小泉凡のレビュー一覧

  • 妖怪に焦がれた男 小泉八雲全解剖

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    ハーンが日本の妖怪や怪談に興味を持つようになった以前にクレオール文化にも触れていたというのが、印象的だった。誰しも幼少期の記憶やバックボーンがあってこそ、何かに熱中するのだと思う。
    思った以上に若くして亡くなったのも儚く怨めしい。

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    2025年10月26日
  • セツと八雲

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    この秋から始まったNHK朝ドラ「ばけばけ」のモデル小泉セツと八雲のとっておきの秘話を、ひ孫が語るタイムリーな作品。

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    2025年10月04日
  • 怪談四代記 八雲のいたずら

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    ネタバレ

    前々から漱石関連で名前を聞き及んでいた。
    いまは仕事で出雲ー松江ー米子に行っている。
    つまり神、怪談、妖怪の故郷に。
    水木しげるはすでに生涯タスクだが、せっかくなので小泉八雲にもぼちぼち手を伸ばそうと思い、手に入れた。
    小泉八雲記念館にて購入したので著者サイン入り。

    で内容を、ルサンチマン意地悪たっぷりに言えば、
    八雲のおかげで文化的セレブになった一族のひとりが、八雲にぶら下がって飛び回った先で偶然に遭遇し、すべて八雲のいたずらと感じてにやにやする、というもの。
    そもそも偶然などではなく、全世界に八雲のファンがいるか、八雲ゆかりの場所を訪れるので必然としてそういう話題が多くなる、というだけな

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    2020年01月21日
  • 怪談四代記 八雲のいたずら

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    ラフカディオ・ハーンの足跡をたどる旅を、曾孫の凡さんがする。
    凡さんは民俗学者だそうだ。
    そしてその名前は祖父と親交があったボナー・フェラーズに因っているらしい。

    少年時代を過ごしたアイルランド(父の故国)、若いころを過ごしたカリブ海のマルティニーク島。
    それだけではなく、母ローザの故郷、ギリシャのキシラ島、亡くなったコルフ島まで出かけている。
    テレビ番組の企画だったものもあるようだけど。

    ハーンにちなむ旅をしながら、その人生が浮かび上がってくる評伝のようなものを期待していたので、ちょっと戸惑ったけれど、これはこれでおしゃれな紀行文として楽しめる。

    本が進んでいくと、今度は日本国内のお話

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    2019年09月17日
  • 怪談四代記 八雲のいたずら

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    正直、ラフカディオ・ハーンの人生や家族のお話は退屈でした。奥さんが語り部として
    ハーンに語ったお話や松江ゴーストツアーのお話、むじな(のっぺらぼう)がハワイに出るようになった話が面白かった。

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    2016年12月07日