王谷晶のレビュー一覧

  • 40歳だけど大人になりたい

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    読み終わった!面白かった〜!面白くてサクサク読んじゃいました。王谷さんは大人ですよ……。ババヤガの夜で大ヒットを叩き出したのでそのエッセイも読んでみたいなと思いました。

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    2026年09月13日
  • ババヤガの夜

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    喧嘩殺法はエグいけど、依子がヤクザをボコボコにしていくのは痛快だった。こんなに強くても、女が受ける呪いみたいなものはしつこく付き纏ってくる。でも、それらに目もくれず、突き進んで生きてゆく展開が面白かった。

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    2026年09月11日
  • ババヤガの夜

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    昨年の逆輸入型ベストセラーを1年遅れで読んだ。
    うーん、面白い! 変態宇多川の拷問関連の描写は文字だけでも十二分に身の毛がよだつ。終盤の依子による天誅が途中で終わってしまったのは残念なような、手を汚すのも穢らわしいような。

    途中に何度か挟まれる、「芳子」と「正さん」の駆け落ち逃避行を巡る仕掛けには、皆さんコメントされている通り、終盤になって、「一体何が起きた??」と大混乱。漸く事態を飲み込めた時には、やられた〜、と爽快だ。

    英国でダガー賞(ミステリーの賞)受賞とあり、英語版では正さんと尚子は何と訳されているのか気になって調べてみたら、それぞれ「MASA」と「SHOKO」で、MASAは徹底し

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    2026年09月08日
  • ババヤガの夜

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    ヤクザの世界の描写が想像しづらいところもあって最初のところは読み進めるのが難しかったけど、途中から読むのをとめられないほど、おもしろかった。尚子や依子のようにつよい意志を持って生きていきたいものだ。
    映画になるなら、どんなキャストだろう、と考えるものおもしろい

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    2026年09月06日
  • カラダは私の何なんだ?

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    高校生以上の若い方々に読んでほしい。自分のカラダを取り戻す気づきが得られると思う。あとテンポ良過ぎてゲラゲラ笑った。

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    2026年09月05日
  • ババヤガの夜

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    文句なし。最高。
    映画を観ているかのような展開、躍動感ある暴力描写、でも活字でしかできないギミック、小説だからこその面白さ。
    2人には幸せになってほしかったが、ラストも好きだ。依子はあのあとどうするかな。ババヤガになるのだろうな。
    読み終わるのが寂しくなる本は久しぶり。
    何度でも読みたい。
    作者あとがきも良かった。

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    2026年09月04日
  • 父の回数

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    「家族」のなんとも言えない距離感の描写が素晴らしい。谷山浩子の「ひとりでおかえり」という歌を思い出した。

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    2026年08月30日
  • ババヤガの夜

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    読みやすく、バイオレンスな描写もとてもありありとイメージが浮かぶ。それでいて、面白い仕掛けもある。後半の駆け抜け方が何とも映画のようで余韻が素晴らしい。

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    2026年08月30日
  • ババヤガの夜

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    良質な映画を観たかのような余韻。読みやすいのに重厚。爽快であり哀しい。人間ドラマで最高のミステリー。

    最初はバイオレンスだし依子の闖入の理屈も乱暴だしで少し躊躇しましたが、暴力描写は長くないので苦手な方もササッと読んでください。
    ストーリーも人物も魅力的で緩急も素晴らしく一瞬で読み終わったのに、余韻に浸りしばらく感想が書けませんでした。

    何日も経った今でも、乱暴者で魅力的な依子の微笑み、シニカルででも人間味のある柳の眼差し、気高い人形から凄みを滲ませた尚子の覚悟が浮かんでは消えていつまでも囚われています。

    別の著作も必ず読みます。

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    2026年08月29日
  • カラダは私の何なんだ?

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    『ババヤガの夜』から好きになったけれど、小説だけじゃなくエッセイも死ぬほど面白いのなんなんだろう!?????
    やっぱり王谷晶さん大好きだ。どこまでも社会が求める規範をコケにしてエンタメに昇華できる豪快さが良い。

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    2026年08月29日
  • ババヤガの夜

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    北野武好きはハマる気がする

    主人公がブルドーザー級の肝っ玉女性といういかれ具合で極道に強制収容、ヤクザの令嬢を護衛することに。
    その頃とある夫婦仲にある2人が事故現場から親子を救助。
    一見何も関係が無い2つの出来事が重なる時、どんでん返しが巻き起こる。
    実は命題で暴力や不条理についつい目が行きがちですが、私は今作において命題は「性差」だと思います。
    それについて説明する前にそもそもババヤガってなんなのか?作中あまり語られることのない言葉の意味ですが、山姥的存在とされる老婆を意味しています。作中では山姥の話がキーポイントとして主人公の人生観に関わるのです。
    ちなみに主人公の生い立ちはとても凄惨

