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「私たち、本当は何になりたいの?」
音大受験に失敗した名波陽菜は自信を取り戻すため、姉の住む自然豊かな奥瀬見にきていた。
フルートの練習中に出会ったのは、オルガン制作者の芦原幹・朋子親子。同い年の朋子と〈パイプオルガン〉の音づくりを手伝うことに。
だが、次第にオルガンに惹かれた陽菜はこのままフルートを続けるべきか迷ってしまう。中途半端な姿に朋子は苛立ちを募らせ、二人は衝突を繰り返す。
そんな中、朋子に思いもよらぬ困難が押し寄せる!
絶望に打ちひしがれながら、オルガン制作を続けるか葛藤し、朋子は〈怪物〉を探しに森の中に入っていくが……。果たしてオルガンを完成させることはできるのか?
二人の十九歳が〈パイプオルガン〉制作で様々な人と出会い、自ら進む道を見つけていく音楽小説。
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Posted by ブクログ
いやー、おもしろい。
尻上がりにおもしろかった。
序盤は知識不足から手が止まってしまうことも。
でも第一章の結末から第二章
ページを捲る手が止まらなかった。
音楽って素晴らしい!
自分に無いものを素直に心から尊敬して
手を取り合えることも素晴らしい!
パイプオルガンの音を聞く機会が、今までの私の人生の中にはなかったけれど
チャンスがあればぜひとも聞きたい。
コンサートに行きたくなったし
森の中も歩きたくなった。
海沿いの防風林の中を散歩するのが大好きな私。
風の音、波音、鳥の声、自分の足音。
いろんな音が混ざって、でも不快ではなくて。
寧ろすべてが溶け合って、心地よい癒される音なのだからだなと
この本を読んで再確認した。
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