王谷晶のレビュー一覧

  • ババヤガの夜

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    おほー、、、なるほどという感じ。
    これは誰でもミスリードするやろと思いつつ、
    なかなかの読み応えだった。わずか200ページの本だったとは思えない。

    残念なのはラストのどんでん返しからが駆け足すぎたこと。もう少しそこで重厚感を持たせることができたのでは?と思うし、終わり方も、いや雑〜〜☹️という感じ。また、振り返れば展開の仕方が珍しいものの、内容はありきたりかもしれない。

    暴力性や残虐性、そしてちょくちょくある胸糞展開に顔を顰めつつ読んだ。
    あまりバイオレンスなものは得意ではないな。

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    2026年08月02日
  • ババヤガの夜

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    日本人初のダガー賞(権威ある英国のミステリー賞)受賞作ということで、注目をしていたところ、大学時代の友人から「お前はこの本絶対好きだよ」と薦められて、手に取りました。

    暴力団の一人娘のボディーガードを無理矢理やらされるはめになった依子。祖父から叩き込まれた喧嘩の技術で、男の組員たちを凌駕する腕っぷしの強さを誇ります。ある事件をきっかけに二人は逃亡することに。

    過激な暴力シーンはあるものの、物語全体のテイストはさわやかです。そして、最大の見せ場はミスリード。思い返せば、少し不自然さを感じるところもありましたが、すっかり騙されました。

    話の面白さとしては⭐︎4つだけど、明らかに書き込みが足り

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    2026年07月27日
  • 父の回数

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    雑多な短編集。バラエティに富んでて読み応えあった。表題作の父の回数は星5を与えたい。読後になんとも言えない感情になる内容だったわ、、

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    2026年07月08日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    女同士のいろんな形のお話。イエローチェリーブロッサムが印象に残りました。そんな世界があったらいいような。悪いような。いいような。

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    2026年06月17日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    世間的に大人と言われるような年齢になっても自分と同じように大人になれないと思っているのかと安心する反面、やや文章のアクが強くのめり込めず。

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    2026年06月08日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    生々しいのにサラリとしていて読みやすくて面白い。
    どストレート過ぎてオブラート破けてるどころかオブラート存在してないなって思う話がちょいちょい出てきて笑った。
    でも、その合間にキュンとなったり切なくなったりヨシ!って前向きな気持ちになったり。
    いい短編集だな。

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    2026年05月28日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    年はとった。しかし、なんか違う気がする。身体の衰え、お金の不安、変えられない生活習慣…。理想と現実のギャップに戸惑う中年世代へ贈る、痛快オトナ考。『ウェブ平凡』連載に書き下ろしを加えて書籍化。

    そうねぇ…。って、現在に至る。

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    2026年05月06日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    共感しながら読む。
    若かりし頃の理由のない自信みたいなもの、それが歳を重ねるごとになくなっていってしまったのだけれど、何でも出来てコミュ力ある、みたいなあの自信は思い込みだったのだろうなぁ、私も。心も体も若い頃のままではいかないけど、今の自分を受け入れて、無理せず生きていきたいな。

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    2026年04月21日
  • 探偵小説には向かない探偵

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    タイトル通り、探偵というには特徴のあまりない探偵の話。ラノベらしく絶世のイケメンキャラも出てくるが、文体は硬めで読みやすかった。
    途中までの展開もなかなか面白かった。
    が、事件の解決が肩透かしだった。能力系は不要だったかも。

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    2026年04月13日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    作者と自分をそこまで重ねられなかった
    でも、自分がカバーできる人間関係を超えたら酒が必要になるとか、周りに優しい人がこんなに多いのに孤独を感じるのは優しさを受け取れてないとか、酒を飲まなくてよくなったら大人なのかな、とかは分かるってなった

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    2026年04月12日
  • 君の六月は凍る

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    少年の初恋と美を失ったオタク女子の物語
    もはやジェンダーレスの世界と思っているけれど、日常での認知度はまだまだ低い

    魅力のある子は自分の“好意”に忠実に従い、興味のあることや人にグイグイいく描写に納得

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    2026年04月06日
  • 父の回数

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    オーディブルで聴きました。
    ババガヤの夜の作者の作品だけど、乱闘などは特に起こらず。割と聞く普通のシチュエーションでの、心の機微の表現が秀一。

