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  • 御刀番~左京之介 妖刀始末~
    3.0
    駿河国汐崎藩の御刀蔵から妖刀村正が盗まれた。徳川家に仇なす刀ゆえ、所持が公儀に知れれば汐崎藩の取潰しは必至。藩主から命を受けた御刀番・左京之介(ひだりきょうのすけ)は村正の行方を追うが、その前に不審な忍びが立ちはだかる。そして、忍びの背後にはとてつもない敵が潜んでいた。京之介の孤独な闘いが始まる。そして、衝撃の結末とは……。著者渾身の壮大な新シリーズ開始。
  • 左手首
    3.7
    美人局のはずだった。だが、頭の弱い女が誘い込んだのはヤクザで、相棒の男が凄んでも脅しが効かない。逆ギレするヤクザ。女は消火器を振り下ろした。バラバラにした死体をいざ埋めようとするが……「左手首」。解体業者と組んで事故車で稼いでいた損保・車両鑑定人(アジャスター)の悪どい手口……「解体」。一攫千金か奈落の底か、欲の皮の突っ張った奴らが放つ最後のキツイ一発! なにわ犯罪小説七篇。
  • 左手に告げるなかれ
    値引きあり
    3.4
    「右手を見せてくれ」。スーパーで万引犯を捕捉する女性保安士・八木薔子のもとを訪れた刑事が尋ねる。3年前に別れた不倫相手の妻が殺害されたのだ。夫の不貞相手として多額の慰謝料をむしり取られた彼女にかかった殺人容疑。彼女の腕にある傷痕は何を意味するのか!? 第42回江戸川乱歩賞受賞の本格長編推理。
  • ヒッキーヒッキーシェイク
    3.6
    「人間創りに参加してほしい」カウンセラーのJJは年齢性別さまざまな4人の引きこもりを連携させ、あるプロジェクトを始動する――!
  • 引越し侍 門出の凶刃
    3.0
    からっけつの旗本が陰謀を暴き、巨悪を両断! 血筋はよくて二枚目で、剣も冴えわたるが、美しい娘子にはつい浮かれてしまう内藤三左衛門、二十三歳。 一見すると極楽とんぼだが、役に就かない旗本の当主だけに、懐はいつもからっけつ。 屋敷の庭に建てた道場を賭場にして、密かに寺銭を稼いではいるが、金に厳しい祖父の次郎右衛門に取り上げられて、今日も飲まず食わず。 しかも、内藤家の小者なのに、みずから用人を任じてはばからない嘉平にさえ、侮られる始末だ。 仕方なく喧嘩の仲裁で日銭を稼ぎ、なんとか食いつないではいるものの、腹が減っては目を回す「平穏な」日々を送っている。 ところがある晩、次郎右衛門にこき使われている博徒の親分・伝蔵の警固中、「妙な」辻斬りに出くわした。 大川橋の上で四人に囲まれたのだ。 得意の剣で切り抜けたはいいが、それがどうやら運の尽きだったらしい。 下は南町奉行所の定町廻り同心・大塚右門、上は白河藩主で老中首座の松平越中守定信を巻き込んでの、公儀を揺るがす大きな謀略に挑む羽目になり……。 温かくて胸のすく、痛快長編時代小説!
  • ヒッコリー・ロードの殺人
    3.3
    学生寮で次々と起きた盗難事件。変哲もない事件に思われたが、たまたま学生に探偵術講義に来ていたポアロは「すぐ警察をよんだほうがいい」と主張する。やがてポアロの予感は的中し、学生の一人が怪死を遂げてしまう。マザー・グースを口ずさむポアロが導き出した二つの事件の意外な真相とは?

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  • HIPS 機械仕掛けの箱舟
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    労働を禁止する。生活は保障する。誰も、取りこぼさないために。HIPS。それは、経済が停滞した日本に生まれた、前代未聞の扶助団体。すべての会員を監視下に置き、経済活動と財産の所有を禁止するかわり、健康で文化的な最低限度の生活を保障するというHIPSは、あらゆる会則をAIに委ねている。人々を惑わせるHIPSの周囲では、数々の不穏な事件が巻き起こる。完璧に見えるAIの管理。待つのは成功か、それとも破滅か――。
  • 棺の女
    3.5
    カタルシスNo.1のハードサスペンス!  ガレージで発見された、黒焦げの男の遺体。殺したのは、男にさらわれ全裸で監禁されていた20代の女性フローラ。現場に駆けつけた女性刑事D・D・は、フローラの素人離れした身の守り方に不信感を抱く一方で、男と3人の女性失踪事件との関連を疑う。そして、フローラもまたかつて世間を震撼させた誘拐監禁事件の被害者であることを知る。ところがその矢先、フローラがまたも失踪する。未解決失踪事件の被害者、フローラを取り戻そうとする母と彼女が唯一頼るFBI捜査官、そしてかつて彼女を監禁した男。一見バラバラだったピースがつながった時、あまりに壮絶な過去が浮かび上がる。そしてすべての謎が解けた時、震えるラストが……!  米国のヒットメーカーが新境地に挑んだ、カタルシスNo.1のハードサスペンス。
  • 柩の中に生者はいらない
    3.3
    『悪魔』の透明標本を作り学会から追放されたと噂される根室正志。その根室の最後の作品が完成し、披露されることになった。人伝に聞きつけ集まったのは、一見結びつきのない8人の参加者。猟奇事件を追うフリーライター、遺産で生活する美人写真家、推理作家など――彼らは福島県の沖合の孤島に向かうも、予想外の事件が待ち受けていた。島での一夜を余儀なくされた9人に様々な思惑が渦巻く。そして第1の殺人事件が―― ※本書は、二〇一四年八月、小社より刊行された単行本『柩の中の狂騒』を改題し文庫化したものが底本です。
  • 柩の中の猫
    4.2
    1955年、20歳の雅代は、美大で油絵を教える川久保悟郎の家に、娘の桃子の家庭教師を条件に住み込むことになる。モダンな明るさに満ちたその家に母親の存在はなく、孤独な少女の心には飼い猫のララだけが入れるのだった。緊張をはらみつつも表面は平穏な日々。均衡を破ったのは悟郎の恋人の登場だった――。30年の時を経て語られる悲劇的な事件の真相。心理の綾を精緻に紡ぐサスペンス長編。
  • 羊飼いのルール 上
    3.0
    夜ごとの悪夢に悩まされるマーカスは、殺人課の刑事という職を捨て、生まれ育ったニューヨークを離れることにした。亡くなったおばから相続した農場に移り住んだ彼は、周囲に広がる美しい光景を見て、新たな人生の始まりに安らかな気持ちになる。しかし、彼の平和な時間は短かった。自分はひとりではなく、誰かに見られている気がしたのだ。逃亡中の連続殺人鬼、アッカーマンについてのニュースを見たばかりのせいか、未知の恐怖にマーカスは苛まれる。そしてその恐怖は、現実のものとなってマーカスに迫り──。
  • 秀吉と武吉 目を上げれば海
    3.6
    戦国末期、瀬戸内海の村上水軍を率いて独立自存の勢力を誇っていた海賊の総大将・村上武吉。毛利一族などとの争いの末に獲得した徴税権と領土が、天下統一を狙う豊臣秀吉に奪われそうになった時、武吉はいかにして、それと戦ったのか。いかなる権力にも臣従することなく、己れの集団を守りぬいた武吉の生涯を通じ、時代の転換期における指導者のあり方を示唆した歴史小説。

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  • 秀吉の枷 上
    3.7
    覇王(信長)を討つべし! 多くの謎に包まれた秀吉の生涯に迫る迫真の歴史ミステリー 「殿は、いつまでもあの『覇王』の手先であってはなりませぬ」。死を目前にした軍師・竹中半兵衛は、病床で秀吉に4つの忠言と秘策を授けた。天正7(1579)年6月、蜂須賀小六、前野小右衛門ら播州から駆けつけた異能集団《山の民》を伴い、秀吉は密かに天下取りに動き出す。大ベストセラー『信長の棺』に続く、「本能寺3部作」第2弾登場!
