講談社の検索結果

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  • バグダッド ブルー
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハリウッド映画のように真実から遠い戦争と憎しみの彼方で、写真家が捉えたイラクで生きるということ。講談社出版文化賞受賞カメラマンによるフォト・ルポルタージュ。 ●耳に飛び込んできたのは、ショパンのワルツだった。……この国がまもなくアメリカの攻撃を受けようとしている、その時が迫っているのを知ってか知らずか、彼は悲哀を帯びた旋律を弾き続けた。私の記憶の中で、ピアノの音が空爆や銃撃の音に紛れて呑み込まれていく。イラク人の切ない、叫びにも似たその繊細な調べは、混雑していたレストランの客たちの喧噪にかき消され、弾き終わると男は、静かにレストランから立ち去っていった。――<本文より>
  • 決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 水木しげるの妖怪図鑑が新しくなって登場! 新たに200以上の妖怪や神さまを追加し、全面改稿した妖怪ファン必携の完全保存版。 ※本書は、『図説 日本妖怪大全』(講談社+α文庫1994年6月刊行)と『図説 日本妖怪大鑑』(同2007年7月刊行)をあわせて、再編集し、改題したものです。
  • アトランティス=ムーの系譜学 〈失われた大陸〉が映す近代日本
    4.0
    はるか昔、栄耀栄華を極めながら、一夜にして海中に沈んだ大陸があった――こんな伝説とともに語られるアトランティス大陸やムー大陸。誰しも子供の頃に、その謎に夢中になった記憶があるのではないだろうか。とりわけ日本は、ムー大陸に日本人の起源を見出そうとした戦前の軍高官から戦後のポップカルチャーに至るまで、言わばこの伝説に長く深く取り憑かれてきた。なぜ、我々は失われた大陸に惹かれてやまないのか。伝説の起点ともいえるプラトンから繙き、その複雑にして数奇な伝説受容を辿る野心作! プラトンが紀元前四世紀に、著作のなかでアトランティス大陸について記して以来、ムー大陸やレムリア大陸を含む、いわゆる「失われた大陸(Lost Continent)」は2000年以上にもわたって、私たちを魅了し続けてきた。そこには、金髪碧眼のアーリア=ゲルマン人こそが、始原の文明を生み出したと説き、その始まりの地がアトランティスだと主張したナチス・ドイツや、同様の主張を日本人とムー大陸について行った大日本帝国の軍高官らも含まれる。アトランティス大陸の所在に限っても、スウェーデン説やアメリカ説、クレタ島説、サントリーニ島説など多種多様な説があり、21世紀に入ってからも新説が生まれ続けている。 日本では戦前にプラトン全集を翻訳し、日本のプラトン受容において重要な役割を果たした木村鷹太郎(1870-1931年)を皮切りに、アトランティス、そしてムー大陸をめぐって、『竹内文書』をはじめとする偽史、さらに皇国史観ともかかわりをもちながら、さまざまな言説が生まれた。その関心は、戦後になってもなお衰えることなく、オカルト・ブームを経て、小松左京『日本沈没』のようなSF小説はもちろん、『ウルトラマン』や『黄金バット』などの特撮物、手塚治虫の『海のトリトン』などのアニメや映画、さらにはゲームの世界にも浸透しながらますます賑やかに盛り上がっていく。 なぜ、人類は、とりわけ日本人は、これほどまでに失われた大陸に惹かれてやまないのか。本書は起点となるプラトンにさかのぼり、迷路のように入り組んだ日本での受容の歴史を丹念に跡づけ、その心性に迫る! 【本書の内容】 はじめに 序 章 「失われた大陸」について問う理由 第 I 章 アトランティスの由来と継承 第 II 章 アトランティスからレムリア、ムー大陸へ 第 III 章 失われた大陸、日本へ――一九三〇年代 第 IV 章 戦時のムー大陸言説――一九四〇年代 第 V 章 戦後の継承――一九五〇―六〇年代 第 VI 章 神話希求と大災害―一九七〇―八〇年代 第 VII 章 浮上し続ける神話――一九九〇年代以降 最終章 なぜ語られ続けるのか 註 あとがき
  • 深層学習 改訂第2版
    値引きあり
    5.0
    ◆ベストセラーの改訂版。最高最強のバイブルが大幅にパワーアップ!!◆ ・トランスフォーマー、グラフニューラルネットワーク、生成モデルなどをはじめ、各手法を大幅に加筆。 ・深層学習のさまざまな課題と、その対策についても詳しく解説。 [本書まえがきより抜粋] ないもの(=理論)ねだりをしても仕方がありません.それでも皆が研究を進めるのは,そうすることに意義があるからです.なぜうまく働くのか,なぜそうすべきか,数学的な証明はなくても,正しい説明は必ずあるはずです.それを手にできれば,目の前の課題を解決するのに,また次に進むべき道を知るうえで役に立つでしょう. そこで本書では,それぞれの方法について,今の時点で最も納得できる説明をきちんと与えることにこだわりました.名前の通った方法であっても,理屈が成り立たない,あるいは役に立たない方法や考え方については,はっきりそう書きました.著者の主観といわれても仕方がない場合もあるかもしれませんが,そのほうが有益であると信じています. また,現在の深層学習の広がりを把握できるように,定番となった問題・方法に加えて,重要だと思われる問題については,必ずしもそれほど有名でない方法も含めてなるべく網羅するようにしました.その取捨選択には,深層学習が実践的技術であることを踏まえ,実用性を最も重視しました.そこには,この間に著者が企業の実務家たちと行ってきた共同研究での経験が反映されています. [主な内容] 第1章 はじめに 第2章 ネットワークの基本構造 第3章 確率的勾配降下法 第4章 誤差逆伝播法 第5章 畳み込みニューラルネットワーク 第6章 系列データのためのネットワーク 第7章 集合・グラフのためのネットワークと注意機構 第8章 推論の信頼性 第9章 説明と可視化 第10章 いろいろな学習方法 第11章 データが少ない場合の学習 第12章 生成モデル
  • ムーミン谷のしあわせレシピ
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「気持ちのいいものは、なんだっておなかにもいいのよ」(ムーミンママ) ムーミン谷のやさしさに包まれた、キャラクターたちにちなんだ楽しいメニューが満載。 名言と美しいさし絵入りで、85の北欧料理レシピをどうぞ! ●著者紹介 トーベ・ヤンソン 絵と引用文 画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。国際アンデルセン大賞、フィンランド国家文学賞受賞。おもな作品に「ムーミン童話」シリーズ(全9巻)のほか、『少女ソフィアの夏』『彫刻家の娘』などがある。2001年6月逝去。 末延弘子 訳 東海大学文学部北欧文学科卒業。フィンランド国立タンペレ大学フィンランド文学専攻修士課程修了。白百合女子大学非常勤講師。『清少納言を求めて、フィンランドから京都へ』など、フィンランド現代文学、児童書の訳書多数。2007年度フィンランド政府外国人翻訳家賞受賞。 ●主な内容 ムーミンママのロールキャベツ スナフキンのさすらい煮こみ ミムラのむすめのびっくりスープ ムーミンパパ流ヤンソンさんの誘惑 ちびのミイのさかさまこけももケーキ ムーミン谷の地下室のベリージャム など。
  • 入門講義 量子コンピュータ
    値引きあり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【「量子コンピュータの全貌を俯瞰する類を見ない入門書」――西森秀稔】 どう動くのか? 何の役に立つのか? 基礎原理からよくわかる! 量子力学の原理をもとにしたまったく新しい計算機「量子コンピュータ」。その不思議な性質と驚きの性能を初歩の物理から解説する。「量子コンピュータはこうして動くのか!」と納得して膝を打つ、またとない入門書。 《目次》 第1章 量子コンピュータの概要 1.1 量子の世界 1.2 量子コンピュータと古典コンピュータ 1.3 量子コンピュータの歴史 1.4 量子コンピュータの種類と開発の現状 第2章 量子の不思議な振る舞いと量子コンピュータ 2.1 「量子テーマパーク」へようこそ 2.2 量子コンピュータへ 第3章 量子アルゴリズム 3.1 グローバーの量子探索アルゴリズムと暗号 3.2 ショアの素因数分解アルゴリズムとRSA暗号 3.3 量子コンピュータと暗号 3.4 その他の量子アルゴリズム 第4章 量子ビットの候補と開発状況 4.1 量子ビット候補:概観 4.2 量子ビット候補の概要 第5章 量子ゲート方式コンピュータ 5.1 汎用量子計算モデル 5.2 量子回路計算モデルと量子ゲート 5.3 量子ビットの操作 5.4 いろいろなアルゴリズムとその量子回路図の例 5.5 量子プログラミング言語 5.6 量子誤り訂正 第6章 量子アニーリング方式コンピュータ 6.1 組み合わせ最適化問題 6.2 量子アニーリング法 6.3 量子アニーラ:D-Wave 6.4 準量子アニーラ 6.5 古典アニーラ 第7章 量子コンピュータの開発状況と展望 7.1 量子コンピュータへの投資・研究状況 7.2 企業・研究機関での量子コンピュータ開発戦略 7.3 量子コンピュータの展望 付録A 量子ビットと量子ゲートの数式 付録B 量子アルゴリズムの数式と量子回路 付録C シュレーディンガー方程式 付録D 計算量理論 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • サン=テグジュペリの世界 〈永遠の子ども〉の生涯と思想
    4.0
    ☆それが〈目に見えないたいせつなこと〉だったのか。☆ 「星の王子さま」を生み出した思想とは? 波乱の生涯と作品世界をつなぐ決定的評伝。 サン=テグジュペリは、言わずと知れた『星の王子さま』の作者です。 この子ども向けの小さな物語は、いまもなお世界中の多くの人びとが読み続け愛し続けていますが、その魅力の秘密はどこにあるのでしょうか。 この作品でくりかえし語られる〈目に見えないたいせつなこと〉とはいったい何なのでしょうか。 サン=テグジュペリは、自分の子ども時代を忘れることができなかった、おとなになりきることができなかった人間と言えるでしょう。 彼は、おとなの世界にほかならないこの現実社会を、つねに居心地の悪さ、窮屈さを感じながら、いわばよそ者として、不器用に生きねばなりませんでした。 失敗と挫折、混乱や波瀾に満ちたサン=テグジュペリの生涯は、どこかドタバタ喜劇めいており、それ自体として見ても面白いものです。 ですが、彼自身はこうした人生を懸命に生きることを通して、おとなの世界である現実社会、近代という時代にたいする批判意識を研ぎ澄ましていました。 そして同時に、みずからの内面空間そのものとしての子ども時代の世界のヴィジョンを明確化していったのです。 本書は、こうしたまったくあたらしい視点から書かれた、『星の王子さま』『夜間飛行』をはじめとする作品群の世界をより深く味わえるようになる、サン=テグジュペリの評伝の決定版です。 [本書の内容] はじめに  第一章 子ども時代(一九〇〇―一九一二) 第二章 青春の惑い(一九〇九―一九二六) 第三章 飛行士にして作家(一九二六―一九三一) 第四章 波瀾の時代(一九三一―一九三九) 第五章 戦争(一九三九―一九四〇) 第六章 亡命(一九四〇―一九四三) 第七章 最後の任務(一九四三―一九四四) おわりに  サン=テグジュペリ略年譜
  • 入門 現代の量子力学 量子情報・量子測定を中心として
    値引きあり
    4.0
    【今世紀の標準!】 次世代を担う物理学徒に向けて、量子力学を根本的に再構成した。原理から本当に理解する15章。学部生から専門家まで必読の一冊。 【目次】 第1章 隠れた変数の理論と量子力学 第2章 二準位系の量子力学 第3章 多準位系の量子力学 第4章 合成系の量子状態 第5章 物理量の相関と量子もつれ 第6章 量子操作および時間発展 第7章 量子測定 第8章 一次元空間の粒子の量子力学 第9章 量子調和振動子 第10章 磁場中の荷電粒子 第11章 粒子の量子的挙動 第12章 空間回転と角運動量演算子 第13章 三次元球対称ポテンシャル問題 第14章 量子情報物理学 第15章 なぜ自然は「量子力学」を選んだのだろうか 付録
  • 樹木学事典
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 森林や樹木に関係するさまざまな事象を網羅し,系統立てて解説.樹木の正しい知識を習得でき,保全・管理技術の向上に最適の指南書. ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • Pythonで学ぶ実験計画法入門 ベイズ最適化によるデータ解析
    値引きあり
    4.0
    ★ 実験を効率化する強い味方 ★ もう実験で疲弊しない。次に試す実験条件は、データと統計学が教えてくれる! ベイズ最適化とPythonを駆使して、効率よく研究・開発を進めよう! 《すぐに試せるサンプルデータセット・サンプルコード付き》 ■ データ解析の初歩から、モデルの設計、実践的な応用事例までを導く。 ■ 実験時間や人数が限られる今、絶対に役立つスキルが身につく! ■ 入門書であり、実践書。フルカラー! 【目次】 第1章 データ解析や機械学習を活用した分子設計・材料設計・プロセス設計・プロセス管理 ・ケモ・マテリアルズ・プロセスインフォマティクス ・分子設計 ・材料設計 ・なぜベイズ最適化が必要か ・プロセス設計 ・プロセス管理 ・データ解析・人工知能(モデル)の本質 第2章 実験計画法 ・なぜ実験計画法か ・実験計画法とは ・適応的実験計画法 ・必要となる手法・技術 第3章 データ解析や回帰分析の手法 ・データセットの表現 ・ヒストグラム・散布図の確認 ・統計量の確認 ・特徴量の標準化 ・最小二乗法による線形重回帰分析 ・回帰モデルの推定性能の評価 ・非線形重回帰分析 ・決定木 ・ランダムフォレスト ・サポートベクター回帰 ・ガウス過程回帰 第4章 モデルの適用範囲 ・モデルの適用範囲とは ・データ密度 ・アンサンブル学習 第5章 実験計画法・適応的実験計画法の実践 ・実験候補の生成 ・実験候補の選択 ・次の実験候補の選択 ・ベイズ最適化 ・化学構造を扱うときはどうするか 第6章 応用事例 ・複雑な非線形関数を用いた実験計画法・適応的実験計画法の実践 ・分子設計 ・材料設計 ・プロセス設計 第7章 さらなる深みを目指すために ・Gaussian Mixture Regression(GMR) ・GMR-Based Optimization(GMRBO)(GMRに基づく適応的実験計画法) ・複雑な非線形関数を用いたGMRBOの検証 第8章 数学の基礎・Anaconda・Spyder ・行列やベクトルの表現・転置行列・逆行列・固有値分解 ・最尤推定法・正規分布 ・確率・同時確率・条件付き確率・確率の乗法定理 ・AnacondaとRDKitのインストール・Spyderの使い方
