小説の検索結果

非表示の作品があります

  • 虚構の太陽

    虚構の太陽

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    IT企業のエンジニア・トガニ・ジェイは、美しい妻とかわいい子供に囲まれ、平凡ながらも幸せな生活を送っていた。 しかし、ジェイは、突如、この生活と世界がおかしいと思い始める。 この世界に住む人間があまりに少ないこと。自分の生活圏が異常に狭いこと。 老人たちの死は日常的にあるのに、その死を埋める新たな誕生がないこと。 セックスに快楽以外の意味がないこと。 そして、8年前以前の記憶がないこと……そのことを妻や子供に問いただしても、「何が不思議なの? おかしいわよ」と首をかしげるばかり。 俺はおかしくなってしまったのか? 突然感じ始めた世界への違和感の真相を探るべく、ジェイは動き始めるが……。 問題作『亡国記』につづく、現代日本に問いかける衝撃の近未来リアルノベル!
  • 現代文士廿八人

    現代文士廿八人

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    中村武羅夫が文壇に名を売り出すきっかけになったのは雑誌『新潮』に明治41年(1908)からほぼ毎月発表した「作家訪問記」でした。今日風にいえば「直撃取材」し、そこで得た個人的印象、いわば「独断と偏見」を臆面もなく堂々と記したことで、読者の反響を呼び起こしたのです。 本書はその連載を書籍化したもので、版元を変えながら刊行されつづけた隠れたベストセラーであり、明治の文壇を知る好資料です。
  • 葬偽屋に涙はいらない 高浜セレナと4つの煩悩

    葬偽屋に涙はいらない 高浜セレナと4つの煩悩

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    「またのご臨終をお待ちしております」。偽の葬儀で人の本心に迫る、アウトロー稼業<葬偽屋>。意外な依頼に意外な結末……ヴァニタスをキーワードに進む珠玉の4編。好評シリーズ第二弾!
  • 道の向こうの道

    道の向こうの道

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    一九五六年、大阪から上京し、早稲田大学露文科に入学。最初の授業でこう言われる。「露文科の学生になったからには、もはや就職はあきらめたまえ」。米川正夫ら教授陣、李恢成など個性豊かな級友たち、著名な学者のコケティッシュな娘、親戚のような大家一家や愛情深い両親の姿……。自在なスタイルで描く自伝的連作集。
  • 4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

    4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した

    1940年にドイツ占領下のポーランドに生まれたマイケルは、 ゲットーや収容所暮らしを余儀なくされたのち、 わずか4歳でアウシュヴィッツに送られた。 なぜ、子どもが次々に殺されていった収容所で、 彼は6か月も生き延びられたのか? 悪や絶望がうずまく世界の中で、ひたむきに前を向いて 生きたマイケル一族の姿が胸を打つとともに、 家族の絆や、希望を失わずに生きることの大切さを あらためて教えてくれる良質なノンフィクション。
  • 歪んだレンズ

    歪んだレンズ

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    医療機器・カメラ大手の経営トップが隠していたのは、1000億円の巨額損失だった――。カネに群がった金融プロ、出世を求めた社員、翻弄される町工場社長、闇を追うジャーナリスト……損失処理スキームの全貌と、事件に関わった人々のドラマを描いた問題作!
  • にほんのお福分け歳時記

    にほんのお福分け歳時記

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「初詣のお賽銭は5円か45円が吉」「2月2日のお灸は効果が何倍にもなる」――四季の歳時にちなんだ福が満載。日々の暮らしが、楽しく豊かになる1冊です。 ◇「初詣のお賽銭は、5円が45円が吉」「2月2日のお灸は、効果が何倍にもなる」 「桃の節句にはまぐりを食べると福が来る」などなど、 四季の歳時にちなんだ福の呼び込み方を、1月から12月まで月ごとにご紹介。 ◇代表的な歳時はもちろんのこと、「七夕の願い事は、草木のしずくを加えた墨汁で書く」 「十五夜の晩は、月を眺めながらさといもを食べる」、 「手袋を買うなら、12月7日大雪の日」といった、意外な作法も満載です。 ◇日本人なら誰でも納得の“幸せを引き寄せる実用書”。 日々の暮らしを楽しく豊かにし、話の種にもなる1冊です。 ◇広田先生のすてきなイラストととともに、日本の四季と歳時をゆっくりと味わってください。 広田 千悦子:作家。逗子在住。にほんの歳時記・四季や暮らしなどをテーマに 新聞や雑誌でイラスト・コラムを執筆・連載。 うつわ、水彩、ことば、書などの展覧会を各地で開く。 著書に『願いがかなう小さな神様にほんのお守り』(徳間書店)、 『おうちで楽しみにほんの習慣』(技術評論社。17刷8万部)など多数。 近著に『英語で伝える和のおみやげ事典』(講談社)、 『ほんとうの和の話』(文藝春秋)。現在、小学館『edu』で連載中。
  • 平凡な革命家の食卓

    平凡な革命家の食卓

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,760円 (税込)
    なんとか殺人に“格上げ”できないものか――それは、地味な市議の死。外傷や嘔吐物は一切なし。医師の診断も心不全。しかし、本庁への栄転を目論む卯月枝衣子警部補、29歳。彼女の出来心が“事件性なし”の孕む闇を暴くことに…!? 軽妙に見事に、人間の業の深さに迫る新感覚ミステリー!
  • 忘れられたベストセラー作家

    忘れられたベストセラー作家

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    文学史に名を刻む、森鴎外、夏目漱石、志賀直哉、芥川龍之介、川端康成、…… しかし、そんな「文豪」よりも遙かに「愛されていた作家」たちがいる! 菊池幽芳『己が罪』、『乳姉妹』 / 矢野龍渓『経国美談』、『浮城物語』 / 菊亭香水『惨風悲話 世路日記』 / 東海散士『佳人之奇遇』 / 村上浪六『当世五人男』 / 村井弦斎「道楽」シリーズ / 徳冨蘆花『不如帰』 / 桜井忠温『肉弾 旅順実戦記』 / 半井桃水『胡沙吹く風』 / 渡辺霞亭『渦巻』 / 柳川春葉『生さぬ仲』 / 木下尚江『良人の自白』 / 田口掬汀『伯爵夫人』 / 小杉天外『魔風恋風』 / 小栗風葉『青春』 / 島田清次郎『地上』 / 江馬修『受難者』、『山の民』 / 倉田百三『出家とその弟子』 / 奥野他見男『学士様なら娘をやろうか』 / 白井喬二『富士に立つ影』 / 直木三十五『南国太平記』 / 尾崎士郎『人生劇場』 / 小島政二郎『人妻椿』 / 島木健作『生活の探求』 / 豊田正子『綴方教室』 / 火野葦平「兵隊」三部作 / 小川正子『小島の春』 / 大迫倫子『娘時代』 / 岩田豊雄『海軍』 / 石坂洋次郎『青い山脈』 / 田村泰次郎『肉体の門』 / 富島健夫『おさな妻』 / 原田康子『挽歌』 / 源氏鶏太『三等重役』 / 柴田翔『されどわれらが日々――』 / 森村桂『天国にいちばん近い島』  ……など 彼らはどうやって人気作家となり、なぜ「忘れられて」しまったのか? 明治から昭和までの人気作家たちの悲哀に迫る、もう一つの文学史。
  • 完璧じゃない、あたしたち