  • 秀吉の交渉人 キリシタン大名 小西行長
    3.5
    豊臣秀吉政権下、キラ星のような武将がひしめく中、ひときわ異色を放つ武将がいた。キリシタン大名、小西行長 ――。洗礼名アウグスティヌス。堺の商家に生まれ、秀吉の家臣として才覚を発揮し、のちに肥後二十数万石の領主にまで登りつめた武将。熱心なキリシタンでありながら、朝鮮出兵(文禄の役)の折りには、豪傑・加藤清正を抑え、先鋒として果敢に戦う一面も見せた。時代に流されることなく、自らの信ずる道を真摯に歩き続けた一人の男の生き様を、圧倒的な筆致で永田ガラが描く。戦国時代を新たな切り口で見せる娯楽歴史小説、誕生。
  • 秀吉を討て―薩摩・明・家康の密約―(新潮新書)
    3.5
    大国・明と薩摩、家康が秀吉排除に向けて意を通じていた――。関ヶ原の戦いの後、敗れた西軍の武将には極めて厳しい沙汰が下されたが、島津氏はなぜか所領を安堵され、この異例の優遇は大きな謎とされてきた。だが、最新史料を詳細に分析した結果、朝鮮出兵の最中、島津氏と明が太閤秀吉打倒へ向けて連絡を取り合い、その企てに家康も関与していた可能性が高いことがわかってきた。戦国の興亡史を塗り替える歴史考証。
  • 秀頼、西へ
    4.0
    戦国末期。天下を手中にしようとしていた徳川家康は、大坂城に配下の者を忍び込ませた。一方、真田大助は、父・幸村より、落城の際には秀頼を連れ出し落ち延びよ、という密命を受ける。目指すは薩摩、島津家の元。燃えさかる大坂城を脱出した一行は西へ――。誰が味方で誰が敵なのか? 行く手には、想像を絶する謀略が待ち受けていた! 迫真の傑作時代ミステリー!(『落ちた花は西へ奔れ』改題)
  • 秘伝
    4.0
    巨魚に挑む男たちを描いた直木賞受賞の大ロマン。長崎県西彼杵半島の西海岸を舞台に、二人の釣り名人と怪魚イシナギの死闘劇の幕は切って落とされた。まるで潜水艦のような黒い影が潜む海中に、特殊な工夫を施した必殺の仕掛けが送り込まれていった……。他に中編「赤い海」を収録。
  • 秘伝の声(上)
    3.5
    新宿角筈村に剣術道場を構える老剣客・日影一念は、臨終の床で、なぜか二人の内弟子、白根岩蔵と成子雪丸に、自分の遺体と共に秘伝の書を土中に埋めよと言い残す。だが、剣の極意を極めたい一心の岩蔵は、遺言にそむき、秘伝書を奪って出奔する。村人たちに頼まれて道場を継ぐことになった雪丸は、岩蔵の行方を探りつつ道場を守り立て、角筈村になくてはならない人物となるが……。
  • ヒトイチ 警視庁人事一課監察係
    値引きあり
    3.5
    1~3巻469~539円 (税込)
    警視庁人事一課、通称「ヒトイチ」の若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。大組織の片隅で囁かれる噂や、匿名の内部告発を洗っていくと、思わぬ人物に疑惑がおよぶ。監察に追われたら最後、仲間の警官といえども丸裸にされる――。緊迫の身内捜査シリーズ第一弾!〈文庫書下ろし〉
  • 秘闘―私の「コロナ戦争」全記録―
    3.7
    尾身分科会会長、田村前厚労大臣らコロナ対策を指揮した中心人物との生々しいやり取りであぶり出されるコロナ禍の真実。日本中が未曾有の災禍に見舞われたあの時、誰が、どう動いたのか!? この国の矛盾と歪みに直面した著者が、また訪れる危機のために何としても書き残しておきたかった「秘められた闘い」の700日!
  • ひと駅の間に一流になる
    3.0
    何を見ても自分の仕事に結びつけることができる人が、一流の人です。一見ばらばらに起こっている出来事も、実は、すべて、連動しています。これを時代の「シンクロ(共時性)」と呼びます。時代に乗るコツは、この「シンクロ」をつかむことです。「シンクロ」とは、体でいえば「ツボ」のことです。足の裏の「ツボ」を押すと目の疲れがとれるのと同じです。時代のツボ師になりましょう。

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  • 人狩人
    3.3
    ドラマ映画プロデューサー・村瀬健氏、ミステリ書評家・若林踏氏、絶賛!!! 悪とは何か? 正義とは?を問う衝撃ミステリー。神奈川県警最悪の汚れ刑事、闇に潜み続けた最凶最悪の〝悪〟に挑む! 郊外の森林公園で発見された身元不明の死体の捜査に従事していた神奈川県警捜査第一課の桃井小百合は、県警本部に呼び出された。そこで彼女は本スジからはずれ、迷宮入り事件を専門に捜査する特命中隊の赤堂栄一郎警部補と組むように指示される。赤堂は以前、捜査一課の強行犯係にいた際は、“神の手”と呼ばれたエース刑事で、その検挙率は群を抜いていた。だが彼は汚職の疑いがある“汚れ刑事”でもあった。身元不明遺体発見現場に向かった赤堂と桃井は、その近くの山中で複数の遺体が埋められている場所を発見する。二人の捜査はやがて、戦後から続く人狩り集団の存在に辿り着いていく。それは神奈川で続く神隠し事件の真相につながっていた……。
  • 人形
    3.5
    犯罪歴のある患者を収容するビーチウェイ重警備精神科医療施設は、不穏な空気に覆われていた。ヴィクトリア朝時代に救貧院だったここには、かつて残忍に患者を支配した寮母の亡霊が出没するという噂があった。そこへある夜、不意の停電とともに、自傷行為の絶えなかった患者が死亡したことから、施設の危うい日常は崩れ去る。患者ばかりか職員までもが亡霊の噂に怯え、何かを目撃したと言い出すものまでが現われたのだ。単なる妄想か、超常現象なのか、あるいは? 上級職員のA・Jは、最近退院したばかりの、ある患者が舞い戻り関与しているのではないかと疑うが、上層部を気にする院長のメラニーは事態への対応を渋る。悩んだ末にA・Jは、独断で警察のキャフェリー警部に相談するが……アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞に輝いた『喪失』に続き、サスペンスの新女王たる実力を見せつける話題作!
