王谷晶のレビュー一覧

  • 他人屋のゆうれい

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    ネタバレ

    はじめて読む作家さん。
    幽霊さんの描写があまりにも「幽霊」なので、登場してからは夜は読めず(怖いの苦手)
    でもおもしろくて、想像してしまって怖くなる自分が歯がゆかった。読み進めたくて。
    中盤以降は重くもなり、でも、「生きている」「死んでいる」もひとつじゃなく、人の面もひとつじゃない、なんてことを思ったり。
    ラスト、大夢が急激にすばらしい人に変わる、ということのない「落としどころ」、よかったです。



    わたしだったらどうするだろう。
    おせっかいなので、世話を焼きすぎてイヤがられてしまうかも。
    いや、でも地面を引きずってきた洋服で室内に入られることと洗えない髪の毛を受け入れられるかしら。。

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    2025年06月16日
  • 他人屋のゆうれい

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    コールセンターで働く、派遣社員の南大夢。
    マンションで急に他界した、伯父の春夫の部屋の
    片付けを押し付けられる。伯父の部屋には日記が
    あり、読んでみると、幽霊に焼き菓子、などと、
    驚くことが記されていた。
    主人公は、他人とあまり関わりたくない、少し身勝手な、よくいる青年。でも、悪い青年でもない(幽霊の世話をするぐらいだから)
    前半は結構ぐいぐい読めたのに、後半は少し無理な展開で失速‥なぜだろう‥
    ネタバレになるが、幽霊は出てこない。
    幽霊ではなく、ちゃんと生きている人だったのだが、いっそ、伯父の春夫さんが幽霊で、大夢と一緒に『他人屋』(なんでも屋)をするとかの話だったら
    もっと面白くなったので

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    2025年06月09日
  • 他人屋のゆうれい

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    非正規は休憩室も違うなんて、はじめての知った。
    一人で生活してくのは大変で退屈な日常かもしれないが、たまにはこんな事件にも出会うのか。

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    2025年05月04日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    著者の作品はババヤガを含めて何冊か。エッセイは初。著者と年齢やセクシャリティ、属性(オタク)などが近くてあるあると頷くこと多数。ただ、私は田舎から逃げそびれた人間なので上京できた著者はえらいなあと思うなど。

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    2025年04月26日
  • 他人屋のゆうれい

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    突然他界した叔父の部屋に住むことになったコールセンターで派遣社員として働く大夢。そこにはカップラーメンも食べる、寒さも感じる幽霊がいて・・。ほんのり心温まる作品だった。

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    2025年04月25日
  • 父の回数

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    ネタバレ

    レズビアンであるが故に、家を借りるのが難しい。付き合ってるのか付き合っていないのかわからない関係性。今まで会っていなかった父親。どの話も現実に似た話があると思う。
    そんな日常の営みが淡々と語られている。
    けれどその悩みや葛藤のなかでも、何かに救いを求めながら人々は生きている。
    リアルな日常の描写が胸にすとんと入り込んできました。
    最後まで読み終えて、自分の死に悲しんでくれる人はいるのだろうかと少し考えさせられました。

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    2025年06月17日
  • 他人屋のゆうれい

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    題名から勝手に思い浮かべた内容と全く違う物語だった。ひねくれた主人公にイライラするけど、でも現実の人間はこんなもんでこんな日常送ってるよなと妙に納得できる部分もある。世間にはいろーーーーーんな人がいて、人からどう見えようが、その人にとっての普通の生活を送ってるだけなんだよ、っていう本だったのかな。

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    2025年04月19日
  • 探偵小説には向かない探偵

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    こういう探偵モノってなんやかんや事件を解決したりするものかと思ってたけど、これは本当にタイトル通り。かと言ってペット探しとか浮気調査とかするわけでもなく。ただ燻っているっていう感じの主人公に感じた。

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    2025年02月28日
  • 他人屋のゆうれい

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    ネタバレ

    伯父の春夫が病死し、後片付けを押しつけられた派遣社員の大夢(ヒロム)は、大家に言いくるめられて格安でその部屋を借りることになる。伯父はそこで「他人屋」という便利屋を営んでおり、大夢は他人屋を訪ねてきた隣人たちを手伝う羽目になる。
    ……まで読んで、大夢が他人屋を継いで人生の立て直しを図るハートウォーミングな話かと思ったら、大夢はもっとささくれていた。
    「幽霊」の正体は? という話でもあるが、ミステリではない。目立って大きな変化があるわけではないけれど、人はひとりで生きているわけではないと自覚して生きるのも悪くないよと思わせてくれる。(回りくどい表現だな……)

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    2025年02月23日
  • 他人屋のゆうれい

