【感想・ネタバレ】40歳だけど大人になりたいのレビュー

あらすじ

気づけば人生も折り返し地点。でも全く大人になれた気がしない!そもそも大人になるってどういうこと?中年世代へ贈る痛快エッセイ。

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Posted by ブクログ

40歳だけど大人になりきれていない、理想と現実のギャップについて書かれた作品です。
単純に痛快なお話しばかりではなく、今まで生きてきた中で感じた、理不尽さを消化してくれる内容でもありました。私自身、王谷さんと同級生なので、余計に響くものがあったかもしれません。
『協調性と大人』で書かれていた本来の協調性については、仕事での人間関係にも活かせる考え方だなぁと感じました。
"生きることは仕事だ。"という言葉は、王谷さんと同様に、やる気ねえけど生きるしかねっかという気持ちにさせてくれました。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

ダガー賞受賞のインタビュー見て、ババヤガ読んで、俄然興味が沸いた作家さん。同世代てのがまた。
さすが、自己分析やそれを的確に表現する、文才ありすぎ。言葉の言い回しが好みすぎる。
毒吐くところが、マツコデラックス感(見た目に引っ張られてるのか?)はあるけど、トークより断然文章の方が良い!!
片付けられないところとか、健康状態とか、心配になるけど、これからもまだまだ活躍してほしいなぁ。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

身に染みるほど分かるという内容だった。外見の問題ではなく、健康の問題として酒や運動との付き合い方を見直す必要が出てくるよなぁ。フィジカル鍛えて、周囲のあれこれに怒り続けたいと思った。あと、50歳、60歳になった時の文章も読んでみたい。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

わかるわかると思いながら読む。私と同じ考えをしているのでなんか安心するが堕落しているのだから安心してはいけないと思いながらもうれしかった。こんな事考えている人はあまりいないとおもっていたけどいるんだなぁと思いながらあっという間に読み切る。

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2024年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

わたし、39歳。
40になる前に満を持して手に取ったのがこの本。

初めてこの方の本を読みました。
いやぁ、おもしろかった。

「終活と大人 自分編」が特に良い。
そうだよね、そうだよねと思いながら読んだ。

「だって、死んじゃうんだぜ。人の死なんてだれのものでも多かれ少なかれ迷惑をかけるに決まってる。最後くらいもっと自分のことを考えてあげてもいいと思うのだ。」

最後にトンカツを食べたくなってこの本を閉じる。

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2024年09月13日

Posted by ブクログ

王谷晶さんの著書を初めて読みましたが、すごく好きです。共感する部分が多すぎて書ききれません。本当に面白かった…!王谷さんのエッセイもっと読みたいなあ。

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2024年08月09日

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王谷晶さんのエッセイで、王谷さんてこんなに愉快な方だったのと驚くほどゲラゲラ笑いながら読めた。
一方で、たまに王谷さんの小説らしい切ない部分とかが盛り合わさっていて、バランスがとっても良いエッセイでした。
私ももうすぐアラサーになりやばい。全然年齢に伴ってないと思っていたが、あの王谷さんでも大人になりたいと思うんだから、焦らなくてもいいかと思えた。

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2025年11月29日

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いつまで経っても変わらない、変えられない自分を正面から受け止めている。素直にさらけ出していて、格好つけないところがもはや格好いい。都市でなんかスマートに遊んでるっぽい人たちのインスタとか見てても都心住み人間ごっこしてるみたいな嘘っぽさを感じる私にはこういう人の方が真人間に思えてならない。

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2025年11月22日

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ババヤガからの王谷晶…この大人になりたい感覚はちょっとわかる。
周りから見たら十分おとな(ババァ)なんでしょうけど、自分が思ってた40代の感じと違うんだよと。
それなのに見た目は劣化を伴い、周りからはババァらしく中身も大人にとして責任感や取りまとめ役を命ぜられ求められる。
いつになったらちゃんと大人になるのかを私も検証していきたい。
アラフォー、アラフィフに刺さるエッセイです。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