  • 人斬り以蔵
    3.7
    自己流の暗殺剣法を編み出し、盲目的な殺し屋として幕末の世を震えあがらせた岡田以蔵の数奇な生涯を追跡する表題作。日本陸軍建軍の祖といわれる大村益次郎の半生を綴った『鬼謀の人』ほか、『割って、城を』『おお、大砲』『言い触らし団右衛門』『売ろう物語』など。時代の変革期に生きた人間の内面を鋭く抉り、長編とはまた異なる味わいの、人間理解の冴えを見せる好短編、全8編。
  • 人斬り以蔵の道理
    4.2
    忠臣か、異常者か。最恐の暗殺者の本性とは? 「死んだら助かるろう? 幸せになれるがよ」 元治元年(一八六四年)、土佐藩の獄卒・小田切聡介は尋問の場にあった。罪人の名は岡田以蔵。かつて幼なじみであったこの男は、数多の人々の命を奪った罪に問われ、さらには聡介の兄を殺害した下手人である可能性があった。張りつめた空気の中、以蔵は子どもの頃と変わらぬ笑顔で、自らが手を染めた殺人の記憶を語り始める。 幕末期の記録に残る岡田以蔵の不可解な言動。そこには、常人には理解しがたい恐るべき「道理」が存在した――。 気鋭の筆が「人斬り以蔵」の謎に迫る、戦慄の歴史サスペンス。
  • 人斬り半次郎 幕末編
    4.1
    「今に見ちょれ」。薩摩藩中でも「唐芋侍」と蔑まれる貧乏郷士の家に生れた中村半次郎は、だがその逆境に腐ることなく、いつの日かを期していた。秀抜な美男子で気がやさしい。示現流の剣は豪傑肌に強い。恵まれた資質のままに精力的に日を送っていた二十五歳のある日、半次郎は西郷吉之助と出遇う。時は幕末、惚れ込んだ男=西郷につき、半次郎は水を得た。京の町に〈人斬り半次郎〉の名が轟く。

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  • 人喰観音
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    美しい容姿と豊満な肉体、そして人より永い寿命を持つ〈寄生種〉のスイ。彼女は寒村の船頭と慎ましくも幸せな生活を送っていたが、東方と名乗る美青年の扇動で村人たちに疎まれ、人柱として生き埋めにされる。生き延びるために死肉を喰らったスイはやがて……。
  • 人喰鉄道(上)
    5.0
    1~2巻660円 (税込)
    暗黒大陸と怖れられたアフリカ大陸に、文明の曙光を投げかけんと企てられた、ウガンダ鉄道建設。英人鉄道技師・パターソンは理想に燃えて赴任するが、サバンナは、人間の侵略に〈人喰い(マン・イーター)〉と化したライオンとの血みどろの戦場だった。雄大な大自然のなかに、ライオンと人間の死闘を非情なタッチで描き出した、異色の動物文学。
  • 人喰いの時代
    3.5
    東京からカラフトに向かう〈紅緑丸〉船上で発見された変死体(「人喰い船」)、山中を走るバスから消えた五人の乗客の謎(「人喰いバス」)、谷底から消えた墜落死体(「人喰い谷」)、密室から消えた凶器の謎(「人喰い倉」)――昭和初期を舞台に、放浪する若者二人――呪師霊太郎と椹秀助が遭遇した六つの不可思議な殺人事件を描く、鬼才による本格推理の傑作! (解説・大森望)
  • 秘匿捜査 警視庁公安部スパイハンターの真実
    4.2
    両親の借金、息子の白血病――数々の困難に打ちひしがれたエリート自衛官が、ロシア情報機関(GRU)に取り込まれた。金をばら撒き、自尊心をくすぐり、協力者の獲得工作を繰り広げるGRUと、警視庁公安部の攻防が始まる! 公安部内に実在する、「ウラ」と呼ばれる男たちの闘いを描く戦慄のノンフィクション!
  • ヒトコブラクダ層戦争(上)
    4.1
    1~2巻909円 (税込)
    榎土梵天、梵地、梵人は三つ子の三兄弟。自 分たちが謎の能力「三秒」を持つことに気づ き、貴金属泥棒を敢行。大金を手にした梵天 は、ティラノサウルスの化石発掘の夢を抱き 山を丸ごと購入した。だが、そこにライオン を連れた謎の女が現れたとき、彼らの運命は 急転する。海を越え、はるか砂漠の地にて、 三兄弟を待ち構える予測不能の超展開とは!?
  • 日と米 爆笑問題の日本史原論
    3.7
    一八五三年の「ペリー来航」からはじまって、「ジョン万次郎」「人種間戦争」「日米安保条約」「沖縄返還」「ベトナム戦争」「日米地位協定」「東京ディズニーランド」「バブル」など日本の近代史は常にアメリカとともにあった。日本に大きな影響を与えているその歴史のすべてを、爆笑問題が大笑いさせつつ解読。これでもあなたはアメリカを許せますか。
  • 人怖 2 人間の深淵なる闇に触れた瞬間
    3.0
    世の中のアングラを中心に取材してきたライターの村田らむが、一番恐怖を感じた人間の闇や狂気に触れた瞬間。そんな、「人怖」話を集めた作品の第二弾。
  • 人殺し(新装版)
    3.3
    本郷に住むフリーライターの野本泰史は、近所の洋食屋「琥珀亭」に足繁く通っている。独身の泰史は、最近店の手伝いをはじめた弓恵というはかなげな女性に、次第に惹かれていく。だがそれを感じた琥珀亭主人夫婦に、あの女性はあなたにふさわしくない、と忠告される……。純粋で美しい「愛」が、恐ろしい「憎しみ」へと堕ちていくとき、あなたは?──傑作長編サスペンス『ひとごろし』を改題、装いも新たに登場。あなたの全身は総毛立ち、心は凍り付く!
  • 人探し
    3.3
    1巻1,848円 (税込)
    歩容解析――人間の歩き方で個人を特定する技術。顔認証を超える個人同定率を誇るシステムを開発した能勢は鉄道会社の社員に接触、警察とも関係を築く。能勢は鉄道会社が持つカメラや自動改札機のデータ、警察が運用できる市街の防犯カメラのデータを使用し「あること」をしようと画策していた……。驚愕の第44回小説推理新人賞受賞作。
  • 火と汐
    3.9
    八月十六日、京都“大文字”の夜。興奮にざわめく人混みのなかを、一つの情事が進行していた。しかしその最中、人妻は送り火に見とれる男の前から姿を消した。 同じ時、油壺と三宅島の間では、人妻の夫が参加するヨットレースがおこなわれていた。女を見失い、呆然と東京に戻った男の耳に飛び込む夫のヨットでのクルーの死亡事故、そして男の家のすぐ近所で人妻の遺体発見。鉄壁のアリバイ崩しに挑む本格推理「火と汐」。 ほかに「証言の森」、「種族同盟」(映像作品「黒の奔流」原作)、「山」の計四篇を収録。 ※この本は1976年2月に刊行された文春文庫の新装版です。 解説・大矢博子
  • 人質
    3.5
    五月下旬の札幌。生活安全課の小島百合は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里と共にピアノのミニ・コンサートに行くことになった。ひと足先に、会場であるワイン・バーについた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で四年間服役していた中島喜美夫。コンサートの主役は、中島が逮捕された当時の富山県警本部長の娘だったのだ。これは単なる謝罪要求なのか――。圧倒的な緊迫感で描く、道警シリーズ第六弾!(解説・吉野仁)
  • 人質のジレンマ<上>
    3.0
    それは夏休み前のちょっとしたイベントのはずだった。 地域交流を兼ねた学園祭の開催準備日。校庭中央に設置された“鳥カゴ”を模したステージの中から、少女は集まった学校関係者達に向かって《人質ゲーム》の開催を呼びかける。人質は自分、提示する条件が満たされれば人質は解放、受け入れられなければ、人質は死ぬ――。 提示された条件は《百人の共感者》、《罪を犯した教師の贖罪》、そして……《十人の自殺志願者》!? 目の前の人質を助けるために、貴方は何かを犠牲にできますか? 戦慄の《ジレンマゲーム》第2弾!
