冷たい骨に化粧

冷たい骨に化粧

1,881円 (税込)

9pt

このラスト、中毒必須。
いまもっともアツいBL小説界から一般文芸界へ、新たな才能が花開く!

――残酷な世界を生き延びるため、彼女は唇に嘘を纏った。

夕暮れ時に訪ねてきたのは夫の不倫相手だった。(あやか)
「おじいちゃんを殺した」。母と娘の逃避行ともう一つの秘密。(真夜中のドライブ)
愛する妻に殺されたい。男が挑んだのは命を賭けた悪女の証明。(愛妻家)
作り話が得意なミユは、今日もクラスの人気者。(楽しい話をしてあげる)
バス停で出会った不思議な女。その声はどこか懐かしかった。(赤い傘)
ほか、全9編を収録。

隠し通すと決めた秘密、守るために握った刃、騙し抜いてほしかった甘い言葉。
その正体に気付くとき、9つの衝撃があなたを射貫く。
衝撃の結末を、心してご堪能ください。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2025年02月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

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冷たい骨に化粧 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本に収められた話のどれもがどれもドギツイ。そのくせ唐突に救いや人の温もりを描いている作品を入れてくるのだから始末が悪い。
    どれも不穏で現実と妄想、あるいは幻と会話しているかのような危うさがある。それなのにどうして涙してしまうような話が入っているのか。人を刺して半死半生にさせてから優しくハンカチを

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    短編集。読み終わってから好きなノベルゲームのシナリオライターさんだと気付いた。帯の「どんでん返し」が余計だったなぁ。どんでん返しと言える要素があったのは「これだから女は」だけでは。「愛妻家」「双子心中」の雰囲気が好き。「赤い傘」は他の作品とは雰囲気が少し異なるが、それが最後に収録されているのが良かっ

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

     この表紙につられての読書となりました(junaidaさんのタッチに似てませんか?でも榎本マリコさんで、他にもたくさん結構メジャーな作品の表紙を手がけておられます)。
     
     丸木文華さん、初読みです。というか、もともとはBL界の作家さんなんですね!あぁ…まだBLに手が出せない…木原さんとか凪良さんと

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    傑作もないが、駄作もない。そんな良作短編集だった。悪女にハマる「愛妻家」はゾッとしたし、叙述トリックか?ばりの「これだから女は」も短くても面白かった。「食べたい」では何を食べたいのか予想はつくけどラストは怖いって。泣かせにくる「赤い傘」もしっとりとしていて良い。

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    短編集で読みやすい。
    最初の「あやか」と最後の「赤い傘」
    がよかった。
    不気味なお話もあり、
    じんっと温まるお話もありました。
    ちょっと?っていう話もあったけど面白かった!

    0
    2025年04月02日

    Posted by ブクログ

    一話目の『あやか』を皮切りに、予想外の展開で楽しませてくれる短篇集。
    『あやか』のラストは、意味が分かった瞬間に鳥肌が立ったほど。
    『真夜中のドライブ』は、毒を孕みながらも爽やかな読み心地がとても良かった。
    『これだから女は』には、してやられた感が強くて悔しい。
    とは言いつつも結構好きだけど。
    どの

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    いろんなテイストの詰まった短編集。
    ほんとにこの一冊でいろんなジャンルが楽しめる。
    後味の悪いイヤミス?っぽいものが多めだったけど、それだけじゃない。
    個人的には「赤い傘」がすごく好き。

    0
    2025年03月11日

    Posted by ブクログ

    丸木文華(まるきぶんげ)さん
    今までBL・TL等で既にとてもご活躍の作家さん
    私は初読ですが、みんみんはきっと読んでいらっしゃることでしょう

    BL小説界から新たな刺客かなと
    この素敵な装丁ごと気になっていました
    イヤミス系短編9編と
    初回出荷ショートストーリー(別紙)

    “残酷な現実に甘美な虚構を

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    心揺らぐ感覚が押し付けがましくなく、どこか「あぁ、私もこの感情に覚えがあるな。」という親近感から一気読みしました。装画が美しい。

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    いろんなジャンルの生と死が描かれていてラストのゾッとする感じが堪らない。語り口調が軽やかなのとは裏腹にドンドン深みにハマっていく。最後の短編が一番印象的でした。

    0
    2025年02月23日

冷たい骨に化粧 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2025年02月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

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