王谷晶のレビュー一覧

  • コロナ禍日記

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    ネタバレ

    半分くらい読んだか。ちょっと読んで読めそうなのだけ読む。しんどいのはパスする。これがちゃんと読めるようになるにはやはり10年くらいはかかるのだろう。最近ようやく東日本大震災のものが読めるようになったのだから。

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    2023年01月17日
  • コロナ禍日記

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    ただただ日々の集積のみがここにある。
    自分の中で空白の期間になっていたものが、他人の日記を通して少しずつ埋められていく。
    この暮らしを無かったことにしてはならないと感じた。それぞれがそれぞれのやり方で戦い抜いた日々を忘れてはいけないと思った。

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    2022年10月08日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    女同士の関係が1番自由なのかもしれない…友情でも愛情でもなんとなく隣りにいるでも、強く結びついてても付かず離れずでも今は遠く離れてても何にでもなれる。
    初読みの作家さんでしたがもっと読みたくなりました。
    いかにもありそうなお話から、自分や友人が変態していくファンタジー、ゾンビもの(とても楽しいし終わり方が好き)まで自由でした。
    お婆さんのひとり語りのお話も、夢で見た料理を友人が作ってくれるお話も好きです。不味い餃子のお肉それ鈴木さんですよね……?

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    2022年03月29日
  • コロナ禍日記

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    コロナ禍をどうやって過ごしたのか。日記にすることで、日常の変化やそれに対する筆者や世間の反応の変遷が見えて面白かった。国や仕事によっての違いも興味深くて、その辺もっと幅広く知りたいと思った。

    苦しかった頃のことをいろいろと思い出して憂鬱な気持ちにもなったけれど、記録として大事な一冊になるでしょう。

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    2021年12月07日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    女性の身の回りにじんわりと纏わりつくしんどさを淡々と、端的に表していて馴染みやすい。具体的な店名や曲名、駅名が出てきてより身近に感じることができた。単なる『百合』の言葉に収まらない日常たち。ひとの人生なので。

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    2021年09月19日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    23編の環境も立場も違う「あたしたち」の関係性の物語。百合要素が強めだかそうではない問題を提議する関係も。恋の始まりや終わり、友情やふとすれ違っただけの交流まで徹底して女と女で構成されていて正に帯の「女の人生を変えるのは男だなんて、誰が決めたのさ?」をにやにやしながら叩きつけるのが爽快。23編もあるからなんだこりゃ?な話もあるけどその分刺さる話は直球でやって来る。「しすか·シグナル·シルエット」「だからその速度は」「あなたのこと考えると無駄になる」「ヤリマン名人伝」辺りが好み。「ときめきと私の肺を」や「東京の二十三時にアンナは」の辛い時に静かに横にいる、というのも染みる。

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    2021年06月19日
  • 探偵小説には向かない探偵

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    ネタバレ

    タイトルにある「探偵小説には向かない探偵」というのがまず気になる。素直に読めば、「探偵小説には向かない」探偵を主人公とした「探偵小説」というのだから、これはもう相当に挑戦的である。本書の説明には、登場する探偵はヘタレとある。だが、ヘタレは探偵小説に向いていないのか、定かではない。一般的には、探偵小説に登場する探偵は、少し変わり者で、何かに偏執的なこだわりを持っていて、鋭い観察眼あるいは深い洞察力(推理力)を備えている。本作に登場するヘタレ探偵は、いずれもほどほどにしか備えていない。別の作品では、資産家の出自で金にものを言わせて事件を解決する探偵もいたが、ヘタレ探偵は有名な探偵の末裔でありながら

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    2021年03月29日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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     短編というよりショートショート。
     そしていきなりクライマックス。
     長編小説にしろ何にしろ、いろいろなものを積み上げてクライマックスに持ち上げるという印象があるのだが、この作品のようにクライマックスをいきなり見せてくるような作品でも面白く読めるのかと驚いた。
     私はあまり短編が好きではないのだが、これは面白かった。むしろもったいない。ここにのっている作品たちをもっと長く読みたいという気持ちになった。

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    2018年12月13日
  • ババヤガの夜

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    助けたドーベルマンが恩返しで仲間になると思ったが、そんな話にはならない。
    依子と尚子の関係が変わっていく様、会話が楽しく一気読み。
    『テルマ&ルイーズ』みたいにカッコ良い。

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    2026年07月16日
  • 父の回数

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    雑多な短編集。バラエティに富んでて読み応えあった。表題作の父の回数は星5を与えたい。読後になんとも言えない感情になる内容だったわ、、

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    2026年07月08日
  • ババヤガの夜

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    ネタバレ

    日本人として初めて英国推理作家協会賞を受賞。
    バイオレンス小説は好きではないが、割と抵抗無く読めた。
    主人公が175cm 75kgという若い女性なのも小気味いい。暴力が趣味という女性がいるとは。。出会っていないだけなのか?喧嘩で大怪我をさせた組員の組長の屋敷に連れられて行き、一人娘の護衛をすることに。

