王谷晶のレビュー一覧

  • 40歳だけど大人になりたい

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    40歳だけど大人になりきれていない、理想と現実のギャップについて書かれた作品です。
    単純に痛快なお話しばかりではなく、今まで生きてきた中で感じた、理不尽さを消化してくれる内容でもありました。私自身、王谷さんと同級生なので、余計に響くものがあったかもしれません。
    『協調性と大人』で書かれていた本来の協調性については、仕事での人間関係にも活かせる考え方だなぁと感じました。
    "生きることは仕事だ。"という言葉は、王谷さんと同様に、やる気ねえけど生きるしかねっかという気持ちにさせてくれました。

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    2025年11月15日
  • 父の回数

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    それぞれにそれぞれの良さが光っている短編集だった。王谷さんの物語には色んな味の痛みがあって好きだ。

    『こんなにぎゅっとしているのに、何かがこぼれ落ちていくような気がする。少しずつ。』思わず目が潤んでしまった。愛おしさと哀しさと絶望感に共感する。

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    2025年11月03日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    ダガー賞受賞のインタビュー見て、ババヤガ読んで、俄然興味が沸いた作家さん。同世代てのがまた。
    さすが、自己分析やそれを的確に表現する、文才ありすぎ。言葉の言い回しが好みすぎる。
    毒吐くところが、マツコデラックス感(見た目に引っ張られてるのか?)はあるけど、トークより断然文章の方が良い!!
    片付けられないところとか、健康状態とか、心配になるけど、これからもまだまだ活躍してほしいなぁ。

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    2025年10月20日
  • カラダは私の何なんだ?

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    『御神籤ブック』3冊目。

    自己肯定感爆上がり。
    めちゃくちゃ爽快、面白い。
    女性のカラダについてのエッセイだけど、男性にも是非手に取ってもらいたい。
    なんなら思春期頃の全ての若者にお勧めしたい。学級図書とかに置いもらいたいレベル。笑

    ティーンの頃にこの本に出会ってたら、もしかしたら、もうちょっと悩まずに大人になれたかも。

    いや、悩みもがきながら大人になったのも、今となってはいい思い出なのだけれど。


    "自分"が揺らいだとき、こんなんじゃダメだと責めたくなったとき、他人の心ない言葉に傷ついたとき、どうにもこうにも外の景色が真っ暗になってしまったとき、とかに、何度でも読

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    2025年10月19日
  • ババヤガの夜

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    面白すぎ

    久々に一気に読んでしまいました。
    このタイプの小説は苦手なはずなんですが、最初から一気に惹き込まれて、面白過ぎ。

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    2025年10月18日
  • ババヤガの夜

    購入済み

    おもしろかったです

    劇中のあっと驚くトリックは女性作家ならでは。ダガー賞の審査員もすっかりだまされてしまったろうなあ。

    #エモい #笑える #カッコいい

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    2025年10月07日
  • 父の回数

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    短編だけど、短いと感じず適度に読みごたえがある。日常+αのお話。やや硬質、読みやすい。とても気に入った。他の作品も読んでみたい。

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    2025年09月30日
  • カラダは私の何なんだ?

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    『ババヤガの夜』の王谷晶さんのエッセイ!
    おもしろすぎて1時間もしないで読み切ってしまった。内容が「そうだそうだー!」とか「もっと言ったれー!」というような内容で、本当に自分も含め世の女性はなんちゅー無理難題を強いられているんだとうんざりもした
    うんざりした瞬間に王谷さんのエッジの効いたパワーワードがそれを蹴っ飛ばしてくれる
    病院の待合室で読んだのだが、笑いをこらえるのに必死でわざと咳払いをしたり、頬の内側を噛んだりした
    人間の、とりわけ女性の身体の持ち主はもちろんその女性自身なわけでどうであろうが他者や社会にジャッジされる必要はないわけであって、すごくパワーをもらえるエッセイだった
    文章がお

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    2025年09月22日
  • カラダは私の何なんだ?

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    ババヤガの夜であまりにも圧倒されたので、エッセイも読んでみようかと手に取ったらこちらもおったまげた。こんなに怒ってるのにこんなに笑えるエッセイあっていいんですか?それでいて考える部分も多く、ストレートな物言いにジンと来て時々泣きそうになってしまう。ネイルアートに文句を言う人に対して「100均の除光液でも飲んでなさい」という返答は大爆笑してしまった。本当に最高でした!

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    2025年09月21日
  • ババヤガの夜

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    最初読み始めた時には、こんな暴力的な話私が楽しめるか…?と若干引き気味でしたが、三分の一過ぎたあたりから猛烈にハマり始めました。とにかく読者を飽きさせない、立ち止まらせない、怒涛の展開で、最後にミステリー展開が暴露された時には、そうだ、これダガー賞取った本じゃん…と我に返ったくらい、夢中で読んでました。強い女、かっこいい女、芯が強い女、そういったキャラクターが好きな人なら面白く読めるはず。

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    2025年09月16日
  • 君の六月は凍る

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    ネタバレ

    やばいめちゃめちゃ面白かった
    一編目も二編目もなんだろ読み終わった後にすごいものを読んだと久々に体全体がぞくぞくした。
    どちらも信用できない語り手であることは間違いいんだけどラストの衝撃が凄い。
    文章も読みやすく引き込まれる。もっとたくさん王谷さんの作品を読みたいと思った。
    とにかく人を好きになる時の心情や表現の仕方がすき。
    まさかの題名がそのままの意味だとは思いもしなかったよ

