宗教の本質

宗教の本質

1,155円 (税込)

5pt

4.5

人間にとって
宗教とは何なのか?

浄土真宗の僧侶にして宗教学者の釈徹宗氏。
批評家・随筆家にしてキリスト者の若松英輔氏。
「信仰」に造詣の深い当代きっての論客二人が、
3年半にわたって交わした珠玉の往復書簡。

〈本書の内容〉
第一章 信じる
第二章 発声する
第三章 歩く
第四章 読む
第五章 施す
第六章 名づける
第七章 塔と像
第八章 境界
第九章 笑い
第十章 共同体
第十一章 死者

宗教には、心身をなげうって跳ばねば見えない領域がある
――釈

聖と俗の境界は「聖なるもの」のなかに存在する
――若松

「イエス・キリストは決して笑わなかった」というのは本当か?
――釈

必要なのは、根源的な認識とそれに基づく真の意味での共同体ではないか
――若松

先立っていった人の人生は、縁のある人の人生に混在して、血肉化していく
――釈

死者の実在は、生者の記憶や生者の存在に依存しない
――若松

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宗教の本質 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    心に沁み渡るような言葉が随所に散りばめられていた。
    必死で言葉を追って、二人の思考の跡を辿れて良かった。沢山引用してくれるのも嬉しいところ。

    ここからまた自分なりに考えて思考を打ち立てるのはまた別の作業になるんだろうな、じゃないとあまりに時を要する笑

    とにかく、難しいテーマをこれだけサクサクと読

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    釈徹宗・若松英輔著『宗教の本質』の感想です。

    他の著作で目にしたことのあるお二人の新刊を見かけて購入。やはりいいですね。言葉ではうまく表現できませんが、自分の知らない斬新な視点を提示されつつ、なぜか共感できる安心感のようなものを感じます。

    マルティン・ブーバーやキルケゴールの受け売りのようですが

    0
    2025年10月12日

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