    完璧じゃない、あたしたち

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    <すべて“女と女が主人公”の短編小説集> “私”も“あたし”も自分に似合わなくて困ってる「小桜妙子をどう呼べばいい」 セックスの妙をめぐる、女二人の哀切滑稽な別れ話「Same Sex,Different Day」 これぞ究極のシスターフッド!? あるお屋敷で起きた痛快復讐劇「ばばあ日傘」 十九歳、世界一みじめなスナックのアルバイトで――。「ときめきと私の肺を」 都会の不安な夜に出会った、不機嫌で魅力的な女の子「東京の二十三時にアンナは」 ほか全23編を収録。 名前をつけるのは難しい、でもとても大切な、女同士の様々な関係を描く。 読者の熱い支持を得たWeb連載小説に、書き下ろしを多数加え単行本化。
  • スフィンクスの秘儀【上下合本版】

    スフィンクスの秘儀【上下合本版】

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    イギリス大財閥の総帥ジョン・ヴォドワの死に疑問を持つ息子のマークは、事件を調べていくうちに父の大いなる秘密にたどりつく。謎を解くキーワードは<スフィンクス>――。それは、ピラミッドの時代の秘儀を受け継ぐ九人の賢者が集う秘密結社の名であった。そして今、見える姿と見えざる姿で世界に散っていた賢者たちは、古(いにしえ)の叡智を狙う謎の組織によって命の危険にさらされていた。生き残った<スフィンクス>を護り、父を奪った暗殺者を討つため、マークは親友のブルースとともに、巨悪の陰謀に立ち向かう。 『太陽の王ラムセス』のクリスチャン・ジャックが贈る、歴史スリラー巨編!
  • 詞華美術館

    詞華美術館

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    柿本人麿、紀貫之、式子内親王、藤原定家、後鳥羽院、芭蕉、蕪村、茂吉、石川淳、石原吉郎、西東三鬼、寺山修司からラブレー、ネルヴァル、アポリネール、ランボー、マラルメ、ジョイス、トーマス・マン、フォークナー、ダニエル・キースまで。古今東西の言語芸術から最も壮麗で美味な部分を収集し、二十七の主題の部屋に陳列した、超一級の言語美術館。
  • 巨塔崩壊 TOWER DOWN【上下合本版】

    巨塔崩壊 TOWER DOWN【上下合本版】

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    〈北朝鮮の核開発〉〈アルカイダによる同時多発テロ事件〉を事前に作品で予見! アメリカでは〈未来を予見する作家〉として注目を浴びるデヴィッド・ハグバーグ最新作! 明日、起こりうるテロをリアルとフィクションを交えて見事に描いたエンタテインメント! 「昨日の出来事が必要なら新聞を読め。  だが、“明日起こること”を知りたければ  この作家の作品を読むべきだ」 ──ウォード・ラーセン[USA Todayベストセラー作家] 新建築の高層ビルが突如倒壊 ISISの犯行声明が出され、次なるテロが示唆されるなか、 元CIAエージェントは事件の核心は他にあると警告する──  超高層のタワービル〈アトエイス〉に備えられている九百トンものカウンターウエイト。だが、もしそのコントロールが効かなければ、どんなビルも圧力に耐えることはできない。  突然、巨大な楽器の弦を弾くようなブーンという音がして、ビルの骨格が軋んだ。と同時に床は西側へ向かって大きく傾き、全員の体が一かたまりとなって転がっていった。誰もが泣き叫んでいるという状況の中で、少なくとも二人が、なおも携帯電話に向かってなにかを叫び続けていた。 ──本文より 【あらすじ】ニューヨーク、マンハッタン。完成したばかりの高層ビルのペントハウスでパーティが開かれるなか、不気味な振動が巨塔を襲う。それは地震でもなく、何者かによる物理的攻撃でもなかった。あっという間の出来事に、逃げる時間もなくビルの倒壊で多くの人命が失われた。人々の脳裏に9.11同時多発テロ事件の悪夢がよみがえり、アメリカ国民は震撼する。事件発生直後、犯行声明がテロ組織ISIS(イスラム国)から出された。政府は二棟目のビルへの攻撃を警戒し、元CIAのカーク・マクガーヴィに協力を要請。ビルが倒壊した原因は何か? 事件は本当にISISの犯行なのか? マクガーヴィは、恋人のピートともに事件の真相を追う──。
  • 遙かなる円環都市【上下合本版】

    遙かなる円環都市【上下合本版】

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    大西洋の海底で発見された巨大な“リング” それが与えるのは叡智か、それとも破滅なのか 謎を解く鍵を握るのはイルカ! カリブ海で原子力潜水艦が奇妙な音をキャッチしたことが始まりだった。 その直後、潜水艦の計器に異常が発生した。機材の確認などで原因が突き止められなかったため、海軍調査官クレイは最新の探査機での海域の調査を開始するが、探査機は制御不能となり海底へと沈んでしまう。 手詰まりになったクレイは、マイアミ水族館の海洋生物研究者たちに協力を要請する。それはイルカによる調査を試すためだった。研究者たちはイルカの言語を解析し、意思疎通することに成功していたのだ。いまやこの調査の鍵はイルカたちが握っていた。 一方、制御不能となる前の探査機から送られてきた映像を分析していたチームはありえないものを発見する。そこに映っていたのは、高速で回転する巨大な“リング”だった。
  • 写生の物語

    写生の物語

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    『万葉集』や『おもろさうし』に特徴的でその後は顧みられなくなった語法、子規や啄木など明治期歌人の試み、また塚本邦雄・岡井隆といった現代前衛歌人の新作、そして俵万智『チョコレート革命』に至るまでの短歌(謡)表現を貫くものは何か? 起源以前と死後を等価とし、表現を緻密に追いつづけることで見えてくる豊穣な世界。
  • 香菜里屋シリーズ全4冊合本版

    香菜里屋シリーズ全4冊合本版

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ビアバー《香菜里屋》に来た客から持ちかけられた謎に、マスター・工藤哲也が探偵役として挑む連作短編。『花の下にて春死なむ』『桜宵』『螢坂』『香菜里屋を知っていますか』の4作品を収録した合本版。
  • 藍の雨 蒐集者たち

    藍の雨

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ジュエリーデザイナーの飛龍冬鹿は、5年前、骨董商の父を不可解な事件で亡くした。 かつては海外で華々しく活躍した冬鹿だが、父殺害の嫌疑をかけられて全てを失い、秘書の達木一郎とふたり麻布の実家で世を忍ぶように暮らしている。 骨董と宝石の仕事を淡々とこなしながら、父の事件の手がかりを探る冬鹿。 その並外れた審美眼で、蒐集家たちが差し出す美と謎の真偽を見極めていく――。 古美術と宝石をめぐるミステリアスドラマ!
  • 窓から見える最初のもの

    窓から見える最初のもの

    小説・文芸
    3.2
    1巻1,760円 (税込)
    【第7回クリスティー賞大賞受賞作】心療内科に通う女子大生、購入した油絵の真贋を疑う経営者、喫茶店の物件探しを依頼された不動産屋の女性、自分の名前を騙った失踪人に戸惑う会社員。年齢も性別も境遇もちがう4人の人生に待ち受けていたのは……細部の描写、精緻な構成が光る日常のミステリ。
  • 花歌は、うたう

    花歌は、うたう

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    宮谷花歌は、どこにでもいる高校生。祖母・母・友人との楽しい毎日。ちょっとした秘密は、失踪中の有名ミュージシャンの父がいること。三世代女子家庭の、音楽と家族愛にあふれた物語。
  • カストロの尻