  • アースダイバー 神社編
    4.1
    1巻2,310円 (税込)
    人気シリーズ「アースダイバー」が、いよいよその関心の中心である、神社を取り上げます。 生命にとっての普遍的聖地に加えて、ホモサピエンス・サピエンスにとっての聖地、そして古代の日本列島に居住した縄文系と弥生系(倭人系)にとっての聖地(のちの神社)の心的・歴史的な構造を探っていきます。 主な取扱い神社は、以下の通りです。 大日霊貴神社(鹿角大日堂) 諏訪神社 三輪神社 出雲大社 和多津見(海神)神社 志賀島神社 穂高神社 伊勢神宮などなど。 神社に残された祭儀に秘められた思考を遡っていくと、アメリカ先住民、アジアの少数民族、ネパール、東南アジアなどとの深つながりが明らかになります。 また、同時にこの列島に数万年にわたって繰り広げれてきた、われわれの祖先の前宗教的・宗教的思考の根源とその展開が解明されていきます。 山とは、海とは、蛇とは、太陽とは……。 歴史の無意識の奥にしまいこまれた記憶を甦らせる魂の冒険へ、いざ。 目次 プロローグ 犬の聖地 第一部 聖地の三つの層     第一章 人間の聖地          第二章 縄文原論           第三章 倭人の神道 第二部 縄文系神社     第四章 大日霊貴神社(鹿角大日堂)         東北の続縄文   地名起源伝説         太陽神の聖地に建つ大日堂 第五章 諏訪神社         縄文の「王国」   蛇から王へ         御柱祭りの意味 第六章 三輪神社         ナラの原像   血と酒の蛇         蛇と鑑の確執 第七章 出雲大社         蛇   タマ         神話の建築 第三部 海民系神社 第八章 対馬神道     はじまりの島   ムスビの神     渚の神話学 第九章 アヅミ族の足跡     海の民の末裔   日本海ルート     太平洋ルート    第十章 伊勢湾の海民たち     太陽の道   海人と鳥 エピローグ 伊勢神宮と新層の誕生
  • しっかり学ぶ数理最適化 モデルからアルゴリズムまで
    値引きあり
    4.8
    最適化問題へのモデル化と、基本的なアルゴリズムを俯瞰し、最適化という考え方の基礎をしっかりと固める。大事なことは、いつの時代も変わらない。イメージしやすい具体的な例や、理解の定着にかかせない演習問題も充実! 【推薦の言葉】 数理最適化は、問題解決のための数学である。今では、その成果を実装したソルバーが簡単に手に入るようになった。直面する問題を解決するには、まずそれをモデル化し、適切な最適化手法を適用するという手順を踏む。 本書は、豊富な実例を通して、モデル化の勘どころを説明し、さらに広範な最適化手法それぞれを、基本から分かりやすく解説している。この分野全般を知るための「最適解」として推薦したい。 ――茨木俊秀(京都情報大学院大学学長) 【サポートページ】 https://sites.google.com/view/introduction-to-optimization/main 【主な内容】 第1章 数理最適化入門 1.1 数理最適化とは 1.2 最適化問題 1.3 代表的な最適化問題 1.4 本書の構成 第2章 線形計画 2.1 線形計画問題の定式化 2.2 単体法 2.3 緩和問題と双対定理 第3章 非線形計画 3.1 非線形計画問題の定式化 3.2 制約なし最適化問題 3.3 制約つき最適化問題 第4章 整数計画と組合せ最適化 4.1 整数計画問題の定式化 4.2 アルゴリズムの性能と問題の難しさの評価 4.3 効率的に解ける組合せ最適化問題 4.4 分枝限定法と切除平面法 4.5 近似解法 4.6 局所探索法 4.7 メタヒューリスティクス
  • 問題解決力を鍛える!アルゴリズムとデータ構造
    値引きあり
    4.3
    ★この本を買わずして何を買う!!★ 競技プログラミング経験が豊富な著者が、「アルゴリズムを自分の道具としたい」という読者に向けて執筆。入門書を標榜しながら、AtCoderの例題、C++のコードが充実。入門書であり実践書でもある、生涯役立つテキストを目指した。 【推薦の言葉】 プログラムが「書ける」ことと、効率の良い結果を得ることには大分ギャップがある。本書は、どのようにすれば効率のよい結果が得られるか? すなわちどのようなアルゴリズムを採用すればよいか? という点に対して、幅広くかつ明快に解説している。 また本書は、アルゴリズム初心者に対して、アルゴリズムへの興味を惹かれるように記述されている。アルゴリズム上級者への初めの一歩には最適であろう。 ――河原林健一(国立情報学研究所副所長) 【全体を通して、アルゴリズムの設計技法を重視した構成】 まず、1、2章でアルゴリズムと計算量について概観します。そして、3~7章が、早くも本書のメインパートといえる部分であり、「アルゴリズムの設計技法」について詳しく解説します。これらの設計技法に関する話題は、多くの書籍では、最後の方で簡単に説明しています。しかし本書は、現実世界の問題を解決するための実践的なアルゴリズム設計技法の鍛錬を目指しています。そこで、アルゴリズム設計技法について前半で詳しく解説する構成としました。そして、これらの設計技法が後半の章でも随所に使われていくことを示していきます。 その後、8~11章では、設計したアルゴリズムを効果的に実現するうえで重要となるデータ構造を解説します。データ構造について学ぶことで、アルゴリズムの計算量を改善したり、また、C++やPythonなどで提供されている標準ライブラリの仕組みを理解して、それらを有効に活用したりすることができるようになります。 そしていったん、12章でソートアルゴリズムについての話題を挟んだ後に、13~16章でグラフアルゴリズムについて解説します。グラフは、非常に強力な数理科学的ツールです。多くの問題は、グラフに関する問題として定式化することで、見通しよく扱うことができるようになります。また、グラフアルゴリズムを設計するとき、3~7章で学ぶ設計技法や、8~11章で学ぶデータ構造が随所で活躍します。 最後に、17章で PとNPに関する話題を解説し、世の中には「効率的に解くアルゴリズムを設計することができそうにない難問」が多数あることを見ます。18章で、これらの難問に取り組むための方法論をまとめます。ここでも、動的計画法 (5章) や貪欲法 (7章) といった設計技法が活躍します。
  • 平成~令和新時代 パトカー30年史
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 質実剛健で無骨なパトカーが一般的だった昭和時代から、高性能なパトカーが次々と誕生した平成時代。平成から令和時代を駆け抜けたパトカーたちを徹底網羅する! 【CONTENTS】 ◆パトカー最新アーカイブ [交通系~警ら] レクサスLC500/NISSAN GT-R/フェアレディZ(Z34)/WRX S4/カムリWS/スカイライン(V37)/マークX/レガシィB4/レガシィツーリングワゴン/スカイライン350GT(V36)/ティアナ(J32)//ステージア300RX(M35)/インプレッサWRX STi/RX-8/ティアナ(J31)/ギャランVR-4/スカイラインGT-R(R34)/スカイラインGT-R(R33)/スカイライン25GT-t(R34)/スカイラインGTS25(R33)/NSX/RX-7/GTO/シーマ(FY33)……ほか歴代クラウン、セドリックなど  歴代 白バイALBUM わけあって存在感抜群! 「迷車」の数々 ◆歴代 捜査用覆面パトカー [捜査用車両] スカイライン(V36)/スカイライン(V35)/キザシ/アリオン(T260)/アリオン(T240)/レガシィ(BM)/マークX/クラウン(200系)/クラウンアスリート(180系)/クラウンアスリート(170系)/ティアナ(J33)/ティアナ(J32)/ティアナ(J31)/ブルーバードシルフィ(G10)/セドリック(Y34)/シルフィ(B17)/SAI/レガシィ(BL)/レガシィツーリングワゴン(BH)/インプレッサアネシス(GE)/インプレッサWRX/アテンザ(GJ系)/アテンザ(GG系)/アテンザワゴン(GY系)/アクセラ(BL系)/アクセラ(BK系)/インサイト(ZE2型)/スカイライン(R34)……ほか  捜査用支援車 要人を守る鉄壁の精鋭たち! ◆警護・警衛の最前線 [警護用車両] レクサスLS600h/レクサスLS460/セルシオ(F30系)/セルシオ(F20系)/メルセデスベンツS600(W221)/クラウンマジェスタ(S210)/クラウン(210系)/クラウン(200系)/クラウン(150系)/センチュリー(50系)/シーマ(F50型)/シーマ(F32型)……ほか  VIP専用車 大図鑑 パトカー装備品マニアックス 平成白バイ隊員のリアルエピソード さらば平成のパトカーたち あのパトカーいくら? 1988~2020年国費導入 警察車両価格全リスト ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 機械学習スタートアップシリーズ ゼロからつくるPython機械学習プログラミング入門
    値引きあり
    -
    ★★理論と実装のバランスがよい、「機械学習 with Python」の決定版★★ ■機械学習モジュールが普及することにより、かえって学びづらくなった機械学習アルゴリズムの基本を徹底マスター! ■scikit-learnを使わない、numpyとpandasのみのコーディングで、実装力がスキルアップ! ■ブラックボックスの中身を理解し、一生モノの知識を身につけよう! 【本書のサポートページ】すぐに実践できるコードがWeb公開! https://github.com/hhachiya/MLBook  【機械学習スタートアップシリーズ】 https://www.kspub.co.jp/book/series/S042.html 【主な内容】 第1章 機械学習とは何か 第2章 Python入門 第3章 数学のおさらい(線形代数、最適化、確率、統計) 第4章 回帰分析(線形回帰分析、ロジスティック回帰分析) 第5章 分類(線形判別分析、サポートベクトルマシン、ナイーブベイズ法、決定木) 第6章 カーネルモデル 第7章 ニューラルネットワーク 第8章 強化学習 第9章 教師なし学習(主成分分析、因子分析、クラスター分析)
  • ゼロからできるMCMC マルコフ連鎖モンテカルロ法の実践的入門
    値引きあり
    5.0
    MCMCの基礎から実践までをていねいに解説。ベイズ統計や物理学を例にコードを書いてすぐに自分でできるようになる! (まえがき抜粋) マルコフ連鎖モンテカルロ法は 複雑な積分をしたい 複雑な確率の計算をしたい という時に力を発揮する手法です。歴史的には物理学の分野で広く用いられてきましたが、最近では統計学の重要な道具として定着し、統計学的手法が重要な機械学習、金融などの分野でも用いられるようになっています。 マルコフ連鎖モンテカルロ法はそれほど難しいものではありません。むしろ、極めて素直な発想に基づいたシンプルな手法です。もちろん、「シンプル=簡単なことしかできない」と考えるのは大間違いです。どんなことにも言えますが、シンプルで本質を捉えたものほど幅の広い応用が可能になります。事実、量子物理学、ベイズ統計、組合せ最適化問題など、分野の違いはあったとしても、多くの問題が最終的に確率と期待値の問題に帰着され、マルコフ連鎖モンテカルロ法がその威力を発揮します。 そんなわけで、マルコフ連鎖モンテカルロ法の基礎をある程度理解しておけば、分野に関係なく、自分で調べたいことができた時に、目的に合わせたコードがあっという間に書けてしまいますし、他の人が作った複雑なアルゴリズムの内容を理解できるようにもなります。良いことずくめです。 ところが、非常に残念なことに、マルコフ連鎖モンテカルロ法を基本から実用レベルまで順を追ってわかりやすく書いてあるような入門的な教科書が存在しません。となると、マルコフ連鎖モンテカルロ法を勉強しようと思ったら、あちこちから情報を集め、知識のある人にアドバイスをもらい、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら習得しなければなりません。初心者が自習で実用レベルに到達するのが難しいというのが実情なのです。 そこで本書では、大学一年生程度の知識だけを仮定して、マルコフ連鎖モンテカルロ法の基礎的なアイデアを実例に基づいて解説し、この本一冊を読むだけで正しい考え方に基づいて自分でプログラムを書けるようになることを目標とします。実際に手を動かして理解できるように、本文中で扱う例の多くについて実際のプログラムを提供します。既存のソフトウェアパッケージを使えれば良いという人もいると思いますが、そのような人にとっても、ブラックボックスの中身がどうなっているかを理解するためのヒントになるはずですし、ソフトウェアパッケージが使えない問題に行き当たった時にどうしたら良いかもわかるようになります。実際に勉強してみるとわかると思いますが、マルコフ連鎖モンテカルロ法はとても簡単なので、短いコードを書くだけですぐに計算ができてしまいます。
  • 貸本版墓場鬼太郎 水木しげる漫画大全集(1)
    5.0
    国民的キャラクターである鬼太郎の、誕生秘話が描かれた貸本漫画『妖奇伝』『墓場鬼太郎』がついに本全集に登場! 恐ろしくも悲しい鬼太郎たちのルーツを、かつてない美しさで完全再現!! これこそが、鬼太郎の原点。「水木しげる漫画大全集」-半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
  • 西田幾多郎の哲学=絶対無の場所とは何か
    3.0
    『善の研究』から「場所の哲学」へ――。西田の哲学遍歴は「場所の哲学」にいたって、ついに独創的な境地にいたったとされる。『善の研究』の冒頭に出てくる「純粋経験」からはじまって、後期の「絶対無の場所」にいたる思考とは、どのようなものなのか。近年とみに影響関係が指摘されるベルクソンとの関係、あるいは仏教の時間論と西田の時間論の共通点と相違。フッサールやレヴィナス、あるいは鈴木大拙、井筒俊彦にいたるまで、あるいは量子論との相関など、様々な角度から丁寧に参照しつつ、著者はするどい考察を繰り広げて、独自のスタイルで西田の本質に迫っていく。それは西田自身の言葉をかりれば、さながら「悪戦苦闘のドッキュメント」の様相を呈しつつも、きわめて鮮明に、西田哲学の真のすがたが浮かび上がってくる。「存在と無」(=あるとない)という、われわれがごく日常的に想定する対立の以前に、「場所」というものを考え、そこに人間の根本をみようとした近代日本哲学の巨峰を、これまでにない明解な叙述で味わい尽くす力作!
