家族の哲学

家族の哲学

1,540円 (税込)

7pt

4.4

「生まれた家族がよかっただの悪かっただの、いったい何を言ってるのか」

住まいや国のあり方を問い続ける、『独立国家のつくりかた』の俊英が辿り着いた、〈家の族〉であることの意味。
生き延びるための家族小説。

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家族の哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年11月11日

    作者が自分とは全く異なる妻に慄きながら、鬱状態から這い出ようとひたすらもがく様は痛々しかった。一見普通の妻の強い精神、夫に対するまっすぐな信頼、無邪気な子どもとのなにげない行動で少しづつ変化していく作者。あんなにも才能ある人のもう一つの負の一面。夫婦とは本当に両者のバランスなのだ。

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月25日

    初めてこの著者の本を読んだ。家族という共同体について悶々と考えていた時に読んでしまったもんで、震えた。心の奥底にあった感情を思い出したような感覚だった。ビックリしたな。自分にとって大切な一冊。

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    Posted by ブクログ 2015年09月24日

    さっきもつぶやいたがツイートで流れてきたので気になって本屋で手に取ってみたら「生き延びるための家族小説」とあったので、あ~これは読んでおかないとと思い購入。
    すごい内容だった。
    ここまで自分をさらけ出せるのってたいしたもんだと思う。
    そして「書く」という行為に対する作者の姿勢に少し共感したのでありま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年02月10日

    エッセイととらえるべきか、小説ととらえるべきか。
    何が足りないかわからないが、好きな作品というには紙一重な感じ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年03月26日

    聞き流す。それは無視することではない。
    聞き流す。それは意味ではなく、音楽として受けるということだ。
    聞き流すという行為には、積極性がまったくない。判断せず、決断せず、ただ受け入れるのみだ。

    P.214

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