深い作品一覧
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5.01945年、大きな戦争により荒廃した日本は福祉と治安維持のため二つの政策を行った。 一つは東京を復興し「新都トーキョー」をつくること。 もう一つは、能力不振や病気、障害等により自立困難な者に国が衣食住、生活を保障する「生活保護特区」(俗称マントラアーヤ)を制定すること。 2018年、トーキョーの中流家庭で育った高校生のフーカは、落ちこぼれながらも平凡な日常を送っていた。 ところがある日、彼女の元に「特区通知」が届く。この国で何となく生き、何となく幸せになれると思い込んでいた彼女にとって、それは青天の霹靂だった―― 突如、生活保護特区に単身移住することになったフーカは、その想像を絶する状況に戸惑い、困惑する。 そして居住者たちとの共同生活が彼女を思いがけない道へ誘い込み……
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3.0
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4.0全世界600万部のベストセラー『サイコロジー・オブ・マネー』の著者によるこの不確実な世界で成功するために知っておくべき人間の行動原理、人生の本質を学べる本!……………………………………世の中は変化し続ける。未来は誰も正確に予測できない。しかし、人間の本性は変わらない。本書は思考と行動に「不動の軸足」を与えてくれる。一橋ビジネススクール特任教授 楠木建氏 推薦……………………………………☆「期待」と「現実」のギャップ☆勝つのは「最高の物語」☆「数値化できないこと」の中に真実がある☆平穏は「狂気の種」を蒔く☆意気揚々と絶望せよ☆成功にはコストがかかる☆「優位性」はあっけなく陳腐化する☆「インセンティブ」という世界最強の力☆複雑にすると裏目に出る☆「長期的な視野」に立つには☆「経験」ほど説得力のあるものはない
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4.2人間は、どのようにしてモラルを持つようになったのだろう? 助け合うよう生まれついているはずなのに、今や普遍的なモラルなど失われたかのようだ。だが、人類が共有するモラルは存在する。モラルの起源が理解できれば、モラルの未来も見えてくる。 生物学的、文化的に社会が進化していく過程でモラルはどのように形成されたのか――哲学の専門知識とさまざまな研究データをもとに解明。現在の私たちのあり方を決定づけた進化の歴史が明らかになる。 狩猟時代から現代に至るまで、人間のモラルの基本は「個人の利益<共同体の利益」である。脆弱なホモサピエンスが生き延びるには、それは最良の手段だったからだ。5万年の歴史を通して、社会的構造の変化とその後の経済発展により、モラルはさまざまな変容を遂げてきたが、基本は今なお変わらない。 人間の善と悪はどのようにつくられてきたか? 歴史の流れを軸に、哲学、経済、生物学的な分析をもとに「モラルの変遷」を説明。 かつてない不平等と分断の時代、他者に限りなく不寛容で、モラルに反するものを厳しく罰し、個人主義が浸透しすぎた時代、どのように新たなモラルをつくるべきか? 著者の結論は人間のモラルの基本に立ち戻ること。国・民族・宗教などを問わずに人類に共通する「個人の利益<共同体の利益」を新たなモラルにすべきだというものである
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5.0
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3.5毒親から生き延びたかつての子どもたちを取材した『毒親サバイバル』から6年。『「神様」のいる家で育ちました』『酔うと化け物になる父がつらい』の著者・菊池真理子さんが次に取材したのは、家族に問題を抱える当事者たちです。家族に問題を抱えた当事者10名に取材した社会派ノンフィクションマンガで、取材したテーマは、ギャンブル依存症、マルチ2世、児童虐待、貧困、DV、きょうだい児、ヤングケアラー、陰謀論、反医療。現代の社会問題を反映したテーマに切り込み、家族の危機に直面した人々のリアルな姿を描きます。 問題を抱えた親や配偶者、子どもとの関係に悩む人たちが、自分の家族の「問題」とどう向き合い、乗り越えてきたのか。時には距離を置き、時には共存の道を模索しながら、それぞれが選んだ結末とは? 家族の困難をともに乗り越えるためのヒントが詰まった一冊です。
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2.0ある小学校で、小学6年生の児童が学校の屋上から飛び降りた。 児童の名は紫村俊介。命こそとりとめたが意識不明の重体で、現場に残された遺書からいじめを苦にしての自殺未遂と推測された。 そして、遺書にはいじめの加害者として青空茜の名前があった。 母親の青空翼は娘を問い詰めるが、茜は頑としていじめの事実を認めない。 そんな茜の態度に引っ掛かりを覚えつつも、翼は娘を信じることにする。 なぜなら、紫村俊介はかつて茜をいじめていた子だったからだ――。 果たしていじめの本当の「加害者」は誰なのか。 ヒット作『娘がいじめをしていました』に続く、いじめ問題のタブーに切り込んだセミフィクション。 【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】 「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。 分冊版第1弾。※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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3.0※こちらは無料の〈試し読み増量版〉で「第三章 龍宮にて」の途中、 84ページまでお楽しみいただけます。 ※通常版は2024年12月6日発売です。 これが独占欲か。全く、恐ろしい感情だな。 一途な土地神に超超超超溺愛される輪廻の巫女の、 永劫回帰のラブ・サンクチュアリ 目を覚ますと、知らない天井と、知らないお兄さん。 曰く、「あなたは楓、俺は紫乃、もうすぐここは爆発する」と 四トントラックに乗せられて、ついた先は神域にある”俺たちの家”!? 「私とあなた様との関係は…?」 「神と巫女。楓が輪廻転生するたびに、引き取って育てて、」 「父?」 「いや、俺と楓は夫婦の運命だから」 って!? 記憶のない私に、今後の関係はこれから決めていいよって言ってくれるけど、 端々に感じる重い愛、絶対逃す気などないのでは…? 神としての一生を一人の女に捧げると誓った土地神の、超超超超溺愛ストーリー!
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4.0小学校教師、僧侶、エリート大学院生ら、 周囲から見たら「まさかこの人が…」というお堅い人もいる。 外見は真面目なのに、ひと皮むけば倒錯した性癖の持ち主だったワケで、 まさに“人は見かけによらぬもの"ということだろう。 さらに昨今のニュース等で話題となっている「AV出演強要事件」も。 女性にはAVの撮影と気付かせずに出演契約書にサインさせ、 現場で拒まれたら契約を盾に無理やり撮影を敢行する。 いったん発売されたDVDは、もう回収する術もない…。 そんなリアルな事件の経過が恐ろしい。 本書では、 性犯罪を中心に、男女の事件を徹底的に調べ上げ、その真相に迫りました。 己の性欲を満たすためだけに鬼畜な行為に及ぶ加害者から、 一方的な恋愛感情を抱かれたが故に殺された被害者まで。 男女の事件は当事者にしかわからないと言いますが、 彼らの行動は予測不可能にして複雑怪奇。 ある意味、これほど生々しい人間ドラマは他にないでしょう。 『週刊実話』の人気連載を一冊にまとめた文庫新作 ! ■目次 ・6年後に加害者になった殺人未遂被害者のデリヘル嬢 ・「1日5万円、帰りに手渡し可」に落ちた少女たちの地獄 ・40年にわたった85歳のストーカー 最後は“電マ"持参で被害者宅に突撃 ! ・ブラック風俗店に殺されたボーイの一生 ・フラれた女性の靴に猛毒を塗った四十路独身男の猟奇的思考回路 ・レイプの妄想を脚本化していた変態警官の盗撮防止架空捜査 ・高1少女の出産で発覚した“家族ぐるみ"の援助交際 ・三つ巴不倫に顔を突っ込んだ第三者の男が殺人未遂で逮捕された理由 ・女子大生モデルの唇・乳房・女性器を切り取った猟奇殺人鬼 ・親子ほど年が離れている若妻を撲殺 ! 夫がブチ切れた“理由"は … ・水子供養を口実にわいせつ行為を働いた自称霊媒師 ・短大生3人が味わった地獄の晩餐 ・懲役30年の連続強姦魔を退散させた被害女性の迫真の演技 ・暴力団の“復讐組織"を装って獲物に接近した、27人連続暴行魔の極悪洗脳手口 ・枕ホストの子供を身ごもり、赤ん坊を可燃ごみに出したキャバクラ嬢 ・エリート女医2人を手玉に取った“ イケメン結婚詐欺師 "の狡猾手口 ・サイトで拾った妻子持ちキラーのサイコパス ・「シコシコ・ダッシュ」を繰り返したエリート大学院生 ・次々と不幸が押し寄せる、あるレイプ魔の半生記 ・熟女と少年の5年愛…放火で終わった“ 逆淫行のツケ " など、合計39本の事件を収録 ■著者 諸岡宏樹(もろおか ひろき) ほとんどの週刊誌で執筆経験があるノンフィクションライター。 『週刊実話』で「男と女の性犯罪実録調書」を12年連載している。 文庫「実録 女の性犯罪事件簿」も小社より刊行。 別名義でマンガ原作多数。 1969年生まれ。三重県出身。