  • ベイズ深層学習
    値引きあり
    5.0
    「読んでいて本当に心地がいい」と大好評の前著『ベイズ推論による機械学習入門』からの第2弾! 「深層学習とベイズ統計の融合」がすべて詰まった 「欲張り」本! 基礎からはじめ、深層生成モデルやガウス過程とのつながりまでをていねいに解説した。本邦初の成書!本書のサポートページ:https://github.com/sammy-suyama/BayesianDeepLearningBook  【主な内容】第1章 はじめに 1.1 ベイズ統計とニューラルネットワークの変遷 1.2 ベイズ深層学習/第2章 ニューラルネットワークの基礎 2.1 線形回帰モデル 2.2 ニューラルネットワーク 2.3 効率的な学習法 2.4 ニューラルネットワークの拡張モデル/第3章 ベイズ推論の基礎 3.1 確率推論 3.2 指数型分布族 3.3 ベイズ線形回帰 3.4 最尤推定,MAP推定との関係/第4章 近似ベイズ推論 4.1 サンプリングに基づく推論手法 4.2 最適化に基づく推論手法/第5章 ニューラルネットワークのベイズ推論 5.1 ベイズニューラルネットワークモデルの近似推論法 5.2 近似ベイズ推論の効率化 5.3 ベイズ推論と確率的正則化 5.4 不確実性の推定を使った応用/第6章 深層生成モデル 6.1 変分自己符号化器 6.2 変分モデル 6.3 生成ネットワークの構造学習 6.4 その他の深層生成モデル/第7章 深層学習とガウス過程 7.1 ガウス過程の基礎 7.2 ガウス過程による分類 7.3 ガウス過程のスパース近似 7.4 深層学習のガウス過程解釈 7.5 ガウス過程による生成モデル
  • 強化学習
    値引きあり
    4.5
    理論は裏切らない! ・強化学習で必要になる数理を広くカバーした。・一貫したていねいな解説なので、じっくり読める。付録・参考文献も充実!・ベルマン方程式、TD学習、方策勾配、POMDP、深層強化学習をより深く!/【おもな内容】 第1章 準備 1.1 強化学習とは 1.2 マルコフ決定過程と逐次的意思決定問題 1.3 方策 1.4 逐次的意思決定問題の定式化  第2章 プランニング 2.1 準備 2.2 動的計画法 2.3 動的計画法による解法 2.4 線形計画法による解法 第3章 探索と活用のトレードオフ 3.1 概要 3.2 探索と活用のトレードオフ 3.3 方策モデル  第4章 モデルフリー型の強化学習 4.1 データにもとづく意思決定 4.2 価値関数の推定 4.3 方策と行動価値関数の学習 4.4 収束性 4.5 アクター・クリティック法 第5章 モデルベース型の強化学習 5.1 問題設定の整理 5.2 環境推定 5.3 ブラックボックス生成モデルに対するプランニング 5.4 オンラインのモデルベース型強化学習 第6章 関数近似を用いた強化学習 6.1 概要 6.2 価値関数の関数近似 6.3 方策の関数近似 第7章 部分観測マルコフ決定過程 7.1 部分観測マルコフ決定過程(POMDP)の基礎 7.2 POMDP のプランニング 7.3 POMDP の学習 第8章 最近の話題 8.1 分布強化学習 8.2 深層強化 学習付録A 補足A.1 証明 A.2 ノルム A.3 線形計画法 A.4 自然勾配法の補足
  • 野生の科学
    3.7
    ガリレオ、デカルト以降、現代の原子核物理に至る近現代の「科学」=客観科学は、「自然」を人間の外部としてコントロールしようとします。レヴィ=ストロースはそれを「家畜化」と名付けました。その科学技術は、昨年この国で大惨事を引き起こしました。「科学」が覇権を握る近現代において、人類学や民俗学だけが、「科学」に細々と抗い、「野生型」の知識の豊かさが無尽蔵にあることを、明らかにしようとしてきました。その精神を引き継ぎ・発展させ、豊かで、具体的で、世界・自然と交感する新しい科学の創造を提示していきます。本書は、「野生の科学」の精神をもって、多岐に亘るテーマを扱っていきます。「科学」を乗り越えるインターフェイスの思想。「自然過程」で働く〈不思議な環〉を組み込んだ新しい人間科学。神話的思考による「ねじれ」、贈与的「新経済学」、「穴の幾何学」による「心的トポロジー」。柳宗理「民藝」運動、深沢七郎「普遍文学」。アール・ブリュット、アール・イマキュレ、現代美術と心の構造の関係、そして曼荼羅が表現する「心そのもの」。稲荷山(京都・伏見)、甲州(山梨)、熱海をアースダイビング。その上で、「土地」と脳の関係を「野生の地図学」として抽出します。
  • 捨てられる銀行 全3冊合本版
    -
    ベストセラー『捨てられる銀行』3冊合本版。2015年夏に就任した森信親・金融庁長官の真意を知ろうと、いま金融機関のMOF担はじめ多くの銀行関係者は右往左往している。もともと不良債権処理のために整備された金融庁による金融検査の手法が一変しようとしているのだ。森長官に密着する金融庁担当記者がそのすべてを明らかにする。森信親・金融庁長官が剛腕を揮う、金融改革とは何か。会議の一新。銀行を飛び越えて、取引相手の中小企業に銀行について徹底ヒアリング。金融検査マニュアルを実質廃止して、金融機関の事業性を評価する新基準。始まったばかりの改革の行く末と狙いを明らかにする。森信親、金融庁長官の素顔。森長官が地銀から異例の一本釣りをして改革の担い手として抜擢した日下智晴氏の正体。地域金融のトップランナー、多胡秀人氏の信条。金融検査マニュアルや信用保証協会の存在で、顧客を見なくなり、目利き力を失った金融マンの問題とは。ノルマ達成がメインだった人事評価を一変せよ!稚内信金、北國銀行、きらやか銀行、北都銀行など、改革をいち早く始め成果を上げた地域金融のケーススタディ。※この電子書籍は、2016年5月に講談社現代新書として刊行されました『捨てられる銀行』、2017年4月に講談社現代新書として刊行されました『捨てられる銀行2 悲産運用』、2019年2月に講談社現代新書として刊行されました『捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む』を合本とし、電子書籍化したものです。この電子書籍とは別に『捨てられる銀行』、『捨てられる銀行2 悲産運用』、『捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む』もそれぞれ電子書籍で配信中です。
  • ガウス過程と機械学習
    値引きあり
    3.0
    圧倒的に柔軟なベイズ的回帰モデルであるガウス過程の日本初の入門書。基礎の線形回帰から始め、ガウス過程の原理をゼロからていねいに解説。教師なし学習、実応用など最近の話題まで紹介した。さあ、はじめよう!
  • 創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで
    4.1
    「創造」と「狂気」には切っても切れない深い結びつきがある──ビジネスの世界でも知られるこの問題は、実に2500年にも及ぶ壮大な歴史をもっている。プラトン、アリストテレスに始まり、デカルト、カント、ヘーゲルを経て、ラカン、デリダ、ドゥルーズまで。未曾有の思想史を大胆に、そして明快に描いていく本書は、気鋭の著者がついに解き放つ「主著」の名にふさわしい1冊である。まさに待望の書がここに堂々完成!
  • 作る人のための ベジタリアン・パーフェクト・ブック
    5.0
    本物のベジタリアンのためのルールを明確にしたクックブック。メニュー作りから実際の調理法までプロが使える実践的ノウハウ満載。外国人観光客2000万人時代を目指すニッポン。世界中から大勢のベジタリアンがやって来る。準備はOKですか?日本初!プロのためのベジタリアン料理完全ガイド。ベジタリアン対応レシピ全99!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 機械学習スタートアップシリーズ これならわかる深層学習入門
    値引きあり
    4.5
    機械学習の予備知識がない読者を、研究の最前線までしっかり連れて行く、ひとりでも学べる入門書! 深層学習の理論を初めて学ぶ人はもちろん、今度こそ理解したい人のために。 【甘利俊一先生推薦】 「世の中に人工知能の解説書は多いが、基礎から始め、その仕組みを理論的に明快に説明したのは本書が初めてといってよい」
  • 叢書 東アジアの近現代史 第1巻 清朝の興亡と中華のゆくえ 朝鮮出兵から日露戦争へ
    5.0
    1~4巻2,310円 (税込)
    満洲人が漢人を支配してうちたてた清朝。満(マンジュ)、漢、蒙(モンゴル)、藏(チベット)、回(ムスリム)を版図におさめる「盛世」を達成から、20世紀初頭の崩壊まで。朝鮮出兵や日清・日露戦争、あるいは、朝鮮や台湾、モンゴル、ロシアとの関係など、激動する東アジアの視点から大きなスケールで活写する。そこに、現在の問題の淵源が見えてくる。
  • 朝鮮紀行
    4.3
    英国人女性旅行家イザベラ・バードが朝鮮を訪れたのは、1894年、62歳の時のことである。以後3年余、バードは4度にわたり朝鮮各地を旅した。折りしも朝鮮内外には、日清戦争、東学党の反乱、閔妃(びんひ)暗殺等の歴史的事件が続発する。国際情勢に翻弄される李朝末期の不穏な政情や、開国間もない朝鮮に色濃く残る伝統的風土・民俗・文化等々、バードの眼に映った朝鮮の素顔を忠実に伝える名紀行。
  • 「勇気凜凜ルリの色」シリーズ全5冊合本版
    2.0
    浅田次郎の「勇気凜々ルリの色」全5冊をまとめて読める合本版。収録作品は『勇気凜々ルリの色』『勇気凜々ルリの色 四十肩と恋愛』『勇気凜々ルリの色 福音について』『勇気凜々ルリの色 満天の星』『ひとは情熱がなければ生きていけない 勇気凜々ルリの色』。浅田次郎のデビューからベストセラー作家になるまでの軌跡。笑いあり、心にしみる言葉あり、面白くてためになる傑作エッセイシリーズ!
