伊藤春奈の作品一覧
「伊藤春奈」の「ふたり暮らしの「女性」史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「伊藤春奈」の「ふたり暮らしの「女性」史」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
何十年も前に全く前例がないところに飛び込んでいく胆力と情熱があった女性たちの存在を知り、痛快に思う気持ちと、彼女たちの苦労や悔しさを思うと読んでいて苦しくもなった。パイロットと騎手の話がとくに驚いた。パイロット学校で、唯一の女子学生に、繕いや洗濯が押し付けられた、という一文には、憤りを超えて呆れ果ててしまった。こんなにも素晴らしい人達がいたのに、私は知らない人ばかりで、正当に彼女達の功績や物語が後世に伝わっていないのは、やはり女性の物語だならなのではないか。語るに足る偉業だと男社会が認識出来なかったのだろうなと思う。そんな話がきっとゴロゴロあるんだろうな。なにを物語るか、物語らないかもずっと男
Posted by ブクログ
経緯も関係性はもちろんそれぞれ違う5組のふたり暮らしをした女性たち。
ふたり暮らしを選んだ人たちのことだけでなく、歴史も学べてすごく興味深かった。終始誰かしらから浴びせられていたセクシストな発言が気持ち悪かった。残念だけど、伊藤さんも書いてるように、実態は現代もそんなに変わらない気もしてつらい。
同性愛的な親密な結びつきの要素もあれば、尊敬していたという要素もあったり、誰と暮らすかは自分で選んでいいし、それをどう呼ぶかも自分自身だ。だれと住むか絶讃ずっと悩み中のわたし、こう書くとまたうああと少しなる。
個人的には、人見絹枝さんと藤村蝶さんのお話が特に苦しくなった。短歌で残っている感情を想像す