王谷晶のレビュー一覧

  • 父の回数

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    オーディブルで。ちょっと変わった形の家族を描いた短編五篇。

    「おねえちゃんの儀」レズビアンカップルの日常。
    「あのコを知ってる?」彼女(40歳)が失踪?主人公(30歳)のもとに、その息子を名乗る男(20歳)がやってくる。この息子の造形が切なかった。
    「リワインド」偶然知った昔のアルバイト仲間の死。それを救うため、何度もタイムリープする。
    「父の回数」幼いころ別れた父。その理由を知る高校生。高校生の、何もしたくない、植物のような精神と、父の幼児性。回数って、YOUTUBEの再生回数のことだった。
    「かたす・ほかす・ふてる」孤独死した父の部屋の片づけを、初めて会った腹違いの弟とする。父は何を考え

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    2026年04月01日
  • ババヤガの夜

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    誰1人共感はできなかったけど、疾走感溢れる書き方ですぐ読み終えた
    面白かったが人に勧めにくい内容だった

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    2026年03月30日
  • ババヤガの夜

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    ネタバレ

    ヤクザとの喧嘩をきっかけに、ヤクザのトップの娘のボディガードとして働く女性の物語。全体的に暴力的な描写が多く、緊張感が続く作品だった。
    序盤は、娘を宇多川と結婚させようとする親父の意図が理解できず違和感があった。ただ、後半の娘を襲う描写によって、その歪んだ考えが見えてきて納得。クズだった…
    また、中盤に登場する正と芳子については、過去に親父から逃げた正と芳子だと思って読んでいたが、後半で構造が明らかになり理解できた。特にV章で感じていた違和感が回収され、この構成や表現方法が秀逸だった。
    一方で、ラストの宇多川との戦いのシーンはややイメージしづらく、もう少し描写が整理されていると入り込みやすかっ

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    2026年03月30日
  • ババヤガの夜

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    うーん、評価が難しい。リーダビリティの高さは疑いようがない。さわりだけ読んで寝ようと思ったら、漫画を読んでいるように頭に画が流れた。続きが気になり結局一気読み。
    だが設定は現実離れしていて、登場人物も類型的だ。小説というよりは青年誌のヤクザ漫画を読んだような印象。
    英国のミステリーの賞を受賞したようだが、本格ミステリーを期待すると当てが外れるだろう。どちらかというと、ファブルのようなバイオレンス漫画を読みたい人にお勧めの一冊。

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    2026年03月25日
  • ババヤガの夜

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    主人公のキャラクターとトリックでお釣りくるけど、その他の要素コッテコテすぎないか!?笑
    あと表紙に良くも悪くも引っ張られる。依子にはもっと想像の余地がほしかったな。
    でも、小説でなかなか出会わないケレン味で、楽しい時間だった。

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    2026年03月23日
  • 他人屋のゆうれい

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    初読み作家さん
    急死した叔父の部屋には“幽霊”が付いていた
    ホラー系?ファンタジー系と思っていたが違った
    他人からの情報しか分かり知り得ない春夫おじさんの人生がとても気になった
    派遣社員で何も取り柄がなく趣味や将来の夢もない希望のない人生と嘆いてる主人公だが
    いや、決してそんなことはない!行動力決断力あり
    素晴らしいよ

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    2026年02月22日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    王谷さんが40歳の頃に書かれたエッセイ。
    自分が40歳になるウォーミングアップとして読んだ。

    この年齢になって体力とか心体機能とかが衰えてくるという類いのエピソードにめちゃくちゃ共感した。もう若くないんだなって思わされる年齢なんだな……
    40歳でもたいして大人じゃないって話も本当にそのとおりだと思う。40歳になる心構え!と思ったけど、優しく迎え入れられて安心した。40になってもみんなこんな感じだよね。
    政治やくらしやすさへの言及はちょっと強火だったのでびっくりした。こういう方なのね。
    当時の著者と同じくらいの年齢の今読んだから更に面白く感じた気がする。

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    2026年02月14日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    初めて読んだ作家さん。なので、外見の描写など驚くこともあったが等身大の自分が語られていて楽しめた。
    読後はとんかつが食べたくなるエッセイ。

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    2026年02月11日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    一気読みしましたが、少しずつ読むべきでした。
    下記の3つは個人的に心が温かくなったから好きでした。私自身もせっかちで、無駄なことは省きたいタイプなので、真逆のタイプに救われたいのかもしれません。
    だからその速度は
    あなたのことを考えると無駄になる
    タイム・アフター・タイム

    下記は実際に劇を見ているようで楽しかったです。
    戯曲 グロい十人の女

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    2026年02月10日
  • あやかしリストランテ 奇妙な客人のためのアラカルト

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    ネタバレ

    鈴ちゃんがツンすぎて心配になるな…。
    心許せる相手が叔父さんだけというのも。
    あ、でも依子さんとはお友達になれるんじゃないだろうか。

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    2026年02月03日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    アラフォーになって、いろんな感覚がまた変わってきたと感じることが増えてきた中で手に取った本。
    短章に分かれているのでとても読みやすいし、ラジオを聴いているような感じで近くでしゃべっているようで読みやすかった。

