流星と吐き気

流星と吐き気

1,881円 (税込)

9pt

☆『死んだ山田と教室』で2025年本屋大賞にノミネートされた著者が送る”嫌愛”短編集。

登場人物は皆、身勝手でクズ。でも、そこに人間の本質があるーー。

・偶然の再会を「運命」と勘違いして、安全圏から告白をしようとするアーティスト。――流星と吐き気
・アニメにもなった作品の主人公のモデルは自分? サイン会で作者が元カレか確かめる高校教師。――リビングデッドの呼び声
・担当編集者に振られたにもかかわらず、才能は認められていて作品だけで繫がっている人気漫画家。――種
・昔付き合っていた彼女から独り言のようなLINEが送られてきて、死を仄めかされた編集者。――消えない
・かつて旅行先で意気投合した男性が偶然お客さんとなり舞い上がるレンタル彼女。――プラネリウム

仄暗い気持ちが過去を呼び戻してしまう5人の物語。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2025年05月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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流星と吐き気 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まず表題がすごい。何故そのふたつを繋げようと思ったのか。凡人の自分には一生思い付かない。
    そして表題以外の短編も気持ち悪いものばかりで面白かった

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    作者の本はメフィスト賞の時から4作全部読んでて、これが私は1番好き!
    中でも『種』がよかった
    醜い感情が美しい文と構成で綴られてて、これはもはや芸術作品!!!

    恋愛って自分の中ではきれいな物語に脳内編集しがちだけど、一歩引いたら見たらきもくて滑稽でほんと痛々しい

    私が通り過ぎた男たちの顔と、自分

    0
    2025年08月16日

    Posted by ブクログ

    一度でも心がつながれば、いくら忘れようとしても、いくら上書きしても、「そうしたつもり」で、結局心に残り続ける。

    足りないのは対話で、どうしようもなく怖くてできないのも対話。別れた後は機会もない。文字通り、心残り。

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    とても面白かったです!
    5つの作品が短編集となっています✨

    どの作品も恋愛がテーマとなっており、登場人物たちの過去をなぞりながら進んでいきます。

    元カレが人気マンガ家となり作品のモデルが自分…??
    元カノからの毎日送られてくる何件ものLINE etc…

    恨み、依存、執着、どれも背筋がゾクゾクと

    0
    2025年08月01日

    Posted by ブクログ

    めちゃめちゃよかった!!
    運命の再会!?でもそれは一方通行。相手からしたらただただ気持ち悪いだけで。
    自分の思い出と照らし合わせて切なくなるなど。

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    自分の事だと本当の一途な愛だと思うのに、人から想われると気持ち悪いになる感じ笑。気持ち悪いって言葉がいっぱい出てくるし笑。まさに嫌愛!
    死んだシリーズ同様、会話のやりとりはやっぱり面白い!

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    出てくる人全員性格に難がある感じで読後感はよくない。
    角田光代さんのくまちゃんみたいな話、どこれはこれで面白かったです。

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    静かな短編集に見えて、すべての物語が裏で繋がっていることに気づく瞬間が気持ちよかった。
    そのつながりがわかったとき、登場人物たちの関係が一気に立体的に見えてくる。

    自分の好きな人は自分じゃない他の誰かが好き。
    現実を突きつけられる登場人物たち。

    読後に余韻と共に妙な現実味が残り読み返したくなった

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    各章ぶつ切りかと思いきやきちんと繋がってるので読みやすいです。読後「流星と吐き気」というタイトルがしっくりきます。

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    誰かが誰かにとって無理で、誰かは誰かがまだ好きで

    一気に読めた
    エンタメ

    恋愛なんて別れたエピソードのほうが多いだろうに
    そこを掬いとったところが面白

    0
    2025年08月24日

流星と吐き気 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    224ページ
  • 電子版発売日
    2025年05月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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  • 【閲覧できる環境】
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