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スウェーデン売上1位の傑作犯罪サスペンス。
15歳の少女3人の連続失踪事件を追うベリエル。目撃の通報を受けて急行するも、3度とも現場はもぬけの殻で、彼は苛立ちを募らせていた。事を荒立てたくない上司の警告をよそに、殺人事件だと確信し捜査に執念を見せるベリエルはやがて、それぞれの現場写真に映る不審な女に目をつける。緊迫の攻防、息を呑む逆転劇、衝撃の真相……。ここまで目を見張る取り調べシーンがかつてあっただろうか。ページをめくる手が止まらない、スウェーデンNo.1ベストセラーの傑作犯罪サスペンス!(2020年7月発行作品)
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2020年08月15日
日本では8年前に『靄の旋律 国家刑事警察 特別捜査官』一冊しか邦訳されていないが、スウェーデン本国では大御所の作家であるようだ。複数捜査官による警察小説を得意としつつ、別名義で純文学を書き、文芸評論家であり詩人でもあるいわゆる表現のプロ。そのイメージはページを開いたところからがつんと来る筆力を見る...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月04日
「怒涛の展開」
こんなにこの言葉が似合うミステリーは、滅多にない。
どんな感想を書こうとしても、全てネタバレになるような気がして、書けない。
北欧ミステリーは好物だけど、またひと味違う。
印象的なのは「雨」……。
でも、最後だけは気に入らない。
次を「読まなければいけない」のと、「読みたくて仕...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月08日
北欧モノの例にもれず、陰鬱なトーンが全体を支配している。そして残酷な殺人事件…。
文章が細密で、序盤の取り調べシーンの濃厚な描写は迫力満点。しかもそこからのプロットの展開も見事で、ラストまで一気に楽しめる。
比喩や暗喩が多いうえに緻密な文章で読み応えあり。
しかし、完全に事件は解決しておらず続編...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月08日
一年七ヵ月の間にスウェーデン国内で起きた、三件の十五歳の少女失踪事件。ストックホルム警察犯罪捜査課のサム・ベリエルは同一人物による連続殺人だと主張するが、上司はそれを否定しまともに取り合おうとしない。しかしベリエルの主張の裏には、彼だけが知っている根拠があった。そしてついに彼は、容疑者へと辿り着く。...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月17日
久々のアルネ・ダール。前作は若干モヤモヤした感じの読後感だったので、過剰に期待しないよう読んでみた。
トラップ、歯車、連続失踪事件と、どうしてもジェフリー・ディーヴァーを連想してしまう序盤の展開に自然と不安感が増していったが、容疑者との尋問で不安な気持ちは吹っ飛んだ。ここまでのプロセスもいいし、だ...続きを読む
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