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3.6◆2万人を数字好きに変えた「メソッド」を大公開! 1日1分、ゲーム感覚で遊ぶだけで、「数字センス」がみるみるUP!●「そこそこのイケメン」を数値化すると?●「カウントダウンスピーチ」でインパクトを残せ●「レシート1分ドリル」に挑戦しよう●「愛の値段」はどうやって計算する?●どっちが多いかを「フェルミ推定」で考える etc.◆「数字が苦手」は思い込み!数字と仲良くなった人だけが、話し方、表現力、時間管理力…すべてを手に入れる!数字センスを身につけて、あらゆるシーンで数字を味方にすることができれば自分の伝えたいことが明確に相手に伝わり、表現センスも磨かれる。加えて、数値化や時間管理など、ビジネスパーソンの必須スキルも備わるように。今日から、あなたの数字との付き合い方が劇的に変わります!《誰もが数字パワーの虜になる1冊!》
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3.5コンゴ、ウガンダ、ガーナ、ブルキナファソ、コートジボワール……アフリカ各国で著者が出会ったのは、なんと日本の新宗教を信じる現地住民たちだった。統一教会、創価学会、真如苑、崇教真光、幸福の科学、ラエリアン・ムーブメント、天理教などを信じる彼らの生活や思い、現地での実像や人気の理由に迫る、唯一無二のルポ。その後の情報を追記し、新章を増補。解説 安田峰俊
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4.3現代日本の政治と報道を問う三部作。3カ月連続刊行一九七一年、新潟。野心に燃える政治家と、正義を求める記者。その五十年にわたる闘いが始まる――高度経済成長下の1971年12月。衆議院選挙目前、東日新聞新潟支局の若き記者・高樹治郎は幼馴染みの田岡総司と再会する。田岡は新潟選出の与党政調会長である父の秘書として選挙応援に来ていた。彼らはそれぞれの仕事で上を目指そうと誓い合う。だが、選挙に勝つために清濁併せ呑む覚悟の田岡と不正を許さずスクープを狙う高樹、二人の道は大きく分かれようとしていた……大河政治マスコミ小説三部作開幕。解説/佐藤憲一(読売新聞東京本社文化部)
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3.51999年、河口湖町の廃ホテルで起きた母娘の死体遺棄事件。犯人と目された少年の死刑確定後、被害者の夫は謎の手記を発表し失踪。10年後、ジャーナリストが再取材を行うが、関係者達の告白は事件の構図を次々と塗り替えてゆく……。 読者を幻惑・酩酊させる仕掛けで、純文学×ミステリ×フェイク・ドキュメンタリーの歴史的達成として小説界を騒然とさせた衝撃作、ついに文庫化。 本作ははたして、現代の「藪の中」か、奇書か、あるいは小説の極北か―― 酉島伝法さん(小説家・イラストレーター)推薦! 文庫化にあたり、ボーナストラックとして、著者独自の犯罪小説二篇(「トンちゃんをお願い」「私の娘」)を書籍初収録。 【目次】 Ⅰ 埋葬(2010) Ⅱ トンちゃんをお願い(2011)/私の娘(2019) 〈解説〉岡和田晃
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5.0「がん闘病」のホンネとヒントが満載 意外となかった! 「おひとりさま」による 「おひとりさま」のための 新しい時代の「がん闘病記」 59歳、独身、末期がんの医療ジャーナリスト。 家事は全て自分でこなし、仕事を変わらず続け、趣味や海外旅行も楽しんでいる。 いつかはやって来る最期の瞬間まで、自分のことは全て自分で決めたい。 悲愴感ゼロ、前向きな気持ちになれる、新しい時代の「がん闘病記」。 ●本書より おひとりさまの末期がん患者である僕は、身の回りのことを自分でしなければならない。 これは一見面倒に見えるが、じつはありがたいことだと思っている。 家族がいて、周囲に甘えられる環境だと、自分ですることが減って時間が余るので、その時間を利用してメソメソするようになるだろう。 周囲もそんな患者に同情してメソメソするので、患者の周辺はメソメソで充満することになる。 おひとりさまは、最期の瞬間まで自分で決断していかなければならないので、忙しくてメソメソしている余裕がない。落ち込んでいるヒマはないのだ。 ●目次 この1冊で「がん闘病」の流れが全てわかる 第1章 検査がこわい 第2章 後悔しない医師選び 第3章 手術をためらう 第4章 心身と生活の変化 第5章 治療にかかるお金の真実 第6章 最新医療との付き合い方 第7章 抗がん剤がこわい 第8章 終活がはじまる 第9章 おひとりさまの死に場所選び
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4.0
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3.82014年刊行の『地方消滅』と、そこで示した896の「消滅可能性都市」リストは、衝撃をもたらした。 それから10年を経て、東京の出生率は0・99になるなど、なお少子化は加速する。 このままだと2100年に人口は6300万人、高齢者が4割の国になりかねない。 本書は、全国1729自治体を9つに分類。 「ブラックホール型自治体」の特性なども分析し、持続可能な社会へ向かうための戦略とビジョンを打ち出す。 目次 序章 「消滅可能性都市896」の衝撃 Ⅰ部 消滅自治体 最新データ篇 第1章 地方自治体「持続可能性」分析レポート 地域特性に応じた人口減少対策が必要 (三村明夫+人口戦略会議) 第2章 全国1729自治体リストから見えた地域の特性 自治体の「人口減少要因」が明らかに (人口戦略会議) 第3章 人口減を止められなかった10年 外国人・寄合・デジタルは救いとなるか (宇野重規×増田寛也) Ⅱ部 2100年への提言篇 第4章 緊急提言「人口ビジョン2100」 安定的で、成長力のある「8000万人国家」へ (人口戦略会議) 第5章 人口減少、どう読み解くか ・少子化・人口減の深刻さはなぜ共有されないか――1990年代の不良債権問題との類似性 (白川方明) ・正社員とパートの賃金格差解消こそ最重要課題――約4割の未婚女性が子どもを持たないと予想 (永瀬伸子) ・東京出生率0・99の衝撃 基本から知る低出生の現実 (小池司朗) 第6章 今が未来を選択できるラストチャンス (三村明夫×増田寛也) 全国1729自治体の9分類
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4.1日本を震撼させた衝撃の名著『絶望の裁判所』から10年 元エリート判事にして法学の権威が、日本人の法意識にひそむ「闇」を暴く! 本書は、書名から明らかなとおり、日本人に根付いている「日本人特有の法意識」をテーマとする。私は、裁判官として三十三年間に約一万件の民事訴訟事件を手がけるとともに、研究・執筆をも行い、さらに、純粋な学者に転身してからの約十三年間で、以上の経験、研究等に基づいた考察を深めてきた。この書物では、そうした経験をもつ者としての、理論と実務を踏まえた視点から、過去に行われてきた研究をも一つの参考にしつつ、「現代日本人の法意識」について、独自の、かつ多面的・重層的な分析を行ってみたいと考える。 法学者・元裁判官である私が、法律のプロフェッショナルですら満足に答えられないような曖昧模糊とした「法意識」に焦点を合わせた一般向けの書物を執筆したのは、日本固有の法意識、日本人の法意識こそ、私たち日本人を悩ませる種々の法的な問題を引き起こす元凶の一つにほかならないと考えるからだ。 そればかりではない。意識されないまま日本人の心理にべったりと張り付いた日本的法意識は、日本の政治・経済等各種のシステムを長期にわたってむしばんでいる停滞と膠着にも、深く関与している可能性がある。その意味では、本書は、「法意識」という側面から、日本社会の問題、ことに「その前近代的な部分やムラ社会的な部分がはらむ問題」を照らし出す試みでもある。 この書物で、私は、日本人の法意識について、それを論じることの意味とその歴史から始まり、共同親権や同性婚等の問題を含めての婚姻や離婚に関する法意識、死刑や冤罪の問題を含めての犯罪や刑罰に関する法意識、権利や契約に関する法意識、司法・裁判・裁判官に関する法意識、制度と政治に関する法意識、以上の基盤にある精神的風土といった広範で包括的な観点から、分析や考察を行う。 それは、私たち日本人の無意識下にある「法意識」に光を当てることによって、普段は意識することのない、日本と日本人に関する種々の根深い問題の存在、またその解決の端緒が見えてくると考えるからである。また、そのような探究から導き出される解答は、停滞と混迷が長く続いているにもかかわらずその打開策が見出せないでもがき苦しんでいる現代日本社会についての、一つの処方箋ともなりうると考えるからである。