    カストロの尻

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    「小説家の「幸福」」をめぐる考察、デイジーの刺繍をしたブラウス、岡上淑子によるフォト・コラージュ作品、謎めいた宿命の女、胡同(フートン)に咲き乱れるジャスミンの香り、金粉ショーのダンサーとの狂乱の恋、そして「塊」と「魂」。無数の映像や小説、夢や記憶の断片が繊細に絡み合い紡がれ、ここに前代未聞の物語が誕生した!
  • 百貨の魔法

    百貨の魔法

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。 エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、今日も売り場に立ちつづける――。 百貨店で働く人たちと館内に住むと噂される「白い猫」が織りなす、魔法のような物語!
  • 樹脂

    樹脂

    人里離れた半島で、森に囲まれて暮らす一家。何度もつらい喪失を経験した父親は、もうこれ以上は愛するものを奪われまいと決意して、あるとき幼い娘が死んだと偽りの報告をする。そして娘を隠して育てはじめるが……デンマークの注目作家が著した傑作長篇登場
  • フリーランスぶるーす

    フリーランスぶるーす

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    1990年。前年秋にベルリンの壁が崩壊し、愛犬のジョンが死んだ。平林健太、フリーター、30歳。逃げとごまかしが連続の人生だった。このままでいいのか? 健太は一念発起し、小さな編集プロダクションを皮切りに、憧れ続けた「ギョーカイ」の門を叩く。デビュー作『居酒屋ふじ』がテレビドラマ化、『国士舘物語』で話題。"熱くて、おもしろくて、ちょっと切ない"90年代の広告・雑誌業界を舞台にした半自伝的小説。
  • 漱石漫談

    漱石漫談

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    『こころ』はBL?『坊っちゃん』は童貞小説?邪道に見せて王道を行き、微笑みながらガチで斬り合う「文芸漫談」の真髄発揮。『吾輩は猫である』『三四郎』他を読み解く漱石入門書。
  • 漱石激読

    漱石激読

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    漱石生誕150年。こんな読み方があったのか!漱石研究をリードしてきた名コンビが読めば、漱石文学の読みの可能性はまだまだ泉のように湧いてくる。
  • 大人のためのコミック版世界文学傑作選 上

    大人のためのコミック版世界文学傑作選

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻1,760円 (税込)
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上記以外の主な作品は『イーリアス』『王女メディア』『女の平和』『老子』『論語』『アラビアンナイト』『カンタベリー物語』『高慢と偏見』『ジェーン・エア』『嵐が丘』『罪と罰』。 ●聖書に収められた奇怪な書『ヨハネの黙示録』を独特の描線で。 ●不気味なイメージに満ちたダンテの『神曲 地獄篇』をユーモラスに。 ●グラフィック・ノベルの大家ウィル・アイズナーが描く『ドン・キホーテ』。 ●『フランケンシュタイン』がもつ哲学的な部分をアメコミの画風で。 原作の暴力的なところや、きわどさはそのまま。ときにはそこがクローズアップされていたりする、かなり大人向けの刺激的な世界文学案内がここに誕生しました!!
  • 我が愛する詩人の伝記

    我が愛する詩人の伝記

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    「各詩人の人がらから潜って往って、詩を解くより外に私に方針はなかった。私はそのようにして書き、これに間違いないことを知った」。藤村、光太郎、暮鳥、白秋、朔太郎から釈迢空、千家元麿、百田宗治、堀辰雄、津村信夫、立原道造まで。親交のあった十一名の詩人の生身の姿と、その言葉に託した詩魂を優しく照射し、いまなお深く胸を打つ、毎日出版文化賞受賞の名作。
  • 自伝的女流文壇史

    自伝的女流文壇史

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    少女小説作家として一世を風靡し、若くして文壇にデビューした吉屋信子が描き上げた、「女流文壇」の草分けともいうべき十人の肖像。男性が中心だった近代日本の文壇史において「女流」と一括りにされながら個性豊かに輝いた女性作家たちの魅力を、折に触れての交流の中から余すところなくすくい上げた自伝的エッセイ。章ごとに一人の作家にフォーカスした構成になっていますので、どこからでも読むことができます。
  • 美食と嘘と、ニューヨーク おいしいもののためなら、何でもするわ

    美食と嘘と、ニューヨーク おいしいもののためなら、何でもするわ

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    大学院生ティアが出逢ったのは、秘密を抱えた大物料理評論家。世界一美味しい街の高級レストラン業界の裏側を描いた傑作デビュー小説。スピルバーグ監督のドリームワークス映画化決定!
  • 一○一教室

    一○一教室

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    カリスマ教育者・松田美昭が作った全寮制一貫校・恭心学園。高い進学実績、ひきこもりや反抗も治ると話題の学園で健康な男子高校生が突然死んだ――。新生・似鳥鶏渾身のダークサスペンス!
  • 湯川秀樹歌文集

    湯川秀樹歌文集

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    日本人として初めてのノーベル賞(物理学賞)受賞者であり、反核平和運動にも積極的に関わった理論物理学者は、兄に東洋史家である貝塚茂樹、弟に中国文学者の小川環樹を持ち、自身も漢籍、古典、和歌に親しむ粋人でもあった。本書は、幼少青年期の記憶から、長年暮らした京都への愛惜、耽読した古典への思いを綴る随筆と、歌集「深山木」を収録。偉大な科学者とは別の、愛すべき横顔を伝える。
  • 東京の横丁

    東京の横丁

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「俺は二、三日うちに死ぬ気がする。晩飯の支度なんか放っておけ。淋しいからお前もここに坐って一緒に話でもしよう」妻にそう語りかけた数日後、永井龍男は不帰の人となった。没後発見された手入れ稿に綴られた、生まれ育った神田、終の住処鎌倉、設立まもなく参加した文藝春秋社の日々。死を見据えた短篇「冬の梢」を併録した、最後の名品集。
  • 幸せなひとりぼっち

    幸せなひとりぼっち

    妻を少し前に亡くし、仕事も早期退職を勧告され、孤独に暮らす59歳のオーヴェ。近所に越してきた明るいイラン人女性パルヴァネと喧嘩をくりかえすうちに、少しずつ彼の人生が明らかになっていく……。スウェーデンで80万部、全世界で250万部突破。全世界で笑いと涙を生んだ名作が待望の邦訳。
  • アルバート、故郷に帰る 両親と1匹のワニがぼくに教えてくれた、大切なこと

    アルバート、故郷に帰る 両親と1匹のワニがぼくに教えてくれた、大切なこと

    ワニにさよならするための、1000キロの旅。それは型破りな、愛と奇跡の物語。 1935年米国。若き夫婦はその日、飼っているワニのアルバートを故郷へ戻してやるべく旅に出た。車の後部座席にワニを乗せ、千キロもの距離を一路南へ。その途中で繰り広げられる珍騒動と、風変わりで愛すべき人々との出会い。いつしか二人と1匹のクレイジーな旅は、愛を知るための道のりに変わってゆく――。若かりし頃にワニを飼っていたという両親の話を基に著者が紡いだ、型破りな愛と奇跡の物語。
  • 壁抜けの谷

    壁抜けの谷

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「人間に本能なんかないよ」――死んだ友。その妻と娘と性交するぼく。あいまいな記憶。生者と死者が睦み合う、心地良くも危険なパレードがはじまる。存在することの根本を問いかける著者渾身の長篇小説。 「どのひともここへはまっすぐたどりつかれへん」 「長谷川が死んだらしいで」 「いうてみてよ。わたしとセックスしたんいつどこでよ」 「人間に本能なんかないよ」 「猫は死んだら大きな虎になるんや」 「あんたすぐそうやって男のこと好きになるよな」 「お母さん、武藤としたん??」 (本文より抜粋)
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

