企業の通信簿 カリスマCEOが2025年決算を斬る!

企業の通信簿 カリスマCEOが2025年決算を斬る!

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4.0

注意! 大企業の現役経営者や経営者OBの方は読まないでください、不愉快になるだけですから。

「失われた30年」で日本の上場企業の時価総額はアメリカの10分の1以下にまで衰退した。国民1人当たりのGDPはG7諸国の中では圧倒的最下位で、平均年収も韓国の後塵を拝している。にもかかわらず、日本の新聞やテレビなどのオールドメディアは忖度なのか、一向に日本企業の体たらくを批判しない。

戦後の日本が繁栄したのは、経営者が優秀だったからではなく、労働者が素晴らしかったからである。しかし、日本の経営者は労働者に報いてこなかった。失われた30年の間、労働者の実質賃金はほとんど上がっていない。

大企業に至っては、日本の年間GDPに匹敵する600兆円超の巨額の内部留保(企業の貯金)を積み上げながら、従業員の賃金は低く抑え、役員報酬だけを増額させている厚顔を許せない。

イノベーションとコーポレートガバナンスを怠り、今日の日本経済の惨状を招いたのは、日本の大企業やその経営者だ。

誰も言わないなら嫌われても自分が言うしかない。

ネスレ日本で同社史上最年少となる30歳で部長に昇格し、キットカットの受験キャンペーンの大成功など10年にわたって同社CEOを務めた筆者が、最新決算を踏まえて日本の主要業界の大手企業を徹底批判する。

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    Posted by ブクログ

    日本の実力は、1990年代前半を絶頂期に低下し、いまや40位を下回ろうとしている。また経営能力は、ワースト3。
    人口爆発によって成長できた高度成長期の当時から、経営マネジメントま教育も変わっていない。

    これこそが失われた30年。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    きらりと光るイノベーション
    イノベーションというと、前章で触れた世界の風景を変えてしまうような衝撃的な事例ばかりを思い浮かべてしまいますが、世界とはいわないまでも、業界の問題を解決するようなきらりと光るイノベーションは少なくありません。
    例えば、日本のIT企業「エムスリー」が開発した「m3.com」

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イノベーションとリノベーション
    リノベーションは、顧客がすでに認識している問題を解決することから生まれる
    イノベーションは、顧客が気づいていない、または解決できないと諦めている問題を解決することから生まれる

    社会の問題を察知しイノベーションの種を探すことは、経営者の大きな役割。それと同時に、イノベ

    0
    2025年10月13日

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