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4.3なぜ細胞の集合体である脳から自我が生まれ、感情が湧くのか。 どうして相手の心がわかるのか。脳はいかに言語を操るのか。 そもそもなぜ生命を維持できるのか。鍵は、脳がする「予測」と予測誤差の修正だ。 本書では、知覚、感情、運動から、言語、記憶、モチベーションと意思決定まで、脳が発達する原理をひもとく。 子どもの学習や障害、意識の構造も一望。 人類に残された謎である、高度な知性を獲得するしくみを解き明かす。 まえがき 第1章 脳の本質に向けて 脳科学の祖ヘルムホルツ 世界が止まって見える理由 幸運な出会いから科学の爆発へ サイバネティクス 悪魔的天才と呼ばれたフォン・ノイマン シャノンの情報理論 人間の能動性と心の発達 予測と模倣 シュレーディンガーの仮説 第2章 五感で世界を捉え、世界に働きかける 知覚・運動機能に関する脳研究の夜明け ホムンクルスの発見 知覚とは何か 脳内の階層的処理によって生まれる知覚 脳はどのように推論するのか 推論の基本――ベイズ推論 脳の推論メカニズムを探る フリストンの自由エネルギー原理 予測誤差最小化を実証する 運動制御 知覚と運動の循環 注意機能とニューロン反応の同期 視覚と運動を統合するミラーニューロン まとめ コラム1 感覚統合――異種感覚を統合する 第3章 感情と認知 感情に関する脳研究の夜明け 感情はどのように決定されるのか外環境と内環境 内臓状態の知覚と運動 ホメオスタシスとアロスタシス アロスタシスの仕組み 内受容予測符号化 内臓感覚皮質の構造と感情 内受容感覚と自閉症 感情の発達 まとめ 第4章 発達する脳 発達・学習研究の夜明け 人間の視覚野の臨界期 ヘブ則からBCM理論へ 赤ちゃんの手腕運動 じーっと見る赤ちゃん 発達の原理 動機づけのメカニズム 滑らかな運動を司る小脳知識を書き換える赤ちゃん GABAの役割と神経発達症(発達障害)との関係 まとめ コラム2 ヘブの洞察力 第5章 記憶と認知 記憶研究の夜明け 海馬損傷の患者 過去の記憶は海馬にはないのか エピソード記憶は多感覚である 海馬の役割 二つの発見――エピソードの予測と時系列化 記憶を再構成する 睡眠は記憶の強化と要約を行う 概念細胞の発見 場所細胞の発見 運動予測――ボールを見てバットを振る 身体化による 認知 メンタルシミュレーションの仕組み まとめ コラム3 海馬の機能――出来事の順序を記憶し、再生する 第6章 高次脳機能――知識、言語、モチベーション モノがわかるとは何か 二つの視覚系経路 動的概念の獲得から言語獲得へ 意図の理解 言語の基礎とブローカ失語 名詞と動詞の理解 目的語の理解 文の意味理解 チョムスキーの生成文法 予測しながら会話する モチベーション(動機づけ)とは何か 人間行動の基礎理論へ 再び注意と視線移動行動の決定とモチベーション 予測誤差とドーパミン 好奇心はどこから来るのか まとめ 第7章 意識とは何か 意識の科学 意識の神経相関 意識の芽生え ホメオスタシス感情と痛み 自己意識――自己主体感・自己所有感・自己存在感 錯覚 後付け的再構成(ポストディクション) 認知や意識の上書き メタ認知 人工知能と脳科学の接点――対照学習 まとめ 終 章 脳の本質 あとがき 参考文献 索 引
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3.9女性ファッション誌やイベントなどで大人気のヘア&メイクアップアーティスト小田切ヒロさんが、様々な女性と出会う中でたどり着いた本当の女性の美しさについて語ります。 女性の本質が透けて見える、唇。/大人はときにチークレスというスパルタ。/シワなんてあるのが当たり前。/コンプレックスは隠さない。/くすみが出てラッキー。/眉で人生が変わる/美しい姿勢という魔法。/人が見ているのは、たいてい横顔/抜け感と、ただの間抜け感と。/マンネリに支配されたら終わり。/細部に洗練。/悪魔な真顔。笑顔な真顔。 人は愛でるほど美人になる。自分を慈しみ、存在から美人を目指す。
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4.4モンゴメリ生誕150周年! 魅力を知り尽くした訳者による大人のための「赤毛のアン論」 世界でこよなく愛され、大人の文学として再評価されるアン・ シリーズ。 少女時代の『赤毛のアン』から、アンの息子三人が第一次大戦に出征する第八巻『アンの娘リラ』までの五十年をこえるアンの人生と、カナダの激動の時代を描いた大河小説。その魅力を、昨年完結した日本初の全文訳『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)を手がけ、話題を呼んだ著者が、八つの観点から解説する最新の「赤毛のアン論」。 ◎目次 はじめに 一の扉 エピグラフと献辞 二の扉 英文学 三の扉 スコットランド民族 四の扉 ケルトと「アーサー王伝説」 五の扉 キリスト教 六の扉 プリンス・エドワード島の歴史 七の扉 カナダの政治 八の扉 翻訳とモンゴメリ学会 おわりに 主要参考文献 保守党と自由党の二大政党が対立するカナダで保守党支持のマシューとマリラに育てられたアンは、女性に初めて投票が認められる画期的な歴史に直面する。アンはその時代をどう見つめたのか? 知られざる政治文学としての一側面。 また、シェイクスピア劇などの英文学を小説中に多数引用したモンゴメリの凝った仕掛け、アン・シリーズ各巻に登場する「アーサー王伝説」と円卓の騎士のロマンの輝き、ケルト文化とキリスト教の融合としての物語の魅力、愛すべき登場人物たちの民族、シリーズに描かれるカナダの歴史などを丁寧に謎ときしながら、『赤毛のアン』シリーズをこれから読む人の充実した手引きとして、再読する人には驚きと感動に満ちた一冊。 プリンス・エドワード島などの写真・図版・地図66点収載の決定版!
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●さあ、フルタイムに復帰! 患者数が5年間で1.7倍と増え続けているこの疾患の症状、治療法から生活の送り方まで、改善のプロセスが全部わかる! ●入社3年目の高橋美咲は、PR会社で新製品のプロジェクトに加わり、忙しくもやりがいのある毎日を送っていた。しかし、ある日体調を崩し、救急車で病院に運ばれる。胃腸炎と診断されたが、その後、下痢と高熱を繰り返すようになり、医師からメンタルクリニックをすすめられて……。美咲さんにいったい何か起こったのか? そして、どのように回復していったのか? ●「なぜ私が?」「原因はなに?」「うつ病とどう違うの?」「治るの?」「どんな治療をするの?」「休職中はどう過ごせばいい?」等々、診断されたら知っておきたいことをマンガとマンガの人物たちによるQ&Aでわかりやすく解説! 自分に起こったことを正しく理解し、治療に取り組むヒントがわかる。焦らず、ゆっくり回復していける方法。
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4.2画像生成AI、ChatGPTなどの対話型AI――まさにカンブリア爆発ともいえる速度と多様さで、AI技術は人類文明を劇的に変えようとしている。その進化に晒された2025年大阪万博までの顛末、チャットボットの孤独、AIカウンセラーの献身からシンギュラリティまで、22名の作家が激動の最前線で体感するAIと人類の未来。『ポストコロナのSF』『2084年のSF』に続く日本SF作家クラブ編の書き下ろしアンソロジー第3弾 目 次 まえがき 大澤博隆 準備がいつまで経っても終わらない件 長谷敏司 没友 高山羽根子 Forget me, bot 柞刈湯葉 形態学としての病理診断の終わり 揚羽はな シンジツ 荻野目悠樹 AIになったさやか 人間六度 ゴッド・ブレス・ユー 品田 遊 愛の人 粕谷知世 秘密 高野史緒 預言者の微笑 福田和代 シークレット・プロンプト 安野貴博 友愛決定境界 津久井五月 オルフェウスの子どもたち 斧田小夜 智慧練糸 野﨑まど 表情は人の為ならず 麦原 遼 人類はシンギュラリティをいかに迎えるべきか 松崎有理 覚悟の一句 菅 浩江 月下組討仏師 竹田人造 チェインギャング 十三不塔 セルたんクライシス 野尻抱介 作麼生の鑿 飛 浩隆 土人形と動死体 If You were a Golem, I must be a Zombie 円城 塔 この文章はAIが書いたものではありません 鳥海不二夫 各篇解説 鯨井久志/鈴木 力/冬木糸一/宮本裕人
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3.8「あなたが、最後に会いたい人は誰ですか」 さよならの向う側と呼ばれる場所にいた男、案内人はそう言った。 人は亡くなった時、最後に一日だけ現世に戻って 会いたい人に会える時間が与えられる。 ただし、その中で会える人は、 『あなたが死んだことをまだ知らない人だけ』。 人は最後に大切な人に会いに行く。 きっとどんな困難が待っていても、人はそれでも大切な人に会いに行く。 そんな、さまざまな人たちと案内人が織りなす、最後の再会を描いた純度100%の温かい感動の物語。 今すぐ、大切な人に会いたくなる物語が、ここにある――。
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4.0テーマは「自分軸」。「自分軸」とは、簡単にいうと「自分が納得するように、行動すること」。これは「当たり前のように見えて、案外難しいんです」と著者は言う。「本当はやりたくないんだけど、みんなやることになっているからやる」「好きではないけれど、評価が下がるのが嫌だから引き受ける」「世間体が悪いからやる」「相手が不機嫌になるのが嫌だから納得していないけどやる」――これらは全部「他人軸」。こんな行動ばかりしていたら、いつもモヤモヤするし、自分のやりたいことがいつまでたってもできない。当然幸せにもなれない。他人を優先してばかりで、自己肯定感も下がりまくりです。だから、「自分軸」で生きる。自分のやりたいこと、納得したことをやる。それが幸せになる唯一の道。ただ、「自分軸」ってシンプルなようで、わかりづらい。一見他人軸に見えるけれど、ちゃんと自分軸だったり、自分軸だと思っていたら他人軸だったり。そこでこの本の登場です。今回、「自分軸」について、これでもか、これでもかとかみ砕いて著者は書いています。そこのモヤモヤしているアナタ。なんとなく自己肯定感の得られていないアナタ。幸せって何だろうと思いながら生きているアナタ。この本を読めば「自分軸」が何なのか、どうすれば自分軸でラクに、幸せに生きられるのか、目の前の霧が晴れたかのようにわかるはずです。ぜひお手に取ってみてください!