  • 古本説話集 上下巻合本版
    -
    鎌倉時代初期成立と見られる撰者未詳の無名説話集が昭和18年に発見され、斯界の耳目を驚かせた。そして、原本が散佚した「宇治大納言物語」の流れを汲むこの作品は、日本古典文学の貴重な財宝となった。貫之・躬恒・和泉式部・赤染衛門など、王朝歌人たちの逸話を多く集め、宮廷文化の典雅な世界が展開する。世俗説話46話と仏説話を収録。
  • 倭国伝 全訳注 中国正史に描かれた日本
    3.9
    古来、日本は中国からどのように見られてきたのか。金印受賜、卑弥呼と邪馬台国、倭の五王、「日出ずる処」国書、「日本」国号、朝鮮半島と動乱の7世紀、遣唐使、僧侶や商人の活躍、蒙古襲来、勘合貿易、倭寇、秀吉の朝鮮出兵。そこに東アジアの中の日本が浮かび上がる――。中国歴代正史に描かれた1500年余の日本の姿を完訳する、中国から見た日本通史。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 猫楠他 水木しげる漫画大全集
    完結
    5.0
    全裸、吐く、「フマキラー!」と叫ぶ! 水木しげるが最も興味を抱いた人物、怪人・南方熊楠を描いた作品群を完全網羅! その生涯はまさに大河ドラマと呼べる波乱万丈の物語! 他にも世界中の歴史上の人物たちが続々登場!「水木しげる漫画大全集」-半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
  • 東海道四谷怪談/耳なし芳一 水木しげる漫画大全集
    完結
    -
    名作怪談噺、「東海道四谷怪談」「耳なし芳一」を水木しげるが大胆にアレンジ! 怪談を怪談にせず、霊の世界で妖怪を読み解いた野心作! 近年急激に再評価されつつある"水木怪談"シリーズを完全網羅!「水木しげる漫画大全集」―半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
  • 戦記短編集 幽霊艦長他 水木しげる漫画大全集
    完結
    4.0
    戦争の理不尽さ、無意味さ、愚かさ――。二等兵の目から見たあまりにもリアルな"戦争"! 戦争を体験した者にしか描けない真の戦争がここにある! 同時収録「姑娘(クーニャン)」では、結末の異なる2種類のストーリーをどちらも収録!「水木しげる漫画大全集」―半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
  • 貸本漫画集 怪獣ラバン他 水木しげる漫画大全集
    完結
    5.0
    あの鬼太郎シリーズの名作「大海獣」の原型となった「怪獣ラバン」、ついに登場! 貸本時代の乱丁を約50年ぶりに修正、発表! 幻の少女漫画を3編収録! SF漫画、怪奇漫画からスポーツ漫画、少女漫画まで広がる水木貸本漫画世界!「水木しげる漫画大全集」―半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
  • 貸本漫画集 ロケットマン他 水木しげる漫画大全集
    完結
    3.7
    超貴重! 幻のプレ・デビュー作「赤電話」(共著・宮健児)と、記念すべきデビュー作「ロケットマン」を贅沢に同時収録! これぞ水木漫画の原点の原点! この巻を読まずして水木作品は語れない!「水木しげる漫画大全集」―半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を、京極夏彦責任監修の元、完全網羅。最新デジタル技術を駆使し最高画質を達成。第1期33巻。
  • セドナ:奇跡の大地へ
    4.0
    1巻2,310円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカ南西部アリゾナ州北東部に位置し、「アリゾナの宝石」ともいわれ、雄大な赤い岩山と清流と森に囲まれた町セドナは、古来よりネイティブ・アメリカンの聖地であり、近年は日本でもスピリチュアルなパワー・スポットとして注目を集める憧れの場所です。また、ウォルト・ディズニーが作品の想を得たところでもあり、トム・クルーズをはじめハリウッドのセレブたちが別荘を持ち、マケイン氏が大統領選後の静養に訪れたリゾート地としても紹介されました。地脈のエネルギーを感じる場所として国内外から多くのビジターを迎える「ヴォルテックス」の景観や「レッドロック・フィーバー」の魔法、「精霊の森」や「伝説の滝」「砂の惑星」に分け入り、独自の表現で描き撮った写真家のベストショットと、セドナ在住のアーティストが紡ぎだす惑星・地球への賛歌。セドナと北アリゾナに広がる「地球の歴史が見える」大地の神秘と魅力を余すところなく伝え、リバース体験へと誘う初めての写真集です。
  • 分子論理ゲート 情報処理のできる機能性分子
    値引きあり
    -
    センサーや医療分野への応用が期待される分子論理ゲートの概念および応用についてまとめた専門書。その原理となる光化学の基礎から、実際の設計指針についてもわかる。若い研究者に是非お薦めしたい1冊。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 花の忠臣蔵
    4.3
    1巻2,310円 (税込)
    「忠臣蔵をレンズにして眺めると、ただ元禄時代という過去の歴史の一齣だけでなく、日本に流れる時間のなかに住まう歴史の精霊(デーモン)の姿を正視することができる。元禄人に目を据える。と、元禄の死者たちもひたと見返してくる。その眼差しは、同時代だからこそかえってものを見えなくする死角を突き抜けて、現代の迷路をくっきり照らし出すにちがいない」(「あとがき」より)
  • 完全独習現代の宇宙物理学
    値引きあり
    5.0
    太陽系から恒星、ブラックホール、銀河、そして全宇宙まで、宇宙の天体と現象は物理学で解明される。宇宙の本当の姿を理解する理論を、高校レベルの予備知識だけをもとに、数式を辿りながら噛みくだいて解説する独習書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • ラマン分光法
    値引きあり
    5.0
    測定原理、装置の構成、スペクトルの較正、データ解析から、物理科学分野、生命科学分野、工業分析における応用例までを幅広く解説。付録も充実しており、ラマン分光法を使うすべての方にとってバイブル的な1冊です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 中原の虹 全4冊合本版
    4.6
    「汝、満州の王者たれ」。予言を受けた親も家もなき青年、張作霖(チャンヅオリン)。天命を示す"龍玉"を手に入れ、馬賊の長として頭角を現していく。馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷(リチュンレイ)は、貧しさゆえに家族を捨てた過去を持つ。栄華を誇った清王朝に落日が迫り、新たなる英雄たちの壮大な物語が始まる。圧倒的なスケールで中国近現代を描く『蒼穹の昴』シリーズ続編、待望の合本に!
  • 韓非子 全現代語訳
    4.0
    鋭い人間洞察が時を超えて突き刺さる、不滅の君主論! 人間は利のために動く。君臣の間に愛はない。 徹底した現実主義的人間観に基づく実践的君主論にして、春秋戦国の乱世下に法家が磨き上げた統治思想の極致。 「矛盾」「守株」など秀逸な譬えを交える軽妙さ、 理想的統治を語る峻厳さ、 儒家への鋭い批判、 そして不合理な現実政治への悲憤― 抑揚に富んだ語り口を生き生きと伝える碩学の名訳で、全文を読む。 【本書「解説」より】 人間性一般についての洞察の鋭さ、権力の場における人間関係の分析の綿密さ、独裁国家という枠内でではあるが、君主の心術探究の深刻さ、という点ではいずれも韓非のほうがマキャベリより一段と精彩があり、ルネサンス期のマキャベリと比べても、不思議に古くないのである。韓非の眼がその時の瑣々たる政治現象をつきぬけて、人間の本質に迫っている故であろう。 【本書の内容】 [第一巻] 初見秦/存韓/難言/愛臣/主道 [第二巻] 有度/二柄/揚権/八姦 [第三巻] 十過 [第四巻] 孤憤/説難/和氏/姦劫弑臣 [第五巻] 亡徴/三守/備内/南面/飾邪 [第六巻] 解老 [第七巻] 喩老/説林上 [第八巻] 説林下/観行/安危/守道/用人/功名/大体 [第九巻] 内儲説上七術 [第十巻] 内儲説下六微 [第十一巻] 外儲説左上 [第十二巻] 外儲説左下 [第十三巻] 外儲説右上 [第十四巻] 外儲説右下 [第十五巻] 難一/難二 [第十六巻] 難三/難四 [第十七巻] 難勢/問弁/問田/定法/説疑/詭使 [第十八巻] 六反/八説/八経 [第十九巻] 五蠹/顕学 [第二十巻] 忠孝/人主/飭令/心度/制分 解説・年表・地図 *本書は1969年に筑摩選書として、1996年にちくま学芸文庫より刊行された『韓非子』(上下巻)を原本とするものです。
  • 今昔物語集 天竺篇 全現代語訳
    4.5
    成立は12世紀、平安末期と言われる。本朝(日本)、天竺(インド)、震旦(中国)、すなわち当時認識していた全世界に伝わる仏教譚を集めた類聚説話集。本巻の舞台は天竺。釈尊の生涯や伝説、修行、各種霊験、因果応報……綿々と伝わる教えを壮大なスケールで、ときにユーモラスに展開する。講談社学術文庫刊『今昔物語集』(一)~(五)より現代語訳を抽出し、一冊に再編集。
  • 私の音楽手帖
    -
    1巻2,332円 (税込)
    クラシック音楽を「読む」楽しみ。達意の文章から聴こえるモーツアルトの「声」、ショパンの「音」……日本を代表する音楽評論家で、東京芸術劇場館長や桐朋学園大学学長も務めた著者が贈る、音楽随想32篇。
  • 天領の鷹 上
    4.0
    1~2巻2,343円 (税込)
    俺は蝦夷へ行く。 飛騨にも負けん、この檜のような木が、 まさに山とある大陸じゃ――。 故郷の山を失った若き杣は、北の大地に光を見出す。 『まいまいつぶろ』の著者が清新な筆致で紡ぐ、 実在の材木商「飛騨屋」四代、百年の物語。 木を伐れば、同じだけ苗を植える。 杣の稼ぎはすべて、山からの授かりもの――。 武川久兵衛は、若くも腕利きの杣(木こり)。飛騨国下呂で豊かな木々に囲まれ生きていた。だが突如として、飛騨の山は幕府に召し上げられ、天領とされてしまう。自由に木を伐ることができなくなった久兵衛は江戸へ向かった。深川の材木商で働き才覚を認められると、蝦夷へ渡り「飛騨屋」を興す。故郷から仲間を呼び寄せ、厳しい自然に立ち向かう久兵衛。夷仁たちの信も得て、広大な森を伐り拓いていく――。 妻と支え合い、夢を追った「飛騨屋」の主たちの生涯を描く感動作!
  • 浅草観音裏小路
    3.8
    1巻2,343円 (税込)
    このまま三味線にかまけて生きていきたい──花柳界の退潮に苛まれながらも、抗い逞しく生きる若い芸者たちの姿を描く傑作長編小説!  東京に残る花街(かがい)は新橋、赤坂、芳町、神楽坂、向島、浅草の六ヵ所。そのうちの浅草の観音裏界隈で芸者として生きる3人の娘たちに光が当たる。真白は地方(じかた)と言って、小唄や三味線の演奏などを担当する。25歳で結婚を理由に引退したが、7年で離婚しシングルマザーとなって出戻ってきた。母親も元芸者で、真白にとってはここ観音裏が故郷なのだ。もう一人の美鈴は立方(たちかた)と言って、踊りを担当する。真白とは同い年で、花柳界に入ったのは真白より先。でも半玉(はんぎょく)という見習い期間を経て一本立ちしたのは真白の後になる。故郷は遠く、そのせいもあってか花柳界の将来に大きな不安を抱いている。そしてきよ鈴。半玉になってまだ半年の20歳。周りからちやほやされながらも、日々踊りの修練に励んでいる。こうした3人に迫ってくるのは浅草花柳界の退潮という現実だ。昭和30年代に100軒以上あった料亭は4件に、芸者の数は600人から20人に減った。お座敷文化をどうやったら後世に引き継げるのか。3人の若手芸者の思惑が、人生が、ここ浅草観音裏界隈で交錯する……。
  • 殺し屋がレジにいる
    4.2
    1巻2,343円 (税込)
    ★★★★★ 「すみません」の大安売りはもうやめた! 72歳の殺し屋が、「モラハラ」「カスハラ」「介護は娘」……全部まとめてぶっとばす! ★★★★★ 口を開けば「すみません」、理不尽には「しょうがない」。  更年期に悩む52歳・榊冴子はパート先で舐められ、実家では介護要員にされかけ、冴えない日々を過ごしていた。 ある日、レジで迷惑客を撃退するド派手なジャージの老女に遭遇。山田グロリアという名の彼女の正体は、齢72にして凄腕の殺し屋だった!  「私、今からでも変われますか?」  束縛夫に軟禁された親友を救うため、冴子はグロリアに弟子入りを志願する――。 読後のスカッと絶対保証! 怒ることを諦めてきたあなたに読んでほしい、自分自身を取り戻すリベンジ・アクション!
  • 海蝶 沈黙のヨダ
    3.9
    1巻2,343円 (税込)
    相模湾沖で爆発炎上しながら全速航行する漁船が発見された。 このままでは沿岸に激突するーー阻止すべく、巡視船ひすいは緊急出航する。 あの漁船はどこから来たのか。なぜ海上で炎上したのか。操船しているのは誰なのか? それらの謎はすべて、かつて被災地で起きた悲劇とつながっていた。 痛ましい過去、おそましい罪。あらゆるものを奪い去り、再び沈黙する海。 無慈悲な天災の傷跡は、時に思わぬ刃となる。 無力でなにもできない自分が、いま何をすべきか。日本でただ一人の海上保安庁女性潜水士が問う“人間の業”。 「海蝶」シリーズ最新作! ※海猿にならい、海上保安庁の女性潜水士は「海蝶」と呼ばれる。
  • どら蔵
    3.9
    騙し騙され、 知恵と欲の 丁々発止の果て 手にする物は? 天保の世。大坂の道具商の放蕩息子・「どら蔵」こと寅蔵(とらぞう)は、なまじ目利き自慢であるのが運の尽き、奉公先に大損害を与えてしまい、大坂にいられなくなりました。旅に出て辿り着きたるは、知恵と欲が渦巻く江戸の骨董商の世界。手練れたちに揉まれながらも大奮闘! できればよいのですが。そううまくは運ばないのが世の常、人の常。お宝を巡って時に騙され、時に勝負をかけ、時々情に流され――。丁々発止の果て、どらちゃんは「真物(ほんもの)」の目利きになれるのか? 魅力的なお宝そして登場人物(キャラクター)がてんこ盛り! 読み終えるのがもったいなくなるエンターテインメント時代小説!
