道の向こうの道

道の向こうの道

1,760円 (税込)

8pt

3.5

一九五六年、大阪から上京し、早稲田大学露文科に入学。最初の授業でこう言われる。「露文科の学生になったからには、もはや就職はあきらめたまえ」。米川正夫ら教授陣、李恢成など個性豊かな級友たち、著名な学者のコケティッシュな娘、親戚のような大家一家や愛情深い両親の姿……。自在なスタイルで描く自伝的連作集。

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道の向こうの道 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年03月22日

    森内俊雄さんという作家は今まで読んだことがなく、この本が初めて。
    早稲田大学露文科に入学した(昭和31年)大学生の話。自伝的、というか私小説になるのだろう。登場人物の名は皆実名。李恢成は僕でも知っている。
    さすが早稲田の露文、有名人が多い。五木寛之や東海林さだお(!)は後輩だそうだ。

    若者にとって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月09日

    私にはとても高尚すぎてすごいなぁという感想で,共感できるなんて言葉は恐れ多い本なのだけど,共感できるところがたくさんあった。本などから自分のものにする言葉を得るということは,続けていきたい。

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