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年、物価の上昇が続いており、話題となっています。2024年7月、一般の消費者に「日頃よく購入する品物の価格は1年後どの程度になっているか」を聞く調査が行われ、全体の45.2%の人たちが「5%以上上がる」と回答しました。しかし、消費者物価指数という物価の動きを表す数値を見ると、消費者が予想する「5%以上の上昇」は過去20年間で一度もありません。2%を超えたのも、2014年、2022年、2023年の3回だけなのです。物価に関する数字やしくみを理解することで、自分の中の思い込みが変わるきっかけになります。本書を読むことで、経済ニュースへの理解も深まるでしょう。
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5.0第一線の研究者が、東久邇稔彦から竹下登まで17人の昭和の政治家の思想と行動を検証する歴代首相列伝。 戦後の占領期から昭和の終わりまで、「55年体制」下の日本の政治のあり方のほぼ全容を伝える。 日本の再建期を支えた指導者たちの功罪を振り返り、宰相の人物像を通して戦後の「国のかたち」を浮き彫りにする。 〈解説〉宮城大蔵 目次 東久邇稔彦――皇族のなかのリベラリスト 波多野澄雄 幣原喜重郎――「最後の御奉公」と新憲法草案 天川 晃 吉 田 茂 ――状況思考の達人 渡邉昭夫 片 山 哲 ――新憲法体制のトップランナー 福永文夫 芦 田 均――インテリの文人政治家 増田 弘 鳩山一郎 ――日ソ国交回復と憲法改正への執念 山室建德 石橋湛山――透徹した自由主義思想家 猪木武徳 岸 信 介――野心と挫折 北岡伸一 池田勇人――「経済の時代」を創った男 中村隆英 佐藤栄作――「待ちの政治」の虚実 高坂正堯 田中角栄――開発政治の到達点 御厨 貴 三木武夫――理念と世論による政治 新川敏光 福田赳夫――政策の勝者、政争の敗者 五百旗頭真 大平正芳――歳入歳出政治の問題提起者 村松岐夫 鈴木善幸――権力が求めた政治家 田中善一郎 中曾根康弘――大統領的首相の面目 草野 厚 竹 下 登――保守党政治完成者の不幸 久米郁男 執筆者紹介 文庫版あとがき 渡邉昭夫 解説 宮城大蔵
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3.7「ああすれば、こうなる」と、すぐに答えが出ることなんて、面白いはずないでしょう――。頭だけで考えたことの安易な正当化を〈たかだか千五百グラムの脳味噌が、そうだと思っているだけ〉と痛快に斬り、子どもと虫の将来を本気で心配する。今の読者に改めて伝えたい、「養老節」が炸裂する22篇を厳選した、ベストエッセイ集。巻末に語り下ろし「二十年後のQ&A」を収録した、好評『なるようになる。』の姉妹編。 【目次】 Ⅰ 身体を考える……脳はそんなにエライのか Ⅱ 学びを考える……知識だけでは身につかない Ⅲ 個性を考える……オリジナリティーよりも大切なこと Ⅳ 社会を考える……たった一人の戦争 二十年後のQ&A ※本書は『毒にも薬にもなる話』『まともな人』『こまった人』『ぼちぼち結論』の収録作品から精選したものです。
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3.0****************************** 良い仕事、良いパートナー、良い出会い。 きっかけは誰にでも訪れている。 「運」を「結果」につなげるための思考法の教科書、 『セレンディピティ 点をつなぐ力』が読みやすくなって新登場! ****************************** 目標を決め、戦略を実行し、未来をコントロールしようとしても、 人生にはいつも予想外の要素が絡んでくる。 成功を収めたビジネスも、世界を変えた発見も、 計画どおりに生み出されたわけではない。 誰にでも起こるはずの「偶然のできごと」を、 圧倒的な成果に変えた人は何をしていたのか? 想定外のできごとへの不安や恐怖にとらわれず、 新しい可能性を見つけ出すための思考と行動がこの1冊で分かる。 あと1歩を踏み出せば、運はあなたのスキルにできる!
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3.6新聞雑誌の原稿に、翻訳、暗号文の解読……。 文章に関する依頼、何でも引き受けます。 どんな無理難題もペン一本で解決してみせる〝売文社″のもとには、 今日も不思議な依頼が持ち込まれて――。 ある日、暴漢に襲われた“ぼく”を救ってくれた風変りな人々。彼らは「文章に関する依頼であれば、何でも引き受けます」という変わった看板を掲げる会社――その名も「売文社」の人たちだった。さらに社長の堺利彦さんを始め、この会社の人間は皆が皆、世間が極悪人と呼ぶ社会主義者だという。そんな怪しい集団を信じていいのか? 悩む“ぼく”に対して、堺さんはある方法で暴漢を退治してやると持ち掛けるが……。 暗号解読ミッション、人攫いグループの調査……。社に持ち込まれる数々の事件を、「売文社一味」はペンの力で解決する! 世の不条理に知恵とユーモアで立ち向かえ。驚きと感動が詰まった珠玉の推理録!
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3.6「人生だいたい何とかなる!」 メキシコ5年目 “なんかじわる”と話題の日本人Vloger・ルス・グアダルーペ、初の著書。 日本社会で生きづらい私が異国メキシコで見つけた “自分らしく生きるヒント” コロナ禍前の2019年にメキシコへ移り住み、現地で保育士として生計を立てながらもクビになる。 死や犯罪と隣り合わせの危険な地域で数々の理不尽なトラブルに巻き込まれながらも最愛のパートナーを見つけ国際結婚。 本書では、地球の裏側・メキシコで、日本では経験できない環境で急成長していく女性の実録エピソードを余すことなく収録しています。 働き方、人間関係、語学習得、キャリア、恋愛、家族、コンプレックス、トラブル、メンタル、人生観 etc. 社会不適合者(自称)の彼女が見つけた“自分らしく生きるヒント”を一冊に。異国メキシコへトリップした気分になれる、生き方・働き方エッセイ。 ◎収録予定: 第1章 しばらく日本を留守にします 第2章 ユートピアはない 第3章 とにかく明るいラテン気質 第4章 カオスなメキシコで生きるコツ 第5章 人生は冒険だ 第6章 社会不適合者の人生サバイブ術 第7章 メキシコ自己責任ツアー and more ……!!!
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3.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご購入前に、無料サンプルにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください】 発達障害の特性に寄り添ったうえで体調管理に関するあれこれを解決する! 大人になってから発達障害の症状に悩む人が増加しています。 ここ10年で「発達障害」の知名度が飛躍的に上がったことで、「もしかして自分も…」と成人になってから気づく人が増えたのが最大の要因と思われます。 その中でも、体調管理に困難を抱えている人は多いです。 これには大きく2つの要因があります。 ひとつは、感覚過敏や感覚鈍麻からくる体調不良の問題です。 もうひとつは、多動や不注意、こだわりといった発達障害ゆえに不調を身体に感じるケースです。 いずれの場合でも発達障害の人に万能なはずの「環境調整」や現代の医学の「服薬調整」が無力であることが多く、多くの人が悩みを抱えています。 本書ではそうした人のために、「睡眠」「食生活」「病気」「健康」「生活の乱れ」「メンタル」「身体性」などの悩みについて具体的な解決策を盛り込んでいます。 本書で紹介している解決法は、デジタルを使ったやり方や、100円ショップのアイテムで実践できる内容など、ちょっとした工夫で実践できるアイデアばかりです。 皆さん自身のペースで取り入れられそうなものを選択し、参考にしてください。 【本書の特長】 ・発達障害の特徴に苦しむ人が体調管理をしやすくなるためのアイデアを紹介する本 ・発達障害の特徴をカバーするアイデアが満載で、体調管理の悩みが解消できる ・発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの手順で解説 ・便利なアプリやサービス・グッズの紹介など、解決方法に多くのページを割いている 【本書の構成】 第1章 「睡眠の悩み」を何とかしたい! 第2章 「体調が優れない」のを何とかしたい! 第3章 「気持ちが安定しない」のを何とかしたい! 第4章 「生活の乱れ」を何とかしたい! 第5章 「体がうまく使えない」のを何とかしたい! 第6章 「体調がコントロールできない」のを何とかしたい! 第7章 「ついついやってしまう」のを何とかしたい! ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
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3.7【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ドラ名場面で歴史人物が学べる新しい教科書。 ソクラテス、孔子、ヘレン・ケラー、アドラー、金子みすゞ… 古今東西の偉人のことばを、ドラえもんの名場面コマとともに 齋藤孝先生の解説で紹介します。 子どもに親しみのある『ドラえもん』を導入に、 偉人のことばと齋藤先生の解説を読むことで心が励まされ、 さらに偉人の名前やその功績を知ることで頭を鍛えられる一冊です。 『ドラえもん』を楽しみながら、歴史人物やその背景を学ぶことができる 新しい心と頭の教科書の誕生です! 『ドラえもん』原作まんが3本 「未来の国からはるばると」「さようなら、ドラえもん」「帰ってきたドラえもん」 も入り、読み応えのある一冊です。 小学生へのプレゼントに最適です!
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3.8働くってことは、生きるってことだ。 「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、 高校生たちが大人の階段を上る青春群像。 〈カラオケdondon〉の奥まった一室。そこはお客に貸さない部屋。通称〈バイト・クラブ〉のための部室だ。ここの部員になるための資格は、【高校生の身の上で「暮らし」のためにバイトをしていること】。ファミレスにガソリンスタンド、バッティングセンターなどなど。稼いだお金の使い途は学費だったり生活費だったり、将来のためだったり。お金はなくても、ここには私たちなりの「青春」がある。でもある日、そんな日常を一変させるような事件が起こる――。
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3.9グルメサイトや地図アプリの検索結果をなぞるだけの日常で生は満たされるのか。情報に覆われた現代社会に疑問を抱いた著者は、文明の衣を脱ぎ捨て大地と向き合うために、地図を持たずに日高の山に挑む。だが、百戦錬磨の探検家を待ち受けていたのは、想像を超える恐るべき混沌だった。前代未聞の冒険登山ノンフィクション。
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3.0父の記憶も、愛情も、人間性さえも容赦なく奪っていくアルツハイマー病。この病に抗うためには、どうすればよいのか??現役の医師・作家が、認知症にまつわる歴史や最先端の研究成果をひもときながら父と向き合い、共に闘い、受け入れるまでの七年間の記録。
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3.3無自覚に、ついやってしまっていませんか? 熟年離婚アラート! 4万件のトラブルを解決してきた離婚カウンセラーが説く実践的ノウハウ! ・ムカつかせないLINEの書き方 ・相手をイラつかせる30ワードの「言い換えリスト」 ・長続きするカップルの「KISSの法則」 ・愛される人がやっている「5Sの法則」 ・必須なのはこの「7つのコミュニケーション」 目次より抜粋 ・「15分に一度ジュースを飲みに来る夫」が許せない ・「食洗器の音がうるさい」で離婚 ・大事なLINEは必ず「下書きする」 ・「妻がユーチューブを見てヨガ」で離婚相談 ・「ヘッドホン持って帰るね」で夫が激怒 ・「アジフライが食べたい」で不倫した夫 ・「旦那デスノート」も役に立つ理由 ・「前置き」するだけで大違い ・絶対に言ってはいけない一言 ・「言ってくれればやったのに」は言わないほうがいい ・「いまやろうと思ってた」は余計 ・無関心がにじみ出ている「好きにすれば」 ・「そっちこそやってないよね」でバトル不可避
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3.3フィールドワークとはどんな営みなのか? 今の人類学が人間以外の存在に注目するわけは? 人類学の考え方が学べる画期的入門書!
