完璧じゃない、あたしたち

完璧じゃない、あたしたち

小説・文芸
792円 (税込)

3pt

自分を呼ぶのに「私」も「あたし」もしっくりこない妙子が出会ったのは、一人称からフリーな夏実(「小桜妙子をどう呼べばいい」)。ほか、恋愛、友情、くされ縁……名前をつけるのは難しい、でもとても大切な、女同士の関係を描く23篇。読後に世界の景色が変わる1冊。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

完璧じゃない、あたしたち のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    いろーんなシチュエーションが楽しめる。
    1話も短くて朝に1話だけさくっと読んでから出勤出来てたのが良かった。
    愛にはいろんな形がある…となってほっこり。

    0
    2026年02月21日

    Posted by ブクログ

    パパヤガがよかったから、何冊か王谷晶の本読んだけど。
    これは、めちゃくちゃよかった。短編だけど、どれも素敵で心にささる。北口の女とタイム アフタータイムが中でもよかった。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    まずタイトルがむちゃくちゃ好き。(ダブルミーニングには英タイトル読んで初めて気づくという)

    そして、サクサク読めてツッコミの切れ味鋭い語り口も大好き。ずっと浸っていたくなる感じ。収録されているのも、甘いものからおぞましいもの、ガンガン行く系まで幅広く最後まで飽きなかった。

    「しずか・シグナル・シルエット」のみじめな2人同士のなんともいえない関係好き。
    「だからその速度は」恋の突然来る感じと、恋したせいで世界が変わる感覚が鮮やかに書かれてて好き。
    「陸のない海」のお先真っ暗なくせに爽やかな感じも、「夢で見た味」の不気味さ気持ち悪さも、「シオンと話せば」のどこかさみしい雰囲気も好き!

    0
    2020年09月29日

    Posted by ブクログ

     短編集というよりショートショート集、それも、みっちり詰まった充実の。ものによっては、そこで終わるんかい!投げっぱなしかい!そのあとどうなっちゃうのか知りたいよう!と感じるものもあったが、それもこれだけ集まれば彩りのひとつとなり、チョコレートアソートのような一冊。私は『ババヤガの夜』も大好きでしたが、あれのバイオレンス性は苦手と感じた方でもこっちはいけるんじゃないか?という気がする。問題提起はしていも、読みやすい、エンタメの人だと思う。

    0
    2026年03月10日

    Posted by ブクログ

    文庫版「ババガの夜」の深町秋生氏の解説に出ていた本だと、「ヤリマン名人伝」を読んで思い出す。
    深町氏が解説で「自分はLGBTQなど性的マイノリティに理解があり、我が国のジェンダーギャプ指数の絶望的な順位の低さに腹を立てている。社会的公平性や多様性を重んじるなかなかのリベラルだと思っていた。だが、王谷作品を読んでいると、己のなかに潜む無自覚な偏見や女性に対する身勝手な幻想を抱いていたとに気付かされる。」と書いているが、私は女性だけれどこの短編集を読んで全く同じ事を思った。
    加えて、職場での大学出立ての女性Aと30半ばの女性B.二人の会話を思い出した。Bの「Aちゃんは、学歴が良くまあまあ金持ちの不細工な人と、カッコ良いけどお金のない人とどっちと結婚したい?」A「カッコ良い人かな」B「結婚だよ、付き合うだけじゃないよ」A「不細工な人は、ちょっと(笑)」B「(笑)だよね」
    女性の容姿をバカした話題は今の世の中タブーだけど、男性の容姿を基準にして人の評価する風潮が以前よりあるような気がする。変だと思わないのが変だ。

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    短編集と言うにはあまりにも収録数の多い一冊。王谷晶は最近読んだ『ババガヤの夜』がすごく良かったのだけれど、これは何年も前に買って少し読んで放置していたものをふと思い出して読み直した。全部が面白いとは言わないけど、何編かに一度ハッとさせられるような鮮烈な作品があり、ドキッとするような居心地の悪さを残す不思議なものもあって、なかなか多彩なラインナップだった。それぞれの作品で登場人物の口調や文体がガラッと変わるのも印象的で、まさに変幻自在。これがとても面白かった。

    「Same Sex, Different Day」と「陸のない海」は特に好き。さらに「ときめきと私の肺を」は自伝的なのかなと思いながら読んだ。女性同士の恋の始まりをリアルに(実際にリアルかどうかは分からないけど、リアルに感じた)描いていて、とても面白かった。

    読み終えてあとがきを読んで気づいたのは、この本の物語はすべて女性が主人公で、相手も女性だという点だった。読んでいる間は没入していてまったく気づかなかったし、むしろ“そういう特別な短編集”として意識せずに楽しんでいた。だからこそ、作者があとがきで憂いている点については、「こういう読者もいますよ」と伝えたい気持ちになった。良い一冊だった。

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    多彩な女同士のあれこれが詰まった短篇集。
    なんとも形容しがたい関係性や友情までいかない距離感が良い。
    たった数頁でも妙に刺さる話が多くて、まさにコンパクト&インパクトだなと思った。
    個人的に『イエロー・チェリー・ブロッサム』と『ヤリマン名人伝』がお気に入り。

    0
    2025年11月08日

    Posted by ブクログ

    女と女だからこその気安さやわかりあえる事柄もあれば、どうしても憎みあうこともある。性別関係無しにただ愛しかったり、その逆だったりもまた当然、色とりどりの関係が生じ得る。そのバラエティ豊かな女たちの物語を、これまたバラエティ豊かな筆触で生き生きと描いた短編をぎゅうぎゅうに楽しめる短編集です。
    ときにあけすけにエロティックに、ときに純粋な思慕を潜ませて、ときにただくだらなくギャグを貫く、豊かな物語の粒のひとつひとつが瑞々しくて堪らなく楽しめました。
    「ババヤガの夜」とは全く違う作品群ですが、だからこそまたフレッシュに楽しめました。面白かったです。

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    女同士の関係が1番自由なのかもしれない…友情でも愛情でもなんとなく隣りにいるでも、強く結びついてても付かず離れずでも今は遠く離れてても何にでもなれる。
    初読みの作家さんでしたがもっと読みたくなりました。
    いかにもありそうなお話から、自分や友人が変態していくファンタジー、ゾンビもの(とても楽しいし終わり方が好き)まで自由でした。
    お婆さんのひとり語りのお話も、夢で見た料理を友人が作ってくれるお話も好きです。不味い餃子のお肉それ鈴木さんですよね……?

    0
    2022年03月29日

    Posted by ブクログ

    特に「しずか・シグナル・シルエット」「ときめきと私の肺を」「カナちゃんは足が無い」「東京の二十三時にアンナは」「タイム・アフター・タイム」あたりが好き。文体や話のいい意味での雑っぽさというか、ざっくばらんさがよかったです。
    なんだろう。終わってる会話とか終わってる人の感じがけっこう好きなんだよね。「風と共に去りぬ」とか、「Ave Mujica」とかでも感じる感覚なんだけど、この新ジャンルに名前をつけたい。

    0
    2026年08月22日

完璧じゃない、あたしたち の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ポプラ文庫 日本文学 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す