    世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

    芥川賞、直木賞からノーベル文学賞まで。8つの賞から、文学の最先端が見えてくる! 世界中の文学賞は、こうやってできていた! 史上初の世界の文学賞ガイドが登場。『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』の翻訳で知られる都甲幸治を中心に、芥川賞作家や翻訳家、書評家たちが集まって、世界の文学賞とその受賞作品について熱く語る1冊。芥川賞、直木賞、ノーベル文学賞といったメジャーなものから、各国の代表的なものまで。歴史あるものや最近設立されたもの、賞金が1億円を超えるものや1500円くらいのもの。世界に数多く存在する文学賞のなかから、とびきりの8つを選びました。受賞作品の解説にとどまらず、受賞作品の傾向分析や、あっと驚く選考の裏話までもが飛び出し、あなたの知的好奇心を大いに刺激します。これ1冊で、文学賞の発表シーズンが何倍も楽しくなる!カバーイラストは『刀剣乱舞』のキャラデザでおなじみの、しきみが担当。
  • ストロベリーライフ

    ストロベリーライフ

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    祝・直木賞受賞! これぞ荻原浩の真骨頂! 受賞第一作となる最新長編小説。 富士山麓の苺農家を舞台に、新たな人生を模索する家族の物語。 突然、父親が倒れ帰省した望月恵介が手渡されたのは『農業相続人の手引き』と『いちご白書』(苺栽培の教本)。音信不通の間に、野菜農家である父親は多額の設備投資をし、苺栽培を始めていたのだ! 後を継ぐことを迫る母親。しかし、恵介は東京の生活、グラフィックデザイナーとしての夢を捨てられない。何より農業なんてかっこ悪い。 37歳。人生の岐路に立たされた恵介は、試しに父親のハウスに生った苺を囓る。 「あ。何これ。うまい。」 採れたての苺はいままで食べた苺のなかで一番甘くて、おいしかった。 父親の苺に心を動かされ、恵介はしばらく実家を手伝うことを決意する。 ところが、今度は東京にいる妻・美月との間にスキマができ始め...... 甘い苺づくりに夢をかける望月農園の“甘くな~い”お仕事小説。
  • クレオパトラVIIの追憶

    クレオパトラVIIの追憶

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    2000年の時空を超える女と男の心理を丁寧に読み解き、歴史の真実をあぶり出す、 洗練された高貴で華麗な愛の物語。 「私は誰を、何を、愛したのだろう。そして私は、誰に愛されたのだろう。アントニウスは、 私を愛した。しかし私は、アントニウスを、彼が私を愛したほどに、愛したろうか。 カエサルは、私を愛した。しかし私は、カエサルの愛が、どれほどわかっていただろう。 私の愛は、なぜ、こうも行き違ってしまうのだろう。なぜ私は、愛されているその時に、 その愛のすべてがわからなかったのだろう。 なぜ、愛の模様がしっかりと、読み取れなかったのだろう。」 ダイナミックに揺れ動き、矢継ぎ早に展開する歴史の奔流の真っただ中で、  2人の対極的な男に愛された女と、2人の対極的な女に愛され続ける男の、 純度の高い愛の姿が、研ぎ澄まされた精緻な歴史事実情報を背景に、鮮やかに描かれる。

    試し読み

    フォロー
  • わすれて、わすれて

    わすれて、わすれて

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    この荒廃した世界では、理不尽な暴力で大切な人を奪われることもしばしばだ。強盗に妹と両親を殺された少女リリイは、「リリイ・ザ・フラッシャー」と綽名される、早撃ちで有名な国一番の銃の使い手。そしてその親友カレンは、記した事柄を忘れることができるふしぎな本〈ダイアリー〉の持ち主だ。その本は、クリニックを営むカレンの家に代々伝わるもので、医師だったカレンの祖父や父親によって、忘れられない辛い記憶に苦しむ人々のために秘密裏に使われていた。しかし、クリニックを継げなかったカレンの叔父が、〈ダイアリー〉を狙い、悪い仲間を集めて父親を殺してしまった。幸い〈ダイアリー〉は奪われなかったが、復讐を誓ったカレンは、リリイを用心棒に誘い、大型バイクに二人でまたがって、国の各都市に散らばった、父を襲った犯人たちを探す旅に出る。ひとりずつ憎い仇を痛めつけ、〈ダイアリー〉を用いて仇の復讐された記憶を消すのだ。そうすれば、そこで復讐の連鎖は途切れるはず、だった……第5回アガサ・クリスティー賞と小説推理新人賞、ダブル受賞でデビューした超大型新人が描く、ふしぎなダイアリーをめぐる、少女二人の復讐ロードノベル。受賞第一作。
  • 月蟲

    月蟲

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「汚れっちまった悲しみに……」をはじめ大正から昭和にかけて多くの詩を残し、早逝した天才詩人・中原中也。 その現代にも通じる詩のセンス、ビジュアル、そしてロッカーのような生き様はカリスマ視もされ、今もファンが多い。 そんな中原中也と、女優・長谷川泰子、そして中也の友人であり、のちの大文学者である小林秀雄。 この3人が繰り広げる奇妙な三角関係を描く。 中也の詩がいかに生まれてきたのか? 時系列にも合わせて、その歩みを描く、ノンフィクションにも近い「詩小説」。 構想20年!長くノンフィクションを書き続けてきた著者会心のノベルス処女作。
  • 月刊「小説」

    月刊「小説」

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    死にかけた「小説」を、この男が救うのか――?売れない作家が立ち上げた文芸誌の行方は……表題作他3編を収録。類まれなユーモア、身体性、言語感覚を併せ持つ不世出の奇才による傑作選。
  • 九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学

    九鬼周造 理知と情熱のはざまに立つ〈ことば〉の哲学

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    独自の思索を展開した哲学者・九鬼周造(1888-1941年)。その波乱に満ちた生涯をたどりながら、「〈ことば〉の哲学」をキーワードにして、全主要著作を読み解く。『「いき」の構造』(1930年)、『偶然性の問題』(1935年)、『文芸論』(1941年)といった多彩な著作を貫くものとは? 日本哲学研究の第一人者である著者が、若き日から耽溺してきた不世出の哲学者に抱く深い想いを今ついに解き放つ。
  • 「私小説」を読む

    「私小説」を読む

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    志賀直哉、藤枝静男、安岡章太郎を貫く「私小説」の系譜。だが、著者はここで日本文学の一分野を改めて顕揚したり、再定義を下したりはしない。本書は、我々が無意識・無前提に受け入れている「読みの不自由さ」から離れ、ひたすら、いまここにある言葉を読むこと、「作品」の表層にある言葉の群との戯れを通じ、一瞬ごとの現在を生きようとする試みなのである。「読むこと」の深見と凄みを示す、文芸批評の名著。
  • 白暗淵

    白暗淵

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    「七十の坂にかかる道すがらの作品群になる。あれもなかなか越すに苦しい坂だった」(著者から読者へ)。爆風に曝された大空襲から高度成長を経て現代へ――個の記憶が、見も知らぬ他者たちをおのずと招き寄せ、白き「暗淵」より重層的な物語空間が立ちあがる。現代文学を最先端で牽引しつづける著者が、直面した作家的危機を越えて到達した連作短篇集。
  • これもまた、過ぎゆく

