王谷晶のレビュー一覧

  • カラダは私の何なんだ?

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    印象に残った言葉
    「女子が一人一日生き延びるだけでそれはもう立派なレジスタンスなのだ。」

    どんな時に読みたいか
    疲れている時。
    自分の身体と仲が悪くなった時――体調がコントロールできない時。
    自分が「女性」であることが嫌になった時。
    「女性って何なんだろう?」とふと立ち止まった時。
    理不尽な出来事にイラっとして、パンチの効いた言葉でスカッとしたい時。

    おすすめしたい人
    今、あるいは過去に「女性でいること」がつらかった人。
    女性であることを嫌になったことがある人。
    「なんで女の子だけ、こんなに見た目に気を遣わなきゃいけないの?」と感じたことがある人。

    感想
    女性の身体や性に関する表現を、か

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    2026年01月30日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    文庫版「ババガの夜」の深町秋生氏の解説に出ていた本だと、「ヤリマン名人伝」を読んで思い出す。
    深町氏が解説で「自分はLGBTQなど性的マイノリティに理解があり、我が国のジェンダーギャプ指数の絶望的な順位の低さに腹を立てている。社会的公平性や多様性を重んじるなかなかのリベラルだと思っていた。だが、王谷作品を読んでいると、己のなかに潜む無自覚な偏見や女性に対する身勝手な幻想を抱いていたとに気付かされる。」と書いているが、私は女性だけれどこの短編集を読んで全く同じ事を思った。
    加えて、職場での大学出立ての女性Aと30半ばの女性B.二人の会話を思い出した。Bの「Aちゃんは、学歴が良くまあまあ金持ちの不

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    2026年01月25日
  • ババヤガの夜

    購入済み

    爽快なバイオレンス

    爽快で小気味の良いハードボイルド小説。
    暴力を求める依子と、ヤクザの娘尚子の出会い。
    そして抑圧された女性のフラストレーション。
    疾走感溢れる新ジャンルのミステリ。必見です。

    #深い #スカッとする #アガる

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    2026年01月25日
  • 父の回数

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    「おねえちゃんの儀」他人屋に出てきたレズビアンカップルだ〜!馴れ初めが知れて嬉しい。
    「あのコを知ってる?」息子のキャラいいな。
    「リワインド」これが今作では一番好き!オチが突き抜けてて読後感爽やか。
    「父の回数」これは胸糞悪いやつ…海老名、そばにいてほしかった。サンドペーパーで擦り続けた心はどうなる。
    「かたす・ほかす・ふてる」別作品で申し訳ないが『違国日記』の朝の父親を思い出した。ただそこにいるだけのお父さん。

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    2026年01月12日
  • カラダは私の何なんだ?

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    世の中の女性像に物申している。
    笑いにかえているけど、時々恐ろしいことを言ってハッとさせられる。それと共に王谷さんの発言に少しイラついてしまってる自分もいる‥
    小心で情けない‥また数年後読み返してみよう‥
    偏見による発言は気をつけよう。

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    2026年01月08日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    自分も40歳に近づくにつれて女性一人で生きる難しさを感じているので気持ちはよく分かった。SNSの存在で怒りを表出できるようになったとか他人に嫌なことをされたときに指摘できず舐められてモヤモヤすることとか、親に終活をしてほしいのに切り出し方がわからないだとか、それってきっと王谷さんと自分だけじゃないと思う。一人で生きていこうときている女性に見てほしい本。

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    2025年12月15日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    短編集と言うにはあまりにも収録数の多い一冊。王谷晶は最近読んだ『ババガヤの夜』がすごく良かったのだけれど、これは何年も前に買って少し読んで放置していたものをふと思い出して読み直した。全部が面白いとは言わないけど、何編かに一度ハッとさせられるような鮮烈な作品があり、ドキッとするような居心地の悪さを残す不思議なものもあって、なかなか多彩なラインナップだった。それぞれの作品で登場人物の口調や文体がガラッと変わるのも印象的で、まさに変幻自在。これがとても面白かった。

    「Same Sex, Different Day」と「陸のない海」は特に好き。さらに「ときめきと私の肺を」は自伝的なのかなと思いながら

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    2025年12月02日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    王谷晶さんのエッセイで、王谷さんてこんなに愉快な方だったのと驚くほどゲラゲラ笑いながら読めた。
    一方で、たまに王谷さんの小説らしい切ない部分とかが盛り合わさっていて、バランスがとっても良いエッセイでした。
    私ももうすぐアラサーになりやばい。全然年齢に伴ってないと思っていたが、あの王谷さんでも大人になりたいと思うんだから、焦らなくてもいいかと思えた。

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    2025年11月29日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    いつまで経っても変わらない、変えられない自分を正面から受け止めている。素直にさらけ出していて、格好つけないところがもはや格好いい。都市でなんかスマートに遊んでるっぽい人たちのインスタとか見てても都心住み人間ごっこしてるみたいな嘘っぽさを感じる私にはこういう人の方が真人間に思えてならない。

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    2025年11月22日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    ババヤガからの王谷晶…この大人になりたい感覚はちょっとわかる。
    周りから見たら十分おとな(ババァ)なんでしょうけど、自分が思ってた40代の感じと違うんだよと。
    それなのに見た目は劣化を伴い、周りからはババァらしく中身も大人にとして責任感や取りまとめ役を命ぜられ求められる。
    いつになったらちゃんと大人になるのかを私も検証していきたい。
    アラフォー、アラフィフに刺さるエッセイです。

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    2025年11月11日
  • カラダは私の何なんだ?

