徳田秋声の作品一覧

「徳田秋声」の「蒼白い月」「足迹」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ブンガク誌 街灯と青空
    -
    1巻330円 (税込)
    過去と未来をつなぐ文芸誌です。青空文庫という面白い文学の宝庫から、テーマによって新しい文芸誌を紡ぎます。
  • 黴 爛
    3.8
    1巻1,771円 (税込)
    明治四四年、夏目漱石の推挙で「東京朝日新聞」に連載し、自身の結婚生活や師・尾崎紅葉との関係等を徹底した現実主義で描き、自然主義文学を確立、同時に第一級の私小説としても傑作と謳われる「黴」。翌々年発表の「爛」では、元遊女の愛と運命を純粋客観の目で辿り、文名を確立する。川端康成に「日本の小説は源氏にはじまって西鶴に飛び、西鶴から秋声に飛ぶ」と言わしめた秋声の、真骨頂二篇。
  • 明治深刻悲惨小説集
    3.7
    1巻1,881円 (税込)
    死、貧窮、病苦、差別――明治期、日清戦争後の社会不安を背景に、人生の暗黒面を見据え描き出した「悲惨小説」「深刻小説」と称された一連の作品群があった。虐げられた者、弱き者への共感と社会批判に満ちたそれらの小説は、当時二十代だった文学者たちの若き志の発露であった。「自然主義への過渡期文学」という既成概念では計れない、熱気あふれる作品群を集成。
  • 仮装人物
    -
    1巻1,463円 (税込)
    仮装舞踏会で被せられたサンタクロオスの仮面の髯がマッチを摺るとめらめら燃えあがる、象徴的な小説の冒頭。妻を亡くした、著者を思わせる初老の作家稲村庸三は、"自己陶酔に似た"多情な気質の女、梢葉子の出現に心惹かれ、そして執拗な情痴の世界へとのめり込んでゆく。冷やかに己れのその愛欲体験を凝視する"別の自分"の眼。私小説の極致を示した昭和の名作。第1回菊池寛賞。
  • 徳田秋声
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 名作『黴』の素地をうかがわせる『煩悶』、みずみずしい青春の記録『秋声録』を収録。その他『光を追うて』、『女教師』、『四十女』、『死後』、『菊見』など、全20編。

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  • 新世帯
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 縮図
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 仮装人物
    無料あり
    3.0
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  • 黴
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  • 爛
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    -
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  • 風呂桶
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    -
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  • 町の踊り場
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  • 足迹
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    -
    1巻0円 (税込)
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  • 蒼白い月
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    4.0
    1巻0円 (税込)
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  • 挿話
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  • 絶望
    無料あり
    -
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  • 花が咲く
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    1巻0円 (税込)
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  • 或売笑婦の話
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • のらもの
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    -
    1巻0円 (税込)
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  • チビの魂
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 躯
    無料あり

    -
    1巻0円 (税込)
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  • 佗しい放浪の旅
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 和解
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 媒介者
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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  • 霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ
    無料あり
    -
    1巻0円 (税込)
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ユーザーレビュー

  • 明治深刻悲惨小説集

    Posted by ブクログ

     お前の罪じゃ無い、世の中の罪だ
               (田山花袋「断流」より)

    人生の不条理・社会の闇と真正面に向き合い描かれた「悲惨小説(深刻小説)」または「観念小説」と呼ばれる作品のアンソロジー。あまり聞き慣れぬ作家の、大手出版社の文庫本レーベルにもなかなかラインアップされない作品をたくさん味わえる貴重な一冊だと思う。

     川上眉山「大さかずき」
     泉 鏡花「夜行巡査」
     前田曙山「蝗売り」
     田山花袋「断流」
     北田薄氷「乳母」
     広津柳浪「亀さん」
     徳田秋声「藪こうじ」
     小栗風葉「寝白粉」
     江見水蔭「女房殺し」
     樋口一葉「にごりえ」

    性別、生まれ、家庭の経済状況……。収録

    0
    2025年10月17日
  • 明治深刻悲惨小説集

    Posted by ブクログ

    古い小説が多いのですけれども、割かし読みにくさも感じずに読めたかと思います…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、少々解釈が難しい部分もあったのですが…また機会があれば再読したい作品群でしたね!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    亀さん…とかいう作品が一番印象に残りましたかねぇ…女性なら誰でも構わずについていく、抱き着いて行こうとする男性の話…(;´∀`)

    実際に居たら困惑する人物ですけれどもまあ、印象には残りましたねぇ…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    0
    2024年12月08日
  • 黴 爛

    Posted by ブクログ

    艷気のある文体とストーリーながら、冷静な視線で状況を描いており、この先は、と読ませる小説。
    文章も美しく、のめり込めばのめり込むほど小説の世界に溺れることができます。
    近世日本のきれいな小説が読みたいという方は、ぜひ。

    0
    2024年09月10日
  • 黴 爛

    Posted by ブクログ

    自然主義作家と言われる徳田秋声の作品を初めて読みましたが、なんとも評価をしづらい作品です。『黴(かび)』の主人公の笹村も、『爛(ただれ)』の主人公お増(ます)の良人(浅井)も女性の扱いが悪くて、なんだか途中途中で気の毒でならなかった。
    2作品とも、深い心情が描かれる事なく、いたって淡白な語り口で進んでいきます。そして、話しの内容に盛り上がりも少なく、いきなり話しが飛んで行間を読まされる文章などは、もう少し前後の関係を書き込んであればと思いました。

    このようなことを書くとダメなのかというと、
    不思議と読み返してみたい気持ちもあります。おそらく、難解な漢字を多様していることと、特徴的な言葉の繰り

    0
    2023年10月05日
  • 黴 爛

    Posted by ブクログ

    『黴』は1911(明治44)年、『爛』は1913(大正2)年に新聞連載されたもの。
     日本自然主義文学の最高峰とも言われる徳田秋声の小説を、こんにちの観点からどのように評価し、位置づけるかということは、そう容易なことではない。ただ、これが「いかにも日本的な美感を代表するものの一つ」だということは想像できた。この場合の「日本的美感」は、もちろん、長所も短所もある。
     この小説の構成原理には、近代西洋が追究してきた「論理性」が存在しない。状況Aがすべからくして状況Bを結実した、というような強固な原因-結果の結びつきが、「日本的美感」の核心部分には見られないようなのだ。秋声の小説では、「物語」は論理

    0
    2023年03月11日

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