グダグダとしたエッセイの、ワードの選び方とテンポとかがとても好き。
老いと大人になるがイコールでないことには薄々気づくも、はたと自覚してしまった時、大人ってそもそも何?を日々の切り口から考えてみる。というエッセイ。
お金とか服装、生活、恋バナ等、誰かと関わる上でちゃんとしなければならない、ちゃんとするってなんだ!と思ったことがこうも書かれていると、痛みどころかそうねとしか言えない。
私という孤独は人とは関係ない。私は私を養わなければならない。責任の自覚?が私にとっての大人だけれど、それで言ったら作者は私の思う大人である。

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2025年10月21日

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子供の頃に描いていた"大人"と今の自分は遠いなとふと思う。だからこそこのタイトルが刺さるのです。来たる老いや孤独は避けれぬ道。変化を受け入れ、今を楽しむ!健康第一!
大人になるなれないは一旦置いておこう笑
そもそも大人って何だろう?

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2025年10月23日

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「ババヤガの夜」が展開されてる書棚に関連本として置かれていた本作。
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理想と現実のギャップに
戸惑う中年世代に贈る、痛快エッセイ!

我々は
本当に
大人に
なれるのだろうか?
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とうとう私も40歳になり、
とてもタイムリーすぎて思わず手に取りました。
ババヤガの夜を読んで、著者の方がどんな方なのかも気になっていて。

日々思うことを淡々と綴ってくれていて、
自分も老いを感じる年齢かとしみじみしたり、
クスッと笑えたり、共感できることにホッとしたり。

「中学生の頃に憧れていた、煙草の吸殻と酒の空き瓶もまずいコーヒーに囲まれ昼夜逆転生活をする不摂生な売れない小説家というやつに見事になりおおせたが、なってみると単純に体調が悪くて日常生活がつらいのだ。」

一気に王谷さんに親近感が湧き、
ゆるく低空飛行な自分でもやっていくしかないよな、
と思わせてくれました。

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃヤンチャしてきた人が今まで経験してきたことと40歳を超えて身に起こった変化などを振り返って考える大人とは?がすごく説得力を感じた。
酒、タバコ、不摂生、若い頃にカッコいいと思っていた生活は40歳超えたらシンプル毎日体調悪い、という気付き面白い。
若い頃のヤンチャを変に美化せず事実として淡々と書いているのが読みやすくてよかった。(こういうのを武勇伝みたいに語る人は苦手なので…)

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2025年10月02日

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好き勝手生きてる人って、何も迷いとか無さそうに見えて、普通の人みたいに「これでいいのか?」って思ったりするんだなぁ。
好き勝手生きてる著者が、無意識に自分に制限かけながら生きてる私と、考えてることそんなに変わらないのが面白かった。

この方の素敵なのは、自分や世の中のダメなところを批判しながらも受け入れて、しょうがないよねって言えるところだと思う。
「許す」って自分を解放することなのかもしれない。

私ももっと好き勝手やって生きてみよう。
できないことがあったって、何とかやっていけるんだ、と思えた。

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2025年09月06日

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作家というよりツイッタランドでよく怒っている方、って認識だったんだけど、怒るべきときに怒るのは大人の役目ってのはその通りなので偉いなぁと思って見ている。
説教臭さも意識高さもないのに含蓄深いエッセイだった。「自分のうんこ度を正しく把握しておくのはいいことなのだが、うんこに甘えてはいけない」、は座右の銘にしたい

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2024年05月02日

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ある意味で、自分より何倍も作者が拗らせてくれており()そういう意味でもめっちゃ元気出る部分はあった(笑)自虐的なのだけれども文章がフッ軽で軽快かつ明快かつ学びがある。それにしても拗らせてる。(笑)(笑)だがそこがよい。
最後の終わり方が「…で、大人になったの?(笑)」と思わず呟いてしまったので星4にしといた。

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2023年12月18日

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何はさておき、タイトルに強く同意した。著者とは生い立ちも考え方もあまり似ていないのだが、それでいて世代が近いためか、わかるなぁという感情のほうが大きい。子どものころは、40歳に限らず社会人全般がかなり大人に見えていた。それなのに、いざその年齢を迎えてみたら……なんか違う。どうにも己が歳食っただけの子どもに思えてしかたない。

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2023年11月24日

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返却の都合で途中までしか読めなかったけど

自分もこのままだと40になっても大人になりたいって言ってそうだなあ

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2025年11月19日

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年をとってもそんな感じでもいいのか〜と思える。大人じゃないわけではない。むしろ周りを気にせず自分の生き方を貫いていて大人かも。

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2025年10月25日

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ユニークな方という印象。
ワードチョイスも絶妙に面白い。
個性的だけれど、LGBTQ、BL、終活とピースがハマる部分は、あ~わかる〜と思って読んでいた。

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2025年10月19日

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悪ぶってるだけで、本当はとても謙虚な方だとお見受けした。
うんこ人間と関わらないようにガードをしているだけなんだよね。なんか分かる。
こういう人、嫌いじゃない。

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2025年10月16日

Posted by ブクログ

とても読みやすくテンポの良いエッセイ。
普段エッセイは読まないけど、タイトルがドンピシャだったので購入。
同世代、読み進めていくと想定外の共通点もあり、疲れた夜にちょっとだけ気持ちを緩めてくれる本だった。

みんな、各々やれることやろうぜ
ってエールをもらった感じ。

でもやっぱり憧れるのは所作も言葉遣いも綺麗なシゴデキ女性なんだよねぇ〜

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2025年10月15日

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題名に強く、心惹かれた。そして、「おわりに」のとんかつ話…自分の話かと思った。
この年齢になっても、自分が中1のときの中3の先輩方が大人だったと感じるのはなんでだろう?

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2025年09月07日

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面白いエッセイだった
ババヤガの夜に続き、コレ。
久しぶりに好きな作家ができた!すっかり王谷晶さんのファン。

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2025年08月29日

Posted by ブクログ

幼少期から、どちらかというと世の普通という枠からはみ出た人生経験をしてきた作者。
環境からすると、もっと複雑な価値観で理解できない事も多いのかなぁと思って読んでいたが、何てことない。ものすごく共感できるじゃないか。

何が素敵って、ちゃんと自分を見つめて理解しようとしているところ。
素をこんなに見せていいの?ってくらい、さらけだしてくれるところ。
私以外にも、ダメな大人がいるんだってホッとさせてくれたところ(笑)。

コンプレックスだらけだけど、悩んでるのは私だけじゃないんだな。
私も私なりに頑張っていこう!と思わされました。

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2025年08月18日

Posted by ブクログ

私も小松菜よりスターウォーズのフィギュアだな。「怒りと大人」に共感!*「大人なはずなんだけど、大人になりたい」 という願望をつつきながら力なく笑い飛ばして、とりあえず今日をやりすごせないだろうか。[中略]身体だけは大人というか中年で、だいたい常に疲れているので......。

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

著者の作品はババヤガを含めて何冊か。エッセイは初。著者と年齢やセクシャリティ、属性(オタク)などが近くてあるあると頷くこと多数。ただ、私は田舎から逃げそびれた人間なので上京できた著者はえらいなあと思うなど。

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2025年04月26日

Posted by ブクログ

独身未婚中年男性の自分が読んでみました。
これも結局、男性版は成り立たないんだろうなと思いました(あまりに惨めで需要がないから)。

自分もそう思っていたので、自分が思っている大人の要件(であり、なおかつ人生で一番したかったこと)は何だろうと思い返してみると、結婚して子育てをすることでした。
それは、どうやら自分はヘテロではないかなと思い始めても、どうにも拭えない思いでした。
それが自分にとっては大人の要件なので、もう一生大人になれないんだなという苦しみを一生抱いて生きていくのかもしれません。

人と関わると比較してしまい苦しいので、あまり関わらず、ひっそりと生きていこうと思いました。

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2024年06月13日

Posted by ブクログ

自分を子どもとは言えない年齢にはなったけど、いつから大人になったのだろう
自分からは大人に見える人は自身を大人だと思っているのだろうか
同様に子どもに見える人を自分が大人だからと下に見ていないだろうか
大人という人間も子どもという人間もいないはずなのに何がそれを分けさせるのだろう

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2024年04月03日

Posted by ブクログ

こういうちょっとダメ人間だけど文章がはちゃめちゃに上手くて、マイノリティだからこそ辿り着いた哲学のある人が好き。
最後のトンカツの話がじーんと良かった。他の本も読んでみます!

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2023年12月02日

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