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    ネタバレ

    え、ゆうれいって生きた人間だったの…そりゃぺたぺた歩いて扉を開け閉めするんだから生きた人間だわな。ただ、以前住んでた部屋に無断で入って飲み食いしてトイレまでする無神経さは理解出来ない。可哀想だとは思うけど。

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    2025年02月17日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    例えばマイノリティやフェミニズムに目配せしたような題材の小説があったとして、にもかかわらず作者自身の古臭い考え方が文章から露呈しているもの(社会的なものでしかないジェンダー観を所与のものと捉えてるっぽい、地の文で男性は苗字で女性は名前で表記するという慣習を疑問に思ったこともなさそうな書きぶり等)が少なくない中で当たり前に著者はそんなこともなく、物語を楽しむために不快な部分に目を瞑ることもせずに読める貴重な作品集でした。こういう作家さんが増えていくといいな。長編のババヤガは既読でしたが、こちらは短編集でより多彩な味付けを楽しめました。

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    2025年01月31日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    短編23話入り

    いろいろな女性の短いお話。
    日常、SF、ホラー、百合、自伝?と感じるものなど様々。
    とても好みなものもあればあまり好きではないものも。
    ただ、これだけの短さでそれぞれ違った味わいで描けるのは大したもの。

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    2024年08月18日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
    これも結局、男性版は成り立たないんだろうなと思いました(あまりに惨めで需要がないから)。

    自分もそう思っていたので、自分が思っている大人の要件(であり、なおかつ人生で一番したかったこと)は何だろうと思い返してみると、結婚して子育てをすることでした。
    それは、どうやら自分はヘテロではないかなと思い始めても、どうにも拭えない思いでした。
    それが自分にとっては大人の要件なので、もう一生大人になれないんだなという苦しみを一生抱いて生きていくのかもしれません。

    人と関わると比較してしまい苦しいので、あまり関わらず、ひっそりと生きていこうと思いました。

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    2024年06月13日
  • あやかしリストランテ 奇妙な客人のためのアラカルト

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    ネタバレ

    素敵なあやかしが沢山登場する中で、主人公と依子さん以外の人間が最悪すぎる。
    私の偏見かもしれないケド…
    恋人ができた途端友達をぞんざいに扱ってランチの場所まで奪う同級生。
    見えないものが見えるだけで、妹ばかりを可愛がる馬鹿な親。こういう奴は親になっちゃだめ。
    婚活パーティーに何のために来たのかわからないクソ男ども。
    この本の登場人物は二人以外あやかしだけで良い。

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    2022年08月11日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    読み終わりいったいいくつの作品が載ってたのかと数えて、23作品もあったことで驚いた
    特殊な感覚(私の感覚から考えると)の登場人物が多く、どう考えて良いのか戸惑うことが多かった
    この作者は
    女性なのかな
    プロフィールには性別が記載されていない

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    2022年01月06日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    全て女性が主人公の短編集。
    年代を問わず様々な女性が出てきて、シリアスな話もあれば面白可笑しい話もあり、一話ずつ新鮮な気持ちで読み進められた。

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    2021年05月29日
  • あやかしリストランテ 奇妙な客人のためのアラカルト

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    王谷晶のババヤガ読みたい、けど全く借りられる気配なしなので、ほかの本読んでみました。うーーーーん、主人公がデレるもしくは行動改善まで行かないし、おじさんの謎は説けないし、なんだこりゃー、何にも始まってないのに終わっちまったというお話でした。挿絵もきれいだし話も面白くなりそうな要素あるのに残念。

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    2021年02月25日
  • あやかしリストランテ 奇妙な客人のためのアラカルト

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    主人公が素直になれない人物なぶん主要人物やや幽霊などが明るい人物が多く主人公とうまくバランスをとっているのがよかった。

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    2021年02月21日
  • コロナ禍日記

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    緊急事態宣言真っ只中の日記なので、仕方ないけれど、先の見えない日々を辛い辛いと書いている日記が多くて、読んでるうちに苦しい気持ちに。
    職業や住んでいる場所も偏りがあるように感じて、コロナ禍の日記集としては、「仕事本」の方が私には面白く感じました。

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    2020年11月24日
  • 探偵小説には向かない探偵

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    祖父が残した探偵事務所を引き継いだが、客はなし。
    そんな彼に、ツケをため込まれた喫茶室からの強制依頼。

    何となく動物の言葉が分かる、というのは聞いた事がありますが
    完全に、の方でした…外見くまさん。
    このくまさんも、そのうちこざっぱりするわけですが。

    金に困っている主人公も色々振り回されていますが
    このくまさんの背景が、分かった時点で納得、です。
    何故あんな外見をしていたのか。
    何故人里離れて暮らしていたのか。

    いい感じで終わってましたが、結局生きていくうえで大事な
    戸籍謄本その他は、どうなっているのでしょう??

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    2020年07月30日