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ユーザーレビュー

  • 令和版 現代落語論 ~私を落語に連れてって~

    Posted by ブクログ

     家元談志が「落語が能かなにかのような伝統芸能になってしまう」ことに危機感を抱いていたのに対して、談笑が論じるのは「元来、落語はその時代その時代に応じて変化してきたものだ」という点だ。

     そもそも、落語における「伝統」らしきものを作ってしまったのは、録音技術があらわれて生まれた「名人上手のレコードである」という視点が目新しくうつる。名人上手の、ひいては(先達に)教わった通りにやればいい、という思考は、ある部類の人にとってはとてもありがたいもので「それさえやっていれば食いっぱぐれない」という姿勢を産み、行く末としては停滞しか産みださない。このあたり、きわめて卓見だと思った。

     ただ、ファンか

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    2024年02月13日
  • 令和版 現代落語論 ~私を落語に連れてって~

    Posted by ブクログ

    落語は好きなのに、なかなか生で行く機会のないままにきた。

    テレビでは観て(聴いて)きたけど、やっぱりいつかは寄席なり何なり生で聴きたい。

    その前にこの本に出会えたのはよかった。

    ますます落語への興味が増した。

    これは落語の指南書であり、大衆芸能の歩むべき道筋を示した芸能論である。

    あるいは、この本自体が落語なのかも。違うか。

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    2023年12月09日
  • 令和版 現代落語論 ~私を落語に連れてって~

    Posted by ブクログ

    談笑よる短い落語論と、談笑版の古典改作の説明。そして最後に中江有里との対談が載っている。
    古典改作の部分は、この人の思考がわかって面白い。そのほかは、印象が残らなかった。

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    2024年05月22日

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