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Posted by ブクログ
忙しい時こそ短編集♡
ずっと気になってたこの作品
予想以上に良かった〜:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎
不思議なことが起きる、東京の下町アカシア商店街。昭和という時代が残した“かたみ”の歌が、慎ましやかな人生を優しく包む。7つの奇蹟を描いた連作短編集。
各章の主人公は商店街やその近所に住んでいる人々
それぞれが不思議な体験をするが哀しい話あり、ゾワっとする話あり、ホッコリ話もある。
それぞれの話に出てくるのは芥川龍之介似の古書店の店主と寂れた寺。
不思議な体験をした人達は何かに引き寄せられるように店主と関わるんだけど…話が進んでいくうちに店主のことが次第にわかってくる。
そしてラストの話でスッキリウルウル(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
なんだか優しい話を書く方だなぁ…
あ!!「オルゴォル」の作家さんだった!
朱川さんちょっと他作品も読んでいきます♡
Posted by ブクログ
読者は不思議が起きる町へ招待される。
死者の世界に通じる場所がある覚智寺、町で起きる摩訶不思議な出来事の目撃者であり証言者である古書店主をキーに7篇の死にまつわる話が語られる。
そしてそれぞれの話の底流にあるストーリーは最後の一篇によって鮮やかに語られる。
戦禍を免れて古くからの町並が残ったこの町には訳あって他所から流れて来た人達も多い。彼らは過去に責め立てられながらこれからの自分達を立て直すためにこの町にやってきた。そして昔ながらの商店街でスーパーマーケットの便利さとはひと味違う買い物にむしろ居心地の良さを感じる。
この町には便利さと引き換えに私達が失ってしまったものが残っている。
それは人々が心地よく暮らしていくためにどうしても必要な事なのだろう。
人間は生きていく上で後悔する事を、長く生きていけばいくほどそれだけ多く抱え込む。
それに対する懺悔の気持ち、特に死んでしまった愛する者に対するその気持ちはなかなか辛いのだが、もしも死者に今この懺悔の気持ちを伝える事ができたならどんなに気持ちが楽になるだろう。
古いこの町はそんな願いが叶うかもしれない不思議空間。
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