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 共感コメント殺到! Instagramで話題の育児漫画が待望の書籍化 育児をするなかで直面する問題や課題、また子育て中の夫婦の気持ちのすれ違いを描いたコミックエッセイです。 Instagramで連載されていたものに新たなお話を追加し、再編集! パパ目線がメインでありながらも、ママの本音や主人公を取り巻く人たちとのお話など、“育児あるある”が満載で、共感せずにはいられない物語です。
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3.3デジタル技術が日進月歩に進化するこの時代、私たちは「本を読みたくても読めない症候群」に陥っています。スマートフォンの普及により、いつでもどこでも手軽に情報にアクセスできるようになった一方、情報の洪水にさらされ、じっくりと腰を据えて一冊の本に取り組むことが難しくなっているのです。 本書では「読みたいけど読めない」という悩みを抱える人々に向けて、AIを活用した効率的な読書方法を紹介し、時間がない、集中力がない、理解力に自信がないといった一般的な障壁に対する具体的な解決策を提示します。この新しいスタイルで、読書の楽しさと学びの深さを最大限に引き出してみませんか? 【目次】 ■序章 本を読みたいけど読めない人へ ・なぜ本が読めないのか ・生成AIを活用した新しい読書術 ■第1章 読書の障壁を乗り越える ・「時間がない」という課題を解決する ・「集中力がない」という課題を解決する ・「理解力がない」という課題を解決する ・読書する習慣を身につける ・「しっかり読む」という呪いから自らを解き放つ ■第2章 読書前の準備 ・目的に合った本を選択する ・デジタルvs紙 電子書籍と紙の本の特徴を比較する ・5分で把握 AI要約で本の全体像をつかむ ・ほかにもある! ネットで見つかる要約ツール ■第3章 生成AIと一緒に読書する ・PC KindleとAIの二刀流 最強の読書環境 ・代表的な生成AIの使い ・AIと対話しながら本の理解を深め ・Kindle辞書を使いこなす ■第4章読書後のアウトプットと理解の深化 ・ハイライトを活かす 印象に残る読書メモの作り方 ・AIアシスタントと作る 効率的な読書メモの作り方 ・AIが出題する読書クイズ 理解度を確認しよう ・AIと共に作る読書ブログ 思考を整理し発信する ・AIが導く知識の地図 関連本を効率よく見つける ■第5章ネットを活用したアクティブ読書 ・みんなで読めば怖くない グループ読書のメリット ・その場で読んで深める読書 アクティブ・ブック ・ダイアローグの実践 ・Slackで繋がる読書 The Five Booksの活用 ・多様な形式で楽しむさまざまな読書会スタイル ・読書仲間を作る オンライン読書会に参加する前に ・読みたい本をみんなで読む 読書会を主催する ■補足 ・ChatGPTを設定する ・Discordを設定する
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4.1※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 自身の身のまわりをつぶさに見つめ、遠く離れた異国の人の暮らしにもあたたかなまなざしでフォーカスする。荻上チキさんのエッセイに、ヨシタケシンスケさんがイラストストーリーで呼応する。ふたりそれぞれの「めがね」が、読む人に新たなものの見方を示してくれる新しい形のコラム、『暮しの手帖』の人気連載をまとめた書籍の最新刊です。 「身体から本心」(日々のストレスのこと)から、「布団の中で考える」(新型コロナ罹患)など身近な話から、「戦争と憎しみ」「友人に平和を」(ウクライナ取材)など時事的な話題まで読みごたえ充分です。
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4.0「なんで経営してないのに、経営のことがわかるんですか?」 経営学者が最もよく聞かれる質問の一つである。 実学として「役に立つ」ことが求められすぎている経営学は 科学的な正しさを求めるがゆえの分かりにくさと 一般社会へ伝えるための分かりやすさとのあいだで かくも壮大な矛盾を抱えている。 本書では、成果主義、官僚制、科学的管理法など 経営学のなかでも重要とされてきたトピックを扱いながら あえて、素朴に発せられる質問から出発してみる という手法で、試行錯誤を繰り返し 現代の新しい経営学の在り方を真摯に問い直す。 「科学は他人を叩く棒でもないし、錦の御旗でもない。 他人ともう少しだけうまくやっていくための道具であり、 もしかしたら社会を良くすることができるかもしれない。 そんな技法のひとつとして、経営学をぜひ使ってみていただきたい。」 (本文終章より) 目次 はじめに 専門家の時代の経営学 第1章 経営学にきいてみる 第2章 成果主義は虚妄だったのか?――条件思考のすすめ 第3章 官僚制は悪なのか?――両面思考のすすめ 第4章 経営科学は役に立つのか?――箴言思考のすすめ 終章 科学と学者の使い方――科学でコミュニケーションする
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4.8「元ダメ夫のせいで破産寸前になった伯爵家は、私が立て直す!」 商才に長けた主人公×ワケアリ美青年画家 偽装婚約から始まる痛快な大逆転劇! 「賢い女は愛されないのですよ」 幼いころから母にそう育てられてきた伯爵家の一人娘・アンバーだが、彼女には商売の才能があった。 元ダメ夫のせいで破産寸前になった伯爵家を立て直すため以前からこっそり経営していた飲食店や服飾店の利益を拡大しエステやバーなど次々に事業を立ち上げていくアンバー。 ある事実が判明してピンチに陥るも、そこに現れた謎めいた美青年・クリスティアンが驚きの提案を出してきて…!? 「だったら、僕と結婚しよう アンバー」
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3.0会社に頼らず稼ぎ、自分らしく働くには? 昭和・平成の働き方と令和の時代の働き方は、ガラリとその様相を変えました。「VUCAの時代」と呼ばれるように、予期せぬ経済危機や自然災害の発生、テクノロジーの急速な進化により、私たちの働く環境も変化への適応を求められる機会が多くなっています。 そうした時代背景において求められるのは、「1社に頼らずに稼げる、独自のポートフォリオを準備し、収入源を分散しておく」という、前時代とは異なる働き方です。 本書では、メディア運営、コミュニティ運営、書籍執筆・プロデュース、企業や地方自治体のアドバイザー、講演活動など、複数の業務に取り組むポートフォリオワーカーとして10年以上のキャリアを持つ染谷昌利氏が、今の時代に即した新しい働き方について解説したものです。 キャリアの棚卸し、仕事に直結する各スキルの獲得方法、情報発信、セルフプロモーション、コミュニティ構築、継続するためのコツなど、さまざまな観点から「独自のポートフォリオを作る方法」を解説します。 ■目次 第1章 ポートフォリオ型キャリアが求められる理由 第2章 言語化力 第3章 セルフプロモーション力 第4章 発信力 第5章 複業力 第6章 コミュニティ構築力 第7章 継続力 各章末には、新しい働き方を実践する著名人のインタビューも掲載。 「会社に頼らず稼ぎ、自分らしく働く」ための考え方・ノウハウが凝縮された1冊です。
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2.0累計1000万部突破の美術マンガの名作を”悪女ヒロイン”でリメイク! NYメトロポリタン美術館の一流キュレーター出身ながら、ブラックな闇市場で高額なアート品を扱う画商・フジタが織りなす“美”にまつわるエピソードを1stシーズンは全20話でお送りします。
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3.0家庭教師をすることになった女子大生・菜緒は、イケメンな生徒・樹に内心ドキドキしつつも、教師として冷静に接していた、はずだった――。年下ながら、女の扱いに慣れた樹は次第に大胆に誘ってきて…。教師と生徒の危ない関係を告白したHなエッセイ大賞受賞作品を、初々しく漫画化!
