途中下車はできません

途中下車はできません

1,386円 (税込)

6pt

終着駅で大逆転!ハートフル鉄道ミステリ。

北海道の各地を結ぶ鉄道のローカル駅。出会い、別れ、そして謎解きが、人々を数奇に絡み合わせる――。<美馬牛駅>オープンしたての紅茶専門カフェ。オーナーの美和は美人だが、どこかワケありの雰囲気である。民宿「ドゥマン」に集う人々が推理をめぐらすが、そこには誰も知らない黒歴史があった。<北浜駅>大学生の康生は行方不明になった祖母を探し、わずかな手がかりからこの地を訪れた。だが突然見知らぬ男にあらぬ疑いをかけられる。<音威子府駅>札幌の建築会社で横領事件が発生。社長命令を受けた尾崎は音威子府を訪ねる。犯人の酒井は四千万円を元手に蕎麦屋を開こうとしている?<落石駅>罠に嵌まり、振り込め詐欺グループに追われている荒川は、落石岬から投身自殺した、と見せかけ行方をくらますつもりだった。だが次々と邪魔が入って……。<札幌駅>ライラック36号に乗る尾崎と酒井、康生。スーパーおおぞら8号に乗る荒川。地下鉄南北線でやってきた美和。多くの乗客が旅立ち、帰郷し、あるいは通り過ぎてゆく札幌駅のコンコースで、さらなる奇跡が巻き起こる! 現役鉄道マンで北海道フリークの著者が紡ぎ出す、人生大逆転ミステリー。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

途中下車はできません のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    北海道のローカル駅を舞台にした短編集。かと思いきそれぞれのエピソードとキャストたちが吸い寄せられるように札幌駅に集結して、、北海道の人の流れを象徴するよう。しっかり伏線を回収しきってお見事!

    0
    2019年09月01日

    Posted by ブクログ

    山本巧次さんは「開化鐵道探偵」シリーズしか読んだことがなかったのだが、こういうエンタメ系もあるとは意外だった。

    表紙で分かる通り、北海道の鉄道の5つの駅で起こるドラマ。
    カフェを営む女性とカメラマンの女性、それぞれの訳アリ過去。
    認知症の祖母を探しに出かけた大学生が巻き込まれるトラブルと出会い。

    0
    2020年01月31日

    Posted by ブクログ

    北海道のJR駅が舞台ということで、色々知ってるところが出てきて、いっそう楽しめた。
    駅名とか列車名とか全部知ってたし。
    びばうし茶房、行ってみたいなー。
    過去を吹っ切ってそこにいるマダムとお話してみたい。
    美和さん、かっこいい。
    里恵もかっこいいわー。札幌駅でのあれ、最高だった。
    しかし、あのあった

    0
    2019年11月17日

    Posted by ブクログ

    ①富良野線:美馬牛駅 ②釧網本線:北浜駅 ③宗谷本線:音威子府駅 ④根室本線:落石駅 ⑤函館本線:札幌駅 ①から④までの4つの駅での出来事や事件が⑤の札幌駅でクロスする物語、読んでるうちに連作なんだと気づきます。なかなか面白い趣向だと思います。なお、美馬牛は美瑛の丘、北浜駅は流氷、音威子府は黒い蕎麦

    0
    2019年11月04日

    Posted by ブクログ

    北海道ローカル駅での、のほほん物語かと思ってたけど割とミステリー。
    札幌駅での大団円で万事解決。
    音威子府って、蕎麦が有名だったの知らなかった。

    0
    2024年11月23日

    Posted by ブクログ

    北海道、はるか昔に一回行っただけなので、行ってみたくなったなー。
    美馬牛、北浜、音威子府、落石駅で起きたそれぞれの出来事が最後札幌駅で大集合。最後の大団円も好き。

    0
    2024年11月07日

    Posted by ブクログ

     北海道で電車が絡む物語り。常に電車に乗っているということではなく、短編のなかで電車が必ず出てくるというもの。
     短編だけど、最後でみんな繋がるというパターン。最後に正義が勝つという流れで、気持ちよく読み終わりました。

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    北海道のローカル線駅の周辺が舞台の連作短編集。

    それぞれ毛色の異なる事件が起こるので、最初は独立した話なのかな、と思いきや、終盤、しっかり伏線回収して繋がる、繋がる。各話とも妙に伏せられてるなと感じた箇所も明らかになって、最後はスッキリしました。一番意外に思ったのは、里恵さんの正体だったり(笑)。

    0
    2023年04月13日

    Posted by ブクログ

    ★吹っきれた女性は、綺麗だ。(p.51)

    (一)北海道の鉄道が出てくるお話集。
    (二)各話にちいさな謎が提示され解決されるが積み残ししつつ次の話に入り。
    (三)最後の話で積み残しを一挙回収。

    ■簡単なメモ■(★は主要語)

    【一行目】雪を頂いた十勝岳の稜線が、畑の向こうにくっきりと見える。丘の上

    0
    2023年01月09日

    Posted by ブクログ

    【収録作品】第一章 富良野線 美馬牛(ビバウシ)駅/第二章 釧網(センモウ)本線 北浜駅/第三章 宗谷本線 音威子府(オトイネップ)駅/第四章 根室本線 落石(オチイシ)駅/第五章 函館本線 札幌駅/終章 富良野線 美馬牛駅 
     旅情たっぷりで、北海道に行きたくなる。お約束の展開で読み心地もい

    0
    2019年10月13日

途中下車はできません の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

山本巧次 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す