災厄の宿

災厄の宿

715円 (税込)

3pt

3.8

昭和51年、台風直撃の影響で強い雨が降り続く中、弁護士事務所の嘱託調査員の上坂徹郎は、休暇で徳島の人里離れた山深くの旅館を訪れる。だが、散弾銃と爆破物を手にした男が押し入り、籠城事件の人質の一人になってしまう。さらに、警察に包囲された旅館の中で不可解な殺人が起き、川の氾濫や土砂崩れのカウントダウンといった自然の脅威も差し迫る。果たしてこの旅館から脱出することはできるのか? 手に汗握る怒濤の展開で、読み始めると止まらない! 分刻みのノンストップ旅情ミステリー長編!!

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災厄の宿 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昭和五十一年を舞台にしたサスペンスミステリ。徳島の人里離れた旅館に、猟銃と爆発物を持った男が押し入り立てこもった。人質になったのは旅館の従業員や客と、宴会を開いていた地元の有力者一族。立てこもり犯の目的は有力者一族に対する告発だったようなのだが、しかしそこで予想もしなかった殺人事件が起こる。さらに台

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    山本巧次『災厄の宿』集英社文庫。

    文庫書下ろしのミステリー。

    昭和51年に起きた事件の背後にあった真相が47年後に解き明かされる終章。一種のクローズドサークルの中で人質立て籠り事件と殺人事件が同時進行するストーリーの面白さ。なかなか読ませてくれた。


    昭和51年、元優秀な刑事で弁護士事務所の嘱

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    鉄道ミステリーが得意な作者の文庫描き下ろし作品!

    徳島の秘境が舞台で絶妙な舞台を選んでます。
    作品の舞台に馴染があるのでより楽しめました。

    何も知らないで読んでも楽しめ、色々な要素が詰まっており、ミステリー、パニック等など飽きずに読めました!

    0
    2024年02月04日

    Posted by ブクログ

    最後まで色んな人の終わりが知れて良かった。
    でも、罪を償うべき人は違う形でちゃんと償って欲しかったな

    0
    2024年01月22日

    Posted by ブクログ

    グロテスクな描写もなくミステリー初心者の方におすすめ!

    トリックに関してはちょっと物足りなさを感じた。
    けどトリックがメインではないので他の部分で楽しめるお話。

    0
    2024年02月15日

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