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3.3物価や上昇に円安、そして超高齢化社会への突入…… 日本の経済情勢の先行きの見えなさから、将来に向けて投資を始めようする人が増えています。 そんな方におすすめしたい新時代を築く投資が「中古車投資」です。 2024年に新NISA制度がスタートしたことをきっかけに、投資で将来への備えを築こうと行動し始めた人が急増しています。とくに40代は、子どもの学費や老後の備えのために、投資への興味が強い方が多いのではないでしょうか。しかし、ひと口に投資といっても、金融資産投資や不動産投資、事業投資などさまざまあり、何を始めたらいいのかわからない人も多いことでしょう。理想的な投資の条件には以下が挙げられます。 1 元手が少ない…元手となるお金が少なければ、より始めるハードルは低くなります。 2 流動性が高い…すぐに売買しやすければ、長い時間を要さずリターンが期待できます。 3 手間が少ない…知識や経験を身に着ける事前の準備、投資中の手間が少なければ、自由な時間が増えます。 4 リスクが低くリターンが大きい…一般的にハイリターンの投資はリスクも大きいですが、なるべくリスクは低く抑えたいものです。 本書で紹介する「中古車投資」は、これら4つの条件を全てクリアする、今を大切にしながら豊かな人生を送れる「新時代を築く」投資法です。たった一人でマンションの一室から始めた中古車投資によって、わずか数カ月で月100万円程度の利益をコンスタントに獲得できるようになった筆者が、中古車投資の魅力、やり方、成功のコツなどを詳しく紹介します。 【こんな方におすすめ!】 投資を始めてみたい方、副業を始めてみたい方、将来のために貯蓄を増やしたい方 【目次】 第1章 これからの人生がガラリと変わる! 40代がすべき投資は「中古車投資」 第2章 40代が「中古車投資」を始める理由 第3章 知識ゼロでもわかる「中古車投資」の仕組み 第4章 「中古車投資」で欠かせない8の裏ワザ 第5章 豊かな人生が手に入る! 「中古車投資」がうまくいく人の7の特徴
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4.3「絶対に倉庫に近づいてはいけないよ」 貧しい兄妹・直貴と真奈は、勉強を教えてくれる老人・佐竹の家の倉庫で地下室を発見する。そこには見たこともないほどの大金が保管されていた。この金は一体何なのか。佐竹は一体何者なのか。なぜ倉庫の鍵は開いていたのか。 カネが人の心を、人生を、すべて狂わせていく…。
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3.0「長嶋さんの書く日常って素晴らしくしみじみ良いなあと思う」犬山紙子(解説より) 「コロナ以後、宙ぶらりんになったままの願いや欲望を、本書が慰めてくれた気がした」綿矢りさ 「不要不急の言葉で、僕の生活も止まった。この本を読んで、あの時期のごたついてた気持ちをひとつ整理してもらえた」藤井 隆 「伝えたい気持ちと、見つけたなにかを言葉にしていくことが、一日一日を支えてくれる」柴崎友香 夫の「俺」、妻の「私」、2歳の娘。 あの年。あの日々。思いが交錯し形をなす傑作小説。 緊急事態宣言で2歳の娘の通う保育園が休園になった。 マスクが店先から消え、プールもドラム教室も休みになり、ありとあらゆるものが静止したコロナ下でも、子どもの成長は止まらない。 作家の夫「俺」と、漫画家の妻「私」は、手分けして育児をしながら非常時の日常(ルーティーンズ)を歩きはじめる。 かけがえのない家族小説。
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4.4【帯カラーイラスト付】全く人気が衰えることなく長期連載が続く『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦。「漫画は最強の『総合芸術』」と言い切る彼が、これまで明かすことの無かった漫画の描き方、その秘密を、作品を題材にしながら披瀝する! 絵を描く際に必要な「美の黄金比」やキャラクター造型に必須の「身上調査書」、ヘミングウェイに学んだストーリー作りなど、具体的な方法論からその漫画術を明らかに! 本書は、現役の漫画家である著者が自らの手の内を明かす、最初で最後の本である。【目次】はじめに/第一章 導入の描き方/第二章 押さえておきたい漫画の「基本四大構造」/第三章 キャラクターの作り方/第四章 ストーリーの作り方/第五章 絵がすべてを表現する/第六章 漫画の「世界観」とは何か/第七章 すべての要素は「テーマ」につながる/実践編その1 漫画ができるまで――アイディア、ネーム、コマ割りの方法/実践編その2 短編の描き方――「富豪村」(『岸辺露伴は動かない』)を例に/おわりに
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3.9甘くてスパイシーで苦くてしょっぱい、人生の味わいを詰めこんだ17の物語。どんな人にも、どんな日々にも、凸凹や濃淡、裏表はかならずあるから、そんな欠片を集めたこの本のなかに、自分に寄り添う物語がきっとある。文庫化に際し「魔法少女ミラクルミルキー」「大阪の叔父さん」「前夜」「ムーンライダー」を収録。 sweet / spicy / bitter / salty / tasty 第171回直木賞受賞作『ツミデミック』で話題の著者、 一穂ミチの色とりどりの欠片をちりばめた、味わい豊かな作品集 あなたの思いや生きかたが きらめき、翳(かげ)り、 揺らいで、にじむ。
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4.0貧乏人のキャビア、トリの煮込みにパエリャに油揚げとセリのすきやきふう。訪れた世界各国の味、家族や友人との食卓、そしてなにより食べることの豊かさと歓びを綴った名著。『巴里の空~』の姉妹編。 ★食いしんぼう必読 ★読み継がれて半世紀以上! ★昭和のレトロ感あふれる料理エッセイの大ベストセラー ナスで作る〈貧乏人のキャビア〉、 たまには和食でセリと油揚げのすきやきふう。 あるときはスペインの浜辺でパエリャに舌鼓をうち、 またあるときはカポーティのベイクドポテトに想いを馳せ、 なべ料理に亡き夫を思い出す。 訪れた世界各国の味、家族や友人と囲んだ食卓、 そしてなにより食べることの豊かさと歓びを綴った料理エッセイの名著。 『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』姉妹編。 ◎解説=高山なおみ/平松洋子 【新装版】 【この本に登場する料理の数々】 ロールキャベツのグラタン|各種スフレ|ほうれんそうのスープ|アジャン地方のトリ|ナスのキャビア|ムサカ|リンズ・ルラーデン|コッコ・オ・ヴァン|ベトナム風前菜|スコーン|ラザーニャ|スパゲティ・ボンゴーレ|タラのトマト煮込み|アブゼリ|クネル|ピンク色のスモークサーモンのムース…… 【著者略歴】 1922年、東京生まれ。米国留学を経てフランスに渡り、51年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。世界各国の舞台に出演し、帰国後は歌手、エッセイストとして活躍した。本書の姉妹編となる1963年刊行の『パリの空の下オムレツのにおいは流れる』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ベストセラーに。その他著書に、三島由紀夫に絶賛された『女ひとりの巴里ぐらし』、没後編まれた『バタをひとさじ、玉子を3コ』(ともに河出文庫)等がある。2010年、逝去。
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4.02024年8月8日、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した気象庁・南海トラフ地震評価検討会会長の平田直さん[東京大学名誉教授・元東京大学地震研究所所長]の最新刊! ◤日本列島に暮らすかぎり、いつどこで地震に遭うかわからない◢ だから、防災の基本姿勢は「過去の地震をよく知って、つねに準備をしておく」こと。 正しく地震を怖がるために必要な情報をハンディにまとめた防災本! ********** 【本書より】 ★たとえば関東なら、体には感じませんが、少なくとも1時間に数回ぐらいは地震が起きています。風が吹くのと同じです。いつもはそよ風が吹いていますが、台風が来ると風速何十メートルというような強い風が吹き被害が出る。同じように大地はつねに揺れていますが、非常に強い揺れはたまにしか来ない……これが日本に住んでいる人々が基本的に理解するべきことなんです。 ★多くの人がいつどこで地震が起きるのかという地震予知を好みますが、それは多くの人がしばらくは自分のところでは起きないというふうに読み替えるからです。そもそも事前に地震を予知することはできないです。仮に関東で5年後に巨大地震が起きる可能性が何%あるという地震予測が出ると、関西の人は関西では起きないと安心してしまうんです。 5年後に地震が発生するという地震の予測をしたときに、メディアはそれまでに準備をしましょうという報道をするでしょうか。どちらかというと、あと何年間かは地震が起きないというニュアンスをつけてしまう。これではやはりいけないんですね。 ★地震予知はできませんが、南海トラフで巨大地震が起きた場合は、起きた後で、注意情報や警戒情報が出ます。「ふだんに比べて地震の発生する確率が高くなりました」という巨大地震警戒は出るんです。でもこれが出されるときは、すでにM8を超える大きな地震が南海トラフのどこかで起きたときです。後なのです。これは、その近隣、それを含んだ領域でまた起きますよという警報なんです。大きな地震は一度起きるとまた起きると思ったほうがいいというのが、ふつうの防災上の注意点です。 ********** 【目次】 1.地震を知って、震災に備える(聞き手・亜紀書房編集部) ◉日本ではなぜ地震が頻繁に起こるのか ◉日本列島と地震の関係 ◉能登半島の地震とはどんな地震なのか ◉なぜ、被害が大きかったのか ◉地震の確率について考えるつねに準備をしておく 2.首都直下地震に備え、関東大震災に学ぶ(聞き手・森まゆみ) ◉地震予知はできるか ◉地震は続けて起こりやすい ◉国の防災体制 ◉関東大震災といま ◉古き良き町とだけはいっていられない ◉東京都の防災計画 ◉オフィスにとどまれ、無駄に動くな ◉避難所に行くのは家が壊れて住めない人だけ ◉避難場所と避難所は違う ◉いまそれぞれがすべきことは おわりに **********
