さようなら、お母さん

さようなら、お母さん

1,562円 (税込)

7pt

3.6

島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作! その女は「毒」だ。身体を蝕み、心を壊す――。原因不明の奇病を患った兄は激痛に耐えかね、病院の窓から飛び降りて死んだ。兄の症状に納得がいかない妹の笹岡玲央は看護師から、義姉の真奈美が兄の腫れた足に巨大な蜘蛛を乗せていたと聞く。美しく聡明で献身的な義姉の「本当の顔」とは? 玲央の幼なじみの天才毒物研究者・利根川由紀が乗り出す!

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さようなら、お母さん のシリーズ作品

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  • さようなら、お母さん
    1,562円 (税込)
    島田荘司選 第9回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作! その女は「毒」だ。身体を蝕み、心を壊す――。原因不明の奇病を患った兄は激痛に耐えかね、病院の窓から飛び降りて死んだ。兄の症状に納得がいかない妹の笹岡玲央は看護師から、義姉の真奈美が兄の腫れた足に巨大な蜘蛛を乗せていたと聞く。美しく聡明で献身的な義姉の「本当の顔」とは? 玲央の幼なじみの天才毒物研究者・利根川由紀が乗り出す!
  • 清らかな、世界の果てで
    1,672円 (税込)
    天才毒物研究者・利根川由紀シリーズ第2弾! 「身体の中を小さな虫が這っている」と訴えながら死んだ父親。その友人も転落死し、死体から大量の虫が発見された。前代未聞の寄生虫犯罪が進行しているのか? 続発する噛みつき通り魔事件との関係は? 犯人の巧妙な意図を利根川由紀は看破できるのか。迫真の医学サスペンス!
  • 連鎖感染 chain infection
    1,826円 (税込)
    2019年、9月。千葉県にある神宮総合病院では重症患者が次々と運び込まれた。共通するのは、脱水症状を伴う激しい腹痛。抗生物質を投与し、落ち着きを取り戻したかと思った後に突然高熱を発し、命を落とすという悲惨な結末もまた同じだった……。これは人為的な病気=バイオテロなのか。未知のウィルスに対し、援軍も知見もないまま孤立した病院内で医師達の決死の治療が始まる。

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さようなら、お母さん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年02月09日

    原因不明の病いで自殺する兄と優しい義姉の周りで起こる不審事。毒物マニアの利根川由紀の強烈なキャラにやられる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月27日

    二作目、三作目と読んで一作目なので、少し物足りなさは感じたけれど、好きなシリーズなので、それなりに楽しみました。

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月14日

    表現がずっと気持ち悪いほどリアルなのがさすが北里さんだなと思いました。
    読む手が止まらず、最後まで来て、タイトルに触れた時、今まで読んできた、登場人物の過去と今を振り返りました。
    こんな家族も本当にあるんだな。

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月26日

    どなたかのレビューにあったように、最後に
    タイトルの意味がわかる。
    毒マニアの親友がいて、話がどんどん順調に進みすぎだとは思いますが、嫌な感じでもなく、スピーディーに最後までいきます。

    代理ミュンヒハウゼン症候群、心理学か何かの本で読んだことあったので、なるほど、と思った。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月17日

    テンポも良いし、中盤からどんどん謎が解かれていくところも気持ち良い。
    でも私は、義姉に感情移入も同情もできないので、罪に問われることなく受け容れられてるのが、なんだかなぁ

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月29日

    美しく優しい兄嫁の周辺で、激痛を伴い手足が腫れ上がる奇病が次々に発症。まわりの人たちから「聖母のよう」「慈愛に満ちた完璧な母親」と言われる義姉の正体を探るミステリー小説。

    無視され放置されて育ってきた主人公の女と、溺愛され過干渉にふりまわされて育てられた女。どちらも虐待で、母親ってなんなんだろう…...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年08月26日

    読み始めてすぐに
    この症状はあれではないのか?
    とすぐ気が付き
    そこに主人公がたどりつくまでは
    もう読むのがしんどかったのだけど
    真犯人には全く気がつかず
    意外と驚いた。

    まぁ、ありがちな展開ではあったが
    毒マニアの由紀のキャラクターが面白く
    なんとか救われたかな。

    0

    Posted by ブクログ 2017年08月05日

    原因不明の奇病を患った兄が自殺。兄の死に納得できない妹の玲央は、幼なじみで毒物研究者の由紀と共に真相を追う。
    犯人がすぐに分ってしまうのが残念なところですが、手足が膨れあがる奇病、毒蜘蛛、代理ミュンヒハウゼン症候群などのピースが繋がる巧みな展開と個性的な登場人物が印象的。タイトルの意味が解り何とも言...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年11月30日

    利根川由紀のキャラクターは嫌いじゃない。
    毒物用語が多すぎて難しかったけど、それに負けない由紀のキャラクターとストーリー展開だったと思う。

    結末によってタイトルの意味が分かって、なるほどと思った。

    0

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