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    2026年08月29日
  • ババヤガの夜

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    ありきたりっぽい設定だなーと油断してたのに、怒涛の展開が良い意味で予想を裏切ってきた。
    まだ早いけど今年のベストに数えても良いと思えるほどに。

    安直に「泣ける」ってレビューはしたくないのだけど、結末を迎えたときに思わず涙が溢れてきてしまったからものすごく心を揺さぶられたことは確かで。

    起承転結の”転”にあたる箇所から再読必須の叙述トリックを解くのがこの作品の一番面白いところ。
    『え、一体何が起こったの?』と困惑しながら読み終えてみる。伏線を辿るために読み返すのって面倒に感じることもあるはずが、そもそも作品のボリューム感はスッキリしているし読み返すべきポイントは絞りやすいから自ずと回収に走り

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    2026年08月27日
  • ババヤガの夜

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    クイア文学ではなく、シスターフッド文学。「恵まれない」の内容はそれぞれ異なるものの、しかし、恵まれない環境で育った女性同士のあいだに表現しがたい奇妙な互助関係ができあがっていく。暴力に関する記述があまりに多すぎるけれども、主人公たちが暴力を避けられない環境にいることは理解できる。暴力の場面に閉口しなければ、わかりやすくテンポのよいサスペンスだ。

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    2026年08月24日
  • ババヤガの夜

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    タガー賞受賞とのことで、話題になっていた時に読みたいと思っていた本作。

    ミステリーものと思っていたら、任侠もの?

    と読み進めていくうちに、こんなところにミステリー仕込んでるとは。思わず声が出た。

    一気に読んでしまった。本当に面白かった。
    思い返せば、あちこちにヒントが散りばめられていたのに、全然気づかなかった。
    映像化できないやつだけど、作者は映像化していいと言っているよう。
    もし映像化するとしたらどうなるんだろう。楽しみ。

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    2026年08月22日
  • ババヤガの夜

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    ネタバレ

    こんなに興奮して、読み終わりたくないって思った本に出会ったの久しぶりだ…!!
    普段あまり読まないハードボイルドで、バイオレンス要素満載なんだけど夢中で読んだ!自分ハードボイルド好きなのかもしれないと新発見。シスターフッドなのがまたいい。
    途中からまさかの展開で驚いたし、ラストが余韻残るかんじでたまらん。
    そんで柳メロい〜〜。柳と三人で逃亡ルートもちょっと見たかったかも。

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    2026年08月20日
  • ババヤガの夜

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    ネタバレ

    当初フラットな内容で感想を記していましたが、やはり秀逸な作品だなと再度読み直して実感しましたので、ネタバレ有りで書き直して再掲しました。

    ヤクザものの世界観にアクション、バイオレンス、そしてミステリ要素と、フリースタイルな作品。

    まず最初の感想として、見事にやられました。

    あの一文を読んだ時に衝撃を受け、今の場面が一体どんな状況だったのか理解出来なくなり、それを理解して全てが繋がった瞬間に「やられた」と漏らすほどに。
    作中の表現に例えるならば、まさに一発KOモノの叙述トリックでした。

    確かに序盤から、不思議な表現だなと思ったところがありました。
    ボディガードとなった依子が、尚子を車で大

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    2026年08月17日
  • 父の回数

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    色々な人がこの小説を読むのだろう。そして色々な想いを致すのだろう。そしてその想いを受け止める人がいない人になるのだろう。
    そしてそう思っていても実はどこかに、死んでから会うのかもしれないけれど自分のしてきたことやこれからや死んだことに想いを致す人がいるのだろう。

    ババヤガは、それはそれで面白かったけど、今回のこの短編集はその五倍、五つあるから五倍、面白かった。

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    2026年08月08日
  • カラダは私の何なんだ?

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    めちゃくちゃ共感の嵐…!と思ったら、著者同い年だった
    同じ時代の空気を吸って生きてきたんだなと感慨深い

    この本が書かれた頃と比べてどうだろう
    良くなっただろうか?
    文庫版あとがきにも書かれていたけど、酷くなったところもあるように思う

    そしてなんだか最近はもっと酷くなりつつある
    これからも著者にはガンガン火炎瓶を投げてほしいし、一緒に投げることはできなくても火炎瓶作るぐらいのサポートはしたい

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    2026年07月24日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    色々な女性について書いてある短編集でした。
    23作品と大ボリューム。なんだかお得な気分になりました。
    文章表現が多彩で、勢いがあって読む手が止まりませんでした。
    ワタシが読んできた中でもなかなか出てこない文章表現がたくさんあり
    ある意味で語彙力が増えました。

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    2026年07月05日
  • カラダは私の何なんだ?

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    いろいろと属性が似ているけれど圧倒的な才人の冴えた文章を読めるのはうれしいことだ。ユーモアたっぷりに、忌憚なくごまかさず、いま日本で女の体で生きていくことを語っている。みんなに読んでほしいけれど人に勧めにくいなあ。

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    2026年06月26日