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    私のカラダは私のものだ、当たり前のようでその実感は薄い。他人の評価や社会に合わせて自分をすり減らしているからではないか。著者の経験も踏まえながら、女のカラダにかけられた呪いを解いていく。パンチ力強めな王谷さんのワードで自己肯定感爆上がり!

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    2025年11月09日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    多彩な女同士のあれこれが詰まった短篇集。
    なんとも形容しがたい関係性や友情までいかない距離感が良い。
    たった数頁でも妙に刺さる話が多くて、まさにコンパクト&インパクトだなと思った。
    個人的に『イエロー・チェリー・ブロッサム』と『ヤリマン名人伝』がお気に入り。

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    2025年11月08日
  • 父の回数

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    全部大事にしたくなる話で、きっと再読したくなると思った。リワインドが1番好きだったが、他もかなり読み応えがありつつ読みやすかった。

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    2025年10月30日
  • カラダは私の何なんだ?

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    女性のカラダを持つ者として、共感できるところとできないところがあった。
    それでも、著者のカラダや世の中に対する思いに触れ、私も今後セクハラやパワハラに遭った際には、断固として怒りと拒否の感情をしっかりと表明しようと心に誓った。
    それが次の世代の子たちの生きやすさに繋がると信じて。
    (まあもちろん、そんな目に遭わないのが一番ですが…。)

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    2025年10月28日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    グダグダとしたエッセイの、ワードの選び方とテンポとかがとても好き。
    老いと大人になるがイコールでないことには薄々気づくも、はたと自覚してしまった時、大人ってそもそも何?を日々の切り口から考えてみる。というエッセイ。
    お金とか服装、生活、恋バナ等、誰かと関わる上でちゃんとしなければならない、ちゃんとするってなんだ!と思ったことがこうも書かれていると、痛みどころかそうねとしか言えない。
    私という孤独は人とは関係ない。私は私を養わなければならない。責任の自覚?が私にとっての大人だけれど、それで言ったら作者は私の思う大人である。

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    2025年10月21日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    子供の頃に描いていた"大人"と今の自分は遠いなとふと思う。だからこそこのタイトルが刺さるのです。来たる老いや孤独は避けれぬ道。変化を受け入れ、今を楽しむ!健康第一!
    大人になるなれないは一旦置いておこう笑
    そもそも大人って何だろう?

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    2025年10月23日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    「ババヤガの夜」が展開されてる書棚に関連本として置かれていた本作。
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    理想と現実のギャップに
    戸惑う中年世代に贈る、痛快エッセイ!

    我々は
    本当に
    大人に
    なれるのだろうか?
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    とうとう私も40歳になり、
    とてもタイムリーすぎて思わず手に取りました。
    ババヤガの夜を読んで、著者の方がどんな方なのかも気になっていて。

    日々思うことを淡々と綴ってくれていて、
    自分も老いを感じる年齢かとしみじみしたり、
    クスッと笑えたり、

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    2025年10月05日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    めちゃくちゃヤンチャしてきた人が今まで経験してきたことと40歳を超えて身に起こった変化などを振り返って考える大人とは?がすごく説得力を感じた。
    酒、タバコ、不摂生、若い頃にカッコいいと思っていた生活は40歳超えたらシンプル毎日体調悪い、という気付き面白い。
    若い頃のヤンチャを変に美化せず事実として淡々と書いているのが読みやすくてよかった。(こういうのを武勇伝みたいに語る人は苦手なので…)

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    2025年10月02日
  • 父の回数

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    とても読みやすい文章でさっと読めました。
    ここでの評価が低いのはなんでだろう??
    最初の話はふわっとした終わり方でよくわからなかったけど、他の話は面白かった。たぶん短編が面白い方なのかなと思った!他の本も読んでみたい。

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    2025年09月30日
  • 他人屋のゆうれい

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    ネタバレ

    この前に読んだダガー賞受賞の「ババヤガの夜」が、冒頭のバイオレンス満載のハードボイルドタッチから全く別の印象となる後半の逃亡とシスターフッドの物語に就職氷河期世代でさらに性的マイノリティである作者自身が色濃く投影されていた。
    この作品は、この後半部分でのあった「今の社会で不安定なひとの現実を不安定なまま、一念発起して自己改革するようなことはなく、ふらふらとしたままなんとか生きていくという」今この社会にもある現実をそのまま描いている。
    作者のインタビューにあるように「現代版長屋噺」と語っているように昭和レトロなマンションを舞台に展開する幽霊譚のドタバタ劇でもあるだが、急死した幽霊と交流していた伯

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    2025年09月27日