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4.5ブラック労働の末、異世界転生したソウジロウ。 「味のしないメシはもう嫌だ。平穏な田舎暮らしがしたい」と願ったら、魔境とされる森に放り出された!? しかもナイフ一本で。 と思ったら、実はそれは神器〈クラフトギア〉。何でも手軽に加工できて、趣味のモノづくりに大活躍! シェルターや井戸、果てはベッドまでも完備して、魔境で快適ライフがスタート! 神器で魔獣を瞬殺したり、エルフやモフモフなお隣さんができたり、たまにとんでもないチートなんじゃ、と思うけど……せっかく手に入れた二度目の人生を楽しもうか。
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3.6IOWNとは何か NTTトップが全貌を明らかに ニュースなどで目にすることが増えた「IOWN(アイオン)」。 日本のみならず世界中で急速に広まりつつあるIOWNとは、一体何なのか――。 生成AIやメタバース、あらゆるモノがネットにつながるIoTの普及を背景として現在、世界の電力使用量は急拡大している。 莫大な電力が必要になっていくことは想像に難くない。 IOWNは、こうした状況の救世主となり得る、NTTが持つ最先端の光技術を使った次世代情報基盤である。 爆発的なデータ量の増加と、それに伴う大量の電力が消費されるであろう近い将来に、電力効率100倍(消費電力1/100)を目標に掲げるIOWNが必要とされることになる。 では、IOWNはどのようにサステナブルな未来を実現していくのか。 その技術的な背景や、我々の生活・社会に与える影響、具体的なユースケースなどをNTTのトップが徹底解説。 IOWNが世界に与えるインパクト、「IOWNの正体」を明かす。
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5.0クセありヤニありアイソなし。 だけど、ひと息つける半地下のカフェ。 ここはホンネの吹き溜まり。 モラ夫に悩む妻、学校に居場所がないギャル、離婚したての編集者など…スッキリしない日々を過ごす客たちに自然体で寄り添い、時にチカラで介入するカフェ。 白髪ワケあり店主・フジ子、ベビーフェイス店員・エツ子、ムッチリ看板犬・かむ蔵。【待てない女たち】が《うんざりな毎日》をぶった斬る痛快コメディ。
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 理想の未来から逆算して 新規事業を成功に導く 思考プロセス「グランドデザイン思考」を徹底解説! ・図解&ビジュアルでイメージできる。 ・新規事業創出の工程をフローチャートでで活用できる ・再現性のある起業が実現できる ・社内起業の未来予測も可能になる (本書より) 多くの新規事業は、顧客ニーズを調査して商品やサービスを開発してしまいます。 しかし、真の新規事業とは、 「顧客が想像できないような未来を創造すること」なのです。 本書ではそのプロセスを徹底的に実践していきます。 【目次】 第1章 マインドセットと基礎知識習得 第2章 プロジェクトを設計する 第3章 気づきを得て妄想を広げる 第4章 コンセプトを描き、アイデアを創出する 第5章 N1インサイトと提供価値仮説をブラッシュアップする 第6章 「ソリューション」を明確化する 第7章 ビジョン実現の成長戦略を描く 第8章 反復して商品を磨き続ける 第9章 反復してビジネスモデルを磨き続ける 第10章 新しい産業を創出する
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4.0転機、苦難、出会いと別れ。そのすべてが、必ず糧になる――。女優、登山家、宇宙飛行士、料理家など、自らを信じ歩んできた人生の先輩たちが振り返る「いまの私を支えてくれる『あの時』の出来事」。経験から紡ぎ出される言葉は、正解のない現代を生きるわたしたちへの優しいエールです。「暮しの手帖」人気連載を書籍化。
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3.3修士以上でも「年収300万円~」 「研究時間が1秒もない」、教職員の83%が意欲低下傾向……。 現場のリアルな声でわかった衝撃的な実態とは――。 東大の授業料引き上げ、 「もう限界です」と訴える国立大学協会の異例の緊急声明。 今、国立大学で何が起きているのか? 法人化20年という節目に、 学長・教職員500人弱へ行ったアンケートに綴られていたのは、 「悲鳴」にも近い声だった。 日本の国際的な研究力低下が叫ばれる背景には、どのような要因があったのか? 長年にわたる取材で浮き彫りになった、 法人化とその後の政策がもたらしたあまりに大きな功罪とは――。 (目次) 第1章 国立はなぜ“残酷立”と揶揄されるのか トイレが改修できない!/節電の波、図書館にも/運営費交付金をめぐる攻防/命名権を売却する大学が続出/なぜ東大が授業料値上げ?/苦境に立つ学生の願いは/他の国立大への影響はあるか/私大に溜まる「国私間格差」の不満 第2章 研究をする時間がない研究者たち 書類作成に追われる研究者たち/「トップ10%論文」はG7で最下位に/研究時間を圧迫する複数の要因/研究費獲得はクラウドファンディングで/私大に移る国立大研究者も/社会の理解をどう得るか 第3章 不安定化する雇用 修士以上でも「年収300万円~」衝撃の求人条件/問題化する非常勤の雇い止め/研究者の海外流出も/博士課程をあきらめる若者たち/女性研究者へのしかかる困難/コラム 法人化とは何だったのか? 元文科官僚の独白/「世界の常識とかけ離れた」日本の大学/教育、研究、社会貢献のバランスが改善/民間的発想、教職員に違和感/なぜ運営費交付金は減額されたのか 第4章 低下する教職員のモチベーション 教職員の83%が意欲低下傾向/批判根強い「傾斜配分枠」/論文数か、大金を引っ張ってこられるか/広がる専門分野間の格差/研究・教育の多様性が失われつつある/ひずみ大きい教育単科大学/「選択と集中」から「知の総和」へ/外部資金の獲得に大きな差/「究極の選択と集中」政策がスタート/能力の高い教員を増やすには 第5章 誰が「大学の自治」を奪うのか なぜ憲法で「学問の自由」が規定されたのか/学術会議問題を想起させた法改正/研究費求め国の重点分野へシフトも/「文科省や中教審は、官邸の下請けになった」/学生を「人質」に大学改革強要/学長権限強化で「自治奪われた」/学外者による運営関与の功罪/「大学の自治」が尊重されるために 第6章 持続可能な国立大学とは 「法人化を推進したのに裏切られた」/多くの学長が20年で「悪い方向に進んだ」/20年間で「最も悪かった」政策/「法人化は、まだ道半ば」/厳しい財政事情のなか直面する課題/社会に研究内容を伝える試みを/「限界です」の先に希望はあるか
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3.8遺伝子は、私たちが生きるための武器だ――。 生物の進化の歴史から学ぶ ダメな自分の存在理由 なんの結果も出せないとき、 自分の努力不足や能力のなさを呪ってはいけない。 それはすべて、遺伝子のせいだ。 ・平凡な自分にどんな価値があるのか? ・秘めた可能性はどうやったら見つかるのか? ・遺伝子の本当の目的とは何か? 懸命に生きるあなたへ贈る、 植物学者からの渾身の努力論。 【目次】 プロローグ―すべては遺伝子のせいだ 世の中は何と不公平 努力をすればいつか報われる? すべては遺伝子のせいだ 努力で遺伝子に逆らった結果 「ビリがなければ一位はない」 どうして足の遅い遺伝子があるのか? 進化の過程で残された個性の意味 第1章 世界がもし“勝ち組”だけだったら―個性とは何だろう? エリートばかりが残ったらどうなる? もし世界が全員「僕」だったら 一卵性双生児に個性が生まれるとき 九八パーセントのガラクタ遺伝子の意味 生物がさまざまな答えを用意するとき 明るい人が正解か、暗い人が正解か 第2章 私たちはなぜ人と比べたがるのか? 頭がいいって何だろう? 「エラい人はいない! みんなバカ!」 頭の良さは勉強の出来不出来で決まる? 比べて評価する私たち 脳は「多様性」に耐えられない やっかいな植物の分類 人間は世界一比べることが好きな生き物 多様性と管理社会は相性が悪い “おいしいお米”は、おいしくなかった? 意味のわからないルールの正体 人間の悩みのすべての根源 のろまは長所である 生物は意味のない個性を持たない 第3章 人生は自分の武器を探す旅である 「あきらめる」は「明らかにすること」 自分のパーツは箱を開けてみなければわからない 才能は自分の手柄じゃない 持ち合わせた遺伝子を愛するということ 努力をしなければならない本当の理由 第4章 なぜ生命は死ぬのか? 遺伝子の壮大な挑戦 ダーウィンが解けなかった謎 なぜアリは自らの遺伝子を残そうとしないのか? 働きアリが女王アリを利用している 単細胞生物の意外な弱点 オスはなぜ子どもを産まないのか 命にはなぜ限りがあるのか 第5章 遺伝子四〇億年の旅 役に立たない私にも意味はある 伸びる爪のすごい仕組み DNA・遺伝子・染色体・ゲノム たんぱく質の驚きの役割 私たちはかつて不老不死だった 身体は偉大なる遺伝子の歴史 生きる意味は細胞たちが教えてくれる 第6章 人生の使命 親は選べないけれど 四〇億年のバトンを持つ私たち 七〇兆分の一の奇跡 あなたは過酷なサバイバルレースを生き抜いた この世はあまりに厳しすぎるけれど 「死ぬほど苦しい」と思ったときは 第7章 欠点には意味がある 「悪いこと」をしたくなるのはどうして? 「本能」と「知能」という戦略 失敗経験は実はすごい 「群れ」が生き残るために必要なこと ホモ・サピエンスは弱いから生き残った 助け合うと幸せな気持ちになるのはどうして? 生きづらさの問題は、たいていは社会にある 突然変異は進化のチャレンジ なぜ人は生殖機能を失っても生きるのか? 私たちは皆、弱い生き物 きっと、足が遅いことにも意味がある
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4.4虫オタ×悩みアリな中学生たち!? 虫オタな転校生が、悩める4人のクラスメイトの魅力を「昆虫」にたとえはじめると、 クラスメイトたちが次々と「新しい自分」を発見する! 【こんな人におすすめです!】 ・まわりに気遣いすぎて自分をだせない ・同性の友人に恋心を抱いているかもしれない自分にとまどっている ・田舎の閉塞感に不満を募らせている ・親や友だちにもっと大事にされたい ・・・みんな虫オタの蛍子が、あなたの魅力を教えてくれます! 「推しの作品です!」──児童文学作家 村上しいこさん推薦! 第64回講談社児童文学新人賞佳作入選作! ●著者紹介 五十嵐美怜 福島県出身。日本児童文芸家協会正会員。図書館司書の仕事をしながら、児童書の執筆をしている。主な作品に、「恋する図書室」シリーズ、「花とつぼみと、きみのこと。」シリーズ(いずれも集英社みらい文庫)、『きみがキセキをくれたから』(青い鳥文庫)などがある。本作の『15歳の昆虫図鑑』は第64回講談社児童文学新人賞佳作入選作。
