立場になったとき、こうはならないよう思い出したいなと思う作品でした。
内容はまぁふつうだった…だけど面白い。
飽きが来ず最後まで一気に行けました。
その点と、読んで考えることが有ると思う作品だったので★5です。
Posted by ブクログ
映画やドラマに幾度となく映像化される、その原作がどんなものか知りたくなり読んでみました。その骨格となるストーリーは意外なほどにシンプル。沼田家の兄弟、慎一と茂之。弟茂之のもとにやってくる家庭教師。強弱の差はあれど、かれが謎の無性格者であるところが物語の共通項であり、その他のところはかなり自由。今回原作を読んでみて、「家族ゲーム」というコンテンツの強さは、そのストーリー性でなく“空気感”にあるのだなぁ、と思いました。森田監督の映画化では音楽が一切なく、エンディングでけだるくうたた寝する家族に外から聞こえるヘリコプターの羽音が印象的だった。そして、その雰囲気こそがこの原作を忠実に映像化していたのだ
Posted by ブクログ
この本は、大学近くの古本屋で「人生の迷子たちへ」とメッセージがつけられた中身はわからない本の3冊セットのうちの1つだった。
まずこの本はページが少ないし余白も多いのでさらっと読める点が良い。
さて、内容についての感想に入る。
この本を読み終えてまず、私もこの本を、人生に迷っている人におすすめしたいと思った。
本についていたポップにはさらに続きがある
ー「明日からどう生きよう…」と思った事がある 人はなおさら面白く読める3冊。あったかいのもあるし、ヒェッというやつもある。そりゃ人生様々だしな。ー
と。
古本屋でこれを手に取った時期は、なんか色々うまくいかないなと躓いて
Posted by ブクログ
2013年購入
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久しぶりに読んでみた。13年に買って読んだ当初はドラマとの違いにただ驚いていたけど、大人になってから読むとなかなか面白い。
慎一の堕落していく姿に怒りきれない両親、茂之には強く言えるのはそれまでの2人の性格の違いか。無駄に達観してる慎一は人生へのやる気がなくなったら更生できる未来が見えないし、茂之はもともとの性格からこうやって人生を逃げ続けていくんだろうって考えるとこの家族は救いようがなくて可哀想。
昭和の時代はモノが溢れていない分、勉強のしやすい時代だとは思うが勉強嫌いの子供からすると生きづらかったのかなとも思った。