王谷晶のレビュー一覧

  • 40歳だけど大人になりたい

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    悪ぶってるだけで、本当はとても謙虚な方だとお見受けした。
    うんこ人間と関わらないようにガードをしているだけなんだよね。なんか分かる。
    こういう人、嫌いじゃない。

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    2025年10月16日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    とても読みやすくテンポの良いエッセイ。
    普段エッセイは読まないけど、タイトルがドンピシャだったので購入。
    同世代、読み進めていくと想定外の共通点もあり、疲れた夜にちょっとだけ気持ちを緩めてくれる本だった。

    みんな、各々やれることやろうぜ
    ってエールをもらった感じ。

    でもやっぱり憧れるのは所作も言葉遣いも綺麗なシゴデキ女性なんだよねぇ〜

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    2025年10月15日
  • 父の回数

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    初読みの作家さんです。短編5話すべて、その後が気になる終わり方ですが、人の心の声を細やかに拾っている文章が好みでした。タイトルも、読み終えると「それでこのタイトルなのだ」と納得。5話それぞれいろんな主人公たち。皆の未来に幸あれと祈ります。著者の他の作品も読んでみようと思います。

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    2025年09月30日
  • 他人屋のゆうれい

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    ネタバレ

    事故物件の怖い話を想像していたら全然違っていた。幽霊の正体が気になって読み進めるうちに、気づけば一気読み。変わった物語だけど楽しめた。

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    2025年09月28日
  • 完璧じゃない、あたしたち

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    読んだことないタイプの短編集だった

    このスタイルがどうやったらババガヤに繋がっていくんだろう...

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    2025年09月21日
  • 父の回数

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    王谷晶連発!
    こういうのも書いちゃうんだ!個人的には「ババヤガの夜」より こっちかな。表題作「父の回数」がとってもよかった。じんわりと絶望感がしみてきた。家族を見る目も 角度を変えたら 違ってみえちゃうんだな。夏の終わりの読書におすすめ。他の作品も読んでみようっと!

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    2025年09月19日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    題名に強く、心惹かれた。そして、「おわりに」のとんかつ話…自分の話かと思った。
    この年齢になっても、自分が中1のときの中3の先輩方が大人だったと感じるのはなんでだろう?

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    2025年09月07日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    面白いエッセイだった
    ババヤガの夜に続き、コレ。
    久しぶりに好きな作家ができた!すっかり王谷晶さんのファン。

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    2025年08月29日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    幼少期から、どちらかというと世の普通という枠からはみ出た人生経験をしてきた作者。
    環境からすると、もっと複雑な価値観で理解できない事も多いのかなぁと思って読んでいたが、何てことない。ものすごく共感できるじゃないか。

    何が素敵って、ちゃんと自分を見つめて理解しようとしているところ。
    素をこんなに見せていいの?ってくらい、さらけだしてくれるところ。
    私以外にも、ダメな大人がいるんだってホッとさせてくれたところ(笑)。

    コンプレックスだらけだけど、悩んでるのは私だけじゃないんだな。
    私も私なりに頑張っていこう!と思わされました。

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    2025年08月18日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    私も小松菜よりスターウォーズのフィギュアだな。「怒りと大人」に共感!*「大人なはずなんだけど、大人になりたい」 という願望をつつきながら力なく笑い飛ばして、とりあえず今日をやりすごせないだろうか。[中略]身体だけは大人というか中年で、だいたい常に疲れているので......。

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    2025年08月17日
  • 他人屋のゆうれい

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    王谷さんの「ババヤガ」以外の本も読んでみようかなと思って読んでみた。
    幽霊の正体を知りたくて、次々読んでたらあっという間に読み終わった。とっても軽めの本。

    NHKかテレ東深夜でドラマ化されそう。
    決して月9ではない笑
    そして、シリーズ化されそう。キャラの濃い登場人物がマンションにたくさんいるし、主要人物たちも、まだあまり性格も深掘りされてないくて、ちょっと物足りない感じだし。
    こんな感じの小説も書くのですね!

