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Posted by ブクログ
初めて谷山浩子さんの小説を読みました。不思議だし、意味も全然分かんないんだけど、どうしてかスンナリ受け入れられる。それは多分、不思議な世界が外に"ポンっ"と設定されているのではなくて、ミカル・ハルル姉妹の心の内と現実とが混ざり合って、それがじわじわ深まって謎が展開されているからだと思います。
例えば夢の中で、全く見知らぬ場所で、周りの人も知らない人で、なんなら自分すらも"自分じゃない"時だってあるのに、そこでは現実と変わりない当たり前の世界になってる…そういう感覚に近いなぁと感じました。
ミカルとハルルの会話が明るく幼く(大人だけど)バカバカしいことも相まって、最初は絵本の世界に入り込んだみたいな、そういう可愛らしい不思議な感じの物語かと思っていたのですが、後半にじわじわと怖さもある。特に"お父さん"に関しては…
個人的には、1日とか2日おきに1章分読むというように、断片的に読むことをお勧めします。一気読みして全体を俯瞰するのには不向きな作品です。
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