  • 人質の法廷
    4.6
    1巻2,376円 (税込)
    法治国家の欺瞞を暴くリーガルサスペンス! 駆け出し弁護士・川村志鶴のもとへ、突如、当番弁護の要請が入った。荒川河川敷で起こった女子中学生連続死体遺棄事件――遺体には証拠隠滅のため漂白剤がまかれ、冷酷な犯人像が推測された。容疑者には被害者の中学校に侵入し、逮捕された過去があったが、断じて犯行には関与していないと志鶴に訴える。警察による自白強要が疑われた。 志鶴が刑事司法を志した背景には、高校時代の友人のバイク事故死がある。自動車運転過失致死と処理されたが、彼女は冤罪を疑っている。そんな過去を持つ志鶴は、依頼人の潔白を晴らすため奔走する。 そこに立ちはだかるのは起訴有罪率が99・9%という現実だった。逮捕イコール犯人という世間の目。「人質司法」とも称される長時間勾留で有利に捜査を進めようとする警察・検察。共同弁護を務める先輩すら有罪前提の弁護方針を説き始めるなか、孤立無援の志鶴は依頼人を救い出すことはできるのか――? 構想・取材期間8年に及ぶ超弩級リーガルサスペンス。
  • 人それを情死と呼ぶ
    3.8
    警察は、河辺遼吉が浮気の果てに心中したと断定した。……しかし、ある点に注目した妻と妹だけは、偽装心中との疑念を抱いたのだった! 貝沼産業の販売部長だった遼吉は、A省の汚職事件に深く関与していた。彼は口を封じられたのではないか? そして、彼が死んでほくそ笑んだ人物なら二人いる。調べるほどに強固さを増すアリバイ。驚嘆のドンデン返し。美しい余韻を残す長編。
  • ひと月だけの恋人
    3.5
    フェイは意を決してダンテのもとに向かっていた。父の代から続く老舗レストランの経営が危機に陥り、大富豪のダンテに出資を頼むしか道がなくなったのだ。六年前、フェイは彼にデザインの才を見出され、会社に引き抜かれた。まだ十八歳だったフェイは、彼に惹かれる気持ちを抑えていたものの、ある夜、とうとうバージンを捧げてしまう――数日後、簡単に捨てられるとは想像さえもせずに。やっとその傷が癒えたのに、今さらこの憎い男に頼るしかないなんて。皮肉な笑みを浮かべてフェイを迎えたダンテは、出資する条件として信じられない言葉を口にした。一カ月間彼のもとで働き、六年前の関係を再開すること、と。
  • ひとつの祖国
    3.7
    1巻1,999円 (税込)
    第二次大戦後に分断され、再びひとつの国に統一された日本。だが東西の格差は埋まらず、東日本の独立を目指すテロ組織が暗躍し……。意図せずテロ組織と関わることになった一条昇と、その幼馴染で自衛隊特務連隊に所属する辺見公佑の二人。社会派エンターテインメント巨編。
  • 人でなしの恋
    4.0
    探偵小説に精神分析を導入する試みの先鞭をつけた作品「疑惑」、ヒロインの訴えるような語り口が印象的で、再三映像化、劇化されている「人でなしの恋」等、大正十四年から十五年にかけて発表された十編を収録。初出時の挿絵全点を付した江戸川乱歩短編集成第三弾。

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  • ひと夏かぎりの情事
    3.0
    グレイスは休暇中のカフェで耳にした噂に夢中になった。連日タブロイド紙をにぎわす有名な実業家マルコが、この小さな町にある別荘にやってくるという。マルコは冷酷なプレイボーイで、次々に美女たちと浮き名を流している。その理由が、彼が孤児として愛を知らずに育ったことにあると知り、グレイスは心を決めた。彼に会いに行こう、と。そして、私の働くロンドンの慈善団体への寄付を頼むのだ。意外にもマルコはグレイスの話を聞いてくれ、翌日、もう一度じっくり話をしたいと言ってくれた。有頂天のグレイスは気づかなかった。マルコに思惑があることに。
  • 一八三 手錠の捜査官
    4.0
    池袋駅北口交番勤務の巡査部長・小野寺我聞は、とある過去から刑事になる道を自ら閉ざしていたが、ひょんなことから与えられた最後のチャンスに賭けることを決意する。そんなある日、我聞にある密命が下される。『服役囚捜査加担措置』なる新制度の試験運用として、少年刑務所の服役囚とバディを組み事件捜査せよ、というのである。「犯罪者の心理に精通した服役囚は、とんでもなく優秀な捜査官になるんじゃない?」。前代未聞の試みに困惑する我聞だが、現れた囚人番号一八三番、通称「あんどれ」は常軌を逸した行動で我聞を振り回しつつ、驚異的な捜査能力を発揮して真相に迫っていく。災厄で最悪、凸凹バディ結成!!
  • 一房の葡萄
    3.9
    有島武郎の童話はここに収められた8篇がすべてである。男手一つで愛児を育てあげる苦労を味わいつつ、すでに学齢期に達した3人の子供に、精神の糧を与えたいという父性愛的願望から書かれたものである。「おぼれかけた兄弟」「碁石を飲んだ八っちゃん」「ぼくの帽子のお話」「かたわ者」「火事とポチ」「真夏の夢」「燕と王子」を収録。
  • 人待ち月 風烈廻り与力・青柳剣一郎[28] 風烈廻り与力・青柳剣一郎
    3.5
    二十六夜待ちの晩、高級料理屋『松風』の看板娘おゆきが姿を消した。女将は遊び人の冬吉と駆け落ちしたと決めつけるが、青柳剣一郎は女将の頑なな態度に不審を抱く。おゆきの妹おしゅんも、そんな相手はいないと証言。数日後、大川に冬吉が無惨な姿で浮かび…。二人の身に一体何が? おゆきの安否は? 妹の想いを背負う剣一郎が、隠された真実を炙り出す!
  • 人みな眠りて
    4.1
    ヴォネガット、最後の短編集!冷蔵庫型の彼女と旅する天才科学者、殺人犯からメッセージを受けた女性事務員、消えた聖人像事件に遭遇した新聞記者……没後に初公開された珠玉の短編16篇。
  • 瞳の中の大河
    4.2
    男は二度、女を撃った。女は一度、男の命を救い、一度、その命を奪おうとした。ふたりは同じ理想を追いながらも敵同士だったから……。悠久なる大河のほとり、野賊との内戦が続く国。理想に燃える若き軍人が伝説の野賊と出会った時、波乱に満ちた運命が幕を開ける。「平和をもたらす」。その正義を貫くためなら誓いを偽り、愛する人も傷つける男は、国を変えられるのか? 日本が生んだ歴史大河ファンタジーの傑作!!
  • ひとめあなたに…
    3.8
    昨日、女子大生の圭子は最愛の恋人・朗から、突然の別れを告げられた。自分は癌にかかっていて余命いくばくもない、というのだ。茫然自失する彼女の耳に、同時にこんなニュースもとどく。“1週間後、地球に隕石が激突する。人類に逃げ延びる道はない”。――圭子は決意した。もういちどだけ、別れていった朗に会いに行こう。そして練馬の家から、彼の住む鎌倉をめざし、彼女は徒歩で旅をはじめたのだった。道中で圭子が出会う4人の物語を織りこんで紡がれる名作破滅SF。――来週、地球が滅びるとしたら、あなたはどうやって過ごしますか?/解説=東浩紀
  • 人もいない春
    3.8
    小さいころから執念深く、生来の根がまるで歪み根性にできている北町貫多。中卒で家を飛びだして以来、流転の日々を送る貫多は、長い年月を経てても人とうまく付き合うことができない。アルバイト先の上司やそこで出会った大学生、一方的に見初めたウエイトレス、そして唯一同棲をした秋恵……。一時の交情を覆し、自ら関係破壊を繰り返す貫多の孤独。芥川賞受賞作『苦役列車』へと連なる破滅型私小説集、待望の文庫化。
  • ヒト夜の永い夢
    3.9
    紀伊の生みし知の巨人、南方熊楠。彼と昭和考幽学会の出会いが、粘菌の宿った美しき自動人形を誕生させる。一大昭和伝奇ロマン!
