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Posted by ブクログ 2021年06月17日
2021/06/17
これを読んだのは2回目。初めて読んだ時には文章のキレの良さにページをめくる手が止まらなかった。こんなに自由な小説があってもいいのか、と感動していた。しかし、それより先には進めず、この本で著者が言わんとしていることはまったくわからなかった。内田樹による解説を読んでも、あまりピンと...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月05日
面白かった。
面白かったのだが、大きな声で「面白かった」とは叫べない。
なぜなら「何が書かれているのか」が理解できなかったからだ。
遠慮がちに「面白かった」とつぶやく程度が関の山なのだ。
たくさんの暴力にたくさんの死躰(死体ではない)で溢れている作品であり、たくさんの肉体的苦痛にた...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月13日
高橋源一郎が、「デビュー作にしたかった」「自分の中でひょっとしたら一番の作品かも」というだけある、記念碑な作品。
おそらく、「変わったボール」を取り慣れない読者は、この作品を受け止めることが出来ずに「ただの気持ち悪い文章」だと思って投げ出すだろう。
すばらしい小説には全てがある。エロも、グロも、...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
20080311
一月もたってしまった。。それもこれもオースターの原書のせい。しかも読み終わってないし。
やっと読破!このひとの日本語のつよさはなんなんだろうか?詩?わたしの名前は「リボンの騎士」初版本です。それにしても内田樹の解説がキレがよすぎて感心した。あたまいいなー。しょうせつってこうやってよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
高橋源一郎の幻のデビュー作らすぃ。描写から鼻のつく強い腐臭を感じるのはこのひとか村上龍ですな。若さがあふれてなんかイテテテテってなります。ポストモダンっていわれてるけど、彼の描くテーマは普遍的な気がするし、哀愁を感じる文体は19世紀のレトロな印象も。。。とにかくすごい。「すばらしい日本の戦争」を癒す...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
高橋源一郎、幻のデビュー作。
第一作として群像新人文学賞に応募して落選した『すばらしい日本の戦争』を少し書きかえて発表したもの。
僕個人的には『さようなら、ギャングたち』の方が完成度が高い気がするが、この作品も充分に素晴らしい。
『さようなら、ギャングたち』に劣るとは言えど、これは彼の...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
理解不能な「ジョン・レノン対火星人」というブロックサイン。相手チームにそのサインが読まれることは無い。だけど仲間にもそのサインは解読することができない。サインが読めないうちに対戦相手の左ピッチャーは苦手な「肩口から入ってくるカーブ」を投げ込んでくる。僕らはどうすればいいのか?同じように死体を描写した...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
入手方法:池袋のJUNNKU堂。「虹の彼方に」勉強会に備えて。
露悪趣味、で片付けてしまう人は多いでしょう。
しかしではなぜわざわざ露悪をするのか。
数々の名前を持つ「手淫」をわざわざ「手淫」と表記する作者は、まさに独房の前の住人に死体の描写を送りつけ続ける「すばらしい日本の戦争」そのものです。
...続きを読む
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