遠藤周作短篇名作選

遠藤周作短篇名作選

1,881円 (税込)

9pt

4.0

『沈黙』から『深い河』にいたる代表的純文学長篇小説の源泉ともいえる短篇の数々――遠藤周作には、代表的長篇小説が多くあるが、それぞれの長篇には、源泉となる短篇作品がある。その遠藤文学の核となる13の名短篇を集めた。「シラノ・ド・ベルジュラック」「パロディ」「イヤな奴」「あまりに碧い空」「その前日」「四十歳の男」「影法師」「」「母なるもの」「巡礼」「犀鳥」……遠藤周作の文学・人生・宗教観がすべてわかる短篇集。
※本書は、『遠藤周作文学全集 第6~8巻』(1999年10~12月 新潮社刊)を底本としました。また『天国のいねむり男』は全集・文庫など未収録作品です。

...続きを読む

遠藤周作短篇名作選 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年11月02日

     ほんとは「その夜のコニャック」遠藤周作作品。
    星新一さんを続けて読んだ後の読書です。この短編集の第一作目を読んで、やっぱり星新一さん面白いなぁ…などと思っていたらどっこい遠藤さんの作品でした。ブラックさ加減がほどほどでなんだか似ているように思いました。
     星新一さんは宇宙からの来訪者、遠藤さんはあ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年10月20日

    シラノ・ド・ベルジュラック、パロディ、イヤな奴、あまりに蒼い空、その前日、40歳の男、影法師、母なるもの、巡礼、犀鳥、夫婦の一日、授賞式の夜、天国のいねむり男、以上13の名作短編と加藤宗哉による解説と充実の年譜。
    久しぶりの遠藤周作に圧倒されたのは、私自身、人生の深み、親子や夫婦の情、生きる苦しさと...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月17日

    一貫して同じ主題の短編小説が続く。
    同じところを掘り続け、深く深くなっていくのに、掘るのをやめない。

    「海と毒薬」をもう一度読み返したくなった。

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月26日

    自分の中で、文学の匂いがする作家。人間の醜さとか愚かさを知っている作家。読んでいて、自分に当てはめて心がしんどくなる。でも、向き合うことの大切さも同時に感じる。

    0

遠藤周作短篇名作選 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文芸文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

遠藤周作 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す