  • ヒトラーの試写室
    4.3
    1935年、20歳の柴田彰は活動写真の俳優を夢見るが、大工の父親は猛反対し勘当されてしまった。家を飛び出しオーディションを受けるが箸にも棒にもかからずあえなく挫折。だが、人手不足だった日独合作映画「新しき土」の特殊撮影助手の仕事にありつく。主任の円谷英二の情熱に触れるうち彰も仕事にのめり込み映画は見事に完成。ベルリンにも運ばれ、映画で人心の掌握と扇動を狙っていたナチス宣伝大臣ゲッベルスの心に刻み込まれる。日本は41年、ついに太平洋戦争に突入。軍部の要請から戦意高揚をねらった映画「ハワイ・マレー海戦」が製作されることになり彰も特殊撮影で参加。この作品もベルリンに運ばれ、丁度イギリスの権威を失墜させる為に映画「タイタニック」を製作したが、どうしてもクライマックスの沈没シーンが上手く撮影できないことを悩んでいたゲッベルスが目をつけ、彰がドイツに招聘されることになる。環境の違いから撮影は苦戦。日本に残した妻子を想う柴田だったが、ベルリンは戦火に……。意外すぎる歴史秘話に基づく、一気読みと感動必至の傑作エンタメ小説。
  • ヒトラーの防具(上)
    4.1
    1~2巻869円 (税込)
    東西の壁が崩壊したベルリンで、日本の剣道の防具が発見された。「贈ヒトラー閣下」と日本語で書かれ、日本からナチスドイツに贈られたものだという。この意外な贈り物は、国家と戦争に翻弄されたひとりの男の数奇な人生を物語っていた――。1938年、ベルリン駐在武官補佐官となった日独混血の青年、香田光彦がドイツで見たものとは、いったい何だったのか? 『総統の防具』改題。
  • ひとり暮し
    3.3
    大学入学と同時にひとり暮しを始めた依子。しかし、彼女を待ち受けていたのは、複雑な事情を抱えた隣人たちだった!? 予想もつかない事件に次々と巻き込まれていく、ユーモア青春小説。
  • ヒトリシズカ
    3.9
    1巻550円 (税込)
    見えそうで見えない。手が届きそうで届かない。時と場所、いずれも違うところで起きる五つの殺人事件。その背後にちらつく女の影。追う警察の手をすり抜ける女は幻なのか。いまもっとも旬な著者の連作ミステリー。

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  • 一人で歩いていった猫
    4.1
    彼は天使猫と呼ばれている。なぜなら、彼の背中には銀色に輝く見事な翼が生えていたからだ。もちろん、彼の姿は猫そのもの――直立二足歩行の巨大な赤猫だった。トレボロ人は体表に無数の目を持ち、ラジェンドラ人は竜にそっくり。そして彼らは流刑囚として、進化の袋小路にある惑星、地球へと送りこまれたが……。日本SF界に鮮烈なデビューを飾った表題作をはじめ、独自の未来史を創り上げていく中篇4篇を収録する。
  • ひとりでいいんです ―加藤周一の遺した言葉
    5.0
    加藤周一氏が逝ってはや3年。まさに危機に直面している日本と世界の現状を見て「加藤周一だったらなんと言うだろうか……」との思いを抱く向きも多いかもしれません。その一方で「カトウシュウイチってだれ?」という人も確実に増えているでしょう。  本書は、戦後日本を代表する知識人がその晩年、市民グループの求めに応じて談論風発した記録です。  内容は多岐にわたり、戦争と憲法、ファシズム、歴史認識問題、ヒューマニズムと文学・映画、社会主義の功罪など市民からの時に素朴、時に尖鋭な質問に真正面から答え、さらに踏み込んだ答えを示すさまは、さまざまな批判はあるにせよ、「戦後」という時空間の最良の部分がどこにあるかを示してくれます。後続の世代に託された軽やかにして熱い言葉の数々。加藤周一の人物像に迫る入門書としても読める本です。
  • 独りでいるより優しくて
    4.0
    ある女子大生が被害者となった毒物混入事件を核に、事件に関係した当時高校生の3人の若者が抱えつづけた深い孤独を描く。中国の歴史の闇を背景に、犯罪ミステリーの要素も交えた傑作。
  • ひとりになること
    4.5
    夫と離れて「ひとり」になった三浦瑠麗による6年ぶりのエッセイ
  • ひとり百物語 闇より深い闇 怪談実話集
    3.7
    「視える」著者、加門七海、伊藤三巳華とともに、読者から「怪談シスターズ」と呼ばれる作家・立原透耶の『ひとり百物語』第3弾。自身の体験談、友人・知人・家族の話など、ひとりに集まる実体験だけで、100話。淡々としていて品がいいのに、怖さ極上。人気バンド・Base Ball Bear(ベースボールベアー)の小出祐介氏が取材協力。
  • ひとり百物語 夢の中の少女 怪談実話集
    3.5
    人気作『ひとり百物語』に続く第2弾。学生らの話が加わり、怖さのバリエーションが一挙に増幅。本シリーズの特徴である、感動怪談も多々収録。読後感は保障します。
  • ひとり白虎 会津から長州へ
    4.4
    戊辰戦争に参戦した会津藩白虎隊士・飯沼貞吉。仲間達と自刃したが、唯ひとり蘇生する。江戸の謹慎所で、生き残りと謗りを受ける貞吉に、捕虜受け取り責任者楢崎頼三が、自分の故郷長州へ行こうと誘う。会津を失った貞吉は、敵だった長州へ楢崎と旅立つが……。異郷でもがき苦しみながらも、恩愛を知り、明治の日本人として誇り高く生きた実在の男の波乱の生涯。幕末維新に新しい光を当てる傑作歴史小説。
  • ひとりぼっちが怖かった きょうも傍聴席にいます
    3.5
    息子61歳。朽ちる父の遺体と3週間。40年、父と2人暮らしだった息子は、誰にも父の死を伝えず、そのまま一緒にいることを決めた――。 朝日新聞デジタル・人気連載。記者が見つめた法廷の人間ドラマ30編。 「泣けた」「他人事ではない」。朝日新聞デジタルの人気連載「きょうも傍聴席にいます。」、待望の書籍化第3弾。 孤独に耐えられなく父の遺体をそのままに、認知症の祖母の暴言に耐えかねて、望まぬ妊娠に悩んで、長い介護の果てに……。さまざまな掛け違いの果てに、日常の一歩先に引き起こされる事件。 多くの裁判を傍聴する記者たちが、特に強く心に残った事件を厳選し、ニュースに書けなかった人間ドラマを描き出す。 介護、子育て、貧困、孤独……。なぜ、こんなにも追い詰められてしまうのか? 傍聴席で生の声を聞き、表情を読み取ると、事件は当初の報道とは異なる様相を帯びてくる。「きょうも傍聴席にいます。」から大反響の30編を収録。
  • ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様
    3.6
    三年ぶりに帰国し、日本の高校に入学した綾音。彼女には幼馴染みの巧也と野球をするという目的があった。そう、甲子園を目指すのだ! だが、久しぶりに再会した彼は冷淡で 「野球はやめた」 という。実は巧也には秘密があって!?
