作品一覧

  • ヒーローたちの戦うキモチ~ウルトラマンからワンピースまで
    4.0
    30作品の主人公を徹底分析!彼らはなぜ戦うのか?または、なぜ戦わないのか?「正義のため」はウソくさい。
  • 正しさとは何か
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    私たちは正しくなるために何が必要なのか? 正しさに太刀打ちできるものなどない!! 本書は、現代思想の理論を駆使し、「正しい」という言葉を徹底的に解剖し、愚直までに「正しさ」の意味を考究した理論書です。まず著者は「正しさ」が力であるという前提のもと、「正しさ」を考えるための基本構図を設定。正しさの判定を論理と事実によって行います。しかし、「正しさ」が常に勝つことはなく、「正しさ」が現実には敗北することさえあることを明らかにしていき、私たち人間の本質矛盾を突いていきます。そして「正しさ」の論理と事実の妥当性は人間のコミュニケーションにあるとし、詳細な事例を紹介していきます。また長年の哲学的難問「真理」と「正義」についての考究に入り、締めくくりに「言葉」の力についての鋭利な著者の分析を行います。 また本書に登場した哲学者たちの著書のブックガイドを添え、哲学ビギナー対しての便利な舵取りを行っております。 著者の高田明典は現代思想評論家であり、フェリス女学院大学教授で、これまでに、構造主義や現代思想、メディア、ネット関係の多く書物を出し注目をされております。本書は著者の渾身書き下ろし作品です。
  • 【9冊超合本版】角川EPUB選書セレクション
    -
    1巻8,019円 (税込)
    情報が双方向化し、爆発的に増大する現代において、何がどのように変化したのかを解説し、将来に向けての指針となる新しい知識を発信してきた角川Epub選書シリーズ。 シリーズ中、好評を博した9タイトルを1冊に集約してお届けします。 インターネット情報の3分の1を運用する知られざる超大企業・アカマイの実態、人工知能研究の第一人者・松尾氏による人工知能の核を担うディープラーニングとその未来、IoTの最前線となるGoogleとトヨタの自動車業界をめぐる攻防、Google、Amazonとは全く異なる路線でドワンゴを1部上場企業に育てた経営者・川上量生――各界の第一人者による珠玉のテーマが満載! ※本作品は『人工知能は人間を超えるか』『アカマイ』『Google vs トヨタ』『ルールを変える思考法』『デジタル教育宣言』『元素変換』『情報汚染の時代』『デジタルの作法』『ネトウヨ化する日本』の合本版です。
  • 世界をよくする現代思想入門
    4.0
    難解で役に立たないと思われがちな「現代思想」。しかし、それらの思想が、どんな「目的」を持って、どういう「道筋」や「思考の技術」を使って展開されているのか、を見ることによって、「難解さ」は解消し、「役に立たない」という批判は誤解にすぎないことがわかるでしょう。本書では、「現代思想」によって、「幸福」や「よさ」を追求するための技術を解説し、それが日々の生活の中で使えるようになることを目指します。繰り返して参照するのにも便利な「ブックガイド」「キーワード解説」付き。
  • 「私」のための現代思想
    -
    自殺には「正しい自殺」と「正しくない自殺」がある――フーコー、ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、リオタールなどの思想を軸に、「私」の「生と死」の問題を徹底的に考える。
  • 情報汚染の時代
    3.5
    私たちが受け取る情報の汚染度は、ますます増している。ネットで多くの情報に触れる人ほど、被害を受ける可能性が高くなっているのだ。情報社会の危険性を浮き彫りにし、「情報汚染の時代」を生き抜く術を伝える書。
  • 難解な本を読む技術
    -
    1巻1,012円 (税込)
    フロイト、ラカン、ウィトゲンシュタイン、デリダ、ジジェク……。偉大な哲学者たちの難解な思想を、読書を通していかに自分の中に取り込み血肉化するか、その技術を紹介する。
  • 物語構造分析の理論と技法 : CM・アニメ・コミック分析を例として
    5.0
    1巻2,200円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、第1部では物語構造分析の理論的背景を解説し、第2部では映像作品に対して物語構造分析を適用する場合の具体的な手順を解説する。また、第3部ではCMやアニメ・コミックなどを実際に分析した事例を示す。

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ユーザーレビュー

  • 世界をよくする現代思想入門

    Posted by ブクログ

    自分にとっては『現代思想』を理解する上での貴重な経験となる本。
    これを読んだお陰で《現代思想》の見通しが一気に良くなった。

    著者は現代思想を『世界を良くするためのもの』と捉え、『哲学とは違うもの』と位置付ける。
    本書全体を通して通奏低音のように流れるのは『世界を良くするための現代思想』だ。
    現代思想を
    ・目的
    ・土壌
    ・誕生
    ・変遷
    ・現在
    と、順に眺めて行き、最後の「現代思想のこれから」へと至る。
    詳しい方から見れば「これは括り過ぎだろ」と思える部分や説明不足がかなりあるのだとは思う。
    それは重々承知の上で(よく知りもしないで偉そうなことは言えないのだが…)、現代思想をこれほどスンナリと分

    0
    2025年06月13日
  • 物語構造分析の理論と技法 : CM・アニメ・コミック分析を例として

    Posted by ブクログ

    この本は初読ではない。いわば技法のマニュアル本なので必要に応じて開くものなのだが、ともかく類書のない内容である。聞くところによれば、著者は随分原稿を書籍にする際に削らされたらしく、そのために分析例などで具体的な部分が分かりにくかったりするのが残念極まりないが、有用な書籍であることは間違いない。こうした精緻な作業を行える時間もなく杜撰な論考(とも言えぬもの)を形ばかりに生産している者としては、身の引き締まる思いがする。

    0
    2012年08月23日
  • 世界をよくする現代思想入門

    Posted by ブクログ

    休日の朝、テレビを見ながら読める本。個人的にはウィトゲンシュタインやソシュールについて書かれている箇所が好きです。あと、付録のブックレビューがすごい。入門本として挙げられている新書をどんどん読んでみたい。次はソシュール。デリダについての記述もある「カルチュラルスタディーズ入門」(ちくま新書)も面白い。

    0
    2010年10月09日
  • 正しさとは何か

    Posted by ブクログ

    「正しさ/正義」は「誰が、どこで、どのタイミングで決めるか」が大きな要素になるので、一般的な認識と乖離してしまうことが多々あるし、逆により多くの人々に共感してもらえる「正しい主張」が響き渡れば「権力者」も「場の空気」をも粉砕するほど力を持つこともある。

    自分で「正しさ」や「公平性」などについて熟考する時は、思想や哲学が道具として役立つが、これらは問題の深部にある発生源を直接的に触れようとするあまり、使い勝手が悪いことが多い。痛みが伴うのに体質改善的なアプローチとなりがちで切れ味も悪く、即時性もない。だけに自分の中ですら辛抱しきれなくなって結果的に「正しさ」が負けてしまうのだ。

    また中年男性

    0
    2023年08月29日
  • 正しさとは何か

    Posted by ブクログ

    ■メインテーマ
    正しさの論理とだとうはどこにあるのか?

    ■著者の主張
    正しさは、共通了解における正しさでしかなく、単なる判断基準でしかないが、
    私たちを幸福へ導くものになる。

    ■感想
    正しさは、個人から生まれ、コミュニケーションによって共通のルールの中作られていくもの。
    その中で正しさの強度は鍛えあげられていく。

    0
    2021年03月14日

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