  • Cloud on the 空き家
    3.5
    1巻2,343円 (税込)
    幾千年の時を超えて、あなたと恋をしている奇跡。 生き死にの極限に迫る、著者渾身の恋愛小説。 ひと月前に兄を亡くして天涯孤独の身となったわか子は、週に三日、空き家管理の仕事をすることになった。趣味の和歌を思い浮かべながら、何かが死んでいるような腐敗臭のする家で掃除をしていると、「なびかじな……」という藤原定家の和歌がきっかけとなって不意に景色が反転し、気を失ってしまう。目が覚めると、空き家の持ち主の河原さんと見たことのない青年がわか子を心配そうに見下ろしていた。それは時間のなかを旅してきたような、不思議な感覚で――。 雲=クラウド=記憶の保存庫 若さを失うことは、少しも寂しいことではないの―― 過去の恋を思い出しながら、わか子は『源氏物語』の朝顔の君に自身を重ねてみる。 前世か先祖か幻か、わか子のなかに眠っていた女たちの記憶が動き出す。 装画:栗田有佳 装幀:大久保伸子
  • 愛子さん
    NEW
    4.5
    1巻2,365円 (税込)
    戦争は、いつか終わる。 でも、はてしなく何かを奪い続ける。 あなたの隣で生きていたかもしれない彼女たちの 声なき声が聞こえますか? 都会に暮らす「わたし」の日常を大きく変えた、横浜空襲・大阪空襲を描く二篇 『世界の果てのこどもたち』『伝言』の著者による新たな挑戦! 「穴の中の戦争」 森さんちの裏に掘られた防空壕 恋もやっかみも悲しみも愚かさも、小さな社会がそこにあった 「愛子さん」 失われてしまった人生、きらきらしとったはずの人生―― 真夏のある日、七十九歳の愛子さんは渋谷に向かう いまと地続きの「戦争」を描く感動の二篇
  • 練馬純情伝
    4.0
    1巻2,365円 (税込)
    「泣きそうなときは、宇宙(そら)を見るのだ」 「マガジン」も「ジャンプ」も奴らがいたから今こんなに面白い! 夢がみんなを駆動させた昭和40年代 実話に基づいた漫画家の卵たちの青春物語! 「夢に真摯に向かう姿って、こんなに泥臭くてかっこいい! 心の中で何かがキラキラした気がしました」 須原屋 ビーンズ武蔵浦和店 岩谷 妙華さん 世界に愛される「マンガ」 その一歩をつくった若者たちの泣き笑い青春ドラマ 手塚治虫、トキワ荘世代に続く、スター漫画家の登場前夜。 花森ミチオは、23区の西のはしっこ練馬でアシスタント生活を送っていた。 先生は、人気少女漫画家・牧村美弥子と、独特な作風で30歳を前に燻っている柿本あきら夫妻。 漫画漬けの日々をがむしゃらに生きる青年は、デビューの夢をつかむことができるのか? 明日は今日よりいい日になる 夢追うミチオの物語は、きっとあなたを熱く、幸せにする!
  • 地中海世界の歴史1 神々のささやく世界 オリエントの文明
    3.7
    地中海を中心に興亡を繰り返したさまざまな古代文明の世界、すなわち「地中海世界」の歴史を、古代ローマ史研究の第一人者、本村凌二氏が描きつくす。講談社選書メチエ創刊30周年を記念して堂々刊行する、全8巻。第1回配本は、1・2巻の同時発売。 「地中海世界」といえば、従来は「古代ギリシア・ローマ世界」と同義と思われてきたが、近年の研究ではもっと広く、古い時代からとらえられるようになったきた。それは、文明の発祥地メソポタミア、エジプトから、ペルシア帝国、ギリシアの都市国家を経て、ローマ帝国の誕生と崩壊にいたる、約4000年の歴史世界である。文字・貨幣・一神教の誕生、独裁制と民主主義、哲学と科学による真理の探究など、現代に続く人類の営みは、この「地中海世界」で始まっている。 第1巻は、地中海世界が共有する神話の世界から説き起こす。メソポタミアに文明を興したシュメール人の神々は、人間に何を語りかけたのか。古代エジプトの異形の王が断行した宗教改革とは。弱小勢力が興亡するパレスティナに起こった人類史的変動とは何か――。 1000年に一度の「文明の転換期」とも言われる現在、「1000年単位の歴史の変動」とはどんなものなのか、人類の歴史と現在を考える全ての読者にお送りする必読のシリーズ。 目次 序章  地中海世界とは何か 第一章 愛の女神イナンナに始まる 1 文字と都市の出現 2 シュメールの王、ギルガメシュ 3 「戦争」と「平和」の風景 4 アッカドからバビロニアへ 第二章 神々の河は地中海にそそぐ 1 聖なるナイルの王権 2 時はピラミッドを怖れる 3 古王国・中王国時代 4 新王国時代 第三章 両翼の狭間で 1 シリア・パレスチナの馬と群雄 2 ヘブライ人の登場 3 海の民とフェニキア人     第四章 神々の声が聞こえる 1 叙事詩のなかの神 2 神の声を聞く人々 3 自然信仰とマアト 4 心性の考古学
  • 昏い時代の読書 宮嶋資夫から野坂昭如へ
    -
    美は、世界が滅びゆくこと自体のうちにのみ生まれる――。宮嶋資夫、太宰治、坂口安吾、桐山襲、野坂昭如。大正・昭和・平成の時代にわたるこの5人の作家は、どうしようもなく救いを求め、作品のうちにつかの間それを浮かび上がらせることに成功しながらも、現実の前に敗れ去った。それぞれが求めた救いの姿と、その挫折を作品の紹介を通して描き出す。 「人間がだめになったんですよ。(…)そんな時代になったんですよ」(太宰治)。遠くかすかに響く祈りの声に耳を澄ませつつ頁を繰る、希望なき時代の読書のすすめ。 理不尽と暴力に満ちた労働文学の旗手として登場し最後には仏門に消えた宮嶋資夫(1886-1951年)、ユートピアと現実のはざまで立ち尽くす「弱法師」太宰治(1909-48年)、堕落を呼びかけながら、生の原点「ふるさと」を希求した坂口安吾(1906-55年)、戦後訪れた政治の季節に体制への反逆と絶望のはざまでもがきつづけた桐山襲(1949-92年)、高度経済成長のさなかトリックスターの身振りでディストピアを描き続けた野坂昭如(1930-2015年)。大正から平成にかけて筆を執った5人の作家は、それぞれに救済を求め、作品のなかにそれを浮かび上がらせながらも、容赦ない現実の前に敗北した。  彼らの挫折は、令和の時代に明らかになりつつある社会の絶望を先取りするものでもあった。彼らが必死に手を伸ばし、しかしついに届くことがかなわなかった救いとは、どのようなものだったのか。有名無名問わず作品が紹介されるなかで、呪詛にも似た祈りの声がかすかに漏れ聞こえてくる。  昏い時代にものを書き、そして読むことの意味を鋭く問いかける空前絶後の文学案内。 【本書の内容】 はじめに――終わりなき終焉を見つめて 1 死に憑かれて――宮嶋資夫というヤマイヌ 2 無何有の明滅――太宰治という掟破り 3 タブラ・ラサにたたずむ――坂口安吾という「ふるさと」 4 瞑さのアナーキズム――桐山襲という「違う世界」 5 ディストピアの妄想――野坂昭如という廃墟 おわりに――現実忌避に向けて あとがき
  • 哲学するベートーヴェン カント宇宙論から《第九》へ
    -
    「われらが内なる道徳法則と、われらが上なる星輝く天空! カント!!!」 1820年、49歳のベートーヴェンは筆談用のノートにこう記した。《第九》初演のおよそ4年前にあたる。ここに引用されているのは、ほかならぬカントの『実践理性批判』の結語の一部だが、少しアレンジされている。そのアレンジは、なぜ生じたのか。そしてベートーヴェンのこの感激は、何を物語るのか――。その問いは《第九》に込められたベートーヴェンの思いへとつながっていく。 若き日にはボン大学で講義を聴講していたこともあるベートーヴェンと、彼を取り巻く文化的・社会的文脈から《第九》を生んだドイツの時代精神を描き出す意欲作! ベートーヴェン(1770-1827)が生きた時代のドイツ語圏には、ゲーテをはじめヘーゲル、シラー、フィヒテ、シェリングと綺羅星のごとき知性がいた。そのなかでひときわ大きく強い輝きを放ったのが、巨星イマヌエル・カント(1724-1804年)である。 天文学と神学、そして音楽がまだかろうじてつながりを保っていた18世紀後半にあってカントの哲学は、ベートーヴェンの音楽にも大きな影響を及ぼした。哲学と音楽、それぞれの領域でドイツを代表するといっても過言ではない二人が、これほど近接した時を生きたことにこそ、《第九》誕生の秘密はあった。 若き日、ボン大学で講義を聴講していたベートーヴェンに遡り、やがて訪れる「苦悩を突き抜けて歓喜へ」と至る道筋を追いながら、有名無名さまざまな人的・知的交流の網の目を丹念に浮かび上がらせることで「知の歴史」を描くこれまでにない試み。 【本書の内容】 プロローグ  第1講 啓蒙都市ボン 第2講 ボン大学の教授たち(その1) 第3講 ボン大学の教授たち(その2) 第4講 皇帝カンタータ 第5講 歓喜に寄す 第6講 無限と宇宙 第7講 シラーとカント 第8講 危機の時代 第9講 歌劇《レオノーレ》 第10講 苦悩を突き抜けて歓喜へ 第11講 カント宇宙論に挑む 第12講 会話帳をめぐる問い 第13講 星空のエチカ 第14講 第九交響曲 エピローグ 思想史の星図における第九交響曲
  • 誤解を招いたとしたら申し訳ない 政治の言葉/言葉の政治
    4.1
    そんな言い訳通用しません! 「そんなつもりはなかった」という言い逃れ、「誤解を招いたとしたら申し訳ない」「心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」という謝罪もどき、「広く募ってはいたが募集はしていない」のような言葉の意味を捻じ曲げる試み、「選挙が盗まれた!」「フェイクニュース!」という挙証なき放言、「うちでネットフリックスでも見ない?」などの言外の意味や隠語による駆け引き、「差別するつもりはないんだけど…」「これはオフレコだけど…」「小説家のSFと考えてください」と予防線を張ったうえであからさまな差別発言をする〈イチジクの葉〉……言葉と責任の関係をあやふやにしようとする企みは、事例に事欠くことがない。 こうした発言の何が問題なのか、言葉と責任の関係はどうなっているのか、そしてそれらの発言が図らずも明るみに出す言葉とコミュニケーションをめぐるある真理の裏面とは何であるのか――。 言葉が溢れ、さまよい、傷つける時代に、気鋭の言語哲学者がデザインする、本当に豊かなコミュニケーションのかたち。 [目次] はじめに 第一章 「そんなつもりはなかった」 第二章 言質を与える――言行一致の責任 第三章 意図しない表の意味・ほのめかされる裏の意味 第四章 なぜ言わなくても伝わるのか――グライスの語用論 第五章 なぜ思いもよらないことが伝わってしまうのか――誤解と文脈 第六章 誤解じゃないって本当にわかるんですか?――知識と意味の否認可能性 第七章 「いいね」と「そんなつもりはなかった」 第八章 多様化する意味の否認可能性 第九章 犬笛とイチジクの葉 第十章 揺らぐ表と裏の境界線 第十一章 誤解だけど誤解じゃない――聞き手の意味 第十二章 言葉の意味を捻じ曲げる 第十三章 意味の遊びと意味の交渉 第十四章 「誤解を招いたとしたら申し訳ない」 おわりに 注 文献表 あとがき
  • 日本写真論 近代と格闘した三巨人
    -
    江戸幕末期に日本に渡来した写真術は、日本が近代化を急激に推し進めた明治時代に社会に導入され、普及し始めた。遡れば、フランスでルイ・ジャック・マンデ・ダゲール(1787-1851年)が「ダゲレオタイプ」と呼ばれる最初期の写真を開発したのは1839年。この新しい技術は日本の人々にも衝撃を与え、やがて西洋で流行していた「絵画主義(ピクトリアリズム)」という表現と技術の習得が求められていく。 だが、そうした時代の中で、写真という技法の恐るべき単純さに気づき、ただひたすらにその単純さを極めようとする者たちが現れた。その系譜に位置づけられるのが、本書が取り上げる三人の巨人――木村伊兵衛(1901-74年)、土門拳(1909-90年)、濱谷浩(1915-99年)にほかならない。 写真の単純さとは何か。それは「物が在って、それが写真に写る」という事実である。写真は、物が放つ光の痕跡であり、物が放つ光、渦巻く光の運動である物が写真におしとどめられる。この事実にこそ忠実であろうとした三人が、いかにして写真と出会い、その本質に気づき、それぞれの手法で、それぞれの対象を通して、どこに向かって歩んでいったのか。その軌跡を、本書はただ愚直に、ただ単純に追求していく。 著者は言う。「彼らは機械文明が戦争という頂点をなす戦前の激動期にそれぞれ写真に決定的な仕方で出会っている。彼らは、欧米化=近代化の問いを日本という土壌で強いられつつ、写真を自らが拠って立つ基盤として選び取って、写真に生きた写真家たちであった」。本書は、日本という場所でこそ花開いた写真の可能性を明らかにし、世界と写真という「神秘」は誰もが経験できることを示す、まさに写真原論と呼ぶにふさわしい渾身の1冊である。 [本書の内容] 序 章 写真なるものの出来──近代文明のただなかで 第一章 物への信仰に至る写真──木村伊兵衛という源泉 第二章 凝集する時間、満々たる写真のさざめき──土門拳という極北 第三章 潜在するふるさとに向かって──濱谷浩の継承と返礼 終 章 生まれ出づる写真家たちへ──知覚のレッスンに向かって
  • ポスト戦後日本の知的状況
    -