  • ひとりぼっちの殺人鬼
    3.0
    【きっと見つかる、大切なもの。 ――実業之日本社文庫GROWからあなたへ。】 少女は親友を殺した。 そして、少女だけが大人になった――。 センセーショナルな事件に潜む「なぜ?」 人の心の闇と謎に迫る《泣ける》衝撃作!! 2004年、未成年による殺人事件が起きた。 ひとりの少女が親友の少女を殺したのだ。 「人を殺してみたかった」 ――ショッキングな供述は世間を震撼させるが、 その動機は果たして真実なのか?  全てを失った後、名前を変え普通の女性として社会復帰した「恵」を、 被害者の兄と女性ジャーナリストが追いつめてゆく。 心の闇とその再生をえがく渾身作!
  • ひとりぼっちの勇者たち
    4.2
    高2の月子はいじめを受け、クラスで孤立していた。そんな自分が嫌で、他の誰かになれたら、と願う日々。ある日、クラスメイトの陽太とぶつかり体が入れ替わってしまう。以来、幾度となく互いの体を行き来する月子と陽太。奇妙な日々の中、ふたりはそれぞれが抱える孤独を知り、やがて大切なことに気づき始める。小さな勇者たちの、愛と絆の物語!
  • 縁談 独り身同心(一)
    完結
    3.5
    全7巻733~737円 (税込)
    北町奉行所定町廻り同心・井原伊十郎に、上役から縁談話が持ち込まれた。相手は五百石鳥の旗本の出戻り娘だが絶世の美女だという。独り身ゆえの気楽さから、如何に話を断ろうかと悩んでいたある日、縁談相手の百合が伊十郎の元を訪れた。評判通りの天女のような美しさに一目惚れした伊十郎。しかし時を同じくして、妖艶な音曲の師匠・おふじが現れ、伊十郎の心は揺らぎ始める――。一方で、江戸市中を騒がす盗人『ほたる火』と対峙した伊十郎だったが、あることから『ほたる火』を取り逃がしてしまう……。独り身同心に降りかかる、女と事件の行く末は? 待望の新シリーズ、第一弾(解説・三田主水)
  • ひどい捜査 検察が会社を踏み潰した
    値引きあり
    1.0
    社長が手塩にかけて育てた、その小さな会社を、検察は平然と葬り去った。最も残酷かつ巧妙な方法で……。会社立て直しのため命を削って働く経営者たち。中小企業の7割が粉飾に手を染める実態を直視しない検事たち。東京地検特捜部のあまりに卑劣な捜査を暴く!
  • 風樹の剣 〈新装版〉 日向景一郎シリーズ : 1
    4.0
    1~5巻880~990円 (税込)
    孤高の剣士だった祖父から日向流をたたき込まれた日向景一郎。臆病者とそしられ、人を斬ることをためらう齢18の青年は、祖父の遺言である「お前の父を捜し、斬れ」という言葉を胸に幼少期に姿を消した父を捜す旅に出る。己はなんのために生まれてきたのか。旅先で強敵と対峙し、恋をし、女を知る――過酷な経験とともに凄味を増していく景一郎の成長と血塗られた生きざまを描く圧巻の剣豪小説、5カ月連続刊行第1弾。
  • 鄙の記憶
    3.5
    静岡の寸又峡で「面白い人に会った」という言葉を残して、テレビ局の記者が死亡。さらに、事件を追っていた新聞記者が失踪した。浅見はふたつの事件に隠された深き恩讐と対峙する! 本格推理長編。
  • 雛森寧子のミステリな日々 コンビ作家の誕生
    4.0
    ミステリ作家志望の君島は、文章力を評価されるも謎解きのトリックが弱いと編集者に指摘され、トリックは強いが、文章力に乏しい引き籠もりで、極度の人見知りの雛森寧子を紹介される。外出を嫌がる寧子を小説のネタ集めと称し、連れ出した先で出会ったのは、喫茶店で砂糖壺からコーヒーに大量の砂糖を入れる女、降りしきる雨のなか傘を壊す男……。不可解な出来事に、寧子は鮮やかな推理を披露する!? 文庫オリジナル。
  • ひねくれアイテム
    3.8
    「江坂遊こそ真の意味でのショートショート作家であり、空前絶後、前代未聞、唯一無二の存在なのである」――高井信(SF作家・ショートショート研究家)。ウィビコフの指揮棒/チクッ/B組の転校生/何でも半額の街/おびえる少女/クリーンパイパーズ/蕎麦殻まくら/味わいトマト/ビューティフルフェイス/あなたしか見えない日/魔女の杖/オリジナルオイル等、企みと愉しみに満ちた48作品一挙収録!!
  • 日入国常闇碑伝
    4.0
    群雄が割拠していた、日入国――百葉(ひゃくよう)時代。天下布武を目前にした神藤(しんどう)家は最後の合戦に挑む直前、常闇と呼ばれる怪異に取り込まれた。それから数十年。世間は偽りの安寧を享受しつつも、常闇の正体は明らかににされないままだった。神藤家の遺臣、峰邑(みねむら)家に身を寄せる白堂闇佐(はくどうやみざ)は、常闇の謎の解明に動く。気鋭のミステリ作家、詠坂雄二が描く、新伝奇英雄譚!
  • 陽の翳る街
    3.7
    パン・菓子屋の娘・青瀬悠子、推理小説研究に熱中している大学生・高城寺拓、女性雑誌フリーライターの有明留美子、書店の独身店主・数々谷浩平。推理小説研究会・モザイクの会の4人は春の夜、どんぐり坂で殺人事件に遭遇した! そして、なんとその被害者は、記憶喪失にかかっていることがわかり……。さわやかで、面白さ満載のミステリー。
  • 火の神の砦
    5.0
    愛と裏切りと、衝撃の真実! ときは戦国。陰流の祖・愛洲久忠(移香斎)は、神々の国・出雲で「この世にないはず」の刀剣と出会います。 「とうに滅びた備中青江鍛冶の新作に見えた……」 この刀こそ、若き剣豪の理想を体現していました。 久忠は又四郎という陽気な若侍と、山奥をさまよいます。ようやくたどり着いたのは、年寄から赤子まで、女だけで暮らしている隠れ里。そこで出会うのは、女たちの驚くべき風習、いのちを脅かすものたち、雪舟という奇妙な老人……。 なんとしても生きのびようとする誇り高き女たちは、久忠の求める刀をつくることを条件に、「私たちを守ってほしい」と、次から次へと難題を持ち込みます。 久忠たちの運命や、いかに?
  • 緋の記憶
    3.0
    明かるい秋の日ざしの中、ふらりと立ち寄った画廊で見かけた1枚の絵は、日本海で起こった恐るべき殺人事件の謎を秘めていた(「暗緑の時代」)。東京の高田馬場にオフィスを構える名探偵、ご存じ三影潤が解き明かす多彩なミステリー。ほかに、富豪の美少女が夢に見た赤い花の謎を解く表題作、「アイボリーの手帖」、「沈丁花の家」など短篇推理5篇を収録。
  • 火の国の城(上)
    3.7
    天下分け目の関ヶ原から五年。世情が落ち着きはじめた京の町にふらりと現われた偉丈夫。男はすぐれた技をもち、豪傑と熱情を秘めた伊那忍び、丹波大介であった。すでに陰の世界から足を洗い、農村でおだやかに妻と暮らすはずであったが、彼の腕を知る者によって武家の覇権争いに巻き込まれていく。天下統一への執念を燃やしつづける徳川家康と、復活を夢想する豊臣家とをめぐり、「忍び」というあらたな諜報戦が歴史の陰で繰り広げられる。いずれも個性的な超人たちの物語。
  • 火の獣
    3.0
    「助けて! 今、羆に襲われて…」平凡な会社員・倉沢のもとに突然、元妻・祥子からの電話。警察に連絡しても信じてもらえず、倉沢は単身北海道に向かうが──。最凶・最悪の羆から、彼は愛する人を守れるか!?
