作品一覧

  • 誰も悲しまない殺人
    3.5
    1巻1,628円 (税込)
    顔を撃たれ殺されたリジー。リジーは町の野球チームのエースを引退に追いやったために嫌われており、町の誰もが彼女の死に同情しない。ある事情でリジーと結婚した元エースが失踪し、警察は彼が犯人とみて捜査を行うなか、彼女が接点不明の有名インフルエンサーに別荘を貸していたことが判明し。解説/村上貴史
  • すべての罪は沼地に眠る
    3.7
    1巻1,782円 (税込)
    クロエが12歳の夏、父はルイジアナ州の湿地で6人の少女を殺した。20年後、同じ手口の連続殺人事件が起きる。模倣犯の目的とは?
  • 匿名作家は二人もいらない
    4.3
    1巻1,496円 (税込)
    自らの正体を決して明かさない作家モード・ディクソンのアシスタントとして働くことになったフローレンスが見た衝撃の事実とは?
  • ランナウェイ
    3.8
    1巻1,408円 (税込)
    瞠目の伏線回収。極上のサスペンス。 《一読して、「これは最先端の物語だ」と感じさせる。それが本作の、そしてまたハーラン・コーベン作品の素晴らしい強みだ》 《あらゆる問題が更新され続けるこの世界(中略)。そうした世界に注がれるハーラン・コーベンの眼差しは、ひとことで言うなら、限りなく「公正(フェア)」だ。あらゆる価値観が錯綜する現代において、最も挑戦的な態度の一つといっていい。》(作家・冲方丁氏の解説より) 薬物に溺れ失踪した娘を探す父。次々と標的を襲う殺し屋と同行する女。姿を消した資産家の息子を探す私立探偵。娘に薬物を与えた男。バラバラなピースがつながったとき、驚くべき忌まわしい事実が姿を現す。 フェアな目線と巧みな構成に唸り、怒濤の伏線回収に目を瞠る。そして衝撃過ぎる結末。米国屈指のヒットメーカーが放つ、極上のドメスティック・サスペンス。
  • 不協和音~GRIEVANCE~
    3.0
    1巻1,034円 (税込)
    美しくて怖すぎる、戦慄のサイコスリラー!  若くして最愛の夫デズを亡くした二児の母リリー。悲しみに囚われながらも子供たちと前に進もうとする彼女のもとに、夫の過去の恋人を名乗る者から妙なお悔やみの手紙が届く。リリーは心を乱されるが、その後もエスカレートする手紙とともに不穏な出来事が続く。結婚記念日に届いた不吉な贈り物、開設者不明の夫の追悼サイト……。誰が敵か味方かわからずじわじわと追い詰められていく彼女を待ち受けていたのは――。  美しいテネシー州ナッシュビルの自然の中、主人公を襲う血も凍る所業の数々を描く国際スリラー作家協会賞受賞作。  脳科学者・中野信子さんによる解説も必読です。
  • 偽りの銃弾
    4.1
    1巻1,023円 (税込)
    ヒロインの生き様に痺れる傑作スリラー!  殺人事件で夫を失った元特殊部隊パイロットのマヤ。2歳の娘を案じ自宅に設置した隠しカメラに写っていたのは、2週間前に殺されたはずの夫ジョーだった。ジョーの死に潜む謎を追ううちに、マヤは4か月前に惨殺された姉クレアの死、そして17年前のある事件の真相へとたどり着く……。  ハードボイルドなヒロインの生き様、予想を大きく超える予想外の結末。ジュリア・ロバーツが惚れ込み映画化権を獲得した、「マイロン・ボライター」シリーズで人気の著者による傑作スリラー!
  • ランナウェイ

    Posted by ブクログ

    仕事中もこの話の続きが読みたくて読みたくてたまらなかった。はじめの方は通勤電車でちまちま読んでいたものの、後半から終わりにかけてページを捲る手がとまらない。今のご時世を反映するようなジェンダー感がときおりしつこく思えるかもしれないが、自分はそれが気持ちよく読めた。序幕の、サイモンの娘ペイジが薬物に犯される姿はとても苦しく、その苦しさは本編を通してずっと続いた。結末が徐々に明らかになってくると、苦しさの中に切実さのようなものも湧いてきた。どうにかしてサイモンに幸せになって欲しいと願わずにはいられなかった。主人公視点とは別の、アッシュ・ディーディーサイドの幸せも願っていた。今年読んだ中でも最も面白

    0
    2023年11月07日
  • 匿名作家は二人もいらない

    Posted by ブクログ

    久々に、文句なしに面白い海外ミステリでした。
    海外ミステリのボトルネックは、訳者の技量で作品の良し悪しが左右されてしまうところにあります。
    本書の訳者である大谷瑠璃子さんはとても良い翻訳者だと思いました。
    読書中、翻訳書であることを忘れてしまうぐらいに、こなれた日本語に翻訳がなされています。

    それから、海外ミステリに付きものの「登場人物の名前の煩雑さ」が、本書にはありません。
    海外ミステリといえば、ファーストネームとファミリーネームが、会話の中や地の文で規則性も無しに散らかってることが多いです。地の文でずっとファーストネームで呼んでたのに突然ファミリーネームで呼ばれることもあり、「あれ?誰だ

    0
    2023年08月03日
  • すべての罪は沼地に眠る

    Posted by ブクログ

    主人公クロエの、生い立ち、家族、父による犯罪、そして現在の、環境。素晴らしい夫となるであろうダニエルとの結婚を控えての不安や、トラウマ!
    その全てが、よく、練られていて秀逸だった。 
    クロエの気持ちがわかるし、極限の、不安、次々明らかになっていく数々の、事柄!
    どんどん読んでしまう。
    ストーリー展開も、早い。
    突然、大学時代の話が出て来たり、薬物依存的な所とか、無くても良かったかな?と思ったり。でも、必然なんでしょうね!
    デビュー作らしいけども、次作も、読みたいな!

    0
    2023年02月16日
  • 偽りの銃弾

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!
    これは結末を知ってしまったら読む意味なくなっちゃうのであれこれ言えないけれど、なかなかインパクトのあるラフトだった。

    ジュリアロバーツがマヤをやるみたいだけど、アマプラ落ちてきたら絶対見よーっと。

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    2022年08月19日
  • 匿名作家は二人もいらない

    Posted by ブクログ

    これはめちゃくちゃ好きなやつです。

    後半はもう何がどうなるのか知りたくて知りたくて一気読みでした。
    ドキドキして血流が良くなった。心臓に良いかはわからないけど…。

    0
    2022年04月29日

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