    本書は、前著『クリティック再建のために』(講談社選書メチエ)の「姉妹篇」であるとともに「日本篇」と言えるものです。 「クリティック」とは何か?――その問いに答える前著は、他方で現代日本におけるクリティックの不在という事実を突きつけてきました。本書は、その点にフォーカスを定め、「現代の日本において何故クリティックが定着しないのか」という問題を集中的に扱います。取り上げられるのは1900年前後からの日本の「知的状況」です。ただし、現実との関わりを抜きには不可能な「クリティック」の不在をテーマとする以上、日本がたどってきたここ100年余の歴史を無視することはできません。それゆえ、著者の言葉を借りれば、「本書の内容は「思想史」でもインテレクチュアル・ヒストリーでもない。知的階層ないし擬似知的階層の知的活動のうちのクリティックのみを追跡する」ことになります。 ここで分析される対象は、「知的階層の言語行為」すべてです。それを分析することは、必然的に「知的階層の(欠落を含めた)あり方」をも扱うことになります。つまり、「知的階層を構成すべき人々の言語行為全体」が問題とされ、その結果、「狭い意味の学術」の世界の外で形成された言論も取り上げられることになります。 本書の「結」で、著者はこう言います。「戦後期に課題として発見された地中深くの問題を解明しそのメカニズムを解体する方途を探るためのクリティックの構築が挫折し、そしてその結果今ではこの課題に立ち向かうための条件、つまり立ち向かう資質を潜在的に有する階層ないしこれを育てる環境それ自体、もまた失われてしまった」。 この「失敗」は著者自身も当事者の一人にほかなりません。それゆえ、著者はこう言うのです。「なるほど私はバトンを受け取り先へ渡すことには失敗した。ブレイク・スルーを担う極小の一点へ、私の仕事が結び付くものではない。しかし、責任の中には必ず、失敗について報告し申し送る、とりわけ、何故失敗に終わったか、失敗の結果どういう状況が後へ残っているのか、について考察を遺しておく、ということがある」。 本書は、まさにこの言葉を実践したものです。これは「失敗」の研究であるとともに、この国がたどってきた道程の記録でもあります。好むと好まざるとにかかわらず、未来はここから歩まなければならない。しかし、著者が言うように「本書が最も悲観的に見る部分にこそ希望があることも事実である」ことを、ぜひ多くのかたに感じていただきたい。その願いとともに、本書をお届けいたします。 [本書の内容] 第I章 与次郎 第II章 戦前期(一八九五―一九四五年) 第III章 戦後期(一九四五―七〇年) 第IV章 ポスト戦後期I(一九七〇―九五年) 第V章 ポスト戦後期II(一九九五―二〇二〇年)
  • 異国の夢二
    -
    竹久夢二(1884-1934年)は、「夢二式美人」と呼ばれる美人画で今日も人気が高い。『夢二画集 春の巻』(1909年)がベストセラーとなって一躍その名を知られ、「大正ロマン」を象徴する存在となった夢二は、その他にも児童向け雑誌や詩文の挿絵を描き、書籍の装丁、広告をはじめとするグラフィックデザイン、雑貨や服飾のデザインを手がけ、「民衆芸術」と「産業美術」に数々の功績を残した。さらには詩や童話といった文筆活動も積極的に行い、詩「宵待草」(1918年)は曲を付されて大衆歌として日本全国に及ぶヒットとなる。 その夢二が晩年になって「外遊」を行ったことは、あまり知られていない。1931年5月に出国し、アメリカ西海岸に到着した夢二は、慣れない異国に戸惑いながらも翌1932年9月にはヨーロッパに渡り、ドイツ、チェコ、オーストリア、フランス、スイスといった国をまわった。折しも、ナチスが政権を獲得した翌1933年のベルリンを体験した夢二は、同年9月に帰国したあと、10月には台湾に向かう。翌月帰国するが体調をくずし、長野県の八ケ岳山麓にある富士見高原療養所で療養したものの、翌1934年9月1日に死去する。 みずからの死期を知っていたかのように最晩年になって集中的に敢行された外遊に、夢二は何を求め、実際に何を見たのか? そして、49歳の早すぎる死を迎えなかったとしたら、外遊から得たものをいかなる形で日本に活かそうとしたのか?――今も愛される画家が生涯最後に残した謎は、稀代の思想史家である著者のライフワークとなった。病魔に冒され、苦しい日々を送る中で全精力を費やした原稿は、完成稿に近い姿でわれわれのもとに残された。この遺稿を著者の二人の高弟による精緻な調査・編集を経て、ようやく1冊の書物としてお届けする。多数の図版とともに甦る、晩年の夢二が描いた軌跡。 [本書の内容] はじめに 第一章 外遊に至る道  1 誕生から上京まで  2 キリスト教と社会主義  3 『夢二画集』の成功  4 関東大震災 第二章 アメリカ合衆国の世界  1 多様なハワイ  2 地震と恐慌のサンフランシスコ  3 別荘地帯ポイント・ロボス  4 恐慌下のロスアンゼルス  5 アメリカ滞在をめぐって 第三章 あこがれのヨーロッパ  1 ヨーロッパ上陸  2 芸術の都パリ  3 織物と戦争のジュネーヴ  4 ベルリンとヒトラー 第四章 最後の旅・台湾  1 日本最初の植民地  2 昇る武二と沈む夢二  3 帰国、そして夢二の死 夢二の「異国」──まとめにかえて 文献一覧 エッセイ(廣田真智子) 解 題(高木博志・長志珠絵)
  • 太平天国シリーズ全4冊合本版
    -
    太平天国の興亡を描く傑作大河小説。15年にわたり清朝を震撼させた争乱の発端ーーアヘン戦争から7年後、小乱が続き匪賊が横行する、物情騒然たる中国で、洪秀全が頭角を現わしてきた。エホバを天父と仰ぎ、清朝を排して世直しをめざす、拝上帝会の創始者である。信仰と理想に燃えて広西省金田村に決起した一党は、多彩な勢力も併合して、遂に、太平天国という「国」を樹立するに到った。 『太平天国(一)』『太平天国(二)』『太平天国(三)』『太平天国(四)』シリーズ4冊合本版
  • 聖書入門
    4.3
    アダムとエバ(イブ)の創造、「ノアの箱舟」、「バベルの塔」、シナイ山でモーセが神と交わした「十戒」など、旧約聖書にはよく知られた逸話が数多く登場します。また、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネによる四つの「福音書」に始まる新約聖書も、「最後の晩餐」、イエスの処刑など、印象深い記述に事欠きません。 しかし、旧約と新約を読破したことのある人は、どれくらいいるでしょうか。クリスマスに代表される聖書に基づくイベントになじんでいる日本人の多くにとって、聖書そのものは決して身近なものではないと言わざるをえないのではないでしょうか。そして、そのことはキリスト教文化圏であるフランスでも近年は変わりないようです。 本書は、そのような現状を前にしたパスカル研究の第一人者が、一般の読者のために書き下ろした概説書です。旧約・新約を構成するすべての書を万遍なく紹介するとともに、重要なエピソードや預言者などの主要人物については別個に取り上げて分かりやすい説明が加えられます。その上、それぞれの書が西洋文化の中でどのように用いられ、息づいているかが、文学、絵画、音楽、演劇、映画など、多彩なジャンルの具体的な作品を通して示されます。ブリューゲルの《バベルの塔》、ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》、バッハの《マタイ受難曲》など、有名な作品のみならず、西洋には聖書に想を得た作品が無数にあることを知れば、聖書がもつ力の広大さと奥行きを実感することができるでしょう。 フランスの碩学がガイドを務める聖書の旅へ、一緒に出かけましょう!
  • 今日のミトロジー
    4.0
    羽生結弦に阿修羅を見出し、BTSに花郎(ファラン)との共通性をあぶり出す。オタマジャクシ型の楽器に、人間と自然の中間領域にある音楽の本質を見出し、ビル・ゲイツの離婚と資本主義精神の根源的な関係を解き明かす。宝塚歌劇団の大階段と巨大古墳に潜む「死と再生」の儀式とは何か? 人間の無意識にあって太古以来不変の動きをする神話的思考を現代の森羅万象に探る。47のエッセイが、この世界と人間の脳の未知の構造に触れる試みです。 【目次】 プロローグ I スケートボードのポエジー ウルトラマンの正義 『野生の思考』を読むウルトラマン オタマトーンの武勲 宇宙犬ライカ ベイブvs.オリンピック 近代オリンピックの終焉 M氏の宇宙飛行 成長のミトロジー 惑星的マルクス II シティ・ポップの底力 氷上の阿修羅 神仙界の羽生結弦 音楽はどこからやってくるのか 花郎(ファラン)とBTS 古墳と宝塚歌劇団 聖なるポルノ アンビエント 非人間性について タトゥーの新時代 III ミニチュアの哲学 乗り鉄の哲学 abc予想 低山歩き復活 第九と日本人 ウクライナの戦争 戦闘女子 『マトリックス』と仏教 IV ポストヒューマンな天皇 フィリップ殿下 シャリヴァリの現在 家族の秘密 キラキラネームの孤独 愛のニルヴァーナ 「人食い(カンニバリズム)」の時代 『孤独のグルメ』の食べる瞑想 自利利他一元論 V サスペンスと言う勿れ 怪談の夏 渋谷のハロウィン 鬼との戦い 丑年を開く 大穴持(オオナモチ)神の復活 気象予報士の時代 エコロジーの神話(1) エコロジーの神話(2) 反抗的人間の現在 謝辞
  • 極限の思想 サルトル 全世界を獲得するために
    4.0
    大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による叢書、刊行!「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。 本書はサルトルをとりあげる。 『存在と無』で展開されたサルトルの思考は、極限の思想のひとつを拓くものだった。哲学的な野心に満ちたこの大著は、存在と非存在、一と多、超越と内在、存在と意識、時間と空間、さらには人間と神、存在と認識、身体と他者、行為と自由といった、永遠の問いと言ってよい問題を問いかえそうとするものだった。 本書は、サルトルの名とともにいったんは不当な忘却を淵へと置き去りにされたこの古典、前世紀前半を代表する哲学書のひとつを、一箇の思考の極限として読み直す。 さらには、『聖ジュネ』『自由への道』など、多彩な作品群にもふれながら、繊細に厳密に、いまこそサルトルを読み直す試み! [本書の内容] 序章 無への問いかけ  1. パルメニデス  2. 非存在の煌めき  3. 不安と自由の深淵 第I章 対自存在の問題  1. 非措定的なコギト  2. 廣松渉のサルトル批判  3. 対自存在の可能性と時間性 第II章 対他存在の次元  1. 他者論の問題構成をめぐって  2.《視線》の問題──ヘーゲルからサルトルへ  3. サディコ=マゾヒズム──性愛の挫折と言語の本質 第III章 人間存在の自由  1.『自由への道』の一挿話から  2. 人間的行為における自由と状況  3. 世界を所有することの諸様式──ジュネ、サルトル、マルクス
  • イギリスの初期議会(歴史学叢書)
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 原史料を読み込むことで自説を形成したイギリスの最重要な法学者の一人である、メイトランドによって編纂しされた古文書集『エドワード1世の議会の諸記録』(1895年)に先だってだって書かれたのが、、本書の内容である。1893年に刊行された本書『イギリスの初期議会』は、メイトランドの代表作である。 【目次より】 凡例 一 一三〇五年の四旬節議会 二 国王評議会 その構成 三 議会の仕事 I 一般的審議 II 立法 III 課税 IV 請願の審理 1 一三〇五年の手続 2 議会記録集と請願 3 請願は国王と評議会宛である 4 請願への回答 5 共同体による請願 6 庶民の活動 V 司法上の仕事 1 訴訟 2 評議会と裁判所 3 最上位の裁判所 結論 訳注 訳者あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 メイトランド,F・W 1850~1906年。イギリスの法制史学者。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに学ぶ。ケンブリッジ大学教授。 著作に、『イギリスの初期議会』(Records of the Parliament Holden at Westminster, 28 February 1305)『英法史』(History of English Law before the Time of Edward I)『イングランド法とルネサンス』(English Law and the Renaissance)『イングランド憲法史』(The Costitutional History of England 遺稿)などがある。
  • 快楽としての動物保護 『シートン動物記』から『ザ・コーヴ』へ
    4.2