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    2026年07月03日
  • ババヤガの夜

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    ネタバレ

    単純に景気の良いバイオレンス友情モノかな、と油断しつつあったところにガッツリ叙述トリックで騙され、総じて楽しい作品だったなと思う。

    小説でアクションシーンを読んだ経験があまりなかったので、冒頭から容赦のない戦闘が描かれ、その情景がしっかり浮かんだ体験から面白かった。文章ながらしっかり任侠アクション映画の冒頭のようだった。

    「尚子」が「なおこ」なのか「しょうこ」なのか分からないまま、「Nの字が入ったネックレス」を付けているのでああ「なおこ」なのかな、と単純に思った。
    「内樹」も悩みつつ「うちき」かと思っていた。

    中盤入っていた老夫婦のエピソードが実は数十年逃げ続けた2人だと分かっていくパー

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    2026年07月02日
  • ババヤガの夜

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    なかなか、あっという間に読んでしまった。ページ数が少ないのもあるが、展開が早くてハラハラがとまらんので2日で読み切った。
    依子と尚さんがこんな展開になるなんて、逃避行って現実どうなんだ?住民票とか健康保険とか心配になる。最後もなんちゅうか、、ボニー&クライドを思い出すが、少しだけ希望もあったかな。鬼婆になるのも、悪くない。

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    2026年07月01日
  • ババヤガの夜

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    ネタバレ

    なるほど、女性の戦いが描かれてるんだ。
    確かに依子も尚子も、ステレオタイプに苦しめられてる。
    そして出て来る男が皆、女性というものを何かのメガネを通して見てる。

    こうあるべき、こうだから女らしくない、女なのに、女だから

    自分の人生を生きるためには、それを勝ち取らなければいけない人もいるんだと思い至る。
    そのために他人のものさしを全てぶち壊して2人で手をとって生きていく様は、少しスッとする気持ちになった。

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    2026年06月26日
  • ババヤガの夜

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    世界最高峰のミステリー文学賞「ダガー賞」受章作品、ということで期待して読んだ
    が、自分にはちょっと合わなかった……
    バイオレンス系は、やっぱり苦手らしい……

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    2026年06月25日
  • ババヤガの夜

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    ネタバレ

    イギリスの推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳小説部門の受賞作品。
    本当にバイオレンスの小説だった。読んでいて、正直痛々しく、しっかり描写を読めないところもあった。
    しかし、予想外の展開があり、まさか!と驚いた。そして、最後まで読んでしまった。
    どうして新道依子は祖父に鍛えられて育ったのか、祖母はどうして服をきこんでいたのか。暴力団の娘の母はどこにいったのか。読んだ後の謎も残る。
    作者あとがきで、筆者が暴力を描くことが好きなことがうかがえる。そういう方もいらっしゃり、だからこそ描写できる世界があるのだと思った。

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    2026年06月24日
  • ババヤガの夜

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    ネタバレ

    ダガー賞受賞作と聞いて。
    あっという間に読めた。1時間もかからないくらい。
    結末あたりは呆気ない。ミステリーと言うより純文学ぽさはあるかも。「千年の孤独」とか「怒りの葡萄」とかあの辺。ミステリーを期待すると肩透かしを喰らいそう。

    正と芳子は尚子の母と浮気相手かと思ったけど、まさかの依子と尚子とはね。
    最終的に内樹が死んだから尚子の母と間男は無事に生き延びられたのかな。
    しかし宇多川も因果な人生だったね。柳はきっとイケメン想定だろうと思った。
    記号的に話が進むので最後までキャラが混在してたな、特にサブキャラ辺りが混乱する。
    尚子は最後死んだのかな。疲れて眠ったってオチはないだろうか。10代の彼

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    2026年06月24日
  • ババヤガの夜

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    新幹線大遅延で読んだ本②
    初のバイオレンス小説やったけどすごいスピード感で読めた
    でもスピード感があるが故に、登場人物それぞれをもっと掘り下げた方が深みがあるのではないかと思った
    柳さん絶対イケメンやて、、、

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    2026年06月20日
  • ババヤガの夜

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    読み始めから、暴力的な表現が連なりビックリしました。ビビりましたね、最初。
    初めて読むタイプの小説。
    でも、激しいワードの連続の割に、血なまぐさい感じはあまりしなくて、スピード感を感じながらドンドン読めました。
    でも、やっぱり私には激しすぎたなぁ、衝撃的でした。

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    2026年06月18日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    女同士のいろんな形のお話。イエローチェリーブロッサムが印象に残りました。そんな世界があったらいいような。悪いような。いいような。

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    2026年06月17日