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4.0◆人生に一度は《モナリザ》をルーヴルで見たい?!◆ なぜ、数ある美術館のなかで、ルーブルだけが特別なのか。 世界中の人が憧れ《モナリザ》や《サモトラケ島のニケ》《ミロのヴィーナス》をひと目見たいと願っている。 だが、かつては時代遅れのみっともない美術館として「ルーヴルは国の恥」「若者よ、ルーヴルに行くな」と言われたこともあった。 1793年、フランス大革命によって成立した第一共和制政府が王室コレクションを「略奪」して公開する場所として誕生したこの美術館は、その後、さまざまなコレクションを吸収して肥大化した挙げ句、近代化に乗り遅れた「カオスの迷宮」となり果てていたのである。 それが、いかにして世界中から憧れられる場所となったのか? 繰り返される国内紛争と政権交代に翻弄された苦難の時代を経て、現代アート、モードや漫画をも「古典」と成して飲み込み 文化国家フランスを荘厳する「偉大なるルーヴル」が生み出されるまでの百年を、戦略と欲望、政治と資本が渦巻く歴史として描き出す。 なぜ《ニケ像》だけが大階段の前に据えられているのか? 印象派が十年間だけ所蔵された顛末とは? 豊富な図版と多彩なエピソード満載、驚くべき発見と鋭い洞察に満ちた興奮の美術史! 【本書の内容】 序章 ルーヴル美術館の現在 第一章 ルーヴル美術館の歴史―─誕生から巨大化への長い道のり 第二章 コレクションと展示室の発展―─第三共和政前期(一八七〇―一九一四) 第三章 一九二〇年代、「迷宮」からの再出発 第四章 ルーヴル美術館の「ナショナリゼーション」―─近代化に隠された意味 第五章 ルーヴルの「顔」―─ブランド・イメージの創出と《サモトラケ島のニケ》の秘密 第六章 ルーヴル・マジック、もしくは古典の誘惑 第七章 幕間劇 空白の二十年(一九三九―五九年)と一九三〇年代の「忘却」 第八章 「世界一の美術館」の誕生―─《モナリザ》とともに 第九章 「ルーヴルへの回帰」―─グラン・ルーヴル計画 第十章 グローバル・ブランド「ルーヴル帝国」への「進化」 第十一章 「ルーヴル美術館展」の歴史―─学芸員による展覧会活動 【本書より】 ルーヴル美術館は、過去の作品を祀るだけの神殿であることを止め、芸術作品を「解体」し、「変容」させていった。展示空間の大改革を進めることによって、過去の作品を「眠り」から目覚めさせ、新しい「後世」の形象を与えていったのである。翼を広げた《ニケ像》は後世、すなわち未来に向かって飛び立ったのであり、それは、そのまま、みずから変容しようとしていたルーヴルの姿に重なっていたと言ってよいだろう。
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4.9「私たちは必死に生きた。しかし、どう死ねばよいのか、それが分からなかった」 なぜ、透析患者は「安らかな死」を迎えることができないのか? どうして、がん患者以外は「緩和ケア」を受けることさえできないのか? 10年以上におよぶ血液透析、腎移植、再透析の末、透析を止める決断をした夫。 その壮絶な最期を看取った著者が、自らの体験と、徹底した取材で記す、慟哭の医療ノンフィクション! 解説 日本腎臓学会理事長・南学正臣(東京大学腎臓内分泌内科教授) <序章>より 「夫の全身状態が悪化し、命綱であった透析を維持することができなくなり始めたとき、 どう対処すればいいのか途方に暮れた。 医師に問うても、答えは返ってこない。 私たちには、どんな苦痛を伴おうとも、たとえ本人の意識がなくなろうとも、 とことん透析を回し続ける道しか示されなかった。 そして60歳と3ヵ月、人生最後の数日に人生最大の苦しみを味わうことになった。 それは、本当に避けられぬ苦痛だったか、今も少なからぬ疑問を抱いている。 なぜ、膨大に存在するはずの透析患者の終末期のデータが、死の臨床に生かされていないのか。 なぜ、矛盾だらけの医療制度を誰も変えようとしないのか。 医療とは、いったい誰のためのものなのか」
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4.5ある日事故に遭い、頚髄を損傷してしまったひまり。 リハビリを続けるも復職の夢は潰え、一念発起して弁護士を目指す。 鉛筆も握れず、六法全書も開けない。 言葉のみを味方に、果たして司法試験を突破できるのか? 「言葉は私の最後の砦。 言葉がある限り、私たちはつながれる」 おしゃべりと食べることが大好きな33歳のひまりはある夏の日、出張帰りに交通事故に遭い、頸髄を損傷してしまう。意識は明瞭。だけど、身体だけが動かない。過酷なリハビリを続けるも突きつけられたのは厳しい現実だった。「復職は約束できない。できればこのまま退職してほしい」。途方に暮れ、役所で就労支援の相談をすると、すすめられたのは生活保護の申請。 私は人の役に立てるのに、どうしてその力を発揮させてもらえないのーー? ひまりは自立を目指し司法試験受験を決意する。思い通りにならない身体でロースクールに通い始めるが、次々と壁が立ちはだかり……。 落涙必至の、人生応援小説。
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5.0「黒人」の歴史は奴隷制や植民地の過去と切り離すことができない。1957年にカメルーンに生まれ、フランスやアメリカで学んだアシル・ムベンベ(Achille Mbembe)は、主著となる本書(2013年)を「世界が黒人になること」と題された「序」から始めた。それは、奴隷制や植民地が特定の人種に限られたものではないこと、そしてすでに過去のものとなった事態ではないことを冒頭で宣言することを意味している。新たな奴隷制や植民地、そして人種差別は形を変えて席捲しうるし、現にしている。それを可能にする構造が今の世界にはある、ということにほかならない。 だからこそ、不幸や苦痛、弾圧や収奪の歴史だった「黒人」の歴史を知り、共有しなければならない。そのとき「黒人」には新たな意味が与えられる。著者は言う。「途上にある者、旅に出ようとしている者、断絶と異質性を経験する者の形象として、「黒人」を新たに想像しなければならない。しかし、この行路と大移動の経験が意味をもつためには、アフリカに本質的な役割を与えなければならない。この経験は私たちをアフリカに回帰させ、または少なくともアフリカというこの世界の分身を通じて方向転換しなければならない」。 アフリカから到来する何か、「黒人」から到来する何かにこそ、悲惨にあふれ、いや増すことを予感するしかない現在の世界を普遍的に、そして原理的に転換する可能性はある。歴史的事実を踏まえつつその意味を明らかにした本書は、エドゥアール・グリッサンの言葉を借りるなら〈全-世界〉に向けられる希望の書である。 [本書の内容] 序 世界が黒人になること 眩暈するような組み立て/未来の人種 1 人種主体 仮構作用と精神の閉域/新たな等級化/「黒人」という実詞/外観、真実、幻影/囲い地の論理 2 幻想の井戸 猶予中の人類/所属決定、内面化、そして反転/白人の黒人と黒人の白人/名前のパラドックス/世界の巨像/世界の分割/国家‐植民地主義/軽薄さとエキゾティズム/みずから理性を失うこと/友愛の限界 3 差異と自己決定 自由主義と急進的悲観主義/誰もと同じ人間/普遍的なものと特殊なもの/伝統、記憶、そして創造/諸々の世界の交通 4 小さな秘密 支配層の諸々の歴史/謎の鏡/商品のエロティシズム/黒人の時間/身体、彫像、肖像 5 奴隷のためのレクイエム 多様性と超過/ぼろぼろの人間/奴隷と亡霊について/生と労働について 6 主体の臨床医学 主人とその黒人/人種の闘争と自己決定/人間への上昇/大いなる喧噪/被植民者の解放的暴力/栄光の影/民主主義と人種の詩学 エピローグ たった一つの世界しかない
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5.0心についての問題意識はプラトン・アリストテレスなどの古代哲学から連綿と続いているが、一般向け書籍で述べられる心理学史では、近代に始まる「科学的心理学」から述べられることが多い。たとえば「19世紀後半に科学としての心理学が内観から始まり、20世紀になると、それを否定したワトソンの行動主義が隆盛をきわめ、やがて認知革命に至った」と。 しかしそれは心理学史の或る一面の流れであって、哲学と心理学が分岐する前の19世紀後半を凝視するならば、それとは異なり現代まで展開していくもう一つの心理学史が見えてくる。 本書では、1874年という年に刊行された二つの書物『経験的立場からの心理学』(ブレンターノ)と『生理学的心理学綱要』(ヴント)を起点とし、新しい心の科学と哲学の始まりと見なした。それに対して、ブレンターノから哲学を学んだフッサールは、心の哲学としての心理学として独自の現象学を展開し、志向性・身体性・世界内存在など、心のあり方を解明する上で重要な役割を果たす諸概念を開発した。実際現在では、それらの諸概念は、新たに展開し始めた、認知科学や神経科学の知見を理解するうえでも重要な役割を演じるようになっている。本書では、このような心理学と心の哲学のいわば隠れた歴史の流れを、内観、発達心理学、脳科学、方法論論争など多様な側面から明らかにすることによって、心の哲学の歴史を展望する。 [本書の内容] 第一章 心の哲学史の始まり――一九世紀、科学と哲学の交叉 第二章 心の科学・心の哲学・身体の現象学――内観・行動主義から心と身体への展開 第三章 認知システムと発達の理論展開――他者論から現代発達研究へ 第四章 心理学の哲学を基礎づけたもの――その認識論的背景と現象学的心理学 第五章 認知神経科学と現象学――身体と自己の起源を探る潮流 第六章 心理的なるものを超えた心理学――歩く・食べる・眠るの心理学へ コラムI エーレンフェルスからゲシュタルト心理学へ コラムII 意志と行為の構造化 コラムIII 心の理論パラダイムと発達研究 コラムIV 現象学的精神医学の興隆と衰退
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