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江戸の町に『馬律流』という武術を伝える道場があった。その主人・紗六新右衛門の長屋に『唯力舎』という変わった貼り紙がある。そこでは一瀬唯力という男が「黒字になった時から一年間、儲けの一割を報酬」として支払うことを条件に、経営指南をしてくれるという――。唯力と新右衛門をはじめとする仲間たちが知恵と勇気を振り絞る、青春時代小説!
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Posted by ブクログ
江戸の町にある『馬律流」という武術を教える道場があった。 だが、今では弟子はたったの一人。道場も赤字。もらった禄も足りなくて、借財も増えていくばかり……。 そんな時に一ノ瀬唯力が主人の紗六新右衛門が黒字になった時には『一年間、儲けの一割を報酬』として支払うことを条件にして経営指南をしてくれると...続きを読むいう。 武士も赤字のために内職に励むこの時代、唯力はどのようにして道場の赤字を黒字にしてくれるのか? とっても面白かったです♪ 紹介文にフリガナをつけようかなぁと思ったんですが、それはあまりに無粋なのでやめました。(わかる方にはわかると思うので) 第一章 米が売れない 第二章 はじまりのその1 第三章 はじまりのその2 第四章 はじまりのその3 第五章 すべての糸が一本に 以上の五章からなっています。 それぞれに独立した話になっていますが、最後にきれいにつながるところがいいのですよねぇ。 米屋を営んでいる信介が米が売れなくて困ってしまい、鯉と釣ってそれを売る内職をしているときに唯力が声をかけたときから始まる第一章。 新右衛門の元へ唯力が転がり込んで、赤字経営の道場を黒字に導く第二章。 唯力が住むことになった新右衛門の長屋に厠を作ったことから始まる。汲み取り料の揉め事を解決する第三章。 岡場所で賭け将棋を客に仕掛けて、金をだまし取る悪党を捕まえてほしいと頼まれる第四章。 第一章で赤字解消をしたはずの信介が商売をやめて故郷へ戻ると言い出したことから始まる。やくざとの対決することになった唯力と新右衛門たち。 どの作品も楽しかったです♪ 現代もあるよねぇとしみじみ。こんな風に家計を管理してくれる人が欲しい! (お前が言うな、言われそうですが)
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