作品一覧

  • 今日、終わりの部屋から

    小説・文芸

    -
    1巻599円 (税込)
    取り壊し寸前のアパート・トネリコ荘。名前の由来でもある、庭に立つトネリコの木が怪しく光りはじめる。その日から、住人たちの生活が変わっていく。独居老人、日の目を見ないYouTuber、シングルマザー、毒親との関係に悩む女性、小説家志望の契約社員、やる気のないフリーター、日本人女性と同居するベトナム人女性、それぞれの抱える屈託が緩やかに解れていく――。話題作『ババヤガの夜』の作家・王谷晶が贈る、読後温かい気持ちになる微ホラー中編。
  • 完璧じゃない、あたしたち

    小説・文芸

    3.8
    1巻792円 (税込)
    自分を呼ぶのに「私」も「あたし」もしっくりこない妙子が出会ったのは、一人称からフリーな夏実(「小桜妙子をどう呼べばいい」)。ほか、恋愛、友情、くされ縁……名前をつけるのは難しい、でもとても大切な、女同士の関係を描く23篇。読後に世界の景色が変わる1冊。
  • 父の回数

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,881円 (税込)
    話題のシスター・バイオレンスアクション『ババヤガの夜』の著者が放つ傑作小説集。 父親が死んだという連絡がある。母親は三十年以上前に父と離婚してから、まったく没交渉だった人間だ。葬式を準備する私と母の顔には、「めんどうくさい」という字がくっきり刻まれている(「かたす・ほかす・ふてる」)。 誰にも同情されず、注目もされず、生きる営みを淡々鬱々と続ける人々の心を照らすものとは? 孤独な現代人の心を揺さぶる「ダイバーシティ」ファミリー小説五編。 こんな風に書かれる主人公たちが心底羨ましい。理屈じゃなくて、肌触りが好き。独り占めしたいから読まないでください! ―尾崎世界観(シンガーソングライター・小説家) 全編、順番を付けられないくらい好きです。そして、どのお話にでてくる人も好きです。 共に生きられなくても、あなたを生かしてくれるひとはいるのだよ、と王谷さんが語りかけてくれるようでした。 ―町田そのこ(作家) これはあなたの話であり、わたしの話であり、あなたのすぐ隣で生きているひとの話だ。 ―永井玲衣 (哲学者・作家) つながりは言葉のまえに、そこにあって、じぶんの家族も、本当は名付けられないなにかだ。 本書は家族という最小の社会につけられた、無数の傷を愛そうとするこころみである。 ―海猫沢めろん(作家) この小説たちは、まさに現代の「人間喜劇」(19世紀の文豪バルザックの小説群)だ!―(担当編集)
  • 他人屋のゆうれい

    小説・文芸

    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    急死した伯父の部屋には人懐っこい隣人たちと「幽霊」が付いてきた! 長い内廊下でつながるアパートメゾン・ド・ミルでは、「ふつう」を外れた人が寄り添い生きる。文芸界最注目の著者・王谷晶が描く現代版長屋噺!
  • カラダは私の何なんだ?

    小説・文芸

    4.7
    1巻847円 (税込)
    私は私を全肯定!髪は美しく、カラダはほっそり、爪は短くキレイに、子供は早く産んで……女のカラダにかけられた呪いを解く爆走エッセイ(『どうせカラダが目当てでしょ』改題)。文庫版書き下ろし収録。
  • 君の六月は凍る

    小説・文芸

    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    30年前に別れた君が凍死体で発見されたと聞き、わたしはあの町での君との記憶を呼び覚ます。わたしは忘れない、あの時、君があげた叫び声を──。名前につきまとう性別のニュアンスをあえて削ぎ落とす試みを、叙情豊かに描いて絶賛を浴びた傑作。「ベイビー、イッツ・お東京さま」併録。
  • ババヤガの夜

    小説・文芸

    4.0
    1巻748円 (税込)
    世界最高峰のミステリー文学賞 英国推理作家協会賞 ダガー賞 翻訳小説部門 受賞作 世界が息を呑んだ最狂のシスター・バイオレンス・アクション! ロサンゼルス・タイムズ「この夏読むべきミステリー5冊(2024年)」選出 デイリー・テレグラフ「 スリラー・オブ・ザ・イヤー」選出 「クライム・フィクション・ラバー」最優秀翻訳賞(編集者選)受賞 「めちゃくちゃブッ飛んでて最高に血まみれ、これはヤバかった! 『キル・ビル』とか『ジョン・ウィック』っぽい雰囲気の本を探してるなら、もうこれ一択」 ——@thespookybookclub 「怒り、ユーモア、スリル満載」― The Times紙 「激しい暴力と素晴らしい優しさが交互に訪れる」― The Guardian紙 「女の力を描いた、シャープでストイックな物語」― Los Angeles Times紙 「手に汗握る、壊れないスリラー」― Tokyo Weekender 「優しくも怒りに満ちたこの犯罪サーガは、オオタニの次作を待ち望まずにいられない」― Publishers Weekly 暴力を唯一の趣味とする新道依子は、関東有数規模の暴力団・内樹會会長の一人娘の護衛を任される。二度読み必至、血と暴力の傑作シスター・バイオレンスアクション、ついに文庫化。 装画:寺田克也/解説:深町秋生 どんどこ血が脈打ってくる。――北上次郎(「本の雑誌」2021年1月号) まず、この世界を壊せ。話はそこからだ、と作者は言う。――杉江松恋 シスターフッド文学をあらゆる意味で刷新するシスターバイオレンスアクション!――鴻巣友季子 もう一気に読了して最後はナルホド! と唸った。――大槻ケンヂ 友情でも愛情でも性愛でもない、ただ深いところで結ばれたこの関係に、名前など付けられない。――宇垣美里(フリーアナウンサー)
  • 40歳だけど大人になりたい