    これもまた、過ぎゆく

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    母の死を深く嘆くブランカ。気晴らしをすべきだという周囲の忠告を受け入れ、カダケスに行くことを決めた。二人の子供、二人の元夫、妻子持ちの愛人、二人の親友とともに。
  • 背信【HOPPAライブラリー】

    背信【HOPPAライブラリー】

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    もし、あの時手紙が届いていたら…。貧しさゆえに奉公人として働くヨシノと、何不自由なく青春を謳歌する奉公先の家のお嬢さん・廣子。明治の同じ年に生まれた、境遇の違う2人の少女の物語。

    試し読み

    フォロー
  • 時代小説で読む!北海道の幕末・維新【HOPPAライブラリー】

    時代小説で読む!北海道の幕末・維新【HOPPAライブラリー】

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    自らの足元に目を向けはじめた北海道の読者へ向けた、「時代小説を読みながら、北海道の幕末・維新を知る」ことができるブックガイドが誕生。歴史ファンに人気の高い、北海道の幕末・維新期を舞台にした時代小説を、北海道出身作家の作品を中心に幅広くピックアップ。物語を愉しみながら、歴史的経緯や時代背景を知ることができる、新しいスタイルのブックガイドです。読む、愉しむ、わかる、北海道の歴史!

    試し読み

    フォロー
  • 荒凡夫 一茶

    荒凡夫 一茶

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    芭蕉に冷淡、蕪村は相手にせず、とことん一茶を追い続けた句界の巨匠が、その「自由人」としての魅力を縦横無尽に語りつくした、ファンならずとも待望の著。青年期から一貫して著者を支配しつづけてきたもの、それは自由人への憧れだった。「自由人」とは「漂泊者」とも言い換えることができる。「漂泊者」として思い浮かぶ俳人に、山頭火や尾崎放哉らをあげることができようが、なかでも一茶は、著者を惹きつけるだけのありあまる魅力にあふれていた。一茶に没頭し、その生涯を探究し、作品を鑑賞することで得られたなかで、著者は「定住漂泊」や「生きもの感覚」ということばを好んで使用するようになる。漂泊が向かうところの自然崇拝やアニミズムが、著者をして創造させたものだ。同時に一茶自身が自らを表現した「荒凡夫」もまた、著者にとっての重要なキーワードにもなった。これは一茶が六〇歳の正月につくった句の前書きに記してある。こうして本書は、著者自らが一茶とのあわいをたゆたうように、雄大な俳句の旅を楽しんでいく。そしてその旅は芭蕉に冷淡な視線を送りながら、正岡子規を遠く見据える、「自由人」としての衣をまとっているように見える。
  • この世にたやすい仕事はない

    この世にたやすい仕事はない

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    面白いけれども、きつい仕事に燃え尽きてしまった36歳の女性主人公が、1年で異なる5つの仕事を経て、自分と仕事との健全な関係を取り戻すまでを描く連作短篇。芥川賞作家・津村記久子さんの注目作が電子書籍で登場!
  • ささやかな手記

    ささやかな手記

    【フランス推理小説大賞813賞受賞】目覚めると、鎖をつけられ、地下室で監禁されていた――。ある事情から、人目を避けて南フランスの田舎の民宿に滞在していたテオは、周囲の山中を散策していたところ、廃屋めいた家に暮らす老兄弟によって囚われの身となってしまう。地下室の先住者リュックは、彼にこう告げる……「地獄にようこそ」。あらゆる農作業と重労働、家事に酷使され、食べ物もろくに与えられず、テオは心身ともに衰弱していく。ある日、老兄弟の隙をついて脱出を試みるが。
  • 喉の奥なら傷ついてもばれない

    喉の奥なら傷ついてもばれない

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    どこにでもいる、ごく普通の人妻たち。共通しているのは、禁忌を犯していること。罪悪感がまったくないのは、母の愛が欲しかった私の、必然だから。恋愛小説の妙手、宮木あや子が描く六つの愛欲小説。
  • 蛇の道行

    蛇の道行

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    なにがあっても、離れない。家族は失った。けれど、隣にはお前がいる。昭和24年、上野。戦争未亡人ばかりを集めたバー・山猫軒で、二人はひっそりと暮らしていた。バーを切り盛りする青柳きわと、住み込みで働く立平だ。生き抜くため、絡み合う蛇のように彼らは時代を駆け抜けた。戦後復興期を舞台に、親のない少年と若き未亡人の名付け得ぬ関係を描いた加藤元の新たなる傑作!
  • ドラッグカラーの空

    ドラッグカラーの空

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「坊主頭が鉛のように重い」 統合失調症を患った伊知郎は、デイケア施設で無為に過ぎていく時間に絶望していた。 そんなとき、社会復帰をめざす希望として、障害者技能競技大会、通称「アビリンピック」の存在を知る。 伊知郎は病気を馬鹿にする弟の弐郎や父に、「お前のような奴が大会に出ても意味が無い」と 罵倒されながらも、すがるようにしてプログラミングを学び、地区大会へ出場する。 この日を境に、伊知郎の人生は前進するはずだったのだが……。
  • 礼讃

    礼讃

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    早すぎる初潮、母との確執、最愛の人との出会いと初めて犯した罪…婚活連続殺人事件(首都圏連続不審死事件)の被告人が拘置所で書いた衝撃の自伝的小説!
  • コンビニ夢物語

    コンビニ夢物語

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    兵庫県・香住。8年前に妻に先立たれた坂上幸造は、地元に愛される酒店を切り盛りしていた。ある日、幸造は持病の心臓の発作に襲われてしまい、息子の幸一が駆けつけてくる。東京に出て行ったきり長い間故郷に戻ってきていなかった幸一は、突然、父の酒屋をコンビニに改装したいという驚きの提案をする。幸一の言葉に半信半疑だった周囲の人も、次第に彼の熱意に気持ちが動かされ――。 コンビニの実態を知り尽くした著者が描き出した、田舎町に起こった奇跡の物語
  • 平成川柳傑作選 万能川柳プレミアム1365句

    平成川柳傑作選 万能川柳プレミアム1365句

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    「万能川柳」25周年記念出版。「毎日新聞」朝刊連載「仲畑流万能川柳」2010年8月1日から2014年12月31日まで掲載された句(投句数は約248万句)の中から、平成日本人の心情を描ききった名作1365句を厳選。阿木燿子さんとのプレミアム対談や川柳のコツを満載した「仲畑貴志の川柳小(コ)ラム」も収録した、川柳の“読む”テーマパーク! ・平服でホントに行って恥をかく ・皿洗う音で心を見抜かれる ・「ウルトラマン」孫に呼ばれて飛んで行く ・野良猫に見続けられて会釈する ・死んだ気でやれば死ぬかも知れぬ齢 ・母叱り2人で泣いている介護 ・あんたダレ?ワシも聞こうと思ってた ・ミスきもの水着審査で盛り上がり ・解約の電話はいつも話し中 ・コピペって感じぴったりうすっぺら
  • 世界の終わりの七日間

    世界の終わりの七日間

    小惑星が地球に衝突するとされる日まであと一週間。妹のニコに、もう一度会いたい――元刑事のパレスは、警官たちが集う〈警察のいえ〉を後にして旅に出る。小惑星の衝突を阻止する方法はあると確信して、地下活動グループと行動をともにしているニコ。今、彼女はどこにいるのだろう? パレスはニコとその仲間たちの痕跡を地道にたどってゆく。終末を目前とした世界を描く、アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作『地上最後の刑事』、フィリップ・K・ディック賞受賞作『カウントダウン・シティ』に続く三部作の完結篇
  • ユリイカ 2015年4月臨時増刊号 総特集◎2・5次元 -2次元から立ちあがる新たなエンターテインメント

    総特集◎2.5次元-2次元から立ち上がる新たなエンターテインメント

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,760円 (税込)
    2015年2月には3rdシーズンの始動を迎えるミュージカル『テニスの王子様』、 さらには3月にライブ・スペクタクル「NARUTO‐ナルト‐」、4月にDEATH NOTE THE MUSICAL」と 話題作の上演がつづき、昨年には日本2.5次元ミュージカル協会も設立され、新たな話題を呼んでいる2.5次元を総特集! マンガやアニメを原作とした舞台やミュージカルを指す“2.5次元”という概念はなにを呼び起こすのか、 古典演劇からキャラクター論、さまざまな角度からその企図を解き明かす。
  • 純潔ブルースプリング

    純潔ブルースプリング

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    過去のトラウマから世の中を醒めた目で俯瞰する真南了、時代遅れのリーゼントが自慢の熱き男・番場公威、支離滅裂で破滅的な紅一点・七瀬林檎をはじめとする、淡い団結で結ばれた六人のクラスメート。刻一刻と“終わり”が迫る世の中で、不格好ながらも曇りのない正義感と友情、そして不器用な恋に生きる彼らのひと夏を綴った、とびきりポップな青春グラフィティ──。十文字青、幻の受賞作が電子書籍版で登場!
  • 自撮者たち 松永天馬作品集

    自撮者たち 松永天馬作品集

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    トラウマテクノポップバンド、アーバンギャルドのリーダーとして、また俳優としても活動する鬼才・松永天馬。少女/都市/神をテーマにした短篇から、未発表のショートショート、詩まで、三十篇を収録する初の著作集。
  • 人形愛 秘儀 甦りの家

    人形愛 秘儀 甦りの家

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    美しい少年の人形を夜ごと愛撫する女。夢によって浸透された存在になっていく現実の少年。奇妙な透明感と、夢と現実の交歓。高橋たか子の独特な神秘主義を端正な文体で感覚的に描く幻想美の世界。男女の恋愛の、より深く深くと求めた内部の実在を鮮やかに浮かび上がらせた、華麗なる三部作。
  • ウッドストック行最終バス

    ウッドストック行最終バス

    夕闇の迫るオックスフォード。なかなか来ないウッドストックへのバスにしびれを切らした二人の娘は、ヒッチハイクを始めた。その晩、娘の一人は死体となって発見される。もう一人の娘はいったいどこに消えたのか?モース主任警部が導き出す鮮やかな解答とは……魅力あふれる謎、天才的推理を披露する探偵、華麗なる論理のアクロバット。本格ミステリの醍醐味を満喫できる、イギリス・ミステリを代表する著者の最高傑作。
  • Photo Novel Lil’Fairy ~ちいさなお手伝いさん~ お掃除の妖精たち

    Photo Novel Lil’Fairy ~ちいさなお手伝いさん~ お掃除の妖精たち

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    契約した人間に、小さな体で一生懸命お掃除のお手伝いをしてくれるという妖精たちがいるという。彼女たちを通して、前向きに、強く、愛にあふれて生きていくキッカケをもらい、日々の中で埋もれてしまった優しい気持ちを取り戻していく人々…。今の世の中にフィットした、癒し効果絶大のドールが織りなす素敵な物語。可愛いドールたちのカラー写真もたっぷり掲載♪ <超お得!! 電子書籍だけの特典>単行本では未収録の、撮り下ろし写真数点に加え、妖精界での、ほっこりした日常を描くショートストーリー16本を追加! ※電子版では、紙の書籍と内容が一部異なる場合や、掲載のないページ、マスキングされた写真等がございます。あらかじめご了承ください。
  • 友は野末に―九つの短篇―

    友は野末に―九つの短篇―

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    奇病、幻視、劣等感、孤絶、放蕩、芸能好き、人恋しさ、人嫌い――無頼と称され、無比に優しい人とも呼ばれた作家が遺した、魂をさらけ出す私小説名品集。強靭で、懐の深い文章が紡ぎ出す、あざやかな人物造形と生々しい心象の数々。嵐山光三郎との対談と、夫人へのインタビューを附す。※単行本の収録内容の一部は、電子版には収録しておりません。
  • ピンザの島

    ピンザの島

    小説・文芸
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    斡旋屋に島の水道工事のアルバイトとして送り込まれた若者が、島のヤギから搾乳しチーズを作るという、無謀な夢にとりつかれる。 湿気の多い南国でチーズを熟成させることの難しさ、島の複雑な人間関係と恐るべきタブー…… すべてを乗り越え「至高のチーズ」はできるのか? ミステリアスに鼓動する小さな島を舞台に、生きることの圧倒的な奥行きが浮かび上がらせる傑作長編小説!
  • 村上春樹の読みかた

    村上春樹の読みかた

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界の文学の最前線に立つ村上春樹。その魅惑的な謎に満ちた小説世界の核心とは何か?『風の歌を聴け』から『1Q84』まで、注目の講師陣が村上ワールドの秘密を解き明かす。
  • ああ玉杯に花うけて 少年倶楽部名作選

    ああ玉杯に花うけて 少年倶楽部名作選

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    昭和2年に『少年倶楽部』に連載され、大反響を呼んだ少年小説の金字塔。いじめや暴力、友情等、普遍的テーマに切り込む爽やかな傑作。
  • 詩学創造

    詩学創造

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 白秋、朔太郎、達治、静雄、順三郎の詩と詩学を、著者一流の方法と視点から読み解く。
  • 華を殺す

    華を殺す

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    花に囲まれた家の花が、突如すべて消えたことが、芸術家夫婦蒸発の意外な真相への道しるべとなる表題作ほか、明治、昭和を舞台にした「華」にまつわる女たちの情念と策略(トリック)を描く4つの物語。雅で妖しい本格情念ミステリ。
  • 匿名芸術家

    匿名芸術家

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    大学の芸術学部で学ぶ作家志望の「私」と、二歳年下の画家志望の「彼」。書く訓練として「私」が何年も続けた「MH式カード」、二人が住む杉並界隈の風景、印象派の画家たちの群像……。創作をめぐる諸断片とともに織り上げられていく、夢を追う若者たちの名もなき時代……。自らの作家になるまでの日々を批評的に描いた、批評的半自叙伝。
  • 恋人たち/降誕祭の夜 金井美恵子自選短篇集

    恋人たち/降誕祭の夜 金井美恵子自選短篇集

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    言葉の町を歩き、言葉のシーツにくるまれ、言葉の包帯を巻いて、あるいは言葉の肉料理を食べ、そして言葉の性交を行う――言葉だけで出来た建物の中で、肉体、時間、空間、世界、あらゆるものを生成する無数の言葉と戯れる陶酔。衝突を繰りかえす豊穣なイメージを道しるべに、著者自らが選んだ短篇集、第二弾。
  • 花酔いロジック 坂月蝶子の恋と酔察

    花酔いロジック 坂月蝶子の恋と酔察

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    <スイ研>こと酔理研究会で、神酒島先輩とともに数多の謎に遭遇してきた蝶子。大学生活も二年目、<スイ研>には新たなメンバーが加入。思わぬライバルの登場に、神酒島先輩との関係にもついに変化が……!?
  • 浪華古本屋騒動記

    浪華古本屋騒動記

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    古本屋と一口に言ってもタイプは色々。老舗、新興、ネット古書店。ある者は夢を追い、ある者は借金取りに追われる。商売が厳しくなる一方なのは皆同じ。目指すのは、面白くて金になること。面白くなければ大阪ではない。名物古書店の三代目が古地図を持ち出し、宝探しの号令をかけた。現状打開の一攫千金を狙って、若者、曲者、正直者の古本屋たちがそれぞれの特技を生かして、歴史に目を凝らし知恵を巡らせて動き出す。
  • 新編 日本の旅あちこち

    新編 日本の旅あちこち

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    木山捷平は、昭和三十年代後半から四十年代前半の彼の晩年ともいえる日々を、日本中を旅する取材執筆に費やした。北海道から九州まで、日本の津々浦々を巡り「新しい紀行文」を書き続け、それは詩や小説にも昇華した。それぞれの土地に、死の陰を刻みながら・・・。初めての北海道旅行での詩「旅吟」から、病床で書かれた最後の詩「オホーツク海の烏」を収録、二九篇厳選。
  • 四季彩のサロメまたは背徳の省察

    四季彩のサロメまたは背徳の省察

    小説・文芸
    4.2
    1巻1,760円 (税込)
    私立扇央高校朗読部の主・華影忍。“歩く女百科全書”を自称する彼は、新入部員の後輩、通称「カラス」から、春休みに一目惚れした女子生徒を探してほしいと頼まれる。だがカラスが探していたのは「存在するはずのない」少女だった……。カラスの仄かな恋心は、嫉妬が引き起こした残酷な夏の事件、軽薄さが全てを崩壊させた秋の事件を経て、次第に忍と彼の婚約者の歪な関係へと繋がっていく――。青い春の只中で、今は亡きサロメの幻影に囚われた美しき男子高校生の一年を描く。
  • ジョン・レノン対火星人

    ジョン・レノン対火星人

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    住所はなく、消印は「葛飾」、そして差し出し人の名前は、「すばらしい日本の戦争」……名作『さようなら、ギャングたち』に先立つこと1年、闘争、拘置所体験、その後の失語した肉体労働の10年が沸騰点に達し、本書は生まれた。<言葉・革命・セックス>を描きフットワーク抜群、現代文学を牽引する高橋源一郎のラジカル&リリカルな原質がきらめく幻のデビュー作。
  • 偽詩人の世にも奇妙な栄光

    偽詩人の世にも奇妙な栄光

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    吉本昭洋は中学2年の時、詩に出会った。教科書に載っていた中原中也の詩だった。以来彼は、詩を愛するようになり、生活の大半を詩に捧げるようになった。しかし、彼は詩を作らなかった。いや、作れなかったのだ。詩を愛しながら、詩作の才能の欠如を自覚した彼は、大学卒業後、商社に入社し、ビジネスマンとして世界各国を渡り歩く生活を送ることになった。しかしその後、出張先のニカラグアで、ある衝撃的な事件に遭遇する……。
  • 清とこの夜

    清とこの夜

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    「大将、このお店、潰さないでよ」古びた居酒屋の無骨な店主・清を前に、常連客は今宵も上機嫌。定年退職を目前に妻の愛を確かめたくなった男、息子に捨てられたと嘆くシングルマザー、年の離れた妻が自慢の男と内心で夫に毒づく妻――それぞれの抱える願望や屈託が、酔うほどに顔をのぞかせて……。このカウンターで盃を傾ければ、人生の滑稽さがにじみ出る。哀切と笑いの酒場小説。
  • ボーイミーツガールの極端なもの

    ボーイミーツガールの極端なもの

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    恋愛未経験のおばあさんが喫茶店の店主に出会い、管理栄養士を目指す大学生は野球選手との結婚に憧れ、子育てを終えた中年の女性がファッションデザイナーと巡り合う。引きこもりニートは松田聖子に恋慕し、その弟は誰に対しても自分から「さようなら」を切り出せず、兄弟の父親は妻と再会する。人と接するのが苦手な少女は思いがけず人気アイドルになって、アイドルの付き人は嫉妬に苦しみ、三流俳優は枕を濡らす。植物屋の店主は今日も時間を忘れてサボテン愛に耽る。年齢も性別も境遇も異なる男女が出会い、恋をし、時には別れを経験する。「絶対的な恋なんてない」不格好でも歪でもいい、人それぞれの恋愛の方法を肯定する連作小説集。人気多肉植物店・叢-Qusamura-の店主・小田康平が植物監修を務める。
  • 21世紀の世界文学30冊を読む〔電子版〕

    21世紀の世界文学30冊を読む〔電子版〕

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    ポール・オースター、トマス・ピンチョンからミランダ・ジュライ、ジュノ・ディアス、そしてアフリカ、中国、ラテンアメリカ、旧ユーゴスラビアの作家まで。未訳の同時代小説をいち早く読み、紹介してきた著者による、明快にして刺激的な世界文学ガイド決定版。※単行本に掲載の[訳し下ろし短編]は、電子版には収録しておりません。
  • 生き延びるための世界文学―21世紀の24冊―〔電子版〕

    生き延びるための世界文学―21世紀の24冊―〔電子版〕

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    タオ・リン、アレハンドロ・サンブラらの新鋭から、J・M・クッツェー、トニ・モリスンらの大御所まで。世界文学の「いま」を伝える、最速・最強のガイド、待望の第二弾。文句なしに面白い21世紀の24冊を紹介。※単行本に掲載の[訳し下ろし短編]は、電子版には収録しておりません。
  • 女たちの平安宮廷 『栄花物語』によむ権力と性

    女たちの平安宮廷 『栄花物語』によむ権力と性

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    本書は、平安時代の摂関政治がどのように権力を生み出していったか、そのしくみについて女たちの後宮世界からみていくものです。その恰好の例として『栄花物語』を取り上げます。作者は歴史的事実をあえて無視したり操作することで、女であること・生むこと・母となることの連なりに走る裂け目こそが、男たちの世界をつくってはやがて掘り崩し、そうした変化が新しい権力構造を生みだしていくことをはからずも明らかにするのです。(講談社選書メチエ)
  • 殺人犯といっしょ

    殺人犯といっしょ

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    甘粕新吉、29歳。恋人との入籍を明日に控えた夜、彼女と会うため愛車を運転していると、目の前に少年が飛び出してきて、よけきれずにはねてしまった。新吉が少年に近づくと、ゆっくりと彼は立ち上がり、ナイフを突きつけてきた。カーナビからは、昨夜未明に新吉の家の近くで殺人事件が起こり、犯人が逃走中だと伝えるニュースが流れてくる。新吉は言われるがまま少年を助手席に乗せることになってしまった……。ナイフで脅されながらの恐怖のドライブがはじまる!
  • 僕とおじさんの朝ごはん

    僕とおじさんの朝ごはん

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    ケータリング業者の水島健一は、手を抜くことばかり考えているぐうたらな40代。最近、派遣先で「死ねる薬を持っていますか?」と聞かれることが続く。ケータリングの仕事をしている男が「楽に死ねる薬」を売り歩いているという噂がネット上で囁かれているらしい。ある日、健一は13歳の少年・英樹に出会う。過去の出来事をきっかけに心を閉ざしていた健一だったが、英樹と出会ったことで徐々に本来の自分を取り戻していく。さらに、派遣先で度々尋ねられる不可解な問いが意味を持ち始め――。「生きること」の意味を問う、書き下ろし感動長篇!
  • 笹の舟で海をわたる