    私は少し40歳まで遠いけど、40代になっても変わらずにいてもいいのかもなと思える本でした

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    2026年02月02日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    「ババヤガの夜」を描いた人物がどのような人か気になり手に取ってみた。
    また王谷さんと同世代であり、大人なくせに大人になりきれていない自分を持て余していたこともあり、このタイトルに惹かれた。

    共感できる部分よりも共感できない部分が多くて、ある意味それに面白みを感じた。
    エッセイ本に共感を求めすぎると、多分読んでいくのが苦痛になる。え、何この人、理解出来ない…的な。でもね、そもそも違う人間なのだから、全て共感できるほうがおかしいし、そんなんつまらん。
    むしろ、自分と違う感性と考え方を持っている人に出会うと、なんだこの世界はー!と扉が開かれる感覚がしてワクワクする。この世界には人の数ほどの世界があ

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    2026年01月31日
  • 父の回数

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    「家族」に関する話。血の繋がり、書類上の関係、心の距離など、何を持ってどこまでを家族と呼ぶか考える一助になるかもしれない

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    2026年02月10日
  • 父の回数

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    全5話の短編集
    以下、各話の感想です。

    「おねえちゃんの儀」
    前作「他人屋のゆうれい」の感想で、「この作品には続編が必要だ」みたいなこと書いたんだけど、続編ありました。続編というか、スピンオフっぽい作品ですが「ゆうれい」で気になってた姉妹?二人のお話です。

    「あの子を知ってる」
    現代版長屋話の続編だった「おねえちゃんの儀」と比べてポップな文章。そして、紗代子カッコいいな。振りまわされるまわりは迷惑だけど、、、

    「リワインド」
    三部けいさんの漫画のようなストーリー。でも小説ならではの心情描写が随所に見られ、面白いです。しかし、だんだん可愛くなっていく宮城野さんを漫画や実写などビジュアルで見

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    2026年01月28日
  • 他人屋のゆうれい

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    ゆうれいの正体が気になりあっという間に読み終わった。読みやすいし面白い。でも登場人物の表の部分を軽くなぞっていて、深入りできていないような気持ちになる。そういう意味で次回作があってもおかしくない作品。

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    2026年01月17日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    大人ってなんだろう。どういう状態をさすんだろう。気づいたら年だけとっていて、年齢の割に自分って大人になれてないような気がする…。と私は思うし、周りにも同じような事を言っている人は多い。
    40歳だけど大人になりたい。という内容で、一冊書けてしまうんだからすごい。目次には〇〇と大人、というテーマが並んでおり、テーマごとに書かれているので読みやすい。わかる〜、と思うところもあり、面白かった。

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    2026年01月11日
  • 40歳だけど大人になりたい

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     私は独り身オタクなので共感出来るかと思ったけど出来なかった。私はお酒飲まない運動するタイプなのでね笑部屋はもちろん綺麗に片付いている。
    衝動的なタイプなんだろうなと思う。でもきっとちゃんとしてたら小説を書けなくなるだろうなって思うから、これからも書いてほしいのでそのままで居てほしい。

     政治の所為にしすぎてて何かな。そうなるから皆勉強して色々と投資なり節約するんだろうな。

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    2026年01月30日
  • カラダは私の何なんだ?

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    すごいおもしろい女友達と話してるみたいな気持ちになれます!
    私はまぁいいか?と流せるくらいの少しの違和感を、おい!まてよ!!と言ってくれます
    私よりも私のためにとんでもない奴らを呪ってくれます!

    私たちって毎日生きてるだけでえらい!

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    2026年01月07日
  • 父の回数

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    家族にまつわるエトセトラ、な、短編集
    「他人屋のゆうれい」のスピンアウト的なお話が一番初めに載ってて、うふふとなりました。
    「他人屋のゆうれい」ほど、主人公にイライラさせられることもなく、するっと読めた。

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    2026年01月04日
  • 他人屋のゆうれい

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    なんか、やる気のなさそうなタイトルだなぁと思いながらも王谷晶さんの本なので読んでみることに。作者曰く「現代版長屋話」だそうで、そう考えるとゆるめのタイトルにも納得がいく。

    現代版長屋話は、決して世話好きとは言えない主人公が、亡くなった叔父の店舗兼住居に引っ越す事でトラブルに巻き込まれていく話。叔父は親戚中から評判が悪い男だった、、、

    解き明かされる叔父の人柄と、主人公大夢の人間的成長。

    中心となる幽霊話は一応落着するのだが、叔父とゆうれいとの邂逅など語られていない部分も多い。大夢の成長もまだまだこれからだ。登場人物もみな個性的で、もしシリーズ化されれば面白くなりそうなのだけれど、本作だけ

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    2025年12月27日