    小説・文芸

    3.8
    1巻1,683円 (税込)
    気づけば人生も折り返し地点。でも全く大人になれた気がしない!そもそも大人になるってどういうこと?中年世代へ贈る痛快エッセイ。
  • コロナ禍日記

    小説・文芸

    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    二〇二〇年春、新型コロナウイルスの流行により激変した私たちの日常。感染者・死亡者は日に日に増加し、経済活動は停滞、コミュニケーションも制限された。この未知なる状況の中で、人々はどんな生活を送り、何を思ったのか? 作家、漫画家、ミュージシャン、店舗経営者......日本および世界各地で暮らす十七人が、コロナ禍数ヶ月の日々を記録した日記アンソロジー。

    試し読み

    フォロー
  • 完璧じゃない、あたしたち

    小説・文芸

    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    <すべて“女と女が主人公”の短編小説集> “私”も“あたし”も自分に似合わなくて困ってる「小桜妙子をどう呼べばいい」 セックスの妙をめぐる、女二人の哀切滑稽な別れ話「Same Sex,Different Day」 これぞ究極のシスターフッド!? あるお屋敷で起きた痛快復讐劇「ばばあ日傘」 十九歳、世界一みじめなスナックのアルバイトで――。「ときめきと私の肺を」 都会の不安な夜に出会った、不機嫌で魅力的な女の子「東京の二十三時にアンナは」 ほか全23編を収録。 名前をつけるのは難しい、でもとても大切な、女同士の様々な関係を描く。 読者の熱い支持を得たWeb連載小説に、書き下ろしを多数加え単行本化。
  • 探偵小説には向かない探偵

    小説・文芸

    3.2
    1巻583円 (税込)
    鳴子佳生は祖父が遺した探偵事務所を継ぐも、依頼もなく事務所ビルの喫茶室で日がなダラダラしているヘタレ探偵。しかし、入り浸っている喫茶室の主・ミヤコ婆さんから押し付けられた偽孫詐欺事件の調査のため“伊東絽爛”という年齢素性全てが謎の男に関わることになったせいで、ささいな軽犯罪かと思われた事件に隠された大きな謎を解く羽目になってしまい!?
  • あやかしリストランテ 奇妙な客人のためのアラカルト

    小説・文芸

    3.0
    1巻561円 (税込)
    人妖不問! お悩み、おいしく解決します。霊や妖怪が見えてしまう霊感体質の鈴は、生霊にされてしまった叔父の斎が開いたあやかし向けレストランを手伝うことに。そればかりか、おせっかいな斎にたきつけられ、あやかしと人間のお困りごとに手を貸す羽目になり……!? 今宵、あなたのお悩みを、おいしい料理で優しくほぐします…不器用な人間達とおかしなあやかし達が織りなす、ハートフル妖怪コメディ!
  • 猛獣使いと王子様1 金色の笛と緑の炎
    完結

    ラノベ

    -
    全2巻1,100円 (税込)
    母親のような立派な猛獣使いを目指す主人公は、ある日、市場で不思議な動物たちを見かけた。日ごろから猛獣を探していた彼女は、運命を感じこの動物たちを引き取るが……。

ユーザーレビュー

  • ババヤガの夜

    Posted by ブクログ

    ハードボイルドだなあ。
    して、こんなところにミステリー仕込んでるとは。
    一気に読んでしまった。本当に面白かった。
    仕込みに気づかなかったけど、気持ちよく騙された。
    映像化できないやつだけど、作者は映像化していいと言っているよう。
    もし映像化したとしたら絶対見るな。

    0
    2026年08月22日
  • ババヤガの夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんなに興奮して、読み終わりたくないって思った本に出会ったの久しぶりだ…!!
    普段あまり読まないハードボイルドで、バイオレンス要素満載なんだけど夢中で読んだ!自分ハードボイルド好きなのかもしれないと新発見。シスターフッドなのがまたいい。
    途中からまさかの展開で驚いたし、ラストが余韻残るかんじでたまらん。
    そんで柳メロい〜〜。柳と三人で逃亡ルートもちょっと見たかったかも。

    0
    2026年08月20日
  • ババヤガの夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    当初フラットな内容で感想を記していましたが、やはり秀逸な作品だなと再度読み直して実感しましたので、ネタバレ有りで書き直して再掲しました。

    ヤクザものの世界観にアクション、バイオレンス、そしてミステリ要素と、フリースタイルな作品。

    まず最初の感想として、見事にやられました。

    あの一文を読んだ時に衝撃を受け、今の場面が一体どんな状況だったのか理解出来なくなり、それを理解して全てが繋がった瞬間に「やられた」と漏らすほどに。
    作中の表現に例えるならば、まさに一発KOモノの叙述トリックでした。

    確かに序盤から、不思議な表現だなと思ったところがありました。
    ボディガードとなった依子が、尚子を車で大

    0
    2026年08月17日
  • ババヤガの夜

    Posted by ブクログ

    うーん。「らしさ」について考えるNHKのラジオ番組で紹介されてたので読んでみた。四条烏丸の大垣書店で昼過ぎに買って、六角堂横のスタバで読み始め、夕立ちの中で幸い濡れずに帰った自宅でその晩に読み終わった。想定外の結末を読み、想定外の結末がしっくり来る不思議な小説でした。

    0
    2026年08月14日
  • ババヤガの夜

    Posted by ブクログ

    とても読みやすくあっという間に終わった。
    題名からは内容がイメージできず、期待せずに読んだけどスピーディーな展開で映画一本見終わった感じの満足感。


    0
    2026年08月12日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET