王谷晶のレビュー一覧

  • 父の回数

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    家族だけでこんな色んな物語が広がるなんて。
    面白いです

    順列つけたくないくらいよかったですが
    特にあのコを知ってる?とリワインドが
    よかったです。

    読んでみないと、この良さは言葉で伝えきれないかもしれないです。

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    2025年09月17日
  • 父の回数

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    一つ一つが面白い。
    作品に出てくる家庭が、リアルで、こんなにも種類あるんだなあ、と。
    全体的にすごかった。
    ババヤガ、読んでみたいなぁ。

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    2025年09月14日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    好き勝手生きてる人って、何も迷いとか無さそうに見えて、普通の人みたいに「これでいいのか?」って思ったりするんだなぁ。
    好き勝手生きてる著者が、無意識に自分に制限かけながら生きてる私と、考えてることそんなに変わらないのが面白かった。

    この方の素敵なのは、自分や世の中のダメなところを批判しながらも受け入れて、しょうがないよねって言えるところだと思う。
    「許す」って自分を解放することなのかもしれない。

    私ももっと好き勝手やって生きてみよう。
    できないことがあったって、何とかやっていけるんだ、と思えた。

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    2025年09月06日
  • 君の六月は凍る

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    表題作は分からなかったがジェンダーの話。
    お東京様、なかなか厳しい人生ですね。自叙伝的小説と勝手に解釈。

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    2025年09月05日
  • 君の六月は凍る

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    君の六月は凍る
    よかった。いろいろな意見がありそうだけれど、私的にはBは女性。あとは男性かな?と思って読んでいた。
    つらくて、30年封印していた気持ちや風景がニュースをきっかけに溢れてくる。人間って、辛くて耐えられない思いをちゃんと封印できてしまうんだよね…
    鶏がかわいそうだったな。鶏を可愛がっていた君も。

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    2025年09月03日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    女と女だからこその気安さやわかりあえる事柄もあれば、どうしても憎みあうこともある。性別関係無しにただ愛しかったり、その逆だったりもまた当然、色とりどりの関係が生じ得る。そのバラエティ豊かな女たちの物語を、これまたバラエティ豊かな筆触で生き生きと描いた短編をぎゅうぎゅうに楽しめる短編集です。
    ときにあけすけにエロティックに、ときに純粋な思慕を潜ませて、ときにただくだらなくギャグを貫く、豊かな物語の粒のひとつひとつが瑞々しくて堪らなく楽しめました。
    「ババヤガの夜」とは全く違う作品群ですが、だからこそまたフレッシュに楽しめました。面白かったです。

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    2025年09月01日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    なかなかに過激な話も多かったが、印象に残ったのは、人魚になった友達の話(北関東なまりが可笑しい)、東京に来たばかりの黒人女性カメラマンと韓国女性の話、ラストのタイム アフター タイムもよかった。何が孤独なのか、ナニが友情なのか、根本から考え直す中年もいいよね。

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    2025年08月30日
  • 他人屋のゆうれい

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    受賞作はなかなか手に入らないので、こちらを。
    赤旗掲載ということで、少し斜めから読み始めたけれど、遅読の自分にしては、サクサクと読み終えた。
    複雑な人間関係もなく、シンプルだけれど、ときに考えさせられる一文もあって、おもしろかった。世相をうまく表している感じ。

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    2025年08月27日
  • 父の回数

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    『あのコを知ってる?』と『◀︎◀︎(リワインド)』が好き。
    低温でドラマチックさはないがそれが心地良い文体。
    「遊んでても静かなもんだな、最近の子は」のセリフがなんだか印象に残った。

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    2025年08月17日
  • 他人屋のゆうれい

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    題名を見てホラーっぽいコメディかなと何の気無しに読みました。
    読み終わって作者の紹介のところに、少し前に賞を取った「ババガヤの夜」と書いてあってびっくり、テレビで見たあの作家さんなんですね。

    成り行きで亡くなった親戚の部屋に住む事になると、そこには幽霊がやってきて…
    ほとんど交流のなかった親戚のおじさんの人柄が実は、周りから聞かされていたような人物ではなく、その部屋には通ってくる幽霊も…謎はありつつ、交流が続いていく。
    印象に残ったフレーズは、自分の事を行きた幽霊だと 生きているけど生きてない 死んでないけど死んでいると話していた先住人のおじさん。
    趣味も無く親しい友人もおらず、淡々と過ごす

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    2025年08月13日
  • 君の六月は凍る

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    「君の六月は凍った。わたしがそれを知ったのは七月の初めで、真夏みたいに暑い日でした。」この文に惹かれて購入。ずっとじめっとした文体で、読み応えがありました。

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    2025年08月04日
  • 父の回数

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    思っていない方向に話が進んでいくのが新鮮で、読んでいて気持ちが動かされた。
    周りの景色や目に入ってくるものの描写も秀逸!