    感受性が高く繊細な心の機微をアウトプットできる能力が素晴らしい。胸に溜め込んてモヤモヤしている状態が言語化されて、そうそうそんな感じ⋯と納得させられること多数。

    ユーチューバーの話を始め、他人に期待することがいかに自分勝手なことかと思い知らされる。三つ子の魂じゃないけどやはり人は変わらない、というか、予想を超えて悪く動くものだと肝に銘じよう。

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    2026年04月02日
  • 父の回数

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    オーディブルで。ちょっと変わった形の家族を描いた短編五篇。

    「おねえちゃんの儀」レズビアンカップルの日常。
    「あのコを知ってる?」彼女(40歳)が失踪?主人公(30歳)のもとに、その息子を名乗る男(20歳)がやってくる。この息子の造形が切なかった。
    「リワインド」偶然知った昔のアルバイト仲間の死。それを救うため、何度もタイムリープする。
    「父の回数」幼いころ別れた父。その理由を知る高校生。高校生の、何もしたくない、植物のような精神と、父の幼児性。回数って、YOUTUBEの再生回数のことだった。
    「かたす・ほかす・ふてる」孤独死した父の部屋の片づけを、初めて会った腹違いの弟とする。父は何を考え

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    2026年04月01日
  • 他人屋のゆうれい

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    初読み作家さん
    急死した叔父の部屋には“幽霊”が付いていた
    ホラー系?ファンタジー系と思っていたが違った
    他人からの情報しか分かり知り得ない春夫おじさんの人生がとても気になった
    派遣社員で何も取り柄がなく趣味や将来の夢もない希望のない人生と嘆いてる主人公だが
    いや、決してそんなことはない!行動力決断力あり
    素晴らしいよ

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    2026年02月22日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    王谷さんが40歳の頃に書かれたエッセイ。
    自分が40歳になるウォーミングアップとして読んだ。

    この年齢になって体力とか心体機能とかが衰えてくるという類いのエピソードにめちゃくちゃ共感した。もう若くないんだなって思わされる年齢なんだな……
    40歳でもたいして大人じゃないって話も本当にそのとおりだと思う。40歳になる心構え!と思ったけど、優しく迎え入れられて安心した。40になってもみんなこんな感じだよね。
    政治やくらしやすさへの言及はちょっと強火だったのでびっくりした。こういう方なのね。
    当時の著者と同じくらいの年齢の今読んだから更に面白く感じた気がする。

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    2026年02月14日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    初めて読んだ作家さん。なので、外見の描写など驚くこともあったが等身大の自分が語られていて楽しめた。
    読後はとんかつが食べたくなるエッセイ。

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    2026年02月11日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    一気読みしましたが、少しずつ読むべきでした。
    下記の3つは個人的に心が温かくなったから好きでした。私自身もせっかちで、無駄なことは省きたいタイプなので、真逆のタイプに救われたいのかもしれません。
    だからその速度は
    あなたのことを考えると無駄になる
    タイム・アフター・タイム

    下記は実際に劇を見ているようで楽しかったです。
    戯曲 グロい十人の女

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    2026年02月10日
  • あやかしリストランテ 奇妙な客人のためのアラカルト

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    ネタバレ

    鈴ちゃんがツンすぎて心配になるな…。
    心許せる相手が叔父さんだけというのも。
    あ、でも依子さんとはお友達になれるんじゃないだろうか。

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    2026年02月03日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    アラフォーになって、いろんな感覚がまた変わってきたと感じることが増えてきた中で手に取った本。
    短章に分かれているのでとても読みやすいし、ラジオを聴いているような感じで近くでしゃべっているようで読みやすかった。

    私は少し40歳まで遠いけど、40代になっても変わらずにいてもいいのかもなと思える本でした

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    2026年02月02日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    「ババヤガの夜」を描いた人物がどのような人か気になり手に取ってみた。
    また王谷さんと同世代であり、大人なくせに大人になりきれていない自分を持て余していたこともあり、このタイトルに惹かれた。

    共感できる部分よりも共感できない部分が多くて、ある意味それに面白みを感じた。
    エッセイ本に共感を求めすぎると、多分読んでいくのが苦痛になる。え、何この人、理解出来ない…的な。でもね、そもそも違う人間なのだから、全て共感できるほうがおかしいし、そんなんつまらん。
    むしろ、自分と違う感性と考え方を持っている人に出会うと、なんだこの世界はー!と扉が開かれる感覚がしてワクワクする。この世界には人の数ほどの世界があ

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    2026年01月31日