小泉凡の作品一覧
「小泉凡」の「歩き方」「怪談四代記 八雲のいたずら」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小泉凡」の「歩き方」「怪談四代記 八雲のいたずら」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
前々から漱石関連で名前を聞き及んでいた。
いまは仕事で出雲ー松江ー米子に行っている。
つまり神、怪談、妖怪の故郷に。
水木しげるはすでに生涯タスクだが、せっかくなので小泉八雲にもぼちぼち手を伸ばそうと思い、手に入れた。
小泉八雲記念館にて購入したので著者サイン入り。
で内容を、ルサンチマン意地悪たっぷりに言えば、
八雲のおかげで文化的セレブになった一族のひとりが、八雲にぶら下がって飛び回った先で偶然に遭遇し、すべて八雲のいたずらと感じてにやにやする、というもの。
そもそも偶然などではなく、全世界に八雲のファンがいるか、八雲ゆかりの場所を訪れるので必然としてそういう話題が多くなる、というだけな
Posted by ブクログ
ラフカディオ・ハーンの足跡をたどる旅を、曾孫の凡さんがする。
凡さんは民俗学者だそうだ。
そしてその名前は祖父と親交があったボナー・フェラーズに因っているらしい。
少年時代を過ごしたアイルランド(父の故国)、若いころを過ごしたカリブ海のマルティニーク島。
それだけではなく、母ローザの故郷、ギリシャのキシラ島、亡くなったコルフ島まで出かけている。
テレビ番組の企画だったものもあるようだけど。
ハーンにちなむ旅をしながら、その人生が浮かび上がってくる評伝のようなものを期待していたので、ちょっと戸惑ったけれど、これはこれでおしゃれな紀行文として楽しめる。
本が進んでいくと、今度は日本国内のお話