  • 悲の剣 介錯人・野晒唐十郎〈十一〉
    4.0
    「そこもとなら蝶も切れたであろう」切腹に望む武士の呟きを耳にとめ、訝しんだ。 改革派と保守派に割れた大藩の内紛。その不可解な言葉は保守派の謎の刺客「影蝶」を指していたのだ。 姿なき刺客を追いつめる唐十郎に、逆風のごとく襲いかかる最大最強の難敵現る!
  • 火ノ児(ひのこ)の剣
    3.0
    浪人の身である新井伝蔵(白石)は、将軍・徳川綱吉の寵臣・牧野備後守成貞に呼び出された。将軍の警固役の依頼だったが、その裏には綱吉の命を狙う御駕籠之者・轅半左衛門を討つ計略があった。轅半左衛門は恩人・堀田筑前守正俊を殺害し、伝蔵の額に火字傷をつけた宿敵でもある――。魅力的な登場人物、先の読めない展開、怒濤の剣戟で息もつかせぬ傑作!
  • 火の柱(上)
    3.8
    世界2000万部の突破の第ベストセラー『大聖堂』の正統なる続編! 注目のキングスブリッジ・シリーズ最新作 【あらすじ】 16世紀中葉のイングランド。大聖堂を擁する河畔の商業都市キングズブリッジで貿易を営むウィラード家は、カトリックでありながらもプロテスタントに対しても寛容な家柄だった。一方、商売敵でもあるフィッツジェラルド家は頑ななカトリックで、両家の仲は決していいとは言えなかった。 ネッド・ウィラードとマージェリー・フィッツジェラルドは恋仲だったが、彼女の両親の反対にあって引き裂かれる。失意のネッドはサー・セシルを頼ってエリザベス・チューダーの下で仕事をするようになるが……。
  • 火の華―橋廻り同心・平七郎控
    3.8
    弾正(だんじょう)橋―生き別れになった母への切ない慕情。千住(せんじゅ)大橋―都落ちし、再起を誓った男女を襲う悲劇。稲荷(いなり)橋―なさぬ仲の父と子の絆を結ぶ呼子鳥。江戸百二十余橋を預かる橋廻り同心・立花平七郎が剣と人情をもって悪を裁く!好評シリーズ第二弾。

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  • ヒノマル
    3.9
    1巻2,200円 (税込)
    昭和18年、戦時下の日本。国家のために死ぬことを夢見る軍国少年・勇二が出会ったのは、歴史学者の娘・涼子。 日本が戦争に負けると言い放ち、自由奔放に振る舞う不謹慎な彼女が、大学生の兄の恋人だと知ったのは、学徒出陣が近付く頃だった…。 「どうして俺が生き残っちゃったんだろうな」 「生き残ることは罪じゃないでしょう」 自由が統制され、夢を見ることさえ叶わない社会で、少年少女はどこへたどりつくのか。 秘密の図書館、真夜中の帝都、出征の朝、西へ向かう夜汽車、真っ白な日の丸。 『平成くん、さようなら』の著者による書き下ろし青春小説!!
  • 日の丸あげて
    5.0
    人気シリーズ“当節怪談事情”の第2弾。表題作ほか全4編を収載。別れ話を切り出した女が恋人のホンネを知り、取った行動は(失われた顔)。国旗掲揚について争う、元刑事の尾田と会社員の江口。ある女性が尾田を訪ねて…(日の丸あげて)。未買収の土地に交渉へ行った不動産屋の久米原は、拳銃を携えた少年に呼び止められる(路地裏の戦い)。大学教授の夫宛てに差出人不明のビデオテープが届くが(恋するビデオテープ)。

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  • ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~
    3.7
    長野オリンピック金メダルに隠された実話。  1998年長野オリンピックスキージャンプ団体。金メダルを狙う日本代表チーム(通称:日の丸飛行隊)。その中心選手、原田雅彦のジャンプを特別な想いで見つめる男がいた。元日本代表・西方仁也だ。前回のリレハンメルオリンピック団体戦で、原田の失敗により惜しくも銀メダルに終わった西方は、長野での雪辱を誓い、日々練習に励む。ところが4年後、代表には選ばれず、不本意ながら裏方であるテストジャンパーとなっていた。  誰もが知る、長野オリンピックスキージャンプ団体金メダル。その栄光の裏に、誰も知らないテストジャンパー25人の闘いがあった。  長野オリンピック大逆転の金メダルに隠された感動の実話。西方仁也役に田中圭。土屋太鳳、山田裕貴、眞栄田郷敦、小阪菜緒など、豪華出演者による映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(2021年5月公開予定)。
  • 火の闇 飴売り三左事件帖
    4.0
    惜しまれつつ逝った著者の遺作。飴売り三左の行くところ、難事件が解決する。江戸の町に、人の心に、飴売りの声が沁み渡る。 金が、金のあるところにしか 回らない。盗人も横行、百姓が逃散する時代、家中の権力争いに巻き込まれ、武士を捨てた飴売り三左。顔はいかついが、笑顔は天下一品。腕が立ち、肝も据わり、頼りになる。市井のもめ事・難事件を鮮やかに処理。殺人事件の下手人捜しから、敵討ちの助っ人、よろず決着。三左がなぜ、武士から飴売りになったのかといういきさつを描いた絶筆118枚の「火の闇」他、5編を収録。 その急逝が惜しまれる珠玉の作品集。
  • 火環
    4.1
    1巻1,496円 (税込)
    昭和日本を支えた鉄都に火の如く渦巻く人間模様── 煙が炎々と天を焦がす製鉄の町・北九州八幡。複雑な家庭事情のなかで、祖父母や親戚たちの見守りを受け、焼跡に土筆のように逞しく育ったヒナ子は中学生に。やがて映画と本に夢中になり、脚本家を夢見て上京をもくろむが……。愛欲の煩悩やみがたく制裁で街を追われた仕立て屋の叔父、炭坑で地獄をみてきた堅固な人生観をもつ祖母ら、名もなき人たちが煩悶しながら戦後の激動を火のように生きる、前作『八幡炎炎記』に続く著者初の本格自伝的小説・完結編!
