作品一覧

  • 赫き女王~Red Alveolata Queen~
    3.8
    1巻2,145円 (税込)
    「圧倒的知識によって紡ぎ出された、美しくも残酷な生物学的多様性。悪夢の島でのサバイバル活劇に、息することも忘れてページをめくる」――知念実希人氏、熱狂! 南洋の海洋生物研究所を集団死が襲う!? これはパンデミックか他国の襲撃、自然災害、それとも……。生物学を究めた医療ミステリーの新星が放つ、極限のバイオパニックホラー!
  • アスクレピオスの断罪 Condemnation of Asclepius
    3.6
    1巻1,881円 (税込)
    医師が殺された。被害者は三年前に起きた強姦事件の加害者の一人。殺された医師が拷問とも思える傷を受けていたことが分かり、捜査一課の陽山承と真壁剛は、解剖医である楠衣春の協力を得ながら事件の真相を追う……。
  • さようなら、お母さん
    3.5
    1~3巻1,562~1,826円 (税込)
    島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作! その女は「毒」だ。身体を蝕み、心を壊す――。原因不明の奇病を患った兄は激痛に耐えかね、病院の窓から飛び降りて死んだ。兄の症状に納得がいかない妹の笹岡玲央は看護師から、義姉の真奈美が兄の腫れた足に巨大な蜘蛛を乗せていたと聞く。美しく聡明で献身的な義姉の「本当の顔」とは? 玲央の幼なじみの天才毒物研究者・利根川由紀が乗り出す!

ユーザーレビュー

  • 連鎖感染 chain infection

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『激写!未知のウィルスによる院内感染現場』

    とある病院で、未知のウィルスによるバイオテロが発生。
    感染した人が目の前で苦しみながら死んでいく恐怖。隔離された病院内で、自分に感染するかもしれない恐怖。コロナ発生時の院内は、こんな様子だったのかな…

    0
    2023年01月04日
  • 連鎖感染 chain infection

    Posted by ブクログ

    胃腸炎を発症後、高熱が出て数日で脳炎になり重症化する患者が続出し、原因と治療法を模索する医師たちの物語だが、各医師のキャラクターが独特なことが面白かった.最初に対処したのが寺田省吾、微生物学者の島本真理亜、大学院生の利根川由紀らで、状況は悪化するばかり.さらに国立感染症研究所の斎藤龍太郎や阿部奏が加わり、感染症の専門家らと議論が続く.真理亜らの分析で、コレラ菌とペネズエラ馬脳炎ウイルスが検出された.バイオテロの宣言も出てスタッフが混乱する中で由紀が冷静な分析をした結果、アメリカで同様な事例があったこと判明し、アメリカへ飛ぶ由紀.関係者への追及で旧ソ連の生物兵器が原因であることが判明した.急遽帰

    0
    2022年01月10日
  • 清らかな、世界の果てで

    Posted by ブクログ

    北里先生の本はほんとうに気持ち悪い。ゾワゾワする。
    それだけリアル。最初のページから怖い。

    今回は寄生虫の話でした。
    清潔で寄生虫なんて考えたこともなく生きてきたなと気付きました。
    寄生虫はたしかに怖いし、この話みたいに気持ち悪いと思った。一方、寄生虫が花粉症などを抑制する力があるのも初めて知りました。

    自分の知らないところでこんな怖いことが起きるかもしれない。
    すごくリアルで起こりそうで、すごく怖い。

    0
    2021年04月12日
  • 連鎖感染 chain infection

    Posted by ブクログ

    今読んで欲しい。
    作者の経験や知識からかなり具体的に伝わってきた。
    フィクションとはいえ、今、多くのひとに読んで考えて欲しいと思う。
    外野はなんとでも言える。
    中にいる人のことを考えて欲しい。
    自分が良ければいいのでは、子供すぎないか?

    0
    2021年02月04日
  • 清らかな、世界の果てで

    Posted by ブクログ

    無駄に寄生虫について詳しくなれる本。
    現代日本を見てみると、なるほど確かに、考えさせられる。
    ちゃんとした知識の元に書かれているので新鮮でとても面白い。

    0
    2019年11月12日

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