    ペットと家族同然に暮らしている人はもちろん、テレビやネットで目にする動物の映像を見てかわいらしく感じたり、絶滅が危惧される動物や虐待される動物がいることを知って胸を痛めたりする私たちは、動物を保護するのはよいことだと信じて疑いません。しかし、それはそんなに単純なことでしょうか――本書は、このシンプルな疑問から出発します。 子供の頃、挿絵が入った『シートン動物記』をワクワクしながらめくった記憶をもっている人でも、作者のアーネスト・T・シートン(1860-1946年)がどんな人なのかを知らない場合が多いでしょう。イギリスで生まれ、アメリカに移住してベストセラー作家となったシートンは、アメリカではやがて時代遅れとされ、「非科学的」という烙印を捺されることになります。そうして忘れられたシートンの著作は、しかし昭和10年代の日本で広く読まれるようになり、今日に至るまで多くの子供が手にする「良書」の地位を確立しました。その背景には、シートンを積極的に紹介した平岩米吉(1897-1986年)という存在があります。 こうして育まれた日本人の動物観は、20世紀も末を迎えた1996年、テレビの人気番組の取材で訪れていたロシアのカムチャツカ半島南部にあるクリル湖畔でヒグマに襲われて死去した星野道夫(1952-96年)を通して鮮明に浮かび上がります。この異端の写真家は、アラスカの狩猟先住民に魅了され、現地で暮らす中で、西洋的でも非西洋的でもない自然観や動物観を身につけました。それは日本人にも内在している「都市」の感性が動物観にも影を落としていることを明らかにします。 本書は、これらの考察を踏まえ、2009年に公開され、世界中で賛否両論を引き起こした映画『ザ・コーヴ』について考えます。和歌山県太地町で行われてきた伝統的なイルカ漁を告発するこのドキュメンタリーは、イルカを高度な知性をもつ生き物として特権視する運動と深く関わるものです。その源に立つ科学者ジョン・カニンガム・リリィ(1915-2001年)の変遷をたどるとき、この映画には異文化衝突だけでなく、近代の「動物保護」には進歩主義的な世界観や、さらには西洋的な人種階層のイデオロギーが反映されていることが明らかになります。 本書は、動物を大切にするというふるまいが、実は多くの事情や意図が絡まり合った歴史を背負っていることを具体的な例を通して示します。一度立ち止まって考えてみるとき、本当の意味で動物を大切にするとはどういうことかが見えてくるでしょう。 [本書の内容] はじめに 序 論――東西二元論を越えて 第I章 忘れられた作家シートン 第II章 ある写真家の死――写真家・星野道夫の軌跡 第III章 快楽としての動物保護――イルカをめぐる現代的神話 おわりに
  • 刻謎宮 全4冊合本版
    -
    歴史を歪めてまで、坂本龍馬が追い求める夢とは。歴史を修復するため、幾多の困難を斬り続ける沖田総司の正義とは――。両者の無念が、その魂に時空を超えさせたのか。夢を追う龍馬は味方に裏切られて孤立し、正義を追う総司のもとには続々と仲間たちが集まる。高橋幻想ロマンの最高傑作、全4巻を合本に。
  • 劇場版「BLAME!」 弐瓶勉描きおろし設定資料集
    完結
    4.3
    全1巻2,365円 (税込)
    原作者・総監修をつとめた弐瓶勉が、劇場版アニメーション「BLAME!」のために多数描きおろした設定資料集。世界観のもととなるイメージボード、背景美術のための建築物の外観や構造図、キャラクターや装備の詳細な設定、絵コンテや演出のために描かれたラフスケッチなど、貴重な資料をほぼ全点収録する。20年の時を経て、「BLAME!」は新たな形となりまた現れる。
  • 進撃の巨人 超合本版(1)
    完結
    4.7
    全7巻2,376~2,970円 (税込)
    【『進撃の巨人』1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】 手足をもがれ、餌と成り果てようと、人類は巨人に挑む!! 巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。――震える手で、それでもあなたはページを捲る。超大作アクション誕生! これが21世紀の王道少年漫画だ!!
  • リウーを待ちながら 超合本版
    完結
    5.0
    全1巻2,376円 (税込)
    美しい地方都市で感染症のアウトブレイクが発生。封鎖された街の中で人々は病に冒され次々と死んでいく。さらに差別やSNSによる風評被害にも晒され、自警団のような輩も現れる。 細菌と人間の悪意、二つの災禍の中で、主人公の医師・玉木涼穂は絶望的な闘いを強いられる。 親しい者たちの死、自身に迫る死。日常に「死」があふれる世界で人々はいかに生き、いかに愛するのか。カミュの『ペスト』にインスパイアされた物語は、いまだからこそ深く共感できるでことでしょう。
  • センゴク天正記 超合本版(1)
    完結
    4.7
    【『センゴク天正記』1~3巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】戦国史上、最も失敗し挽回した男の物語!織田信長の新政権が起こった天正年間の頃。織田家中、羽柴秀吉の下、仙石権兵衛秀久は22歳にして千石の土地を治める武将となり、来るべき武田家との合戦に備え、力を蓄えていた。信長、秀吉ら、時代の英雄たちのすぐそばで、激しい合戦に明け暮れた権兵衛が、肌で感じる"戦国時代のリアル"。
  • センゴク一統記 超合本版(1)
    完結
    5.0
    【『センゴク一統記』1~3巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】 歴史の真実を解き明かす本格戦国コミック、待望の第三部!時は天正十年、京・本能寺で勃発した日本史上最大の事件"本能寺の変"‥‥そこで何があったのか!? そして仙石権兵衛秀久の"歴史的大失敗"と"不屈の挽回劇"とは!?
  • センゴク 超合本版(1)
    完結
    4.7
    【『センゴク』1~3巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】 時は戦国時代。美濃・斉藤家の家臣だった仙石権兵衛秀久は織田信長に捕らえられ、その部下として織田家中に迎え入れられる。そこに待っていたのは、合戦に明け暮れる過酷な日々! だが仙石は、織田信長・羽柴秀吉ら戦国時代のカリスマたちの下で大きく成長してゆく。史上最も失敗し挽回した男・仙石権兵衛秀久の一代記、ここに開帳!!
  • BE-BOP-HIGHSCHOOL 超合本版(1)
    完結
    4.0
    全10巻2,376~3,960円 (税込)
    【『BE―BOP―HIGHSCHOOL』1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】バリバリリーゼント印、本格ツッパリコンビのヒロシ&トオルは、私立愛徳高校のやっかいモン。ハンパじゃないゼ!
  • 遮那王 義経 超合本版(1)
    完結
    2.5
    【単行本版1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です】京都の古い神社から見つかった古文書。そこには牛若丸(源義経)が、若干16歳にしてこの世を去ったと記されていた。驚愕のもうひとつの義経伝説がここに始まる! 時は遡り平安時代末。京の都での出来事。旅芸人の少年・漂太は自分と外見が瓜二つの牛若丸(源義経)の身代わりを依頼された。漂太と牛若丸――二人の数奇な運命がここから動き始める。
  • 遮那王 義経 源平の合戦 超合本版(1)
    完結
    3.5
    【単行本版1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です】穏やかな月日が流れ、漂太の奥州下向から6年が経った治承4年(1180年)。平氏の横暴に不満を持った源氏が日本各地で動き始めていた。そんなある日、奥州平泉に一人の密使が訪れる。それが逞しく成長した若武者・漂太(義経)の新たな運命の幕開けだった! 源義経、今こそ歴史の表舞台へ――!! 待望の「源平の合戦編」開幕!!
  • 龍狼伝 中原繚乱編 超合本版(1)
    完結
    3.0
    全4巻2,376~2,970円 (税込)
    【単行本版1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です】修学旅行中、西暦207年の荊州にタイムスリップした志狼は、その才と未来を知る知識をかわれ、劉備軍軍師を任される。長坂坡、赤壁、許都、匈奴、数々の戦場で"竜の子"として成長した志狼‥‥。時は流れ西暦210年、南荊州の牧・劉キの病没を期に呉の荊州侵攻作戦が始まった。竜の降り立った地『中原』を舞台に、再び始まる"竜の子"の伝説!!
  • アライブ 最終進化的少年 超合本版(1)
    完結
    5.0
    【単行本版1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です】高校生の叶太輔は、親代わりの姉・陽子と二人暮らし。親友の広瀬雄一をイジメから救い、幼なじみの落合恵とはケンカばかり。そんな平穏な毎日が、突如沸き起こった全世界規模の集団自殺騒動『悪夢の1週間』を契機に、音もなく崩れはじめた! 学校の屋上で起こった惨殺事件。犯人は広瀬? 生と死をわかつものは? 話題の異能バトル×サスペンス!!
  • 新宿スワン 超合本版(1)
    完結
    4.0
    全8巻2,376~3,960円 (税込)
    スカウト会社"バースト"の見習い社員となった白鳥(しらとり)タツヒコ、19歳。街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋(あっせん)し、紹介料でメシを食う。そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ彼を待っていたのは、何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった……!! 日本最大の繁華街の雑踏に立ち、覗き込んだ裏社会のリアル。歌舞伎町のスカウトほどサイテーで最高な商売はない!!
  • なにわ友あれ 超合本版(1)
    完結
    4.0
    全7巻2,376~3,960円 (税込)
    『ナニワトモアレ』続編! グッさんたちがトリーズンを脱け、スパーキーを立ち上げてから1ヶ月たった平成2年3月――。堺東のヤンキー・テツヤとパンダは、ある日環状族・フリングとイザコザを起こしてしまう。30~40人からなり、バックにヤクザもついたフリングに狙われる二人。さらに二人のみならず、テツヤの彼女・ナツにまで危険がおよび……!? アホ大阪環状族漫画第2部ここに猛爆始動じゃ!!!
  • 勇午 超合本版(1)
    完結
    4.3
    全6巻2,376~3,168円 (税込)
    『勇午』1~4巻を収録した超合本!交渉とは言葉を武器にした戦いである――。世界一の交渉成功率を誇る交渉人・別府勇午のもとに現れた涙を浮かべた若い女性・岩瀬繭子。「どうか、お願いです……父を……たすけてください」勇午は繭子の思いとともに単身パキスタンへ向かう。ダコイットとパキスタン政府軍の思惑が絡む灼熱の大地で、勇午の交渉は成功するのか!?
  • 地雷震 超合本版(1)
    完結
    2.0
    全5巻2,376~3,168円 (税込)
    【『地雷震』1~4巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】高橋ツトムの原点。人間の"生"と"死"、そして"犯罪"という"本能"――。凶眼の刑事・飯田響也(いいだきょうや)が人間の心の暗部を抉(えぐ)り出す! 油断をすれば飲み込まれてしまう深く暗い闇。己の闇から、目を背けるな。
  • わたしに××しなさい! 映画公開記念 超合本版(1)
    完結
    -
    全4巻2,376~2,970円 (税込)
    目つきが鋭くて「絶対零度の雪女」とクラスで恐れられる雪菜。でも実は、秘密のケータイ小説家として大活躍中。そんな雪菜の悩みは、恋愛体験ゼロで恋愛が書けないこと。読者のため、なんとか恋愛のシチュエーションを体験しようとする。拾った生徒手帳から、学校一の人気者・時雨の裏の顔を知った雪菜は、それをネタにキョーハク! 「わたしのこと、好きになりなさい!」 絶対服従・刺激的ラブミッション、スタート!
  • ジパング 深蒼海流 超合本版(1)
    完結
    4.0
    全5巻2,376~3,960円 (税込)
    【『ジパング深蒼海流』1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】かわぐちかいじが放つ、新感覚源平物語! かつて、ふたつの"力"がぶつかり合い、現代へと繋がるこの国を形作った。壮大なスケールで描き出す、もうひとつの"ジパング"。
  • ジパング 超合本版(1)
    完結
    5.0
    全9巻2,376~3,960円 (税込)
    【『ジパング』1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】200X年のイージス艦が、1942年にタイムスリップしたならば――。――海上自衛隊所属、最新鋭イージス艦「みらい」、謎の暴風雨に遭遇。そしてすべての僚艦、失踪……。やがて、1942年・ミッドウェー海戦域のド真ん中に"出現"した「みらい」は、撃墜された海軍将校を救助。そして、「歴史」は塗り替えられる――!!
  • 山賊王 超合本版(1)
    完結
    5.0
    【『山賊王』1~4巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】時は鎌倉時代末期。幕府最高権力者・北条高時の悪政に、世の民はあえぎ苦しんでいた。そんな中、あらぬ反逆の罪で父を高時に殺された少年・樹長門(いつきながと)は、先祖伝来の伝説の剣をたずさえ、同じ"星"を持つ男・楠木正成と出会う。"星"に選ばれた少年は、"悪党"楠木正成の下で、父の仇討ちを心に誓う!!大長編歴史大河ロマン開幕!