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    2025年08月08日
  • 父の回数

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    五つの話。
    「かたす・ほかす・ふてる」が、よかった。
    2階離婚した父が死んだ。
    片付けをする中で、ゴミはあるけど、生きていた何かがない父の生活。
    なんとなく生きたのか。
    人の人生に、こういうことってよくあるんじゃないかな。結局、なんとなく生きてきた。
    人生って奴を、考えてしまう。

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    2025年08月06日
  • 父の回数

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    短編集5篇
    同性婚出来ないため姉妹として暮らしたり、同居人が家を出て行き突然息子が現れたり、離婚して会ってなかった父の死で知った弟の存在など、家族ではない家族を描いていて面白い。「リワインド」は違ったアプローチでタイムトラベル物。

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    2025年07月23日
  • 君の六月は凍る

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    「君の六月は凍る」冒頭から切ない気持ちで読み始め、二人称小説の語りかけてくる独特な雰囲気に引き込まれた。

    「ベイビー、イッツ、お東京さま」表題作とは正反対のような雰囲気に圧倒される。

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    2025年07月08日
  • 他人屋のゆうれい

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    ネタバレ

    はじめて読む作家さん。
    幽霊さんの描写があまりにも「幽霊」なので、登場してからは夜は読めず(怖いの苦手)
    でもおもしろくて、想像してしまって怖くなる自分が歯がゆかった。読み進めたくて。
    中盤以降は重くもなり、でも、「生きている」「死んでいる」もひとつじゃなく、人の面もひとつじゃない、なんてことを思ったり。
    ラスト、大夢が急激にすばらしい人に変わる、ということのない「落としどころ」、よかったです。



    わたしだったらどうするだろう。
    おせっかいなので、世話を焼きすぎてイヤがられてしまうかも。
    いや、でも地面を引きずってきた洋服で室内に入られることと洗えない髪の毛を受け入れられるかしら。。

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    2025年06月16日
  • 他人屋のゆうれい

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    コールセンターで働く、派遣社員の南大夢。
    マンションで急に他界した、伯父の春夫の部屋の
    片付けを押し付けられる。伯父の部屋には日記が
    あり、読んでみると、幽霊に焼き菓子、などと、
    驚くことが記されていた。
    主人公は、他人とあまり関わりたくない、少し身勝手な、よくいる青年。でも、悪い青年でもない(幽霊の世話をするぐらいだから)
    前半は結構ぐいぐい読めたのに、後半は少し無理な展開で失速‥なぜだろう‥
    ネタバレになるが、幽霊は出てこない。
    幽霊ではなく、ちゃんと生きている人だったのだが、いっそ、伯父の春夫さんが幽霊で、大夢と一緒に『他人屋』(なんでも屋)をするとかの話だったら
    もっと面白くなったので

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    2025年06月09日
  • 他人屋のゆうれい

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    非正規は休憩室も違うなんて、はじめての知った。
    一人で生活してくのは大変で退屈な日常かもしれないが、たまにはこんな事件にも出会うのか。

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    2025年05月04日
  • 40歳だけど大人になりたい

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    著者の作品はババヤガを含めて何冊か。エッセイは初。著者と年齢やセクシャリティ、属性(オタク)などが近くてあるあると頷くこと多数。ただ、私は田舎から逃げそびれた人間なので上京できた著者はえらいなあと思うなど。

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    2025年04月26日
  • 他人屋のゆうれい

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    突然他界した叔父の部屋に住むことになったコールセンターで派遣社員として働く大夢。そこにはカップラーメンも食べる、寒さも感じる幽霊がいて・・。ほんのり心温まる作品だった。

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    2025年04月25日
  • 父の回数

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    ネタバレ

    レズビアンであるが故に、家を借りるのが難しい。付き合ってるのか付き合っていないのかわからない関係性。今まで会っていなかった父親。どの話も現実に似た話があると思う。
    そんな日常の営みが淡々と語られている。
    けれどその悩みや葛藤のなかでも、何かに救いを求めながら人々は生きている。
    リアルな日常の描写が胸にすとんと入り込んできました。
    最後まで読み終えて、自分の死に悲しんでくれる人はいるのだろうかと少し考えさせられました。

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    2025年06月17日