作品一覧

  • 戦国大名論 暴力と法と権力
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    戦国時代、大名の配下にありながら、「家中」と「領」をもつ者がいた。戦国領主と呼ばれる存在である。大名の生命線は、彼らをいかに統制するかにあった。暴力の時代にあって、いかに支配を安定させたのか。暴力と法のせめぎ合いから、新しい権力が誕生した。群雄割拠の時代を権力論の視点から読み直す。(講談社選書メチエ)
  • 戦国大名論 暴力と法と権力

    Posted by ブクログ

    一般向け書籍にしては、巷に溢れる「戦国時代」の歴史物とは一線を画し、戦国史研究のみならず中世から近世への権力についての橋渡しをも見据えた野心的な学術理論の書であった。タイトルは割とベタな印象があったが(笑)、どうやらサブタイトルの方が本当のタイトルな感じですね。
    個人的には日本中世史の学説や研究者たちがぽんぽん登場して、学生時代のようなゼミ講義とか集中講義のテイストが甦ってきてとても懐かしかった。(笑)
    以下は主に備忘録として。

    本書の関心は、戦国時代の支配体制の在り方として、暴力による支配と、正当性を帯びた法的・公的な支配というこれまでの戦国時代史研究の二側面のそれぞれの主張に対し、両者を

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    2015年11月16日

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