  • 陽はまた昇る エピソード0 刑事・遠野一行と七人の容疑者
    3.3
    開店初日のレストランで放火殺人事件が発生。「取り調べの鬼」と呼ばれる警視庁捜査一課の遠野一行が捜査にあたるが、国会議員、TVディレクター、看護師ら六名の生存者は、搬送先の病院から忽然と姿を消す。彼らは、本当にただの被害者なのだろうか? そして彼らの意外な接点とは? 佐藤浩市、三浦春馬出演で人気を博したドラマ「陽はまた昇る」の原点となる本格推理ミステリー。
  • 火花散る おいち不思議がたり
    3.9
    この世に思いを残した人の姿が見えるという不思議な能力を持つ娘おいちは、父のような医者になることを夢見て、菖蒲長屋で修業を積んでいた。そんなある日、おいちの前に現れた女が、赤子を産み落としてすぐ姿を消し、殺される。女は一体、どんな事情を抱えていたのか。そして母を亡くした赤子の運命は? 殺された女の、聞こえるはずのない叫びを聞いたおいちは、思わぬ事態に巻き込まれていく。一方、おいちの父のもとには、老舗の薪炭屋の主人と内儀が訪ねてきていた。母・おきくの病を治してほしいという。店を訪ねたおいちは、鬼女の顔を宿したおきくの心の闇を感じ取る。二つの出来事は、思いがけない展開を見せていき……。悩みながらも強く生きたいと願うおいちに想いを寄せる新吉、凄腕の岡っ引・仙五朗、そして個性的なキャラでおいちを見守る伯母おうたも健在。人気の傑作時代ミステリー「おいち不思議がたり」シリーズ第四弾。

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  • 火花散る おいち不思議がたり
    3.8
    菖蒲長屋で赤子を産み落とし、消えた女――。不思議な能力を持つ娘おいちは、その女の聞こえるはずのない叫びを聞いてしまう。岡っ引・仙五朗らと力をあわせ、女を捜していたおいちのもとに、女が惨殺され、無残な姿で見つかったとの報せが――。傷痕から見えてきた女の正体、女が抱えていた事情、そして母を亡くした赤子の運命は? 一方、松庵のもとには、老舗の薪炭屋の主人と内儀がやって来て、母おきくの病を治してほしいと懇願する。一見、なんの関係もないかに思われた二つの出来事だが――。父・松庵のような医者になりたいと願うおいちは、夢に向けた一歩を踏み出すことができるのか。そんなおいちに想いを寄せる新吉、凄腕の岡っ引・仙五朗、そして個性的なキャラである伯母のおうたも健在。人気の青春「時代」ミステリー第四弾。
  • 火花 北条民雄の生涯
    4.5
    ハンセン病の北条民雄は文学を目ざし、川端康成に見出される。やがて『いのちの初夜』が文学界賞を受賞、ベストセラーとなるがペンネーム以外は秘された。差別と病魔と闘い生涯を終えた民雄の生の輝きを克明に綴る!
  • ヒヒは語らず
    4.0
    現役警察官が放った圧倒的リアリティに屈服せよ!かわいそうな猿…死んだ姉の謎の言葉が意味するものは――?ストックホルムの暗黒=アンダーグラウンドでうごめく、罪と性。 姉はなぜ死んだのか――その答えを探るべく、アマンダは警察官になった。麻薬依存とレイプ被害の果てに、“猿”にまつわる不可解な言葉と日記を遺して自殺した姉。早急な調査打ち切りの裏には何が? アマンダは素性を隠し、担当捜査官マグヌスの愛人となる。さらに、姉を悪の道に引き込んだ元恋人アドナンに接近するが、そこには想像を超える真相が……。北欧最旬の作家が放つ警察小説!
  • 日々翻訳ざんげ
    3.9
    1巻1,540円 (税込)
    訳書200冊の名翻訳家が40年間のエンタメ翻訳界を振り返る!

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  • ひび割れから漏れる
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    「私、雷に打たれたいんだよね」 僕の隣で、千歳さんがそう呟いた。 いつも制服の下にハイネックのシャツを着ている風変わりなクラスメイト。 彼女に頼み込まれてこの夏、雷を“落とす”ための避雷針作りを手伝わされることに。何でもなかったはずの僕の日常が、彼女によって少しずつ彩られていく。 きっと、千歳さんは何かを隠している。 それでも千歳さんと一緒にいたくて、ずっとこんな日が続けばいいのにと思っていた。 彼女の“ひび割れ”にも気づけないまま……。 トゥーファイブクリエイターアワード《小説部門賞》受賞作。 ゆっくりと進む恋と痛み。少年と少女が“心”を見つけるひと夏の物語。
  • 非弁護人
    4.5
    「よく聞け、貴様は死刑だ!」 > 無実の罪で法曹界を追われた元特捜検事。> 法廷には立てない「非弁護人」が、冷酷巧緻な大量殺人者に「法」で立ち向かう!> > 作者の月村は、非弁護人というコンセプトについて「法曹界のブラック・ジャック」と語っていた。手塚治虫『ブラック・ジャック』は、医師免許はないものの天才的な技能を有する闇の外科医が活躍する人気マンガだった。その法曹界版が、非弁護人というわけである。(文芸評論家 円堂都司昭 「解説」より)> > 白熱のリーガルサスペンス! > 元特捜検事・宗光彬。検察の腐敗により無実の罪で法曹界を追放された過去を持つ。弁護士資格のないまま高度な法律案件を闇で請け負うことから「非弁護人」と呼ばれていた。あるときパキスタン人少年から「級友を捜してほしい」と依頼される。その少女と家族の消息を追ううちに大量の失踪者の存在が明らかになる。戦慄の犯罪に立ち向かうべく、法廷に立てない宗光が取った驚愕の奇策とは!?
  • 悲母
    3.7
    天才少女はなぜマンションから転落したのか。 世田谷区のマンションから小学六年生の少女・青島まどかが転落し、意識不明の重体となった。そのニュースは、世間を震撼させる。 なぜなら彼女は、中学受験に向けた模試で全国1位を取り続ける天才少女だったからだ。事故か、あるいは受験生を狙った何者かによる犯行なのか。日ごろ、高慢な態度で周囲の反感を買っていたまどかを疎ましく思う人間は多く、彼女が所属する塾・新光学院の保護者たちは噂話に余念がない。 そんななか、唯一まどかの心の内を知る大学生チューターの玲奈は、保護者たちの言動に怒りを覚え、事件の真相を探る決意をする。塾の室長に睨まれながらも、まどかについての情報を収集する玲奈。やがて不審な行動をする保護者が目に着くようになる。 ある日、塾に刑事たちがやってきた。室長に跳ね返されるように出ていった彼らを、玲奈はこっそりと追う。次に刑事たちが向かった先は、新光学院の塾生が住むマンションだった――。 受験という、人生の転機に翻弄されるいくつもの家族と母たちの業。そしてその先にある再生の光を描き出す。家族に真に必要なものは何かを見つめる、中学受験ミステリー。
  • 悲望
    4.3
    女性と恋愛経験のない東大院生の藤井は同じ院生の響子を好きになる。が、響子はまったく気がなく逃げるようにカナダに留学。すぐに追いかけて藤井もカナダへ、響子と同じ寮に入る算段をとる。執拗な藤井に響子は「諦めてください」と懇願の手紙を寄越すが、逆に藤井は響子を説得しようとさえする。どれほど嫌悪されても怯まぬ愛の一方通行、究極の告白小説。
  • ヒポクラテスの悔恨
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    これから一人だけ誰かを殺す。自然死にしか見えないかたちで――。 斯界の権威・光崎に宛てた犯行予告。悪意に潜む因縁とは!? 斯界の権威・浦和医大法医学教室の光崎藤次郎教授がテレビ番組に出演した。日本の司法解剖の問題点を厳しく指摘し、「世の中の問題の九割はカネで解決できる」と言い放つ。 翌朝、放送局のホームページに『親愛なる光崎教授殿』で始まる奇妙な書き込みが。それは、自然死に見せかけた殺人の犯行予告だった。 早速、埼玉県警捜査一課の古手川刑事とともに管内の異状死体を調べることになった助教の栂野真琴は、メスを握る光崎がこれまでにない言動を見せたことに驚く。 光崎は犯人を知っているのか!? やがて浮かび上がる哀しき“過ち”とは……?  死者の声なき声を聞く法医学ミステリー「ヒポクラテス」シリーズ、慟哭の第4弾!
  • ひまつぶしの殺人 新装版
    3.0
    早川一家は母が泥棒、兄が殺し屋、妹が詐欺師で弟が警察官、そして唯一みなの秘密を知る圭介が弁護士、という奇想天外な家族だ。あるとき、謎の石油王・橘源一郎が世界有数のダイヤコレクションとともに帰国したことで、一家は騒然。それぞれの目的のため橘の元へ向かう。家族の犯罪を阻止したい圭介は頭を抱えてあとを追うが……!? ドタバタ早川一家シリーズ第一巻!

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