王谷晶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
暴力の話を読みたい。無性にそう思って、この話を買った。
主人公の新道依子は小さい頃から喧嘩が大好きで、暴力をふるうことに天性の才能があった。そんな彼女がふとしたことからヤクザのお嬢様を護衛することになり、ついには二人で組を出奔する。
冒頭、ヤクザたちを相手に大立ち回りをし、物凄い身体能力でなぎ倒していく場面から引き込まれてしまった。気の利いた台詞もなく、ただ荒々しい描写が続く殺伐とした場面。素のままの暴力だった。
依子が護衛することになった内樹尚子は最初、人形のような美しさと物腰を持つ娘だったが、依子と運命を共にする中で何度も脱皮し鋼のような強さを練り上げた。
二人が互いに呼吸を計って戦う -
Posted by ブクログ
ダガー賞受賞の王谷晶による、
カラダにまつわるエッセイ。
最高過ぎて半年空けて、2回読んだ。
最初はそうそうそうなのよよく言語化してくれたわといった共感、言い回し天才!、ヲタク要素にクスクス、的な感想を持った。
でも2回目はメッセージが刺さりまくって、メモをしたくらい。
身体のパーツごとに書かれてるのだけど、
最初の『乳』が秀逸。
私の体は私だけのものだ。
というメッセージが1番詰まってる気がする。
頼んでもないのに評価に晒される。
レッテルを貼られる。
そうそうそうそうそうそう!!
これを読んで、我がコンプレックスの肉の塊も、確かに相棒に思えてきた、というか。
あと『肌』の章