  • 真・中華一番 超合本版(1)
    完結
    4.0
    【『真・中華一番!』1~4巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】十九世紀の中国。味修行の旅を無事に終え、再び広州「陽泉酒家(ようせんしゅか)」に帰ってきたマオ。料理人として大きく成長したマオに、新たな味バトルが待ちうけていた!! 店の客として来ていた"焼売大陸一(しゅうまいたいりくいち)"を自称する面点師(めんてんし)・シェルとの焼売対決開始!
  • 監獄学園 超合本版(1)
    完結
    4.6
    全6巻2,376~3,960円 (税込)
    【『監獄学園』第1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様】女子1000人:男子5人!!その学園は男(ヤロウ)共にとって天国か地獄か。誰も見たことがない「明朗学園脱獄漫画」始業!!伝統ある全寮制の女子高・私立八光(はちみつ)学園。このお嬢様学校が本年度から男子を入学させることとなった。しかし入ってきた男子はたったの5人。そのうちの一人、キヨシは女だらけの環境に胸躍らせていた‥‥!
  • 頭文字D 超合本版(1)
    完結
    4.7
    全10巻2,376~3,960円 (税込)
    【『頭文字D』1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】群馬県の県立高校に通う拓海(たくみ)は車についての知識なんてほとんどない普通のとうふ屋の息子。ある日、拓海は親友の樹(イツキ)と共に、バイト先の先輩である池谷(いけたに)の走り屋チーム・秋名スピードスターズの走りを見に行くことに……。するとそこに赤城最速といわれる高橋兄弟が率いるチーム・赤城レッドサンズが現れ、秋名スピードスターズに挑戦を申し込んできた!!地元で負けるわけにはいかないと燃える池谷だったが……!?
  • 乱飛乱外 超合本版(1)
    完結
    -
    【『乱飛乱外』1~3巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】時は戦国、世は動乱! 額に角を持つ不遇な少年・雷蔵(らいぞう)のもとへ現れた謎の女忍者たち。曰く、滅亡した刀家のご落胤(らくいん)たる雷蔵をかつぎ、目指すはお家再興!? 男を守るは女の役目! 乱痴気騒ぎに大乱闘、人目を忍ぶことなどお構いなしの必殺くノ一衆との波乱に満ちた旅がはじまる! 緻密な描写と構成、豊かな表現を自在に操る田中ほさなが放つ最新作! 独自の感性が光る新感覚の戦国時代劇、それはまさに『乱飛乱外』!!
  • カメレオン 超合本版(1)
    完結
    4.8
    全10巻2,376~2,970円 (税込)
    【『カメレオン』1~5巻を収録した超合本!※内容はコミックス発売当時と同様です。】ニューウエーブヤンキー登場、じゃン!!オレ、矢沢栄作、高校デビューの新米ヤンキーだ!ハッキリ言って、チビでケンカも弱(よえ)ーけど、はったりと要領を武器に、のし上がってやンぜ。まずは、名を売って有名どころの仲間入りヨ!
  • 【フルカラー・固定レイアウト版】福島第一原発事故の「真実」
    値引きあり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 貴重な写真と図版をフルカラーで完全収録。書籍と同じレイアウトのFIX版。 東日本壊滅はなぜ免れたのか? 取材期間10年、1500人以上の関係者取材で浮かび上がった衝撃的な事故の真相。 他の追随を許さない圧倒的な情報量と貴重な写真資料を収録した、第一級のノンフィクションがついに刊行。736ページの完全保存版 思いも寄らない真相が次々明らかに 真相1 吉田所長の英断「海水注入」はほとんど原子炉に届かなかった 真相2 1号機で唯一残された冷却装置は40年間にわたり「封印」されてきた 真相3 原子炉を救う減圧装置には、高温高圧になると動作しにくくなる弱点があった 真相4 2号機の消防注水の失敗が皮肉にもメルトダウンの進行を遅らせて「最悪の事態」を防いだ 真相5 巨大な津波に備えて、津波対策に着手していた原発があった 東日本壊滅が避けられたのは偶然の産物だった!? 極限の危機。核の暴走を食い止めようと、吉田所長らは、爆発や被ばくの恐怖と闘いながら決死の覚悟で現場にとどまり、知恵を絞り出して、原子炉に水を入れ続けた。幸いにして、格納容器の爆発は免れた。当時の政府のシミュレーションでは、最悪の場合、福島第一原発の半径170キロ圏内がチェルノブイリ事故の強制移住基準に達し、半径250キロ圏内が、住民が移住を希望した場合には認めるべき汚染地域になるとされた。半径250キロとは、北は岩手県盛岡市、南は横浜市に至る。東京を含む東日本3000万人が退避を強いられ、これらの地域が自然放射線レベルに戻るには、数十年かかると予測されていた。 10年にわたる取材で、この最悪シナリオが回避されたのは、消防注水の失敗や格納容器のつなぎ目の隙間から圧が抜けたりといった幾つかの偶然が重なった公算が強い。この事故では、当初考えられていた事故像が新たに発見された事実や知見によって、どんでん返しのように変わった例は枚挙に暇がない。この極限の危機において、人間は核を制御できていなかった。それが「真実」である。 *本書には、デバイスの画面サイズや文字サイズの変更などに合わせて、テキストやレイアウトが流動的に表示されるリフロー版もございます。
  • サンクチュアリ
    4.1
    1巻2,398円 (税込)
    「警察でも探偵でもない。検事だからこそ掴める真実を、私が暴いてみせる」 宗教団体〈サンクチュアリ〉の周囲で続く不可解な死。 事件の裏に隠された「もう一つの真相」を暴くため、若手検事の瑞穂は現場に向かう! ★★★★★ 連続殺人の生き残り、遺体を盗まれたアイドル、DV夫の妻子殺しーー。 犯人は確保した、はずだった。 地方研修を終えたばかりの検事・一色瑞穂は、東京地検で事件捜査に携わる刑事部本部係に着任する。司法修習生時代の教官で憧れの上司・高宮誠一郎の勅命で「複数の若い女性を殺害し、公判直前に証言を翻した」という被疑者を任される。唯一生き残った女性の聴取で目にしたのは新興宗教〈サンクチュアリ〉のシンボル・五芒星の跡。そして次々起こる殺人事件。危険を顧みず現場の最前線へ立ち向かう瑞穂は、やがて全国民を巻き込む「黒い計画」にたどり着く。 『人間狩り』でネット私刑を、『眠りの神』で安楽死を描いた社会派ミステリの実力派。 今度のテーマは「教義VS正義」!
  • アンダーザスキン
    3.7
    1巻2,398円 (税込)
    「私、タトゥーイストになりたい」。 母の肌に彫られたタトゥーの美しさに魅せられ、同じ道を志した針生榴。 厳しい修行を積み重ねてタトゥーイストとなった榴だが、ある事件を機に母と決裂してしまう。 辛く苦しい別れを乗り越えタトゥーショップを開いた榴だが、慣れない経営者の仕事に弟子との対立、そして世間からの偏見の眼差しに晒されるうちに、本来の自分がわからなくなってしまい……。 「魂がもとめるものを、なかったことにできない」。 タトゥーイストとして生きる榴が辿り着いた答えとは。静かに情熱が燃え上がるヒューマンドラマ。
  • 新旧論 三つの「新しさ」と「古さ」の共存
    5.0
    昭和初期に鮮やかに出現し、いまなお文学に関心を抱く者がどこかで出会う、小林秀雄、梶井基次郎、中原中也―― 彼らの文芸評論、小説、詩はどこが新しく、どこが古かったのか? 著者は通念にとらわれず、すべてをゼロから読み解くことで、この三人の文学者の表現を徹底的に検討し、思いの外自らに近いところに三人の存在があるという理解に至る。 「早稲田文学」1981年11月号に発表されたものを徹底的に加筆訂正し、1987年7月に刊行された二番目の評論集『批評へ』に収録された長篇文芸評論が37年を経て再刊される。 文芸評論家としての加藤典洋の出発点に再び光が当てられる。
  • タブー・トラック
    3.0
    1巻2,398円 (税込)
    世間のルールや価値観に、生まれながらのスペックに、 DNAやホルモンに制限される人生を、思考停止で受け入れちゃいないか? 芥川賞作家・羽田圭介が突き付ける問い。「その人生、自分の力で変えられますか?」 時代や場所が変われば変容するもの、アンコントロールな要素に左右される日常で、私たちは何を疑い、何を信じればいい――? 「タブー」蔓延る現代に放つ、衝撃の問題作! 【タブートラック】…改造車。世間の目を気にせず、禁忌を犯せるプライベートスペース。 世間が抱くクリーンなイメージを維持するために、押しつぶされそうになる俳優。 過去の失敗から、自らをコントロールすることに腐心する脚本家。 不祥事を起こした著名人をSNSで弾劾し、恵まれない人生の憂さ晴らしをする会社員。 親に黙って整形し、歌とビジュアルを武器に動画配信で荒稼ぎする女子高生。 タブーに縛られ、タブーに魅せられた人生が交錯する先に現れたのは、「理想」の世界か、それとも――?
  • 神々の闘争 折口信夫論
    3.0
    2002年群像新人文学賞評論部門優秀作となった「神々の闘争――折口信夫論」を軸に、書き継ぎ推敲を重ねた論考が2004年にまとめられ、文芸評論家・安藤礼二の最初の単行本『神々の闘争 折口信夫論』となった。 その後の2008年に雑誌掲載された「『死者の書』という場(トポス)」という短い評論に作家・大江健三郎が目を留め、高く評価する。その出会いが2009年安藤礼二の『光の曼陀羅 日本文学論』(2016年に文芸文庫版を刊行)による大江健三郎賞の受賞につながっていく―― 折口信夫の文学と思想の源泉を探る問いかけは、やがて折口の生きた時代を共有した井筒俊彦、大川周明、北一輝、石原莞爾、西田幾多郎といった思想家たちの言葉を参照することにつながっていく。それは世界におけるアジア、アジアにおける日本を考えることにつながる。 第二次世界大戦以前の君主制日本、それは「天皇」の存在を抜きにして何かを考えることは不可能な時空間だが、そのような状況下での権力のあり様の本質を、昭和天皇の即位を契機に定義したのが折口信夫だった。 著者は論を進めるうち、やがて折口信夫の背後にある平田篤胤の神学の存在に至る。 折口信夫という孤高の文学者・思想家をその特殊性で理解するのではなく、つねに普遍性を備え同時代に生きて闘う存在ととらえる本書は単行本の刊行から20年を経て、新たに戦争状態が世界を覆っているかのように見える現在こそ読まれるべきなのかもしれない。 知られざる折口信夫の姿――衝撃のデビュー作 本書は、あたかも「本格探偵小説」を読むような、スリリングな読書時間を味わわせてくれる。 あちこちにちりばめられた、細かな謎の集積とその解明。もちろん真犯人は最初からわかって いるはずなのだが、本書を読み終えたとき、その「真犯人」の姿は、まったく違って見えてくる。 ――斎藤英喜「解説」より 目次: 第一章 神々の闘争――ホカヒビト論 第二章 未来に開かれた言葉 第三章 大東亜共栄圏におけるイスラーム型天皇制 第四章 戴冠する預言者――ミコトモチ論 第五章 内在と超越の一神教  あとがき  初出一覧 補論 『死者の書』という場(トポス)  著者から読者へ  解説   斎藤英喜  年譜   著者自筆
  • 戦争論
    3.0
    ウクライナ戦争開始の1ヵ月半後、ヒトラーの独ソ戦を描いた小説『同志少女よ、敵を撃て』が本屋大賞を受賞し、ベストセラーとなった。我々は戦争を嫌悪しながら、『宇宙戦艦ヤマト』『風の谷のナウシカ』『進撃の巨人』『鬼滅の刃』などのマンガ・アニメから小説『永遠の0』まで、悲惨な戦争を享受している。ナチスドイツ、原爆、プーチンの戦争、安倍元首相暗殺事件など現実の暴力・戦争を多様な文芸作品を通して分析し、読み解いていく。批評界の俊英が放つ、新時代の「戦争」論!
  • 各務原・名古屋・国立
    -
    老小説家の父親の出生地、岐阜県各務原市での講演という体で小説は書き始められる。その講演では岐阜近辺出身の文人が次々に召喚され、文化的磁場としての岐阜について語られるかと思いきや、認知症が進行していく妻とのやり取りの場面が挿入される。老小説家が関心を持って接してきた遠い過去からごく最近までの文学者たちの言葉と、日常生活を営むことが困難になりつつある妻の言葉が折り重なるように記されつづけたその奥からぼんやりと見えてくるのは、齢八十代半ばに至り健康体とはいえない老小説家が、どうしようもなく疲労しつつも生きて書くことの闘いをやめようとしない姿である。
  • シンジケート[新装版]
    4.2
    1巻2,398円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 伝説のデビュー歌集、31年目の新装版。1990年に第一歌集『シンジケート』で鮮烈なデビューを果たして以来、新世代の旗手として短歌ブームを牽引してきた穂村弘。現代短歌を代表する人気歌人にして名エッセイストの著者が描いたピカピカの恋のうたが、人気画家ヒグチユウコの絵と名久井直子の装丁で新たに生まれ変わります。解説・高橋源一郎。

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