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    2025年09月11日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    ネタバレ

    本当にどの短編もよかった。王谷作品の恋愛は、自分が相手を好きすぎて困るとモダモダしたり、相手が自分のことを好きになってくれるだろうかとモヤモヤすることはあっても、人を好きになることに真っ直ぐなので気持ちがいい。

    多分登場人物たちが自分の気持ちに常に正直なんだと思う。一般的な考えでは、不道徳で非常識で恥ずかしいようなことを思っていても自分にも誤魔化さないので、心と頭と体がつながっている健全さを感じる。王谷作品のこういうところすごく好き!

    あとデティール組み方が怒涛で多彩。まずいのど飴の表現が「十円玉と雑草とユンケルとフリスクを混ぜたような味」という畳み掛けで、そのまずい味の感じ、舐めてないけ

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    2025年09月07日
  • カラダは私の何なんだ?

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    「余談だが私は女と寝る女、つまりレズビアンなので、自分以外の乳とも幾度か対峙してきた。基本的に大きな機能は変わらない肉体同士なので、当然相手も乳の肉と腹の肉の感覚に大差はないことを知っているが、それでも「揉んでもよし」と言われると興奮と共に揉んでしまうのは、私の脳内にもまだ剝がしきれないおっぱいレッテルがあるのだなと忸怩たる気分になる。毎回。無為を極めるのも難しい。ちなみに相手もだいたい「人のはやっぱり揉んでしまう」と言う。「肉を揉まれたところでなあ……」と思っている同士が揉みあっているわけで、この行動はあまりにややこしいので「人の業」というフレーズで片付けておきたい。」

    —『カラダは私の何

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    2025年08月25日
  • 他人屋のゆうれい

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    ネタバレ

    人との関わり方とか自分の生き方とか色々振り返った。
    同情にはならないように、人を思いやる気持ちは忘れずにいようと思う。
    幽霊だといっても(そのような存在って意味で言ってる)生きている以上、誰かと関わりがあってなにかしらのコミュニティの中にいるからね。

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    2025年08月19日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    短編が23本。全て女たちの話。
    学生の頃友人が「女って、思ったより沢山種類がいるね」と言っていたのを思い出した。

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    2025年08月10日
  • 父の回数

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    ネタバレ

    色んな家族のお話。短編小説。
    一つ一つが完成されてる感じがして、良かった。
    読みやすいし、面白い。
    今、話題の「ババヤガの夜」の作者さんだったのか!
    って読み終わってから気づいた。
    迷ってたけど、ババヤガも読んでみようと思った。

    ・同棲しているビアンカップルの日常と結婚考察のお話。
    ・年上彼女とその息子君との出会い。そして、これからの杉井くんのお話。
    ・タイムリープしてバイト仲間だった子を助ける主婦のお話。
    ・普通でいたい男子高校生の友情と生活、YouTuber?の実父の謎のお話。
    ・死んだ父親の家の片付けと、生前の人となりが見えてこない父に、思う事がある子ども達のお話。

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    2025年08月03日
  • 他人屋のゆうれい

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    読む前〜序盤までは幽霊は文字通りゴーストだと思ってて、装画や帯もポップだし、「今回はちょい怖ファンタジー系なんか〜」くらいに読んでたら、ド現実を突き付けられた。

    幽霊……何という……。

    伯父さんと幽霊の交流が愛おしい。部屋主が大夢になって、交流の形は変わったけどこれからも続いてほしい。

    「自分は幽霊だ」と言っていても、他人と関わらないではいられないのかも。

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    2025年07月09日
  • カラダは私の何なんだ?

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    あとがきに書いてあったけれど、このエッセイは担当編集者さんが「王谷さん、一緒に社会に火炎瓶投げましょう」と言ってスタートしたらしく、もうこの言葉どおり最高でした。

    読み物としての面白さは勿論なんですが、最初から最後まで筆者の地に足のついた誠実さがブレることなく底流にあって、その倫理感や価値観を信頼して読めました。

    理不尽にとやかく言われたとき、少なくとも「私がいいと思っているんだからいいんだよ!」と心のうちで押し返す勇気になる一冊だなと思いました。

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    2025年07月05日
  • ババヤガの夜

    ネタバレ 購入済み

    面白かったです

    賞を取ったと言うことで、読ませていただきました。おめでとうございます。時系列がわかりづらいところがあって、駆け落ちしたお母さんと若頭かと思ってた人々が実は逃避行中の彼女たち2人のその後の生活だったようです。しかも、40年後。応援しながら読んでいたのに、終わり方がはっきりしなかったので少し残念かなと...

    #ドキドキハラハラ #切ない #カッコいい

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    2025年07月06日
  • 君の六月は凍る

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    表題作、わたしと君の性別が気になるけど、男か女かなんて本当はどちらでもいいってことなんだと思う。属性を省いてその人を見る練習をしたような感覚。
    「ベイビー〜」、いつかすごく悪いことが起こりそうでヒヤヒヤしながら読んだ。

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    2025年01月15日