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    2025年08月02日
  • 父の回数

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    初・大谷晶
    2025年のダガー賞の翻訳部門受賞の『ババヤガの夜』で有名になりましたが、それで興味を持ったわけでは無く、この本についての好意的な書評を目にしたのがきっかけです。むしろミステリーには手を出さない事にしている私は、受賞を聞いて大谷晶=ミステリー作家と勘違いして、ちょっと躊躇したのです。
    しかし、なかなか良かった。
    5つの短編。どれも意外な終わり方です。最終盤で少し方向が変わって、かつ完全に決着をつけるのではなく少し曖昧な終わり方。オッそう来ましたかという感じ。個性的で嫌じゃない。
    特に「リワインド」。タイムリープを繰り返すケン・グリムウッドの『リプレイ』や北村薫『ターン』の様な”ルー

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    2025年07月25日
  • 父の回数

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    確実に身の回りにあるのに、誰も文章にしてこなかった人間関係や人生が書かれていた。

    『リワインド』だけは少し感触が違うが、これはこれで結び方が飾りなしで、普通のファンタジーには落とさないところが徹底していてよかった。

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    2025年07月02日
  • 父の回数

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    ネタバレ

    家族をテーマにした5つの短編集。
    どれも甲乙つけがたいほど、良かった。
    ハッピーな話もあれば、切なくなる話もあり。

    表題作「父の回数」は、胸糞悪い最後だった。タイトルの意味がわかると、本当にムカついた。
    小説を読んで、怒りの感情がわくことはあまりない。主人公が哀れで、抱きしめて、慰めたくなる。

    「おねえちゃんの儀」は、同性婚が認められないので、「姉と妹」として暮らしている女性二人の話。家族になりたいけど、なれない主人公の切なさが沁みる。

    「あのコを知ってる?」はシュールでおかしかった。思わず笑ってしまう。

    「リワインド」は爽快!
    何度も過去をやり直す主人公を応援したくなる。

    「かたす

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    2025年05月28日
  • 父の回数

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    「おねえちゃんの儀」
    「あのコを知ってる?」
    「◀◀(リワインド)」
    「父の回数」
    「かたす・ほかす・ふてる」
    5話収録の短編集。

    私達の身近にいそうな人達が織りなす共感ポイントが高い物語も良いけれど、本作は私の周りを見渡しても全くいなさそうな人達のお話。

    でもこれがやけに面白い。

    毛色の異なる5編だが、登場人物は皆、人生を諦観しているようで、その冷めた目線に興味をそそられる。

    無味無臭にも思えるが、どこかおかしみがあり、人間は本当にたくさんの感情で構成されているのだと改めて感じた。

    表題作の『父の回数』には呆然。
    父よ…。

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    2025年05月13日
  • 他人屋のゆうれい

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    ネタバレ

    伯父の住んでいた家に住むことになった大夢。そこでびっくりするようなことに出会う。そこにいた幽霊は一体何者なのか。全く人との関わりに興味のなかった主人公が周囲の人との触れ合いを通して、少しずつ考え方を変えていく。最後は心が救われてねと祈ってしまう。

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    2025年02月26日
  • 君の六月は凍る

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    ずっと心の奥底に眠っていた感情を
    激しく揺さぶられてしまった。
    初めて誰かを好きになったときの
    戸惑い、痛み、もどかしさ、哀しみ。
    自分で自分の感情を持てあまし
    いつも、何にでもいらだったりして。
    本を閉じてからも
    しばらくひりひりと胸が痛かった。
    そして、もう二度と
    あの頃には戻れないことを思い知る。

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    2023年09月24日
  • 君の六月は凍る

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    ネタバレ

    初読み作家さん。「君の六月は凍る」というタイトルにひかれて手に取りました。2篇収録。内容は全然違う2篇ですがどちらも私にとっては良作でした。

    君の六月は凍る
    名前を目にした途端に湧き出てきた、わたしと君の三十年前のこと。狭い世界、ありきたりの日常から兄が出ていくという変化が訪れたころ、ひょんなことから関わるようになった君。

    初めての気持ちをうまく処理できず相手を傷つける。語られるわたしと君の過去は読み手の私の思い出も蘇らせる。

    思い出でできた数珠玉が連なった糸をずるずると引き出すように語られる過去、その文章に身を任せるだけでその思い出に存在する熱と臭いが感じられました。

    ベイビー、イッ

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    2023年09月02日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    様々な短編小説が書かれている一冊。
    世にも奇妙な話から少しホッコリするような話まで、色々な系統が入ってるからサクサク読める!
    改めて人は違ってみんないい!!と、思えるような作品でした〜♪

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    2023年09月02日