感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年03月14日
表現がずっと気持ち悪いほどリアルなのがさすが北里さんだなと思いました。
読む手が止まらず、最後まで来て、タイトルに触れた時、今まで読んできた、登場人物の過去と今を振り返りました。
こんな家族も本当にあるんだな。
Posted by ブクログ 2020年01月26日
どなたかのレビューにあったように、最後に
タイトルの意味がわかる。
毒マニアの親友がいて、話がどんどん順調に進みすぎだとは思いますが、嫌な感じでもなく、スピーディーに最後までいきます。
代理ミュンヒハウゼン症候群、心理学か何かの本で読んだことあったので、なるほど、と思った。
Posted by ブクログ 2018年11月30日
利根川由紀のキャラクターは嫌いじゃない。
毒物用語が多すぎて難しかったけど、それに負けない由紀のキャラクターとストーリー展開だったと思う。
結末によってタイトルの意味が分かって、なるほどと思った。
Posted by ブクログ 2022年08月17日
テンポも良いし、中盤からどんどん謎が解かれていくところも気持ち良い。
でも私は、義姉に感情移入も同情もできないので、罪に問われることなく受け容れられてるのが、なんだかなぁ
Posted by ブクログ 2022年01月29日
美しく優しい兄嫁の周辺で、激痛を伴い手足が腫れ上がる奇病が次々に発症。まわりの人たちから「聖母のよう」「慈愛に満ちた完璧な母親」と言われる義姉の正体を探るミステリー小説。
無視され放置されて育ってきた主人公の女と、溺愛され過干渉にふりまわされて育てられた女。どちらも虐待で、母親ってなんなんだろう…...続きを読むと考えさせられる。
ただ物語の主軸が干渉による虐待なのか、蜘蛛による毒なのか。毒にもかなり力が入っているため「結局どちらがいいたかったの?」とも思う。毒の研究者の由記も過剰に癖がありすぎる気がして、もう少し普通の人でも良いのでは?と思ったらシリーズものだったみたい。それならこのキャラクターも納得。
Posted by ブクログ 2017年08月26日
読み始めてすぐに
この症状はあれではないのか?
とすぐ気が付き
そこに主人公がたどりつくまでは
もう読むのがしんどかったのだけど
真犯人には全く気がつかず
意外と驚いた。
まぁ、ありがちな展開ではあったが
毒マニアの由紀のキャラクターが面白く
なんとか救われたかな。
Posted by ブクログ 2017年08月05日
原因不明の奇病を患った兄が自殺。兄の死に納得できない妹の玲央は、幼なじみで毒物研究者の由紀と共に真相を追う。
犯人がすぐに分ってしまうのが残念なところですが、手足が膨れあがる奇病、毒蜘蛛、代理ミュンヒハウゼン症候群などのピースが繋がる巧みな展開と個性的な登場人物が印象的。タイトルの意味が解り何とも言...続きを読むえない読後感に浸れるところも良いです。