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「立川流四天王」の一人、 改作の達人・立川談笑が書き下ろす 「落語家による落語入門」の決定版! 家元・立川談志の名著『現代落語論』の 令和版ともいうべき一冊。 これから落語に親しみたい人にも もっと深く落語を楽しみたい人にも 落語を通して軽快にやさしく時代と人を読み解きます。 さらに、本書のためだけに 談笑師匠による高座を特別収録! 本で紹介される改作落語の演目が 二次元コードから動画で視聴できます。
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Posted by ブクログ
家元談志が「落語が能かなにかのような伝統芸能になってしまう」ことに危機感を抱いていたのに対して、談笑が論じるのは「元来、落語はその時代その時代に応じて変化してきたものだ」という点だ。 そもそも、落語における「伝統」らしきものを作ってしまったのは、録音技術があらわれて生まれた「名人上手のレコード...続きを読むである」という視点が目新しくうつる。名人上手の、ひいては(先達に)教わった通りにやればいい、という思考は、ある部類の人にとってはとてもありがたいもので「それさえやっていれば食いっぱぐれない」という姿勢を産み、行く末としては停滞しか産みださない。このあたり、きわめて卓見だと思った。 ただ、ファンからすると「志ん朝談志だけ聴いていれば俺ァ満足だ」という心理もわかるんだよなぁ。「あのフレーズだけ聞いていたい」という心理とは別に、時代は前に進んでいくのだけど……。
落語は好きなのに、なかなか生で行く機会のないままにきた。 テレビでは観て(聴いて)きたけど、やっぱりいつかは寄席なり何なり生で聴きたい。 その前にこの本に出会えたのはよかった。 ますます落語への興味が増した。 これは落語の指南書であり、大衆芸能の歩むべき道筋を示した芸能論である。 あるいは...続きを読む、この本自体が落語なのかも。違うか。
談笑よる短い落語論と、談笑版の古典改作の説明。そして最後に中江有里との対談が載っている。 古典改作の部分は、この人の思考がわかって面白い。そのほかは、印象が残らなかった。
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令和版 現代落語論 ~私を落語に連れてって~(ひろのぶと株式会社)
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立川談笑
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