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千葉県内で相次ぐ変死事件。被害者たちは全員四肢の先や内臓が溶解し、一部骨を露出して絶命していた。快楽犯か? 怨嗟からの拷問か? 刑事・橘沙良は、法医学者・一条希里夏の協力を得て捜査を進めるうち、伊豆諸島近海に浮かぶある島へと辿りつく。人間の身体を内側から崩壊させる“それ”の正体とは何なのか。静かに、しかし確実に、恐怖の連鎖は広がっていく――。究極のバイオホラーミステリー!
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Posted by ブクログ
怪異や呪いで怖がらせるホラーというより、「これは本当に呪いか、それとも別の何かなのか」という謎を、警察捜査と法医学の視点から解き明かしていくミステリーとして楽しめました。 被害者の状態や事件の設定はかなり強烈です。しかし、恐怖や気持ち悪さを過剰に煽ることはなく、物語は淡々と捜査が進んでいきます。 ...続きを読む刑事として何を調べるのか、法医学者の視点で遺体に何が起きていると考えるのか。本格的な捜査に法医学の要素が加わり、非常に贅沢な読み味でした。 私はグロテスクな描写や虫が苦手なので読む前は少し不安でしたが、異常な事件をあくまで「捜査と医学の視点」で追う構成のおかげで、最後まで無理なく読み進めることができました。 一部の展開は読めるものの、閉ざされた島特有の不穏な空気と、法医学ミステリーとしての面白さが強く印象に残る一冊です。
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