    笹の舟で海をわたる

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    『本の雑誌』が選ぶ 2014年ベスト10(ノンジャンル)の第1位 獲得! ! 終戦から10年、主人公・左織(さおり)は22歳の時、銀座で女に声をかけられる。風美子(ふみこ)と名乗る女は、左織と疎開先が一緒だったという。風美子は、あの時皆でいじめた女の子?「仕返し」のために現れたのか。欲しいものは何でも手に入れるという風美子はやがて左織の「家族」となり、その存在が左織の日常をおびやかし始める。うしろめたい記憶に縛られたまま手に入れた「幸福な人生」の結末は――。激動の戦後を生き抜いた女たちの〈人生の真実〉に迫る角田文学の最新長編。あの時代を生きたすべての日本人に贈る感動大作!
  • セラピューティック・ラブ

    セラピューティック・ラブ

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    華々しい活躍を続ける精神科医・倫太郎は、美しい芸者・夢乃と出会う。夢乃は極端な愛情不足による心の闇を抱えていた。倫太郎は夢乃を患者として診ることになったが、夢乃は倫太郎の治療で恋愛転移を起こし、情熱のまま激しく愛を求めてくる。冷静であるべき倫太郎は、いつしか医者の立場を超え、ひとりの男として夢乃のペースに巻き込まれていく……。
  • ダナスの幻影

    ダナスの幻影

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    目黒の高級住宅地に住む主婦の玲花。高給取りの夫と可愛い子供に囲まれ、“ミセス・パーフェクト”の称号を持つ彼女だったが、高校時代の同級生の死をきっかけに、その完ぺきだった日常が崩れ始める……。『女性秘匿捜査官・原麻希』シリーズの吉川英梨が贈る、人間の限りない欲望と悪意を描く、新感覚ミステリー!
  • 無限花序

    無限花序

    小説・文芸
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    小説という虚構の世界に人間の真実を宿らせるには、どうすればいいのか。物語を解体した。言葉に疑念をはさんだ。そして、いつしか「おはよう」という挨拶すら容易に口にはできなくなっていた――故立原正秋氏らに才能を評価されながら、著者は郷里に帰り十数年余、研鑽を重ねた。古代中国の世界を描く以前の初期作品を厳選し、デビュー十年を機に刊行する。
  • 災厄の街〔新訳版〕

    災厄の街〔新訳版〕

    3年前に失踪したジムがライツヴィルの町に戻ってきた。彼の帰りを待っていたノーラと式を挙げ、幸福な日々が始まったかに見えたが、ある日ノーラは夫の持ち物から妻の死を知らせる手紙を見つけた……奇怪な毒殺事件の真相にエラリイが見出した苦い結末とは? 巨匠の最高傑作が、新訳で登場!
  • Amazonで変なもの売ってる

    Amazonで変なもの売ってる

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    仲良し姉妹のミカルとハルルが迷い込んだ、世にも不思議な世界。これは夢か、それとも現実か――。NHK『みんなのうた』、スタジオジブリ『ゲド戦記』『コクリコ坂から』への楽曲提供など、世代を超えて愛されるシンガーソングライター、谷山浩子さんが贈る、20年ぶりの新作小説!
  • 臨界

    臨界

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    四十年前、日本が陥った未曾有のエネルギー危機。背後でほくそ笑む大国、巨利を狙う世界企業、暗躍するCIA。東京、ワシントン、パリ、そして中東を結ぶ「影のライン」が発動し、ウラン精鉱が闇に消える……。日本の原発建設を利用した高度な情報戦、極秘取引とは。英米の公文書を徹底取材、小説でしか描けない驚愕の密約に迫る!
  • カウントダウン・シティ

    カウントダウン・シティ

    〈フィリップ・K・ディック賞受賞作〉失踪した夫を捜してくれないか――元刑事のパレスは知人にそう頼まれる。小惑星が地球に衝突して人類が壊滅する日まであと七十七日。社会が崩壊していくなか、人ひとりを捜し出せる可能性は低い。しかし、パレスは地道に手がかりをたどりはじめる。『地上最後の刑事』に続く第二弾。
  • 水府明徳会彰考館蔵無名草子

    水府明徳会彰考館蔵無名草子

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 建久物語の書名をもつ善本、水府明徳会彰考館蔵本を精密に影印。小山田与清による朱の書入、識語も原色そのままに復元した。内容は、現在最古の物語評論として意義深いもの。別冊解説に無名草子の概観、成立年代と作者、内容組織、諸本、底本を詳述。講読、演習に絶好。
  • 御所本十訓抄(上) 宮内庁書陵部蔵

    御所本十訓抄 宮内庁書陵部蔵

    小説・文芸
    -
    1~3巻1,760~1,922円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、上中下三巻三冊をハイライト版にて精密に影印。本文は漢字、片仮名交りで表記。いわゆる妙覚寺本系統の第二類に属する善本で、三巻揃った片仮名本としては唯一の貴重な完本である。巻末に、朱書一覧並びに諸本の系統を詳述した解説を付す。演習等に好適。
  • 享和元年成蕪村遺稿 明治三十三年復刊 国立国会図書館蔵

    享和元年成蕪村遺稿 明治三十三年復刊 国立国会図書館蔵

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 底本は国立国会図書館蔵本。水落露石編。明治三十三年刊本を忠実に影印。さらに稿本、印ち原『蕪村遺稿』塩屋忠兵衛編輯、碧梧桐翻刻の全文を覆刻。「蕪村句集・蕪村遺稿全句一覧表」を附載。
  • 砂の粒/孤独な場所で 金井美恵子自選短篇集

    砂の粒/孤独な場所で 金井美恵子自選短篇集

    小説・文芸
    2.0
    1巻1,760円 (税込)
    一筆ずつ塗り重ねられる精緻な絵画のように、あるいは一針ずつ施される絢爛たる詩集のように――一語一語選び抜かれた言葉は、思わぬつながりを持つ次の言葉を連れてきて、夢中でそれらを追ううちに思いもよらない地平に連れ去られていく。時空間も記憶も等質な粒子となって混じり合い、拡散し、迷宮のような読書体験をもたらす、著者初の自選短篇集。
  • 海嘯

    海嘯

    小説・文芸
    4.4
    1巻1,760円 (税込)
    夢を捨て、愛を捨て、両親を陥れた人間への復讐だけを胸に生きてきた女性実業家が、病の淵で初めて見つめた己の心の闇。十年目の「夜会」をベースに高らかに唱い上げる中島みゆき初の長編叙情詩。
  • 万葉集に会いたい。

    万葉集に会いたい。

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 奄美に現存する歌唱の系統「流れ歌」から、万葉集の歌の流れを読み解く。新たな万葉集の世界が展開する。
  • 新選万葉集抄 新装版

    新選万葉集抄 新装版

    小説・文芸
    -
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、万葉集二十巻にわたり、長歌・短歌・旋頭歌・仏足石歌体、計七二三首を、単なる名歌選ではなく種々の立場から選んだものである。
  • ルンタ

    ルンタ

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    人間という暮らしにうんざりしたというわたしは、それでも自殺はせずに「わたし」と呼ぶ装置をもう少し観察してみたいと望み、家を出て山へ向かうことに。ユという女性との記憶と死んだはずの友人の中西を道連れに山を目指し、吹雪の中で出会った黒い馬「ルンタ」に乗り、さらに深い雪の中を進んでいく。生と死、現在と過去を行き来する人々が、人間の意識や時間の虚構を疑わせながらもまた確かな生を感じさせる。保坂和志氏絶賛!

最近チェックした作品からのおすすめ