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2025年後期のNHK朝の連続テレビ小説「ばけばけ」のモデルとなる小泉八雲、セツ夫妻。
主人公・松野トキの名前は、八雲晩年のあるエピソードに由来しているんです。
八雲の代表作『怪談』の表記が『KWAIDAN』となっているのは、
妻のセツが出雲のことばで話を聴かせたから。
孤独な幼少期を経て日本にやってきたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と没落した武家の娘・小泉セツの出会いによって、生まれた再話文学の世界。
夫婦の歩みと、紡ぎ出された作品の豊かな世界、その現代性を
ひ孫で、小泉八雲記念館の館長の小泉凡さんが語り尽くす。
(目次)
序章 セツと八雲のひ孫だから想うこと
第1章 それぞれの生い立ち
第2章 セツと八雲の出会い
第3章 さようなら、松江
第4章 熊本・神戸で築いた家庭
第5章 晩年の八雲
第6章 セツのそれから
終章 令和の「セツと八雲」
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Posted by ブクログ
読みやすいし面白かった。スッキリ整理されて簡単な事実と家族しか知らないようなエピソードなのがいいのかな。朝ドラの「ばけばけ」を思い出しながら読んでいると、ドラマの「ヘヴン先生」の方がよりアクが強いかも。「ヘルン言葉」の手紙のやりとりの可愛さは、日本男児も見習えばいいよ。「やいずのパパからカワイ(可愛い)ママニ」可愛いって!なかなか言わないよねー、妻には。子供に対しても「世界で一番良きママさんです」なんて、言わないよねー。そういうの、ホントに大事。男が書いたいろんな本の手助けした妻や恋人いると思うけど、ちゃんと妻のアシストを讃えたのは八雲先生だけ。
Posted by ブクログ
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とセツのひ孫、小泉凡さんが語る。
日本の神話に引き込まれて出雲に来日したハーン。好きなものは、「西、夕焼、夏、海、遊泳、芭蕉、杉、淋しい墓地、虫、怪談、浦島、蓬莱」
日本国籍を取得した理由。
日本で深く交流した人々。チェンバレン、西田千太郎(バケバケで吉沢亮さんが演じた人)、出雲大社の千家宮司、嘉納治五郎、ミッチェル・マクドナルド、ボナー・フェラーズなど。
凡さんの名前の由来、終戦後マッカーサーに影響を与えたハーンの著書。
日本人以上に日本のことを好きでいてくれて日本人の精神論を記してくれたハーン。
没後のセツの暮らしや凡さんの交流記録。
出雲や美保の風景が目に浮かぶ。
Posted by ブクログ
“セツと八雲”の曾孫が語る
“セツと八雲”が日本で暮らした14年の 短くも濃厚な“リアル感たっぷり”な生活ぶりを描く。
“セツと八雲”は よく似通った生い立ちだ。
幼少期から貧困にあえぎ、また 二人共 離婚を一度経験している。二人が日本で出会えたのは
“出雲の神様”の思し召しでしょうか。
三男一女に恵まれ、八雲にとっては 人生後半にさしかかり やっと安らぎの地、安らぎの家庭を持てたことは何よりも幸せなことでは。セツにとっても そんな家庭と 夫と共に創り出す「怪談」の世界。充実感があったのでは。願わくば もう少し八雲には長生きをしてほしかったです。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠(ご)みに
八重垣作る その八重垣を
(『古事記』より 日本最古の和歌)
来日前から この和歌を胸に刻んでいた八雲。
その通りになって良かった!
明治の日本、まだまだ世界では未知の国だったのでは。“知られぬ日本”を紹介してくれた八雲に感謝。
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小説・文芸
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