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風尾町。あまりに風がなくて、いつでも船出を待っていることから「風待ちの港」と呼ばれた、瀬戸内に面した穏やかな町。その町に祖父の危篤の報せが切っ掛けで帰って来た葉山恒一は、仕事に忙殺され、心を無くしていたことに気が付き、少し休むことに。そんな折、かつて祖父がこの町でプラネタリウムの解説員を務めており、その音声がつい最近再開した博物館に保存されていることを知る。恒一は、〈風尾博物館〉へと足を踏み入れた……。ものや星が、心を繋いでいくハートフルストーリー。(解説・原田ひ香)
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Posted by ブクログ
レトロでノスタルジックで、なんかいいなぁと心にじんわりくる物語。
小説からノスタルジーを感じたのは初めてでした。
テーマに博物館やプラネタリウム、星座が出てくることも影響してるかも…
穏やかな港町で、少し古い時代の影を残しているような、でも古めかしいわけではなくて…
どこかにこんな港町があるのかな。
劇的な展開があるわけではないけど、飽きることなく最後まで読めました。
じわっと涙が滲むような、穏やかな感動で胸がぎゅっとなりました。
人との繋がりってほんとに良いものだな。
とっても静かなピアノジャズとか聴きながら読むのが似合う作品でした。
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